ゴキブログ

ゴキブログ一覧

2020 .9.30

アマミモリゴキブリ

カテゴリー:アマミモリゴキブリ,

Episymploce amamiensis

ゴキブリ類の特徴(例外もあり)の一つに,背面から見て頭部が前胸背板に隠されていることがあげられる.
大概の種は,頭部の1/4程度が見え隠れしているはず.


本種もそうだが,こんなに伸ばすこともできます.
そのため,ケースに入ったベイト剤なども,体は入らなくても首を伸ばして食べる事が出来ます.


ついでなので中齢幼虫.
幼虫は,前胸背板が発達しないので結構頭が見えます.
下はほとんど隠れていない.




1齢幼虫.
ちょこまか動いて撮りずらい.
アンテナ掃除を始めてくれると撮りやすくなる.

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2020 .9.29

息抜き

カテゴリー:Eupolyphaga sinensis, Therea regularis,

Relaxation





最近の息抜き.
死んだ卵鞘の抜き取り.
カビが出てくるのでひたすら見つけては捨てるを繰り返す.
何も考えずに,しかも綺麗になることが気持ちよい.


孵化が始まっているので,たまに幼虫を拾い上げ撮影.
これは,Therea regularisの1齢幼虫.


孵化真っ最中とも出会える.
黒い眼が可愛い.
これは,Eupolyphaga sinensis
10~15分集中すると少しすっきりする.

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2020 .9.28

小さな幼虫

カテゴリー:キスジゴキブリ, モリチャバネゴキブリ,

Little nymphs

週末,M君からゴキブリを貰った.
本当は,もっと暑い時期の予定であったが,コロナで中々会えず今になった.
で,暑ければもっと採れたらしいのだが,残念ながら2匹.

狙いはキスジゴキブリなのだがはたして.


1匹目.
モリチャバネっぽい.


2匹目.
これは,キスジっぽい.

3齢にもなればわかると思うが,しばらく様子を見るしかない.
今回は,冬の採り方を伝授したので探してくれるそうだ.
この仲間を捕まえて来年繁殖できるように頑張ってね.

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2020 .9.25

クマネズミの死因

カテゴリー:ネズミ,

Causes of Death in Black Rats

飼育していたクマネズミが死亡した.
年齢は2歳と少し.
寿命といえば言えなくはない歳だが,飼育個体としては短い.


解剖してみると,胃に黒い大きな異物がある.
最初は腫瘍かと思ったがコロコロしている.


15mm近くあり硬い.


中央で切ってみて判明.
これが死因になるかはわからないがとにかく見事な毛玉です.
病名では「毛球症」になるのかな.
ネコを飼育している人は結構見るらしいが,それはネコは吐く事が出来るから.
ネズミ科の動物は嘔吐できないので,糞として出すしかない.
しかし,クマネズミはかなりの数解剖しているが,毛玉は初めて見た.
日々勉強ですね.

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2020 .9.24

イエシロアリ秋の行進

カテゴリー:シロアリ,

Termite Autumn March


割り箸ブリッジを付けたから突如上昇志向に転じたイエシロアリ.


ついに蓋まで到達してしまった.


塔の入り口では兵蟻が1匹残り威嚇している.


ケース壁面も滑るはずなのに登ってきている.
食欲の秋で餌が足りないのだろうか.
来年が恐ろしい.

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2020 .9.23

ツチゴキブリのケース分け

カテゴリー:ツチゴキブリ,

Increase breeding cases of the Margattea kumamotonis kumamotonis


沢山増えてます.
過去の事例から,この後いなくなります.


そこで,先手を打って2ケージに分けました.
少ないケージと多いケージ.


ちなみに,ツチゴキブリは結構大きくなっても炭カル登っています.
飼育には必ず紙蓋を挟みましょう.

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2020 .9.18

オガサワラゴキブリの産仔とヘビ

カテゴリー:オガサワラゴキブリ, 爬虫類,

Birth of a Pycnoscelus surinamensis and Snake


絶滅ピンチで側に置いていたら出産した.
手近に置くとこのような些細な出来事を目撃する機会が増える.


これは,親が保護するとかではなく,生まれた直後.
卵鞘が保育嚢から出ると同時に,孵化するがこの時ドロッとした体液も出てくる.
これを生まれたばかりの幼虫は舐める.
理由は,正しいことは調べていないが,腸内細菌のようなものを親より譲り受けているのではないかと思う.
卵胎生のゴキブリはこの行動をよく見る事が出来る.


ついでに,アオダイショウ脱皮.
体長測定は,殻があまりにも凄過ぎて断念.
ここの所2か月周期です.

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2020 .9.17

ワモンゴキブリ単為F11肛下板

カテゴリー:ワモンゴキブリ,

Supra-anal plate of a Parthenogenetic Periplaneta americana F11


羽化を少し失敗した感じの♀.


よく見ると,肛下板が変?
今までワモンゴキブリの♀の肛下板は,相当数見てきたが,形が変形しているのはこれが初めて.
果たして卵鞘を産む事が出来るか?
乞うご期待.

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2020 .9.16

ひまわり

カテゴリー:植物,

Sunflower

品種:Amazon
原産国:イギリス


収穫した種.
半分以上中身がないスカスカ種.


一般に売られている種と比較したが変わらない.
左:普通品,右:Amazon.

果たして来年芽が出るか疑問に思う大きさ.
鉢植では限界だろうか?
それにしても,半分以上身が入っていないのはそれだけの問題ではないような気がする.
機会があれば来年再挑戦する.

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2020 .9.15

2年前のムカデ

カテゴリー:多足,

The centipede has been alive for two years now.


2年前に土ごと採集してセットしたヤマトシロアリのケースに,ムカデ生存.
室内で使用する土は,生き物由来でない限り,チン して使っているので,後から侵入したのではなく,2年前より今日にいたることになる.
確かに1年前頃の記憶にはあるが,その後見かけないので忘れていた.
いったい何を食べていたのだろう.
シロアリ?
トビムシ?
その程度しかこの中にはいない.
多分,別ケージに入れて飼育していたら,2~3か月と飼育できなかっただろう.
これに関しては不思議.

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2020 .9.14

雑事9

カテゴリー:多足, 爬虫類, 虫,

Little things 9

涼しくなりました.
先週末の出来事を.


いつもの場所のいつものヤモリ.
今回は,窓を開けたら見失ってしまいましたが,♂だったので間違いないでしょう.


レモンについた幼虫ですが,いつもより黄色い気がするのだが?
またアゲハでしょうか.
今年最後の幼虫です.




タマヤスデ幼体.
卵かと思ったら広がって脚がでました.
外国産もこんな簡単に増えれば楽ですが.

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2020 .9.11

マダラゴキブリ類状況

カテゴリー:コマダラゴキブリ, マダラゴキブリ,

Situation of Rhabdoblatta spp.

マダラゴキブリ,コマダラゴキブリともに幼虫が沢山とれたので,2ケージに分けて飼育した結果.


一つ目は順調に成虫が羽化はじめて,幼虫の死骸も少ない.
汚いけど虫体が数える事が出来るほど残っている.


綺麗な成虫.


ついでに掃除も実施.
最近の知見も凝縮.


一方,もう一つのケージ.
成虫はおそらく短命で死亡.
幼虫も2匹だけ.


コマダラケース.

こちらも2ケージに分けたが早々と1ケージに減って現在に至っている.
幼虫はマダラほどは多くないが,まだ悲観する数には至っていない.


成虫も一応出ている.
今のところ,対応策は水を多く使う飼育はこまめな管理と観察が必要.
種類が増えてくると中々できないことですが.

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2020 .9.10

節足動物類の反応

カテゴリー:多足,

Response of arthropods


ゴキブリにしろムカデにしろ人に慣れないとわかっているが,こちらがした行為に対して,目的通りの反応をしてくれると愛情が増すというもの.


水が少ないかなと思い,給水容器に水を追加.


すぐ後,飲んだ.
ただこれだけだが,妙にうれしい.

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2020 .9.9

チャバネゴキブリ

カテゴリー:チャバネゴキブリ,

Blattella germanica


トイレにて.


トイレではあまり見ないので少し驚き.
トイレに入った目的は当然用を足すためだが,そちらは後回しにして逃げないうちに証拠固め.
♀成虫で,触角も異常がみられない元気な状態.


卵鞘も凹みがなく元気に育っている感じ.

思えば,チャバネゴキブリは当ブログの出場回数が意外と少ない.
クロゴキブリが120回に対してチャバネは30回.
1/4しかない.
そう考えると,一般的なゴキブリはやはりクロゴキブリだなと思う.

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2020 .9.8

ヘビ3種

カテゴリー:爬虫類,

3 snakes


シロマダラ脱皮
前回の脱皮より35日.

その間,食べたヤモリ5匹.
だんだん大きな餌を食べるようになり,その間隔も1週間以上開けても良さそうだ.

体長は56cm.
最近,あちこちで捕獲されているようだが,飼おうなんて思ってはダメ.


ボールパイソンも脱皮.

4~5か月餌を食べなかったが2週間前頃より食べるようになり,脱糞して脱皮.
相変わらずでかい.


アオダイショウ.
こちらは脱走しかけていたので頭に登らせた.
頭が好きだ.

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2020 .9.7

ワモンゴキブリ羽化不全

カテゴリー:ワモンゴキブリ,

Failure to emerge of a Periplaneta americana


腹端部が丸見えで別種のようにも見える.
ヤマトゴキブリの雌などは,こんな状態なのだが違和感がない.
羽化不全で翅が縮むと,本来なら翅で隠れている部分が見えているわけで,翅の下が日焼けしていない肌のように見えて違和感として感じるのだろう.

羽化不全を画像で検索すると,クワガタ・カブトムシなど甲虫類が95%くらい.
残りがカマキリ,チョウなどがわずかに出る.
ゴキブリもあったが本ブログの記事であった.

ゴキブリを飼育している人は,昔に比べれば少し増えていると思うのだが,ゴキブリの脱皮不全を気にする人は少ないという事か?
それとも,多くなったとはいえメジャーな昆虫に比べるとまだ少なすぎるという事か?
やはり後者だろうな.

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2020 .9.4

スズキゴキブリの卵鞘

カテゴリー:スズキゴキブリ,

Oothecae of Periplaneta suzukii


7/24に拾い上げた卵鞘の結果です.


半数はカビが出てきました.
ダニにも食われています.
いつも思うのですが,ダニは移植していないのに,腐ると発生する.
どこから湧くのか.
科学的ではなくなりますが,湧くがぴったりのダニです.


もう半数は何とか良型を保っていますが,40日経過したので孵化はまずないでしょう.


一応ダメなのは捨て,新しくセットしなおしもうしばらく様子見ます.


ダメだった卵鞘を壊してみました.


黒い複眼が分かりますか?
一応交尾は出来ているようで,発生している卵があります.

いくつか壊してわかりましたが,卵鞘の殻が柔らかいのは発生していません.
ある程度硬い卵鞘は発生しています.
推測ですが,硬い卵鞘を産ますのに,固形飼料だけでない特別なものを与えないとダメなのかもしれません.

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2020 .9.3

ドブラット幼獣

カテゴリー:ネズミ,

The cubs of doburat


昨年から交配しているドブネズミの幼獣.
生後約1ヶ月です.
手がヒトっぽいです.


その隣の.
ドブの外見でハンドリングできるまでになっています.


寝返り打ってピース.
見ているとごそごそ動くので何か夢でも見ているのかもしれないですね.

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2020 .9.2

オガサワラゴキブリ類の管理

カテゴリー:オガサワラゴキブリ,

Management of Pycnoscelus spp.

わが国に生息する本属は,両性生殖を行う Pycnoscelus indicus と 単為生殖のP. surinamensis,P. nigerがある.
生態はよく似ており,単為生殖する種の方が飼育は圧倒的に楽.


私の所では両種含めて20産地ほど飼育している.
管理は簡単とは言えマットを使っているのでこれの管理がいまいち難しく,ある劣化域を超えるとあっという間に幼虫が死に始める.


原因は乾燥なんだがことは簡単でないのである.


この,粉状になったヤシガラ.
これが多くなるとダメ.


この状態であれば,


加水して混ぜてしばらく持つが,少し見過ごすと10匹程度まで減っていることもたまにある.
ニンジンとリンゴは水切らしてごめんの気持ち.

今回は,やはり1ケージ見つかった.

虫体を集めてプラカップに移し,これもごめんのニンジンとリンゴを入れ,事務所の特別室でしばらく管理する.
この時,単為生殖なら数匹でも生き延びれば結構何とかなるが,両性生殖だと終わる確率が高い.
1匹だと完全Out.

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2020 .9.1

マダラゴキブリ類の葉食い

カテゴリー:コマダラゴキブリ, マダラゴキブリ,

Leaf eating of the Rhabdoblatta spp.

ヤエヤママダラゴキブリは柑橘系の葉を食べると情報を得た(辻本,2020).
マダラゴキブリ類の幼虫は枯葉をよく食べることは知っていたが,生葉は思いもよらなかった.
早速と思ったが残念ながらヤエヤママダラゴキブリは先日全滅した.
そこで,マダラゴキブリとコマダラゴキブリにアゲハ用の文旦の葉を与えてみた.


マダラ.
食べた.


コマダラ.
食べない.

ついでにモモタマナ・タコノキ・ガジュマル・ハカラメの一種も与えてみた.

結果は,文旦がもっとも多く食べ,次にモモタマナ,ハカラメ少しであった.

ただ,連続で与えると食いが悪くなるように思う.
この雰囲気は,Archiblatta hoevenii にエリンギ中心に与えているときに,エノキタケを与えると爆食いするが,続けて与えると食べなくなる様子に似ている.
やはり,常食ではないのだろうか.
それとも,ある齢数のある段階の個体が食べるのかもしれない.
この広食性が野外種累代のヒントかもしれない.

それにしても,コマダラはどれも食べない.
ただ,今回の実験で「雑食」にも「何でも食べることができる」のと,「なんでも食べないとダメ」がある気がしてきた.

そういえば,今日から9月.
夏が終わる.
キスジとキチャバネを捕まえないと.
M君頑張れ.

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