ゴキブログ一覧
2025 .1.24
Cleaning of the breeding case of the Asiablatta kyotensis
一時嫌な減少が垣間見えたのですが現在は良い感じで増えてきました.
餌もこの容器では1週間で食べきるほどまで増えてます.
シェルターもふやけてます.
タッパー内も走り回ってます.
沢山いるって幸せですね.
小さな幼虫は水容器の水苔内に多く潜んでます.
いつものようにザラ~と移すと,
糞がこんなに溜まってました.
でも,サラサラなので見た目は汚くはないです.
終わりです.
清潔感イッパイ.
2025 .1.23
木になる木とアオダイショウ
Rain tree and Japanese ratsnake
昨年3月に発芽した木がこんなになりました.
せっかくなんでアオダイショウ君と自動撮影したのですが逃げにかかっていたので撮り直し.
今度は収まってますね.
日本では木になる木として有名でモンキーポッドともいいます.
これはハワイで撮影した日立のとは違う場所で撮影した物ですがこんな感じ.
このまま放置すると屋根を突き破りそうなので,剪定(といっても切るだけ)と挿し木をしました.
サッパリ.
切った幹は5等分して水切りと断面のV字カットしました.
時期が良くないですが根が出ると良いです.
2025 .1.22
コマダラゴキブリ♀死亡
Death of female Rhabdoblatta formosana
昨年の夏に若齢幼虫で到着した仔たちが成長して沢山子供を産み死亡してました.
発見早かったので腐敗しておらず綺麗です.
寿命は半年くらいでしょうか.
ありがたく標本にしました.
密度が高いと繁殖し難いのでしょうか.
この幼虫たちに期待です.
2025 .1.21
Lucihormetica verrucosa床替えと前胸背板
Cleaning of the breeding case of the Lucihormetica verrucosa and pronotum
4ヵ月ぶりの床替えです.
クヌギマットも入れたときの半分ほどに減り,糞も多く混ざっています.
右から左に移します.
本種は幼虫もそこそこ大きいので,100均篩でも引っかかり楽です.
終わりです.
ここで面白いものを見つけました.
前胸背板ですが,左は雌,右は雄.
ちょうど雄の目玉のところが抜け落ちて穴が開いてます.
一体構造化と思っていたのですが,骨格生成の際は違う造になっているみたいです.
こちらは生体の前胸背板.
こうして見ると前胸背板コレクションも面白いなと思います.
2025 .1.20
ボールパイソン入浴
Bathing Python regius
水容器ほひっくり返し,ケース内が水につかったのでついでに入浴させました.
嫌がるかと思ったのですが,まんざらでもない様子.
水温は少し暖かい程度のお湯を入れてます.
30分経ってもそのまま.
そうなんだな~と納得しました.
これからは定期的にお湯浴させようと思いました.
2025 .1.17
ワモンゴキブリ白眼×黒眼の途中経過
White-eyed and black-eyed Periplaneta americana in the process of crossbreeding.
いくつか卵鞘採れていますが羽化率悪いです.
産んでいるのは白眼♀ではなく,白眼♂×黒眼♀の♀.
今のところ全部黒目.
もう一回交配させないと分からないのですが.全部雌だと交尾出来てない可能性がありそれで終わりです.
若齢幼虫でも拡大すれば雌雄わかりますが,小さく面倒なのでもう少し大きくして確認したいと思います.
雌成虫が死亡直後で見つかれば解剖して精子あるか確認できるのですが,直後を見つけるのは難しいです.
そろそろ寿命も近そうなので生きているうちに解剖するか悩ましいところです.
2025 .1.16
ヤエヤママダラゴキブリに懲りずに葉
Gave leaves to the Rhabdoblatta yayeyamana again.
あれだけいた幼虫から取れた幼虫は10匹余り.
それでも,一度産まれると死亡することなく今のところすくすく育っています.
そうなるとやはり葉物を与えたくなり再開しました.
今回はいつもの周りに生えている木からとったものと,名称不明の多肉植物,水中に潜るゴキブリが食べると考えアナカリス.
結果は,名称不明の多肉植物食べました.
アナカリスは,水中に入れないとダメなようで萎れてよくわかりませんでした.
レモンの葉は食べないですね.
相変わらず好みがわかりません.
2025 .1.15
飼料に発生するダニ
Mites on feed
ヒメマルゴキブリのカップを使った飼育です.
固型飼料の摂食される速度よりダニの繁殖速度が速いとこうなります.
飼料の表面がぼそぼそして浮き上がったように見えます.
拡大.
ケナガコナダニです.
この中にツメダニが少数混ざっているはずです.
2025 .1.14
産卵しないワモンゴキブリ
American cockroach that does not lay eggs
幼虫2匹もらい運よくペアとなったので普通に増えると思ったが,成虫になって数か月たつが一向に産まない.
仲良しのように見えるのだが・・.
ごくたまにあります.
2025 .1.10
アカズミゴキブリ頭部
Head of the Periplaneta kijimuna
樹皮の穴から顔を出すアカズミゴキブリ幼虫.
まわりに白く見えるのはトビムシ.
意外と逃げなかったです.
2025 .1.9
Archimandrita tesselata羽化
Archimandrita tesselata emergence
羽化してから時間もあまりたっていないと思います.
綺麗ですね.
そういえば本種の取引で田中さんと付き合い始めました.
思い出の種です.
脱皮から2時間後.
12時間後.
17時間後.
前胸背板の模様がこんなに黒いとは認識してませんでした.
24時間後.
まだ,完全に着色で来てません.
36時間後.
飼育容器に戻しました.
まだ,見分けがつきますが,後は皆と仲良くしてもらいます.
2025 .1.8
ヒメチャバネゴキブリも窮地
Blattella lituricollis are also moribund state
2022年に採集された与論島のヒメチャバネゴキブリだが,これもこの前のモリチャバネ同様幼虫が出なくなっている.
成虫の死骸の数に比べ幼虫が明らかに少ない.
わずかに残る幼虫.
掃除しましたがスッカスカ状態です.
本種もモリチャバネゴキブリ同様おかしくなることが稀に発生します.
過去には
モリチャバネゴキブリ
ヒメチャバネゴキブリ
モリゴキブリモドキ
で経験しています.
気を付けましょう.
2025 .1.7
Aeluropoda insignis床替え
Cleaning of the breeding case of the Aeluropoda insignis
数が多いので出る糞の量も多いです.
給水器も変な汚れ方をします.
分泌物を付けているような汚れです.
これだけいるといろんな状態の虫体がいます.
作業開始.
大きさといい動きといい良い昆虫です.
ただ,独特の匂いがあるのでこれが苦手という人もいるようです.
終わりました.
2025 .1.6
ヘビの餌食い記録
Snake feeding records
今年の正月休みは長くて良かったですね.
昨年から溜まっていたやることがほとんど解消されスッキリとした今日を迎えることが出来ました.
さて,ヘビ年にちなみこちらで長期間飼育しているヘビ2種の餌食い記録をご紹介します.
左はアオダイショウ.
右がボールパイソンです.
脱皮の行は脱皮だけの記録です.
それ以降はマウス食いと脱皮です.
糞はアオダイショウは頻繁なので記録していません.
ボールパイソンは人様の糞をした日の記録です.
記録は途中からで小さな糞は記録してません.
餌食いは,毎日与えて食べた日と量ではなく,食べたそうな(雰囲気わかりますかね)時に与えて食べた量です.
ただ,基本的にはほぼ毎日観察して入れたけど食べないといった日もかなりあります.
なので,これ以上は食べると思います.
数字は匹数,Aはマウスでもリタイヤ級の大きなサイズを表します.
こういった記録があると,今の状況が病的なものなのかなど参考になることが多いです.
毎日わずかな時間で出来るので記録に残すことをお勧めします.
2025 .1.1
2025年元旦
Happy New Year!
あけましておめでとうございます.
本年もどうぞよろしくお願いします.
2024 .12.27
水容器でありがちな失敗
Common mistakes with water containers
コマダラゴキブリのケースです.
餌がの追加等やることはありますがそれよりも大問題が発生しています.
分かりますか?
水容器の水苔の色が白い.
乾いているんです.
水がないだけならケース外からの観察でわかるのですが,このように水はまだ入っているのにガーゼが吸わなくなり乾くことがたまにあります.
ミズゴケを除くとこんな感じ.
少し湿ってはいますが乾燥は時間の問題.
ちなみにこちらは新たにいれた水容器.
違いが分かるでしょうか.
水の日常管理は,水容器を横から見て水がなくなっていたら交換なのですが,この状態だとまだ入っていると判断し,水がなくなるまで放置しがちです.
そうなると,水切れから1週間以上気が付かず壊滅状態になります.
私も過去に数回やっております.
まあ,20年近く飼育して数回なので頻繁に起こるわけではないですが,貴重な種が飼育不能になることもあるので気を付けましょう.
と言う分けで,2024年も残りわずかとなりました.
ゴキブログチャンネル共々見て頂き有難うございました.
本ブログの今年の更新は今日で最後です.
来年はゴキブリの次に好きな(他にもいろいろいますが)ヘビの干支です.
いろいろ変な企画をしています.
どうぞよろしくお願いします.
2024 .12.26
ヨロイモグラゴキブリ♂死亡
Macropanesthia rhinoceros ♂ died
ついに最後の♂が死亡しました.
いろいろなペアから産まれた幼虫をペアリングしていたので年齢が分からず,寿命かどうかが分からないです.
このような長寿のゴキブリは個体管理をちゃんとしないとさっぱりわからなくなります.
ペアだと思っている相方の♀は潜りっぱなしで未確認.
落ち着いたら掘り返してみます.
2024 .12.25
ヒメマルゴキブリ
Perisphaerus pygmaeus
夏にS野さんから久米島土産でもらったヒメマルゴキブリ.
こんな簡単な容器でも増えてくれてます.
(アミメヒラタゴキブリが写ってますが,当初多分若齢幼虫で混入していたのを気が付かず,ここまで育ってしまいました.
しかし,ペア揃わないのでこの代でこれは終わりです.)
中はペットボトルキャップ大の調味料容器2個.
1個はミズゴケ入れ,1個はMFの破片.
MFは大きいとゴキブリが食べる速さより,ダニが増える速さが勝りダニだらけになるので個体数が少ないときは小豆大で十分.
ちょうど幼虫は生まれて少し育ったところ.
本ブログを始めた頃,本種は超レアで殿様扱いの飼育をしていました.
しかし,飼育環境を悪くさせなければこのような容器でも増えてくれます.
ただ,この個体群が何代も続くかはモリチャバネゴキブリの例もあるので油断できません.
2024 .12.24
Ergaula capucinaニンジン食べる
Ergaula capucina carrot eat
久しぶりに飼育を開始しました.
まだ小さいので,プリンカップに入れてあります.
中はこんな感じ.
餌は今のところニンジンのみ.
こうやって食べている姿はいとおしく見えます.
2024 .12.23
モリチャバネゴキブリまた一つ終了
Another end of Blattella nipponica breeding
この産地も♂1匹だけとなってしまいました.
残った♂.
死亡した幼虫類.
集めましたが卵鞘が孵化しないです.
モリチャバネあるあるでした.
幼虫が死亡するのはPeripranetaに見られる症状に似ています.
この辺研究したら面白そうです.
2024 .12.20
卵鞘のカムフラージュ
Camouflage of ootheca
ゴキブリ科には卵鞘をカムフラージュする種が知られており,クロゴキブリやワモンゴキブリのような身近にいる種でも観察されます.
今回は,個別飼育しているワモンゴキブリの見事な埋め込みを見つけた.
どこにあるかわかりますか?
こちらが産んだ♀.
多くはこんな感じで基物に貼り付けますが,気持ち隠す程度で終わることが多く,
また,このように何もしない転がし産みをする個体が一定数います.
こうゆう産み方する個体に限って,卵鞘の龍骨部を齧っています.
孵化率落ちると思うのですが.
2024 .12.19
Thorax porcellana
Thorax porcellana
ついにヤバくなってきました.
死骸だけが増えていきます.
残った雌.
あと数匹もいないかもしれない.
いろいろ考えてやってはいるのだが,はたしてどうなることか.
2024 .12.18
コマダラゴキブリは順調
Rhabdoblatta formosana is doing well.
本種はWの若齢幼虫から飼育した成虫のF1.
ヤエヤママダラゴキブリは,W成虫から産まれた幼虫のF1.
スタート地点は微妙に違うだけのように思うが,コマダラ幼虫は今のところ元気.
数が少ないからだろうか.
これからが勝負ですね.
2024 .12.17
先のペストロジー学会での1枚
A shot from the recent Pestlogy Gunma meeting
写真が手に入ったのでご紹介します.
R昆虫館のYさん.
T大学のHさん.
バレバレかもしれませんが.
皆さん当日はありがとうございました.
しかし,肌の色つやが全然違いますね(笑).
年齢を実感した瞬間でした.
2024 .12.16
Symploce pallens
Cleaning of the breeding case of the Symploce pallens
安定して良く増えます.
この飼育状況はチャバネゴキブリと一緒です.
チャバネに比べ糞に水分が少なく,臭いもほとんどないです.
サラッサラ.
カンザイシロアリの糞みたい.
恒例の移し.
これ書いていてフト思ったのですが,このゴキブリも茶色い翅のゴキブリですね.
よく考えると,多くのゴキブリが「チャバネゴキブリ」です.
それを束ねる「チャバネゴキブリ科」というのは良いネーミングですが,1種に限定すると相応しくなさそうです.
和名は難しいです.
2024 .12.13
ヤエヤママダラゴキブリF2
Rhabdoblatta yayeyamana F2
9月に産まれた幼虫たち10匹.
多分脱落はしていないと思うが,今のところ育っている.
F1の轍を踏まないようにすごい設備を作りたいと思います.
2024 .12.12
Archimandrita sp.
Archimandrita sp.
今のところ順調に増えている.
A. tesselataと変わらない感じ.
板を上げるとこんな感じでいる.
2024 .12.11
Periplanete americana emergence
羽化したばかりの雌に,もっと羽化したばかりの♂を同居させました.
雌はお姉さんになりますかね.
雌と雄の触角とのやり取りに癒されますね.
途中後脚のキックや後半の中脚キック.
こちらも絶妙な触れ方で感情を持っているように見えます.
それから30分後.♂の翅が伸びてきました.
1時間30分後↑.
ちょっと失敗しちゃいました.
3時間30分後.↑
8時間30分後.↑
10時間30分後.
19時間後.
やっと前胸背板に黒味が出ました.
2024 .12.10
龍ヶ崎の12月
December in Ryugasaki City
早いものでもう12月も終わりに近づきました.
夏は沢山の昆虫たちがいて都内とは違った楽しみがありましたが,さすがに動物は見なくなってます.
アカボシゴマダラ幼虫は元気かとエノキを見に行ったのですが,落葉激しく見つけれませんでした.
地表の落ち葉を少し探しましたが発見できず.
代わりにキノコ発見.
こんな寒くても出るんですね.
Archiblatta hoevenii飼育していたら餌であげれたのですが.
懐かしい.
ついでにまわりを見ていたら,名前の分からぬ蛾がいました.
冬に出るガもいますが,これは夏の生き残りでしょうか.
これからしばらく様々な会合があり少し忙しくなります.
お体気を付けましょう.
2024 .12.7
ヤエヤママダラゴキブリ
Rhabdoblatta yayeyamana
積極的繁殖をするため終齢幼虫から成虫を少数飼育していたケージですが,幼虫のまま全滅してました.
乾燥した雌雄終齢幼虫.
こうゆうのが続くと,自分の才能の無さを痛感します.
しかし,まだ偶然取れたF2とシロアリ放飼ケージが残っているので次なる計画を実行してみたいと思います.