ゴキブログ一覧
2017 .2.3
ゴキブリは汚い?
After all is the cockroach dirty?
アミメヒラタゴキブリの給水容器の交換をしたのだが,糞や死骸の汚泥の中に卵鞘が産み付けられている.
拡大.
別拡大.
これを見たとき,ゴキブリは野外種でもやはり汚いのかと落ち込んだが,よくよく考えたら,野外ではこんな状況になる事など無いはず.
湿度が保たれる場所を選んだ結果が,たまたま,この糞まみれの場所しかなかっただけの事で,たぶん,親も仕方なく産んだのだと思うと申し訳なくなった.
物の見方をすれば,どんな環境でも生きて行ける生命力の強さを感じる.
2017 .2.2
潜ったヨロイモグラゴキブリ
The Macropanesthia rhinoceros into the soil
マット深めの方がよさそうだ.
跡形もなく消えている.
湿らせて終わり.
産むのは秋ごろだろうか?
2017 .2.1
マダゴキのダニのその後
Current of the parasitic situation of mite
昨年の8月は小さかった幼虫だが,現在は5cm以上に成長した.
ダニは,10月に数匹見つかり除去して以降,発見されていない.
本当に駆除が成功したのかの判断をどこでするか.
前回も,1年後に発覚しているので,今回はもうしばらく様子を見る予定である.
しかし,でかくなったマダゴキを片手で押さえて脚広げさせるのは結構大変ですね.
2017 .1.30
フルーツの利用
Efficacy of fruits related to cockroach health
普段は果物を買って食べようとはあまり思わないが,ゴキブリのためと思い購入した品.
100円ショップで購入.
ミカンなどスーパーでは2個売りはあまり見たことがない.
リンゴも,100円では売っていない.
味は食べていないのでコメントできないが,非常に便利である.
種によるが,ミカンを良くたべる種もあり,今までマダラ系だけと思っていたが,調子の悪い個体群には順次与えて行こうと思う.
2017 .1.27
Elliptorhina属
genus Elliptorhina
この属は,マダガスカル島にだけ分布し,現在10種が記録されている.
私のところにも4種いるが,最近お伝えしているElliptorhina davidiが不調であったり,何か気難しいグループのような気がする.
今回はE. chopardi(ドワーフヒッシングローチ).
この名前も,1種だけなら問題なかったが,これだけ複数の種が輸入されると皆ドワーフヒッシングになって区別つかない.
で,E. davidiが不調であったように,今度はこれが不調.
何がと言うと,幼虫が出ない.
したがって増えない.
成虫のみで,それより若い個体がいない.
しかも,どの個体も触覚が切れ切れ.
と書いていて,思ったのは個体密度が高くなるとダメなのか?
しかし,マダゴキ類ほど1ペアで増えた記憶がない.
結局,飼育ケージを小さくして様子見となった.
ちなみに,こちらは最近のE. davidi.
2017 .1.26
ホラアナゴキブリの卵鞘
Ootheca of the Nocticola uenoi uenoi
枯葉の裏に産み落とされていた.
卵鞘の竜骨部に大きさの割には広い縁が見える.
触っていたら葉から簡単に脱落したので,ミズゴケの上に移動.
クロゴキブリのように物に貼り付けたりはしないようだ.
こちらから2卵見える.
反対側.
こちらも2個?
する多くても5卵程度しか入っていないようだ.
道理で増えない訳だ.
スッキリとした♀.
カメラのせいか以前よりホラアナの写真が綺麗に撮れるようになった気がする?
2017 .1.25
シマヘビ早くも脱皮
The Elaphe quadrivirgata shed off the skin for the 4th
1ヶ月前に脱皮したばかり.
前後どちらでしたか分からないが,糞臭いので温浴.
2017 .1.25
シマヘビ早くも脱皮
The Elaphe quadrivirgata shed off the skin for the 4th
1ヶ月前に脱皮したばかり.
前後どちらでしたか分からないが,糞臭いので温浴.
2017 .1.24
ホラアナゴキブリ産卵
Oviposition of a Nocticola uenoi uenoi
久しぶりの卵鞘.
よく見ると卵鞘の端部を腹端で保持しています.
面白いですね.
この個体は,手元で観察しようと思います.
2017 .1.23
ヘビの糞
Snake feces
ここの所食が細いと思っていたら,DEKAFUN.
以前から人並みだと思っていたがこうして見ると,やはりでかい.
公園に落ちていたら犬か人の糞と思う.
方付け終わり,スッキリ!
2017 .1.19
年越したシマヘビ
Elaphe quadrivirgata who did not hibernate
結局冬眠しなかった.
しかし,餌は良く食べる.
隣のボール君とは大違いだ.
最近は,シェルターに入らず,床紙の下にすぐにもぐりこむ.
2017 .1.18
マルバネゴキブリ予備軍
Reserve Hebardina yayeyamana
滅んだら再入手まで時間のかかりそうな種は予備ケージを作るようにしているのは以前にもお伝えしましたが,このケージも予備だが成長がおかしくなってきたので再出発させた.
まだまだ,元気そうな幼虫が表面上は確認できる.
しかし,マットは変質(乾燥とカビ跡と残骸の固着).
よく見ると,幼虫の状態で死に始めている.
これも,生きているが仰天し,起き上がれない.
ベイト剤を食ったときのようだ.
完成.
これで,幼虫が死ななければ良いのだが.
2017 .1.17
Pycnoscelus indicusの難しさ
Difficulty of the Pycnoscelus indicus
オガサワラゴキブリは単為生殖するので,1個体いれば増えていくが,雌雄必要なリュウキュウゴキブリはそうはいかない.
今日も様子見たら幼虫がいない?
水餌は入っているが,いつの間にかかなり減っていた.
幼虫が数個体と成虫が数個体.
どうも,このように,マットが乾燥していても個体数が多いと,お互いの出す水分で安定するが,そのバランスが崩れると,乾燥が進み,1齢幼虫が死ぬようだ.
そこで,全てを密閉できる小型のプリンカップに移し,餌を固形飼料からニンジンに切り替えて再立ち上げを企てた.
これは,徳之島のPycnoscelus indicus.
今回この他にも1ケースあったので,Pycnoscelus属は見直しをかける予定.
2017 .1.16
白眼クロゴキのF2
White-Eyed Mutant in Periplaneta fuliginosa 4
ついにF2が孵化し始めました.
今のところ,確認できる個体は全て白眼です.
さて,ここでメンデルを少し復習しましたが分からない.
も少し観察することとします.
しかし,ここのところ超忙しい.
2017 .1.13
アダンソン2017
Jumping spider,2017
PCの周りに出現.
いつも思うのだが,この寒い時期に何食べているのだろう.
ゴキブリなら,腹が減れば何でも食べて命をつなげるが,昆虫食のクモはそう簡単ではないだろう.
それとも,クモってもともと絶食に強いのだろうか.
良い感じで透けているアダンソン.
先ほどまで福島にいました.
仕事を終え,宿舎に戻る途中の月.
綺麗だが寒かった~.
2017 .1.12
オパカ繁殖
Breeding of Eurycotis opaca
今ではこのような状態まで増えてきた.
何が良かったのだろう.
このように,復調する種もいれば,人知れず消えている種も実はある.
2017 .1.11
ヤエヤマサソリ 床換え
Cleaning of the breeding case of the Liocheles australasiae
昨年秋に,例のダニの発生を確認したが,ゴキブリを優先し今年まで持ち越していた.寒いせいかいつの間にかダニがいなくなっている.
本当にいなくなっていれば良いのだが,冬のため個体数が少なくなっている可能性もあり,このケージが最後なので床換えも合わせて実施した.
上の小プラケは,熱湯が入っており,シェルターを再利用する際,ダニをこの部屋より出さないためその場で殺虫する目的.
こんな感じ.
長ピンで押さえて湯没させる.
全て出し終えると結構いましたね.
ゴキブリもそうですが,単為生殖する生物は繁殖が比較的容易である.
ついでに撮影.
終了.
2017 .1.10
ナゾゴキの正体
Real nature of the mysterious cockroach
やっと正体が少しわかりました.
Hypercompsa sp.
とりあえず属まで.
種名までは不明.
この卵鞘の保持の仕方は,ルリゴキなどとよく似ていますね.
しかし,卵鞘の表面は全く違っています.
中の卵数は5~6でしょう.
大きさは2mm無いですね.
2017 .1.6
アマミモリゴキブリ
Episymploce amamiensis
カメラを変えて以前より綺麗な写真が撮れるようになった.
翅バカの♀だが,動かない個体は深度合成が出来る.
♂.
頭頂の黒筋も写っている.
このゴキブリの飼育は結構長く出来ており,リュウキュウモリゴキブリも含め,ホソモリゴキブリ属は,同じ野外にいる茶系のモリゴキブリ属に比べ,多少のアクシデントでも乗り越えられるタフさがあるように思える.
2017 .1.5
フルーツの喫食状況
The eating situation of the fruit
マダラゴキブリ類や産んでほしい種には,Invertebratedudeさんより教えていただいたように,フルーツ系を与えるようにしている.
今回,リンゴとミカンを入手したので早速与えた.
リンゴは過去にも与えたことはあったが,ミカンは初めて.
同時にサツマイモ,ニンジンも入れてみる.
ミカン.
結構食べるもんですね.
リンゴ.
食べている.
サツマイモは人気無.
ニンジンは食べるときは食べる.
さてさて,無事に幼虫を生んでくれるだろうか?
2017 .1.4
落ち葉拾い
Pick up fallen leaves
長野に帰省した際,餌の落ち葉を拾いに行きました.
この辺もクマやサルが出没するようになり,1人では山奥まで入る度胸が無くなりました.
幸い,木曽ではゴキブリは山にいないので,ゴキブリ探すなら町中で十分ですが.
その途中お寺の塀に張り付いていたカワゲラの一種.
冬なので動かないだろうと油断したら動きが早くピンボケとなる.
2017 .1.1
2017年 明けましておめでとうございます
Happy new year 2017
本年もよろしくお願いいたします.
2016 .12.28
追い詰められたクマネズミ
Roof rat in the wall
ビルのネズミ調査で見つけたクマネズミ.
昼間から走り回っていたので,追っかけたらこうなった.
会社帰って写真を見たら「あら可愛い」.
今回は,駆除前の調査であったので,深追いはしなかった.
数分後にこの場所を探したが,すでにいなくなっていた.
とりあえず,今年は年越し出来るだろう.
さて,今年も後わずかとなりました.
本ブログを見ていただけている皆様はどのような年でしたでしょう?
新しいゴキブリを入手して,Happyな年だった方.
管理が出来なく滅ぼしUnluckyだった方.
私は両方でしたが,それはそれで経験値として積み重ね,新たな楽しみを見つけたいと思います.
皆様,
可愛いいゴキブリと共に,良いお年をお迎えください.
2016 .12.27
ゴキブリの噛む力
Cockroach’s chewing power
ガーゼを通した水容器の穴が,Lucihormetica verrucosaに齧られ破壊された.
左は通常の穴の大きさ.
右が噛まれて広げられた穴.
ワモンゴキブリも水が無くなると,この穴を齧り大きくして中に入り込もうとするが,ここまで大きな穴は開けない.
2016 .12.26
グリーンバナナダニ駆除2
Mite extermination completion of the green banana cockroach 2
こちらはコスタリカ産のケージ.
しばらく観察していても,ダニは出てこない.
小プラ2個を中プラ1個にまとめ.
2016 .12.22
フタテンコバネゴキブリ奇跡の復活
Miraculous revival of the Lobopterella dimidiatipes
6/20のコロニー崩壊の後,成虫が数匹残っていた.
しかし,強制淘汰ではなく,環境変化(飼育ミス)により自然に何百匹から数匹に激減した後に残った個体は,復活する確率がここでは低い傾向にある.
私的には,本種も「たぶんダメ」と内心感じていた.
が,1齢幼虫がいた.
しかも数匹.
こちらには健康そうな卵鞘がある.
フタテンをわざわざ購入する気にもなれず.
悶々としていたが,良かった良かったである.
2016 .12.21
ダニ駆除完了
Mite extermination completion
Panchlora sp.”Giant”のケージの底面.
ダニは見られない.
10月21日にアマミモリゴキブリのケースを最後に,ゴキブリケージでは発見されてない.
そこで,2ケージに分けて飼育していたものを1つにした.
唯一,ヤエヤマサソリで残っているが,幼体が多いので,置き場所を隔離して幼体が成長するのを待っている.
出来れば年内に実施して,春にはこの建物からの根絶を目指したいと思う.
2016 .12.20
シマヘビ脱皮 3回目
The Elaphe quadrivirgata shed off the skin for the Third time
8月以来4ヶ月ぶりの脱皮.
今回は,見事な脱ぎっぷり.
実は冬眠させそびれ,加温して飼育している.
秋に入って食欲が無くなったので,冬眠させれば良かったと後悔していたが,3週間ほど前よりもりもり食べ始め,1週間ほど前よりぴたりと食欲が止まった.
その原因が,脱皮だとは気が付かなかった.
2016 .12.19
メジロ
Zosterops japonicus
事務所前の道路にうずくまるメジロ.
昨日,お昼を買いに出たところ見つけた.
羽がよれているが生きている.
初めて生きたメジロをこんな至近距離で見ました.
鳥はあまり興味が無いですが,細いくちばし.
キュート(具合悪そう)な目.
可愛い.
近寄っても全く逃げない.
保護しようかと思ったが,鳥獣保護法の事もあり,社内の鳥博士に電話したら,「手を出すな」とのこと.
理由は,なんとも複雑な理由だったので省くが,仕方なく放置した.
その後,夕方見たらいなくなっていたので,猫に食われたか,回復して飛び立ったか?
後者であってほしい.
2016 .12.16
ナゾゴキの幼虫の餌
Mysterious cockroach larvae feed
食性は落ち葉などかな?と思うが,本種も他のゴキブリ同様ネズミの固形飼料を良く食べてくれる.
楽な種である.