ゴキブログ

ゴキブログ一覧

2014 .8.6

癒し系昆虫

カテゴリー:シロアリ,

The insect which will be cured if it is looking.
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イエシロアリ,ヤマトシロアリ,カンザイ系シロアリなど幾つか飼育してみたが,面白さから考えると,このネバダオオシロアリ今の所一番のようだ.
イエシロアリなどの地下系は,コロニーが大きくなるとケースの横にトンネルが現れやすくなり,動く姿がのぞけるが,安定しないし飼育に手間が掛かる.
カンザイ系は,飼育は水やりだけだが,内部や虫体の活動は観察し難い.
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本種は,水を月に数回かけるだけで良く,虫体も大きく,このようにケース側面で普通に活動する.
また,動きも活発な為,変化がわりとわかり易い.
何も考えずに,ぼーーーと眺めるには良い種だと感じている.

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2014 .8.5

アカイエカ発生源

カテゴリー:虫,

Site of incidence of Culex pipiens pallens
近くの神社でヒトスジシマカ幼虫を探した.
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いかにも何かいそうな水溜り.
ボウフラが沢山いたので,ヒトスジがいるだろうと思い,数十匹お持ち帰り.
研究室で同定したら全てイエカだった.
たぶんチカイエカ.

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2014 .8.4

Polyphaga sp. 殺虫?ダニ発生

カテゴリー:Polyphaga sp.,

Generating of the ticks which kill Polyphaga sp.
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幼虫の死骸に群がるダニ.
過去にも何度か発生し,いくつかの種を壊滅間際まで追い込んだダニがまた発生.
以前も,Polypaga属に発生したが,今回も同じ.
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毎度の事ながらおぞましい.
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こちらはまだ生きている幼虫.
高密度で寄生されている個体は全体の数%ほどだが,放って置いたら恐らくやられていただろう.
しかし,早めに気がついたのと,乾燥には弱いことが分かってきたので,マットを乾燥したヤシガラに短いサイクルで交換.
最初は2~3匹死亡していたが,今は死ななくなった.
特に寄生の酷い個体は隔離し,水分を極限まで減らして維持しているが,いまだ元気でいる.
しかし,寄生しているダニ数に目だった減少はまだ見られない.
このダニは,同種かは同定できてないが,野外で採集した野外性のゴキブリには結構普通に寄生している.
どのような役割をしているのか不明であるが,生態的には面白そう.

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2014 .8.1

Pseudophoraspis sp.失敗

カテゴリー:Pseudophoraspis sp.,

Breeding failure of Pseudophoraspis sp
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放置したつもりはなかったが,見てみたらこんな状態.
原因は,餌切れ.
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この中から,生き虫を探すと幼虫が5匹.
国内のマダラゴキブリ類だと,立て直しは不可能だろう.
しかし,この種は見ていて繊細さがあまり無い.
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まだいけそうな気がする.

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2014 .7.31

セスジシミ短命

カテゴリー:虫,

Ctenolepisma lineate which finished ephemerally.
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採集してから1ヶ月ともたなかった.
原因不明.
気がついたら,僅かに脚を動かせる状態まで衰弱していた.
水も2日に1回,餌も数種入れていたのだが.
害虫も,なかなかデリケートな種が多い.
また採集しようと思うが,室内に設置したトラップには,全くシミ類は捕まらない.
不思議な生き物だ.

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2014 .7.30

Eucorydia sp.

カテゴリー:Eucorydia tokaraensis,

Eucorydia sp.
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小型だがメタリックに輝き,綺麗な種.
のそのそ歩いてくれると,ゴキブリの汚名を回復できそうだが.
動きは素早く,この素早さはやはりゴキブリを連想させる.
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幼虫は,典型的なゴキブリ型.

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2014 .7.29

トビズムカデの産卵・・・・・

カテゴリー:多足,

Laying eggs of Scolopendra subspinipes mutilans
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昨日,産んでいるとは思わず,いつもの手荒さでケースを引っ張り出したら・・・.
で,今日,いなくなっていた.
本当に・・.

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2014 .7.28

蟻?

カテゴリー:Hemithyrsocera histrio,

Ant?
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いいえ,Hemithyrsocera histrio 1齢幼虫です.
蟻に擬態する昆虫は他にもクモ類,甲虫類,カマキリ初齢幼虫にも見られます.
蟻って結構恐れられる生き物なんですね.
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床換えのワンシーン.

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2014 .7.25

粘着はがしクマネズミ出産

カテゴリー:ネズミ,

It gives birth the black rat captured by the adhesion trap and immediately after removing.
剥した時,外観で妊娠していると思われた.
触診でも胎児が幾つか確認できるほどの状態であった.
少しでも安定してから生まれると良いと思っていたが,思うようには行かない.
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出産最中.
その後,1日は保育しているのを確認したが,消えた.

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2014 .7.24

粘菌大発生

カテゴリー:その他,

Dictyosteliales large generating
過去に何度も発生している不思議な生き物.
キイロタマホコリカビなのかな^と思うのだが,正体は不明.
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毎回,クチキゴキブリやオオゴキブリのケースで発生,防虫シートを難なく突破しこのように花咲く.
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蓋裏.
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発生土表面.
綺麗なのだが,この後放置すると乾燥して硬くなり,ホコリタケゆえの胞子だまりとなり,下手に除去しようとすると,大変な煙幕地獄と化す.
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そのため,今回は早めに除去しようと思ったが,この状態での除去は粘って上手く行かず,挙句に流しを詰まらせてしまった.

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2014 .7.22

ヒメクロゴキブリその後

カテゴリー:ヒメクロゴキブリ,

The situation of the after that of Chorisoneura nigra
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幼虫が多数得られた事で安心して,少し観察を怠ったらこの始末.
カビにより餓死した模様.
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残ったのは幼虫2匹のみ.
ペアであれば良いが,なんとも・・・・.
おそらく生き残れば羽化は8月頃と思われる.
その頃のブログをお楽しみに.

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2014 .7.18

シャボーセリン飛んだ

カテゴリー:Gyna lurida,

Syabooserin(Gyna lurida) flew.
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良く飛びます.
舞い上がります.
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現地では,灯火採集が出来るでしょう.
ただし,雌は飛ぶところを見たことありません.

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2014 .7.17

コスタリカ持ち直し

カテゴリー:Panchlora nivea,

Recovery of Panchlora sp.Costa Rica.
ゴキブリの飼育失敗による,個体数の減少後の復活に関して.
減っても個体は健全で,1ペアさえ残れば,何でもなかったかのように増える種と,体長を崩し,複数いても持ち直さない種との2パターンあるような気がする.
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基本は丈夫な種なのだろう.
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美しい.

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2014 .7.16

アマミモリゴキブリ 1齢幼虫

カテゴリー:アマミモリゴキブリ,

First instar of Episymploce amamiensis
本種も飼育開始から丸5年経過し,普通であれば累代適応グループが出来ていると思うのだが,壊滅のスイッチは絶えず受け継がれているようだ.
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が,卵鞘は孵化したので,まだいけそう.
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ここで安心すると,この後またやってしまいそうなので,明日も確認しておこう.

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2014 .7.15

オガサワラウスヒラタゴキブリも崩壊?

カテゴリー:オガサワラウスヒラタゴキブリ,

Onychostylus pallidiolus boninensis is also wiped out?
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問題ないと思っていた本種だったが,見ると幼虫が死亡している.
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数も半端ではない.
しかもショックでピンボケ.
やっちまっいました.
こいつだけは,絶やしてはいけないといつも考えていたのに.
原因は,たぶん餌にカビが繁殖したことによる餓死.
隅々まで探して見つけた生存虫は幼虫8匹!
ショックだが,他のメンテに取り掛かることに.
とすると,下の棚から別のケージが.
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てな訳で,前回床換えの時,こんなことも想定して,古いセットを別ケージにそっくり移設してあったのを思い出しました.
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こちらは,各齢の大小幼虫が沢山生き残っておりました.
備えあれば何とやら.
いやー,よかったよかった.
本系統は,絶やすと簡単に入手出来ないのでほっとしました.

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2014 .7.14

オオモリゴキブリ残り1ペア

カテゴリー:オオモリゴキブリ,

Symploce gigas gigas used as pair.
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気がついたら雌はこの1匹.
雄も1匹.
運よく現在雌雄とも成虫なので,奇跡の回復を祈りたいと思う.
ここの所,国内野外種は,このような状態になる種が続出.
管理を見直す必要がある.

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2014 .7.10

ヒトスジシマカ来社

カテゴリー:虫,

Aedes (Stegomyia) albopictus comes to our office.
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帰社して座ろうと思ったら,椅子から待ってたとばかりに飛び立った.
すぐに処理しようと思ったが,結構まとわり付くので吸血シーンの撮影と思い,少しねばったが,見失いそうな雰囲気になってきたのでやむなく御用.
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ひたい.
少し見苦しいが,あまり見ないでしょう.
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手のほうにも.
ヒトスジシマカの発生源は,家の周りの小規模な水溜り.
マンションではあまり発生しないが,一戸建てでは多い.
駆除は,成虫対策は蚊取りマットなど.
幼虫は,花立,空き缶,古タイヤ,竹の切り株,植木鉢の水受けなど.
気がついた水溜りは捨てましょう.

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2014 .7.9

クマネズミ小笠原系統久しぶりの出産

カテゴリー:ネズミ,

The delivery of a black rat Ogasawara strain long time
ビルなどでは難防除といわれているクマネズミだが,人工的に繁殖させるのは結構大変.
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この系統も,一度崩壊しかけたが,何とか6匹の仔を得ることが出来た.
この後も,気は抜けないが,何とかなるだろう.

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2014 .7.8

マンソン裂頭条虫

カテゴリー:寄生虫,

Spirometra erinaceieuropaei.
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内田先生の部屋を訪れた際,テーブルの上にあった物体.
私が学生時代,卒論で虫卵の感染実験をした記憶がよみがえった.
私が扱っていなのはプロセルコイドと呼ばれる仔虫.
ケンミジンコへの感染実験であった.
本種は,終宿主のイヌ,ネコの小腸に寄生し,糞便より虫卵を撒き散らす.
ヒトにもヘビの生食等で感染例が確認されている.
一般的には,ヘビ嫌いのヒトが大半なので,そんな物を生で食おうなんて考えるヒトはほとんどいないと思われるが,管理されていない生き物を食うときは火を通してから食べましょう.

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2014 .7.7

ワモンゴキブリ猛繁殖

カテゴリー:ワモンゴキブリ,

Uncanny propagative power of Periplaneta americana
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実験に使わないと,ただ増えるだけとなっているケージ.
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ゴキブリも不衛生な環境は似合わない?

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2014 .7.3

セスジシミ来社

カテゴリー:虫,

Ctenolepisma lineata came to our office.
2年前に見たのが最後の記録である.
その後,トラップなどを仕掛けてあったが,捕獲されたことはなかった.
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それが,こんなに身近に.
しかも,夜食を食おうと割り箸を取ろうとしたら眼が合った.
ラッキー.
シミにしてみれば不幸?
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さて,メスだろうか?
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次回,室内探索を行なう予定.

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2014 .7.2

チャバネゴキブリ交尾2

カテゴリー:チャバネゴキブリ,

Copulation 2 of a German cockroach.
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身近な昆虫.
チャバネゴキブリ.
しかし,飲食店・食料品関係ではない人にしてみると,意外と見る機会が無いのではないかと思う.
それはそれで,全然OKという人が大多数だと思うが.
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左が雌.
右が雄.

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2014 .7.1

事務所に出没したクマネズミ

カテゴリー:ネズミ,

The black rat which haunted the office.
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この建物にもクマネズミがやって来ました.
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駆除会社の建屋に侵入するとは大した度胸.
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それに免じて,また,幼獣であることも鑑み,釈放した.
次に来たら研究材料としてやろう.

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2014 .6.30

Archimandrita tesselata床換えのタイミング

カテゴリー:Archimandrita tesselata,

Timing of cleaning of the breeding case of Archimandrita tesselata
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本種の飼育は,他種に比べ,見た目上汚れが目立たない.
が,換え時はある.
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ヤシガラも食べているようで,ヤシガラだと思っていたマットが,糞に置き換わっている.
こうなると,そろそろ換え時.
丈夫な種であるが,突然幼虫がいなくなっている事がある.
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たまには換えてあげよう.

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2014 .6.27

Archiblatta hoevenii F2

カテゴリー:Archiblatta hoevenii,

F2 of Archiblatta hoevenii
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最近床換えしたのに,ケース垂直面に汚れが目に付く.
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この状況は,前から気づいていたが,本種幼虫は,平面の隙間よりも,垂直方向の場所を好むような傾向にあるようだ.
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が,こんな場所にも沢山もぐりこんでいるのも観察できる.
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餌は,エリンギ・やわらかコーンは好むようなので,この栄養で次世代を残すエネルギーが蓄えられると良いのだが.
昆虫ゼリーは,累代すると少し食べるような感じ.
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ゴキブリの飼育ケースには見えないですね.
それに,手間もむちゃくちゃかかります.
現在,F2,45匹.
次の山場はこの個体が成虫になり始める秋頃だろう.

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2014 .6.26

ドブネズミ幼獣

カテゴリー:ネズミ,

Pap of a brown rat.
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現場で採集されたドブネズミの幼獣.
生後3~6日と思われる.
都内のビルに生息するイエネズミは,そのほとんどがクマネズミと思われる.
私が知る限り,ビル内でドブネズミが生息しているのは,手を振れば消えるくらいしかない.
殺鼠剤を良く食べ,罠にも良く捕獲されるドブネズミは,人の捕獲圧が加わる場所には生き残っていけないのであろう.
現在良く見かけるのは,屋外の土がある場所くらいでは無いだろうか..

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2014 .6.25

たぶんアカイエカ幼虫

カテゴリー:虫,

Many Culex pipiens pallens larva
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近くの神社から採集してきた.
ヒトスジシマカだろうと思って素早く採集してきたが,イエカであった.
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悔しいので,写真を撮り現在成虫にして同定中.
恐ろしげな風貌である.
が,愛嬌も見え隠れする形態が特長?
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蛹.
鬼ボウフラとも呼ばれ,素早くよく泳ぐ.

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2014 .6.24

ノシメマダラメイガ発生

カテゴリー:虫,

Plodia interpunctella occurred.
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事務所に発生.
毎年,多くはないが,数匹発生する.
本種は貯穀害虫として有名で,チョコレート菓子が大好物.
ペットの鳥やネズミ類を飼育していると,餌の穀類にいつの間にか発生している.
夜間に成虫は飛び始めるので,見つけたら,開封された穀類の加工食品をチェックしよう.
事務所の発生原因は,以前保管していたヒマワリや穀類の掃除残しと考えられる.

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2014 .6.23

コマダラゴキブリ累代

カテゴリー:コマダラゴキブリ,

Successively rearing of Rhabdoblatta formosana.
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卵鞘の残骸が目立ってきた.
個体の密度が高いのかもしれない.
雌成虫は多いが,初齢幼虫は1匹だけであった.
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早めに手を打つ事に.

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2014 .6.20

リュウキュウクチキもう1ケージ

カテゴリー:リュウキュウクチキゴキブリ,

Appearance of another breeding cage of Salganea taiwanensis ryukyuanus
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別の産地のケージ.
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もっと大きなケージで飼育すると,様々な行動が観察できそうだ.

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