ゴキブログ一覧
2019 .2.13
シマヘビ18回目の脱皮
The Elaphe quadrivirgata shed off the skin for the 18th
今回の脱皮は,目が白濁してからほとんどの時間プールに浸っていたので,脱皮残りはないと思っていたが,先端に残っていた.
前回から約50日後の脱皮.
2019 .2.12
防ダニマット実験結果1
Experimental results 1 of anti-mite mat
昨年末に防ダニマットとヤシガラマットに21個体ずつ分けて入れたケージである.
結果は,防ダニマット:ヤシガラマット=12:18.
ヤシガラマットの方が多く生存している.
では虫体に付着しているダニはどうか?
ダニマット.
少しついている.
ヤシガラ.
かなりついている.
いずれにせよ,本ダニマットでは1ヶ月程度でダニを完全に落とすことは無理という結果だった.
2019 .2.8
Blaberidae sp. 床換え
Cleaning of the breeding case of the Blaberidae sp.
小型なのでケージがあまり汚れない.
しかし,あまりにも放置しすぎているので換えた.
密度が高いこともあると思うが,乾燥したマット内でもどんどん増える.
ミズゴケ内も幼虫成虫がウジャウジャ.
終了.
2019 .2.7
ヨロイモグラゴキブリ脱皮不全にその後
After molting failure of a Macropanesthia rhinoceros nymph
今年の1/17にいなくなっていたとお伝えしたこの個体だが,生存していました.
真逆に曲がった後脚はなくなり,短い足が生えている.
前回確認できなかったには,脱皮のために潜っていたのかもしれない.
この様子なら,成虫になるころには完治するかもしれない.
2019 .2.6
Therea regularis卵鞘
Ootheca of the Therea regularis
産卵が始まったので,最低量確保するための別管理移行.
マットはヤシガラ.
ほんのり褐色になる程度に加水して温かい環境に放置する.
2019 .2.5
仔のグルーミング
Nymph’s grooming
ゴキブリ同士のグルーミングはあまり見たことがないかな?
あるようで思い出せない.
こうして見ると,複眼が小さくかわいい顔をしている.
親の分泌物でも舐めているのでしょうか.
2019 .2.4
リュウキュウモリゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding case of the Episymploce sundaica
4ヶ月ぶりの床換え.
これだけ放置すると,さすがにゴミがたまる.
ミズゴケ内の卵鞘と初齢幼虫.
本種の卵鞘は,同サイズのゴキブリに比べ巨大であることと,特徴がわかりやすいので野外で見つけても判別つけやすい.
古いケージから新しいケージへ移動.
終了.
2019 .1.31
シマヘビの水浴
Water bathing of a Elaphe quadrivirgata
大きな水入れにしてから,水浴しているのはよく見かけるようになった.
シマヘビは田んぼや川を泳いでいる姿をよく見かけたが,あれは餌のカエルを探しているからで,こんなにすっぽり浸っているのはやはり水が好きなのかもしれない.
たまに,この中に糞もしているのでいろいろな意味で利用範囲が広いのだろう.
2019 .1.30
ウスヒラタゴキブリ産卵2
Egg laying of a Megamareta pallidiola 2
産み続けています.
日中,雌はいつも日のあたる同じ場所にいます.
普段も樹上にいるので,光は嫌いではないのでしょう.
2019 .1.29
Drymaplaneta semivittaの卵鞘
Ootheca oh the Drymaplaneta semivitta
皺だらけの卵鞘.
これで正常.
Periplanetaでこの状態だとまず孵化しない.
2019 .1.28
ヨロイモグラゴキブリの脱糞
Defecating of a Macropanesthia rhinoceros
産卵がはじまった!と思ったが違っていた.
昆虫はたぶんOKだが,哺乳類のこれはNGだろう.
2019 .1.25
ルリゴキブリの飼育下での産卵場所
Spawning place in the breeding environment of Eucorydia yasumatsui
水容器の中に多く産卵される.
が,乾燥したマット内にもある.
こうゆうのを見ると,飼育環境というのはあまりにも単一で,申し訳ないと思う.
2019 .1.24
ホラアナゴキブリ健在
Hardy Nocticola uenoi uenoi
一時期,マット交換しないと自然減していたが,現在はそのようなことがなくなった.
飼育に強い血統が残ったのかも知れない.
2019 .1.23
ヨロイモグラゴキブリ幼虫の赤色斑
Red spots of nymph of a Macropanesthia rhinoceros
ヤエヤマオオゴキブリ幼虫のような赤色斑がある個体発見.
最初は?と思ったが形が違うからホホウくらいの驚き.
こちらがヤエヤマオオゴキ幼虫.
でも,沖縄で見つけたらヨロイモグラとは思わないかもしれない.
2019 .1.22
オオゲジ脱皮
Molting of the Thereuopoda clunifera
オオゲジの脱皮は初めてかもしれない.
ムカデと違って脱皮殻は食べないのだろうか?
餌のゴキブリが食べていた.
体色は緑がかっていて,ゲジらしからぬ雰囲気がある.
取り出して伸ばそうと思ったらばらばらになってしまった.
2019 .1.21
ウスヒラタゴキブリ産卵
Egg laying of a Megamareta pallidiola
予定より少し早く先週土曜日に産卵始まりました.
2月中旬には幼虫が見られるかもしれません.
2019 .1.18
ヤエヤママダラゴキブリの食性
Eating habits of the Rhabdoblatta yayeyamana
幼虫ケージに煮干を入れておいたら骨だけになっていた.
煮干は,食性がよくわからない野外種に毎回与えるが,これだけ食ったのは今回初めて.
2019 .1.17
ヨロイモグラゴキブリ幼虫 脱皮不全
Molting failure of a Macropanesthia rhinoceros nymph
今まで気が付かなかったのか,初めて起こったのかわからないが脱皮不全の幼虫.
何とかいけそうに見えるが,10日後に見たらいなくなっていた.
2019 .1.16
フサヤスデ
Monographis sp.
奈良産のヒメクロゴキブリ越冬幼虫をもらった.
毎度のことで,ケヤキの樹皮とともに送られてきた.
この樹皮にヒメカツオブシムシ幼虫に似た小さな生き物がいる事は,前から気が付いていた.うわさに聞いたフサヤスデっぽいな,と思ってはいたが,小さすぎるのと結構長生きするようなので,いつでも見れると思い放置していた.
今回,やっと調べる気になり見るとやはりフサヤスデであった.
種は,とりあえずsp.としますが,採集された場所や状態からウスアカフサヤスデではないかと思うが,これはこれで次回に回したいと思う.
採集直後の写真(E藤さん撮影).
2019 .1.15
ウスヒラタゴキブリ雌羽化
Emergence of a Megamareta pallidiola ♀
先週末,ウスヒラタゴキブリ雌が羽化していた.
今週中には交尾が終わり,来週中には産卵が開始されるはずである.
そして,早ければ2月下旬に幼虫が見られるかもしれない.
あくまで予測です.
2019 .1.11
シロマダラ脱皮2
Molting of a Dinodon orientale 2
1週間ほど前から餌を食べなくなり,シェルター内に篭りっきりとなっていた.
脱皮っぽいと思いつつも,ネット上の情報では,幼体の脱皮間隔は1ヶ月とあるので,まだ少し早いと思いつつ観察すると先日,目が白く,全体白濁状態となった.
それから4日後.
尾の先端まできれいに脱皮していました.
1ヶ月間隔の脱皮のというのは,前後の食べない期間を考えると餌を食べる期間が20日程度,給餌を開始するタイミングが難しいですね.
今のところ毎晩あげていますがまだ食いません.
2019 .1.10
ムカデは光が嫌い
Centipedes dislike sunlight
日中でも薄暗い部屋では外に出ている本種.
日本のトビズムカデも日中活動しているのを見たことがある.
もしかして,こいつも日光浴がしたいのかもしれないと思い,オガトカの近くに置いて見た.
結果は,10分ほど目を放した隙にシェルターに潜っていた.
日光浴はあまり必要なさそうだ.
2019 .1.9
ヨロイモグラゴキブリの床換え
Cleaning of the breeding case of the Macropanesthia rhinoceros
糞がかなり目立つようになったので,床換えを行った.
ユウカリは,枝を捨てるのがもったいないので,最近葉と一緒に入れているが,ほとんど食べないようだ.
最近思うが,マットにもぐっているケージがほとんどない.
潜りたい環境ではないのかもしれないが,ユウカリの葉と水分を取れるようにしておけば,マットはいらないような気がする.
ただ,私が使っているクヌギのマットは,床換えのたびに量が半分ほどに減っているので,餌としてはあった方がよいのかも.
2019 .1.8
龍ヶ崎のタマヤスデ
Pill‐millipede collected in Ryugasaki
龍ヶ崎産のヤマトシロアリコロニー.
ケースの白く点々がついた部分の裏側にはシロアリの群れが活動している.
順調に増えているようだ.
昨年,このケースからタマヤスデを数匹採集したのだが,左下の木片をひっくり返すと,もう一匹発見.
アジア産の中型種は繁殖に成功していると聞いたことがある.
あれだけ大きいと,やる気が出るだろうが,本種のように小型では,まじめに取り組まないのだろう.
残念ながら,ダンゴムシやワラジムシのように増やしたと言う話は聞いた事ない.
2019 .1.7
ダニに食われるPolyphaga saussurei
The Polyphaga saussurei which is eaten by a mites
宿主が死ぬ(殺す?)と巨大化して食い始める.
根絶したいが,本種とPolyphaga aegypticaに受け継がれている.
2019 .1.4
ウスヒラタゴキブリペア
Megamareta pallidiola ♂♀
あっという間に正月休みが終わりました.
飼育動物は元気でしょうか?
さて,昨年採集したウスヒラタゴキブリ幼虫2匹.
1個体が成虫になっていた.
飼育マニアとしてはペアがそろってほしい.
ペアになる確率は50%.
肉眼では,腹が太くてメスっぽい.
最近老眼で細かいものが見えないのでとりあえず写真を撮り後で確認.
もう一匹,幼虫を探すとうまくケースに腹を見せてついていたのでこちらも写真を撮る.
しかし,こちらも見た目は腹太く,腹端の腹板が大きいのでほぼメス確定.
一応,拡大すると・・・オスだ.
ついでに幼虫.
こちらはメス確定.
新年早々よい兆し.
しかも先にオスが出現.
自然界では,メスが羽化するのを待ち構えてオスが交尾をする話をよく聞く.
最近の累代失敗は,このタイミングがうまく合わないような気がしている.
後は,メスが数日で羽化すればよいのだが.
2019 .1.1
2019年 明けましておめでとうございます
Happy New Year 2019
2018 .12.28
餌を食べたシロマダラ
Dinodon orientale who ate food
脱皮をしてから約10日.
生きたホオグロヤモリも砂肝も手をつけない.
体が小さいだけに,ボールパイソンのように何ヶ月も食べないのがよい訳がない.
昨晩,冷凍庫にあった孵化直後のトカゲを転がしておいた.
翌朝,ケースの中を探したが,どこにも見当たらない.
胴部を見ると明らかに太い部分がある.
よかった,よかった.
ここのところ,ゴキブリ寄生ダニの暗い話ばかりだったが,最後は明るい話題で締めることができました.
今年は,久しぶりに野外でゴキブリ採集ができ,さらに,T岡さんとも一緒に行けたのは良い経験となりました.
今年の更新は本日が最終日です.
見にこられた皆様,また,飼育されているゴキブリの皆様,よいお年をお迎えください.
2018 .12.27
防ダニマット実験
Experiment of anti-mite mat
Polyphaga aegypticaで使用した防ダニマット.
そのときの成績は重度の寄生個体はダメであったが,今回は新しい商品を購入したので試すことにした.
対象は昨日のPolyphaga saussurei.
ヤシガラだけではダニの付着はなくならない.
写真の中で,横転している3個体.ダニの影響で衰弱して起き上がれない?というか寝かされている?
びっしり.
少し.
少しだがやせ細っている.
上記3個体を除き,42個体が生存していたので,ヤシガラのみ,防ダニマットのみに半数ずつ入れどうなるか試すこととした.
使用するケージのサイズは,中にいた42個体を小に21個体なので,密度も多少は緩和されるはずです.
防ダニマット.
ヤシガラマット.
結果は来年になりますね.
2018 .12.26
脱皮しても移り住むダニ
Mites that move even if molting
ダニが寄生しているPolyphaga saussureiダニだが,たまたま脱皮不全を起こした直後と思われる個体がいたので,あの寝ているかのようなダニがどうなったか見てみた.
すると,すでにほとんどのダニは抜けた方の新しい体に付着している(↓).
脱皮殻には数個体うろついているダニはいたが,寝ているように付着しているダニはいなかった.
まあ,そうでなければゴキブリは7回程度脱皮するのだから,生き残っていないはずだが,なんとも嫌らしい生態だとつくづく思う.
ダニがどの段階で,活動を開始するのか興味のあるところだ.