ゴキブログ一覧
2025 .7.18
キチャバネゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Centrocolumna japonica
2022年より飼育しているキチャバネゴキブリ.
今年で3年目を迎えました.
単純に考えると最低F3のはず.
2ケージで飼育していたのですが,ちょうど今老齢幼虫で卵鞘がない時期であることと,なんとなく昨年の勢いがないので統合しました.
案の定,2ケージあわせて十数匹しかいない.
これは成虫.
まあ,ほとんどが幼虫なのでこの床替えで盛り返してくれれば問題ないのですが少し不安がよぎります.
一度も変えてなかったので,タッパー内はシロワラジが大繁殖.
ちょうど別飼育していたシロワラジが全滅していたので回収して飼育します.
床替え終了.
増えてほしいです.
2025 .7.17
クロツヤゴキブリ♂
Adult Melanozosteria nitida
♂成虫が死亡しました.
まだ間もないので観察.
今年2月頃成虫が出ているので,成虫寿命としては5か月程でしょうか.
頭部顔面.
見事に真っ黒.
肛下板と後脚.
痛そうな尾突起です.
肛上板と尾肢.
前胸背板と翅.
背面全体.
寄り添う成虫.ペアでしょうか.
飼育しているゴキブリの中では,煮干しをよく食べる.
ヒメクロゴキブリと同じ感じ.
2025 .7.16
フタテンコバネゴキブリやっちゃいました
Failed to raise of Lobopterella dimidiatipes
何度もやらかしている失敗.
水切れ.
水がなくなってから2~3日は経過しているだろう.
ケージの水や餌の管理は棚ごとに実施しているので,その中のひとつだけ水が切れて放置されることはあまりないのだが,年に数回どうしても発生する.
やったことは仕方ないので復旧させるが虫体が全滅ではどうにもならない.
ぱっと見動きがない.
が,シェルやーや乾いたミズゴケ内に少し生存G発見.
少ないので小プラケに変更して水,餌へのアクセスを向上させる.
大小含め十数匹はいそう.
皆さんも気を付けましょう.
2025 .7.15
サツマツチゴキブリ増えた~
Increase in the number of Margattea satsumana
今までにも,成虫からF1は容易に繁殖できたが,今回は若齢幼虫からの飼育でしかも沢山産まれている.
こと次のF2が大切だが,何はともあれうれしい.
まだまだ小さいが成虫にはなるはず.
2025 .7.14
なないろ日和出演 2
“Nanairo Biyori” 2025, Mite Edition, Part 2.
またまたおよばれして今年は2度目.
毎度のことですが,薬丸さん,香坂さんいろいろ話させていただき楽しかったです.
香坂さんのインスタグラムに私も写ってました.
有難うございます.
今回は久しぶりに浜谷さん.
スタジオでお世話になったマックンさん,高橋さん有難うございました.
水口さんとも少し話できました.
これで今年は多分終了.
来年またご都合よければお願いします.
2025 .7.12
昆虫も暑さにばてる
Insects also suffer from the heat
クモが垂れ下がっている.
暑さでバテたかと思い近づいて見るも反応なし.
つついたら逃げたので死んではいなかった.
人と同じで大の字になって放熱していたのか?
似たような虫がいるかと敷地を1周すると,バッタも日陰でジッとしている.
トンボも日陰で食事.
ハチでも食べているかと思ったが,白く垂れさがっているのは卵っぽいのでハエか?
食事の邪魔はしたくないので,あまり近づかなかったが動きたくなさそうだった.
まだ7月だというのに,屋外生活者には大変な時代が来てしまった.
2025 .7.11
大阪系トビイロゴキブリほぼ全滅
Osaka strain Brown cockroaches nearly wiped out
卵鞘を採るため成虫を飼育していたケージだが,残り♀2匹となった.
大阪系統はこれが最後.
この中から回収できたまともな卵鞘は4個.
これらはいつものように殺菌して孵化容器に入れ保管.
今のところ20個近く殺菌卵鞘があるので何とかつなげると思うが,やはり心細くなる.
孵化しろよ~.
2025 .7.9
白眼ワモンゴキブリ♂×黒眼ワモンゴキブリ単為発生♀成功
Successful of white-eyed male × black-eyed parthenogenesis female American cockroaches
昨年12月20日に孵化した幼虫たちが続々成虫になり始めました.
逆の交配は♀が産卵せず終わりましたが,白眼♂は交尾能力が維持されていたようで,単為発生した♀と精子の受け渡しが出来たようです.
こちらは♂.
♀.
卵鞘.
正常そうです.
これから孵化する幼虫には白眼が混ざるはずです.
2025 .7.8
Arenivaga tonkawa♀
Female of Arenivaga tonkawa
ちょうど今しがた息絶えたような♀.
腹面.
寿命は3か月程度でしょうか.
このグループの砂漠系にしては短いと思います.
卵鞘の数も何十も産むようではなさそうです.
小プラケで飼育するより,プリンカップが適しているような感じがします.
2025 .7.7
事務所周りのチョウたち
Butterflies around the Ryukazaki office.
大分前から,タテハチョウを良く見かけていたのだが,今日は事務所の前の少し湿った場所に無数の乱舞.
種類は前からシーかエルかなーと思っていたが写真に撮ってよく見るとシータテハのように見える.
写真撮ってから数えると16匹は写っている.
すると,20匹以上はいたのでしょう.
チョウついでに,敷地を一周するとモンシロチョウ.
ギンイチモンジセセリ?
ウラギンシジミ.
ベニシジミとギンイチモンゼセセリ?
そして,例のエノキを見に行くとアカボシゴマダラが来ていました.
写真は撮り損ねましたが,ここは良い場所です.
この群れはいなくなり,単独で飛ぶ程度でしたがやっと今日捕まえました.
開翅は可哀そうで出来なかったので,裏だけです.
キタテハではないでしょうか.
2025 .7.4
Hemithyrsocera pallliata床替え
Hemithyrsocera pallliata床替え
成長が早く,良く増えよく飛びます.
そう油断させていきなり幼虫がいなくなる経験は嫌というほどしてきたので,放置しても増えるなんてことはせず,こまめに清掃しましょう.
右が古いケージ.
このタッパーは使いまわし.
原産地の原野ではこんな密集して暮らすことはないでしょう.
餌容器内の様子ですが,幼虫は葉虫のようです.
日中活動しているのでしょうね.
いつものようにザラザラと移します.
成虫は飛ぶので注意.
飛んだら素早くはたく.
古いケージですが,変な死に方した虫体はおらず,良い状態.
終了です.
2025 .7.3
Arenivaga tonkawa孵化
Arenivaga tonkawa oothecae hatching.
別管理している卵鞘が孵化しました.
卵鞘が小さいだけに幼虫も小さい.
4月末に産卵確認して今なので卵期間は約2か月といったところでしょうか.
やはり,他のゴキブリ比べ長いですね.
と思って成虫が入っている容器を見るとこちらも幼虫発見.
多分採卵直後に産んだ卵鞘でしょう.
別管理しなくても孵化することが分かったので,別管理止めて合流.
思うに,卵鞘だけの管理だと乾燥が進み過ぎますが,他の虫体がいるとそれらが排出する水分でわずかな湿度が保たれ卵鞘には適しているように思います.
よかったよかった.
2025 .7.2
トイレの昆虫類
Insects in toilets
今日も千葉県で,なないろ日和のロケがあり出動しました.
今年は制作会社の方も,茨城の事務所に近い場所をロケ現場で選んでもらえるので車で行けて大変助かります.
電車で行くときは,駅のトイレで用を済ますのですが,車はそうもいかないので現場近くの公園のトイレによりました.
住宅街の公園だったのですが,入ってビックリ.
ミヤマカミキリその1.
ミヤマカミキリその2.
ウスモンスズメ.
三者会談でも?
撮影と用とどちらを先にしようか一瞬迷い,逃げては困るので先に撮影しましたが,用を足しても微動だにせず中々貴重な体験をしました.
これだけ密にいるなら他にもいるかと思いトイレ内探しましたがこれだけ.
やはり自然はいいですね.
童心に帰った瞬間でした.
先ほどPanesthiaさんから種名指摘され修正しました.(クワ⇒ミヤマ)
皆さん間違え見つけたら遠慮なくご指摘ください.
2025 .7.1
ヤエヤママダラゴキブリの今
Today’s Rhabdoblatta yayeyamana
F1幼虫ですがどんどん死亡し,手を加えるのもはばかれ,そっとしていました.
その間,元気のよい個体をシロアリ放飼ケージに入れたり,餌も様々な木の葉を与えたりしましたが状況変化なく,
一時期数十匹いた幼虫ですが動きが少なくなったので飼育セットをやり直しました.
終齢に近い幼虫.
探すと2匹しか残っていませんでした.
こりゃダメだと思いましたが,雌雄は何と1:1.
♂.
♀.
ギリギリ繋がっていますね.
各個体の大きさも,同じ時期に成虫になりそうな雰囲気.
今回は,木の葉だけでなく,草もいろいろ集めてきて入れました.
無事成虫になることを祈ります.