ゴキブログ一覧
2018 .3.23
コマダラゴキブリ羽化
Emergence of a Rhabdoblatta formosana
ヤエヤママダラゴキブリだと思ったら,コマダラゴキブリでした.
雌雄もそろっており,約4年ぶりのリベンジ.
F2に向け,今から作戦を練る.
こういったことが楽しいんだろうな.
2018 .3.22
Hemithyrsocera histrio 産卵
Spawning eggs of Hemithyrsocera histrio
祝.
やっと産卵が確認できた.
後は,本種が未交尾で産卵できるかどうか?
♂はいると思うので,孵化すると思うのだが.
ということで,たまたまWestvleterenを頂いたU田さんから今度はNeuhausを頂き,いつ飲もうか迷っていたWestvleterenを頂いた.
ビールは,地ビールのイメージがあったが,マイルドで甘みがあり苦味もある.
お世辞ではなく,「美味しい」味でした.
チョコレートもひとつひとつ小さい中に,いろんな具が入っており,大変美味でした.
2018 .3.20
単為生殖F9成虫
Adult of Parthenogenetic Periplaneta americana F9
孵化後約220日.
良い前胸背板です.
果たしていくつまでいくのやら.
2018 .3.19
コガネキヌカラカサタケ
Leucocoprinus birnbaumii
シロアリの飼育箱.
約一週間ぶりに様子を見ると見事なキノコが生えている.
調べると,「コガネキヌカラカサタケ」のようだ.
私の第一印象は「毒キノコ」なので,食うことは考えたことなかったが,今回調べると「毒キノコ」の記事は見当たらない.
逆に,「うまい」とまである.
食って見るべきか.
未知なるキノコと,ゴキブリのどちらが食べて(加熱します)安全か考えると,ゴキブリのほうが安心して食べれそうだ.
2018 .3.16
小笠原書き忘れ
Things I forgot to write
父島で見ることができるハカラメ(セイロンベンケイソウ)類は何種類あるでしょうか?
私は,2種だと思っていましたが,ビジターセンターで聞いたところ3種あるとのこと.
早速教わった場所に行ったら,簡単に見つかりました.
こちら.
茎の先端の葉に新芽が並んでいます.
ネットで調べると「シコロベンケイソウ」に似ています.
こちらは父島のどこにでも生えている種.
「セイロンベンケイソウ」
そしてもうひとつがこちら.
葉が長く,新芽は出すが沢山は出さない種.
二見港のそばの岩肌でのみ見ることができます(本当はまだあると思いますが私はここしか知らない).
で,過去のこの場所の写真を探して拡大したらビックリ.
上記2種のほかに,「キンチョウ」という細い葉の種も写っている.
この場所に行けば4種のハカラメsp. が見れることがわかりました.
もうひとつ.
この穴はなんだろうと考えていました.
人工的に開いた穴にしては,穴の中に蝋状の物質が付着している.
もしかしてと思い,クマバチの生態を見ると,どうもそれに近い.
今の私的な結論から行くと,オガサワラクマバチの営巣痕ではないかと思う.
いまだに驚きあふれる小笠原諸島です.
2018 .3.15
船中
On the ship
小笠原は片道24時間を必要としますが,いつも長いと感じたことはない.
遠ざかる小笠原諸島を眺めたり.
PC持ってくると仕事がはかどる.
外に出ると鳥や夕日が見れる.
今回は最後のひとかけらまで見ることができました.
2018 .3.14
父島最終日
Chichijima last day
小笠原のゴキブリはほとんど捕ってしまったので,写真もとる機会が減ってしまっている.
和名に小笠原とついているので,これ抜きには帰れない.
この写真からもわかるように,明るい場所は嫌いなのだが,頭を隠すととりあえずホッとするのか,動きを止める.
幼虫も同じ.
やっと活発になってきたグリーンアノール.
2018 .3.12
3月の父島
Chichijima in March
父島です.
NPOの研修ほかで来ています.
航海中船もさほど揺れず,島の天気も上々です.
気温は朝夕が幾分寒いです.
見かける動物も真夏に比べると少ないですね.
最近,注目しているのがプラナリア.
石をひっくり返すと見つかります.
ヒモムシ.
プラナリアではないですがナメクジ.
アシヒダナメクジ.
ひとつの石の裏に,ひしめいていました.
2018 .3.8
Polyphaga aegyptica
Polyphaga aegyptica
私の手元にあるアルメニア産 Polyphaga sp. はどうもアルメニアで採集された本種だったようです.
sp. というのはどうも気持ち悪く,これですっきりとしました.
で,これが良く増えちょうど孵化の終盤のようなので,床換えしました.
木片を入れたのですが,湿度を保つのに良いのかも知れません.
幼虫も多様なサイズが混ざってきました.
卵鞘もまだ孵化しそうな物があったので分けて保管.
床換え後.
Corydiidae科は,飼育していても臭気はまったくなく,触っても変な液を出すこともなく,ゴキブリの中でももっともゴキブリらしくないグループだと思います.
2018 .3.7
インタック
intac
ネットオークションでたまたま見つけたので即買いした.
ローテルは有名だが,インタックはまったく知らなかった.
パッケージもなかなか良い感じ.
ネットで調べてもあまり情報がないが,ローテルと同時期に販売されていたようだ.
入り口の仕掛けはローテルとよく似ている.
ローテルは入り口が4方向.
インテックは2方向.
壁沿いに設置するのであれば,インテックのほうが捕れそうだが.
比較してみたいが,汚すのがもったいない.
裏面.
価格は当時で390円.
2018 .3.6
ネバダオオシロアリの幼虫
Nymphs of the Zootermopsis nevadensis
1/13日に飛んだ翅アリを詰め込んだカップたち.
この内の1カップで幼虫が発生していた.
約2ヶ月.
前回同様の飼育をしたときは,全てマットに潜ったが,今回は4カップ全て潜らずに地表を徘徊しており,数も日に日に少なくなっていたので,ダメだろうと思っていた.
2018 .3.5
ヤエヤマオオゴキブリ幼虫
Nymphs of the Panesthia angustipennis yayeyamensis
リュウキュウクチキゴキブリに続き約半年ぶりの生存確認.
ちゃんと生きているが.
いつかは役に立つ日が来ると信じている.
2018 .3.2
西表の幼虫
Nymph collected in Iriomote Island
ヤエヤママダラゴキブリとともに頂いた幼虫.
スズキゴキブリの幼虫かと思ったが,なんか違う.
腹端部をみれば見当はつくと思うが,1個体しかおらず,本土到着したばかりで痩せているように見えたのでそのまま飼育している.
飼育すればするほど,スズキとは動きが違う.
たえずピレスロイドにフラッシュアウトされた時のような動きをしている.
オオモリゴキブリの幼虫か?
今のうちに,写真撮っておこうと思うが,本当にジッとしていない.
2018 .3.1
マダラサソリに給水
Water supply to Isometrus maculatus
今日から3月.
年をとると季節の移り変わりが速いです.
いつもはシェルターの下に隠れていて,活動する姿を見ることは少ないが,水を散布してしばらくすると,突然シェルターの表面に出てきて走り回り始める.
静止している個体はなく,水を飲んでいるようにも見えない.
なんか,雨を喜んでいるように見える.
2018 .2.28
アマミモリゴキブリの幼虫
Nymphs of Episymploce amamiensis
フラッシュが写り込んでわかり難いがキスジとよく似ている.
これらが混生している場所では,見分けが難しそうだ.
2018 .2.27
ウシカメムシの啓蟄
Keichitsu (awakening of insects) of Alcimocoris japonensis
今年の啓蟄は3月6日.あと1週間ほど.
ぴたりと動く事はないはずなので,見逃さないようにと,毎日観察していたのですが,ついに昨日,日中動き始めました.
しかし,夕方はいつもの場所で就寝.
今日,会議室で打ち合わせをしていると,ついに飛んだり,壁をうろつき始めたため,窓を開け葉の上においてやると10分後にはいなくなっていました.
結局雌雄は確認できませんでしたが,無事旅立ってよかったと思います.
少し寂しいですが.
2018 .2.26
クロゴキブリ幼虫
Nymphs of Periplaneta fuliginosa
昨晩のこと.
動物飼育室の,いつもクロゴキが出る階段踊り場.
勢いあまって出てきたが,外気で体温下がり凍死寸前?
仰天し,緩やかに動いてはいるが,起き上がる力はなさそう.
何が初見だかわからなくなってきた.
吹くと起き上がったのでそのまま放置.
今朝見たら,いなくなっていたので,来た道を戻ったのだろうか?
2018 .2.23
キスジゴキブリ幼虫
Nymphs of Symploce Striata striata
まだ野外品かF1なので元気そのもの.
室内では気温の低い場所においているが,すでに成虫が出ている.
モリゴキブリ属の幼虫は各種よく似ていて,細部の形態を観察しないと同定は無理だろう.
これらは,終齢に近い幼虫.
2018 .2.22
西表島のお土産
Souvenir from Iriomote Island
同じ建物のK島君よりヤエヤママダラゴキブリの幼虫をもらった.
この時期でも沢山取れるようだ.
最近,マダラゴキブリ類の累代はことごとく失敗しているので,気合のセットを組んだ
(といっても基本は何も変わっていない).
2018 .2.21
シマヘビ脱皮
A Elaphe quadrivirgata shed off the skin for the 12th
前回1月10日.
今回は早かった.
綺麗にむけているが,どうして糞を水容器にするのだろう.
目.
容器を洗っている間,逃げ回るので,ポケットに入れたら相当居心地よかったのか,おとなしくなった.
もともと狭い所が好きなのだろうが,ちょっと驚き.
2018 .2.20
菌糸ブロック
Mycelium block
シロアリ飼育土壌に発生した黄色い菌糸と,ホラアナゴキブリ埋設木製シェルターに発生した濃緑カビ駆逐できるか試しに購入.
ついでに,ヨロイモグラにも与えてみる.
確か,昔食べた記憶があるのだが.
2018 .2.19
リュウキュウクチキゴキブリ
Salganea taiwanensis ryukyuanus
約半年ぶりのご対面.
活動していることはケージの横から見てわかっていたが,姿を見るのは床換えの時だけになっている.
今回も,朽木は半分残っている.
餌木追加の目的だけ考えるなら,1年に1回でもよさそうである.
2018 .2.16
今日のウシカメムシ
Living conditions of Alcimocoris japonensis
向きが変わっている.
よく見ると,周囲の葉に水滴のような跡が付着していた.
糞尿か?
だとすると,調子のよいときはこの周りをるのかも知れない.
この場所からいなくなったら目覚めの日になるのだが,再発見するのは大変そうだ.
2018 .2.15
オガサワラトカゲ回復
Cryptoblepharus boutoni recovery
痩せてくると,矢印の箇所の背骨が浮いてきて,やばそうな雰囲気を出してくる.
通常は,回復せずにそのまま逝ってしまう.
この個体も年末そうなっていたが,何とか背骨線が消えてきた.
2018 .2.14
キョウトゴキブリ飛翔
Flight of the Asiablatta kyotensis
床換えしていたら,♂が飛んだ.
飛んだ写真はありませんが着地した状況.
キョウトゴキブリでは,はじめて見たと思う.
ただし,今回はクロゴキブリのように長時間でなくジャンプして少し高度を上げ落下.
距離にして15cmほど.
ケージ交換中.
2018 .2.13
アオダイショウ脱皮
Elaphe climacophora shed off the skin for the first
本ブログ初登場.
昨年11月に駆除されかけたアオダイショウです.
当時で155cm.
それが脱皮.
確か前日も餌を食った気がします.
この個体も捕獲されたときは,シマヘビ同様体は傷だらけ.
口先の傷は脱皮をしても直りません.
来た当初は,腹が減っていたのか抵抗なくおとなしい性格だったのですが,今は私の指を食べようとするまで?元気になりました.
餌食いは良いですが,この性格なおしたいです.
で,「アオダイショウ」で検索したら口先がそっくりの写真発見.
最初は,同じ個体かと思いましたが,少し違うので偶然だと思います.
が,本当にびっくりしました.
2018 .2.9
ウシカメムシ 2
Alcimocoris japonensis 2
前にも書いたように,いつも使っている打ち合わせ室の植物についている.
室温は毎日使用しているので,日中は暖房により20℃は超えている.
週1回程度思い出すと見ていたのだが,まったく移動していないので,もしや死んでいる?のかと思っていた.
ところがどっこい,向きが変わって同じ場所にいる.
もしかしたら,暑苦しくて寝返りを打ったのかもしれない.
安心と同時に,何時までこの状態でいるのか気になりだした.
啓蟄ころ動きだすと感動するのだが.
あと20日ちょっと.
楽しみである.
で,こうなると飼育できるか気になる.
ネットで見ると,どうやら出来るらしい.
飼育するなら繁殖を狙うのだが,雌雄がわからない.
簡単に前胸背板の形状でわかるような気がしていたが,ゴキブリのように腹端部を見ないとわからないようだ.
今起こして確認するのは可愛そうなので,動き出したら確認することとした.
それから考える.
2018 .2.8
ヨロイモグラゴキブリ餌
Macropanesthia rhinoceros food
食いが激しい.
毎回,こんな感じで入れるのだが.
沢山食べるのは良いことだが,ユーカリの供給が追いつかなくなってきている.
2018 .2.7
キスジワモンゴキブリ復活なるか?
Will you revive the Hemithyrsocera histrio?
これは♀.
幼虫で確保できたのが4個体であった.
その後,死亡はなかったようで,すべて成虫となった.
気になるのは性比.
逃がさないように,つぶさないように確認すると♂1♀3.
4個体の繁殖性比としては理想でしょう.
ここまできたら,次は卵鞘を発見するまでがヤキモキするところ.
2018 .2.6
Periplaneta banksi床換え
Cleaning of the breeding case of the Periplaneta banksi
タンカルが落ちているが,ネットの効果は大で,以前のように防虫紙の穴あけと,脱出の心配がなくなり,管理が非常に楽になった.
種苗ポットもいい感じ.