ゴキブログ

ゴキブログ一覧

2015 .11.30

外傷なし

カテゴリー:Archiblatta hoevenii,

There is no injury
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♀,終齢幼虫.
触覚も切れておらず,異常が見られない.

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2015 .11.27

14ヶ月ぶりの床換え

カテゴリー:Symploce macroptera,

Cleaning of the breeding case for the first time in 14 months
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Symploce macropteraです.
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カンザイシロアリの糞のように,乾燥してサラサラしている.
そのためケージ内も乾燥し,1年以上放置しても,交換する必要性を感じない.
また,垂直面も普通に登るが,炭カルを削ってまで登ろうとはしない.
一度塗ったら,塗り替える必要もない.
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この傾向は,S. pallensにも当てはまる.
両種の分布域は交差しないが,乾燥地に生息しているのではないかと思われる.
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次回行なうのは来年か再来年という事になる.

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2015 .11.26

Eurycotis decipiens

カテゴリー:Eurycotis decipiens,

Eurycotis decipiens.
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幼虫・成虫ともに特徴のある色彩をして好みの種だ.
ただし,Eurycotis floridanaと同属なので,登攀力は優れ,臭い.
本種が国内に入り始めた頃は,なぜかすぐ死んでしまう個体が多かった.
他にもいくつかの種に,同様の傾向が見られたものがあったが,現在は見られなくなったと思う.

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2015 .11.25

またダニ

カテゴリー:ダニ類,

In addition, a mite occurred.
例のダニ.
これが最後と毎回処理しているが,終わったと思わせてまた新しいケージで見つかる.
今日もオガサワラゴキブリの名護で発見.
今までに処理が終わったのが以下の種.
ワモンゴキブリ(福岡)
クロゴキブリ(浅草)
ツチゴキブリ
ヤエヤマツチゴキブリ
オガサワラゴキブリ(西島・奄美大島・首里)
チャイロゴキブリ
Eucorydia sp.(2種)
ヤエヤマオオゴキブリ
リュウキュウクチキゴキブリ
Archimandrita tesselata
Blaberus colloseus
Blaberus giganteus
Blaberidae sp.
Hemithyrsocera histrio
Panchlora sp.(
2種)
マットを入れている種だけでなく,ワモンやクロにも発生できるのが驚きだ.
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オガサワラゴキ用駆除セット.
単為生殖している種は,極端なことを言えば幼虫1匹だけクリーニングして,別容器で飼育すれば,駆除は完了する.
とはいえ,数十匹は移している.

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2015 .11.24

今度は緑のダニ?

カテゴリー:ダニ類,

Green mite outbreak this time?
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先日は赤いダニでしたが,今回は緑!
ノートの上を歩いている模様.
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ハダニかと思い良く見ると少し違う.
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拡大.
アブラムシでした.
外を歩いている時に,体に着いたのでしょう.
意外と可愛い表情をしています.

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2015 .11.20

Princisia vanwaerebekiの卵鞘卵数

カテゴリー:Princisia vanwaerebeki,

The number of the egg intrathecal ootheca of Princisia vanwaerebeki
以前,腹端に露出している卵数を数えたときは45であった.
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今回は,卵鞘をもとに数えた.
答えは,48卵.
卵胎生は多産の種が多い.

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2015 .11.19

腹面から見た害虫

カテゴリー:虫,

Ventral view of the pest
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ガラスの外に止まっているチカイエカ.
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同じくチョウバエ.
これらはたまたま現場で撮影したが,ガラス下面からの撮影も面白そうだ.

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2015 .11.18

キチマダニ ♀

カテゴリー:ダニ類,

Haemaphysalis flava ♀.
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ヤギに寄生していた個体.
体長6mm.
刺激を与えたので脚を縮めている状態.
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しばらくすると,ゆっくりと動き出す.
顕微鏡下だと,ゆっくりでもすぐに視界から消えていくので,写真は撮りづらい.
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大きいので,こうして歩いている姿は何かひょうきんで見入ってしまう.
野兎病・日本紅斑熱を媒介する事が知られ,最近の研究では,今話題のSFTSV遺伝子も検出されており,マダニ類に吸血された事が分かったら,病院を受診することをお勧めする.

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2015 .11.17

三宅島のツチゴキブリ

カテゴリー:ツチゴキブリ,

Margattea kumamotonis kumamotonis of Miyake-jima
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背面.
♀成虫だったので,幼虫が取れると思っていましたが,卵鞘は産みましたが,1つも孵化しませんでした.
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腹面.
野外成虫では,未交尾はあまり無いのですが,仕方ないですね.
ちなみに,野外採集♀成虫(甲虫類含め)で,幼虫が取れなかったのは長いゴキブリ採集人生で,2件目です.
通常,♀成虫1個体確保できれば,累代できます.
解剖すれば,交尾しているか分かりますが,1個体しか無いので,標本として保存します.

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2015 .11.16

産卵ラッシュ

カテゴリー:Archiblatta hoevenii,

The peak egg production of the Archiblatta hoevenii
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現在このような状態.
小さな容器で広々飼うと,容器の数が多くなる.
中プラケでこの数を収納すると4匹入れても5個では足りない.
広い容器で密度高くするほうが,それぞれ好きな場所に散らばり,くつろいでいるようだし,産卵もしている.
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ただこうなると,♂は雌と同じ数必要ないかもしれない.
昨日,とんぶり市にいきました.
こういったイベントは,数年前にアクアリウムバスに行ったきりだったので,爬虫類系ははじめて.
すごい人だかりで,驚きました.
蟲類は少なかったが,スズキゴキブリを見つけることができました.
お会い出来た方々,有難うございました.

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2015 .11.13

日本ペストロジー学会宮城大会

カテゴリー:学会,

The 31th Japanese Society of Pestology Miyagi meeting.
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昨日,今日と仙台において,日本ペストロジー学会宮城大会が開催されました.
今年は,ゴキブリの発表が多く,トコジラミがついに全くなくなってしまいました.
ネズミは4題.
今回はネズミで,殺鼠剤を使用した防除において,ネズミはどこで死亡するかを調査して発表しました.
1年ぶりでお会いする方など,懐かしい方にお会いでき,有意義な大会でした.
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懇親会で披露された,すずめ踊り.
たまにはゴキブリ無で.
皆様,またお会いしましょう.

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2015 .11.12

モザイク?

カテゴリー:Elliptorhina laevigata,

Gynandromorph?
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Elliptorhina laevigataのモザイク現る.
前胸の突起も左右で少し違う.
しかし,この突き出し量は,雌雄の差ではなさそうだ.
そして,腹部は普通に♂.
脱皮後の色づき中のムラ個体のようだ.
調べてみると以下の種で見つかっているようだ.
Gromphadorhina portentosa.
Blattella germanica.

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2015 .11.11

アダンソンハエトリ

カテゴリー:クモ類,

Hasarius adansoni
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この時期でも活動しています.
クモがいるという事は,餌がある.
複雑な状況ですね.

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2015 .11.10

Hemithyrsocera histrio産卵

カテゴリー:Hemithyrsocera histrio,

Lay eggs of the Hemithyrsocera histrio.
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縦に生み出し,
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横位置で一旦保持し,産下します.
チャバネゴキブリはこの状態で卵が孵化するまで保持します.
クロゴキブリなどのPeriplanetaは横にすることなく産下します.

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2015 .11.9

異物混入

カテゴリー:その他,

Contamination.
昨年のクロゴキブリ混入,最近は餃子に芋虫と大きな虫の混入話題が続いていますね.
こちらは小さな虫の話.
1ヶ月ほど前,珍しく家族で池袋に食事に行った時のこと.
娘が,サラダに黒いものが入っていると抜き出した.
明らかに虫っぽい.
しかし,そんな事子供の前ではいえないし,せっかくの食事が台無しになるので,会社で調べるといって持ち帰った.
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チョウバエ類.
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クロバネキノコバエ類.
サラダなら芋虫は入ってもあたりまえだが,この2種はこのレストランで混入したと思われる.
クロバネは腐植物を食べているので,観葉植物などから発生した可能性が高いが,チョウバエは厨房排水の汚泥が発生源だと思うので問題である.
しかもサラダ.
加熱した食品なら,腹壊す事は無い筈だが生はNG.
この感じだと,この店で料理を食べた人は,気が付かずにかなりの虫を食べていそうである(私も含めて).
どう処理しようかと考えたが,店に文句言ってもクレーマーだと思われるのが面倒だし,豊島保健所も検体の送付やらいろいろと面倒が有りそうだ.
ビルのオーナーも考えたが,これもなんだか面倒になり,冷凍庫で保存中.
幸い,このビルの害虫駆除は当社ではなかったので一安心だが.
実際に異物混入があった際の対処って難しいですね.

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2015 .11.6

串刺しコーン良好

カテゴリー:Archiblatta hoevenii,

Skewering corn great success
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これが.
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こうなり.
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こうなります.
見事!無駄にカビさせることなく,完食させました.

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2015 .11.5

ムカデ巣篭もり

カテゴリー:多足,

The nesting centipedes
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10月4日に篭った.
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昨日約1ヶ月ぶりに開放.
脱皮か産卵のどちらかだと思い,ケース反対側から観察していたが,卵のあった時期は全く観察できなかったので,多分脱皮であろう.
ちなみに,観察するのにライトを使ったが,点灯すると反応していた.
ムカデって昼活動する割には,夜行性?
と思った次第.

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2015 .11.4

ダニの近況

カテゴリー:ダニ類,

The recent extermination situation of the mite
Blaberus giganteusにもダニが発生していた.
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本種をこの特大プラケに移してから数年たつが,初めて床を換える事となった.
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残ったツチゴキブリ.
勢いが無い,多分終わりだろう.
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卵鞘も,孵化の可能性は低そうだ.
現在,ダニ発生ケースから,少しずつ生体を移し隔離中である.
年内中には,根絶宣言を出したいと思う.

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2015 .11.2

ハエ入りビニールバック

カテゴリー:虫,

Grip seal bags of fly print
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S木さんからの贈り物.
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中にはハエがプリントされたジッパーつき袋入っています.
箱には食べ物を入れるような印刷がある.
大人同士のシーンではアリだが,子供のシーンでは,使い分けないとブラックになりそう.
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ちなみに,手近にあった食品を入れてみる.
違和感はないですね.
良い商品.

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