ゴキブログ一覧
2021 .7.14
サソリモドキが潜った
Vinegaroon in the dirt.
ペルビアンを思い出させる土掘り.
がご安心あれ.
裏から丸見え.
脱皮だろうか?
はたまた産卵?
2021 .7.13
クロゴキブリ終齢♂幼虫
Last instar male of the Periplaneta furiginosa
昨年夏に有明で採集した幼虫.
やっと終齢幼虫になり,年内中には成虫になりそう.
薄赤褐色があまりにも綺麗なので記念撮影をしました.
尾突起が見えます.
♂です.
2021 .7.12
離島
Departed the island
あっという間に帰る日が来ました.
前半超きつい工程で倒れそうになりましたが,私の部はこれでおしまい.
一名は残り,あと一航海仕事をして帰ります.
そんなわけで,島内の様子と動物まとめ.
と思ったのですが,今回殆ど写真無し.
唯一動物.
天高くデュラップを広げるアノール雄.
島の人に頂いたタコの実.
昔,ウルトラシリーズにこんな怪獣見た気がします.
こうゆうの好きです.
ネット上にはトライポフォビアを連想する意見もあるようだがこれは私は大丈夫です.
船上からの夕日.
今回は,雨一つなく最高の出張でした.
唯一,空いた時間にオガサワラウスヒラタを探したのですが見つかりませんでした.
減っているのかもしれません.
2021 .7.10
住宅のトラップチェックin父島
Checking traps set in houses on Chichijima.
せっかく何で土曜更新.
多分2年ぶりくらいのトラップ交換.
まずはミナミヒラタゴキブリ幼虫.
次ワモンゴキブリ幼虫.
おお,ヒメチャバネゴキブリ.
内地ならチャバネゴキブリでびっくりするところだ.
全部で3種.
2年置いてこの程度であれば,内地より少ないかもしれない.
で,このトラップに捕まっている米粒ほどのカビの生えた丸いもの.
気になっていたが,よく見るとイエシロアリの羽アリでした.
これはちょっと困りますね.
やはり,地域によりいろいろな害虫が侵入してきます.
父島ならではのチャオビゴキブリが出ないかなと期待をしているがこの建物では一度も捕獲されたことがない.
最後に,住宅の横の草地にいたワモンゴキブリ成虫.
きれいな個体です.
2021 .7.9
父島
chichijima
竹芝桟橋でおがさわら丸に乗船する前の検温.
無事,パス.
出港しましたが,東京の空は灰色の梅雨空です.
が一夜明け,小笠原諸島に入ったあたり.
きれいな海が広がります.
これぞ小笠原.
幸先の良いスタートです.
宿というか,当社で借り上げている住宅到着.
これからすぐに現場に出発ですが,珍しいもの発見.
生きていればもっとよかったのですが,この状態もすごい.
切れに足をそろえて乾燥している.
体長95㎜.
普通に飼育していたらこんな状態では死んでくれません.
自然の力おそるべし.
2021 .7.8
ニホンヤモリダブル出現
Two geckos appeared.
昨晩日課の飼育管理のために屋上に出るとヤモリ発見.
♂っぽいですね.
いつもはネズミ飼育室の窓の外なのだが,ここで見つけたのは初めて.
そこのが出たかと思い行ってみるといた.
これも♂ですね.
いつものやつでしょう.
尻尾も切れてません.
とりあえず挨拶をしようと外に出るとすかさず隠れたが,まあ簡単に見つかる.
胴部についている赤いのはダニですね.
ヤモリは大体ついてます.
♂♂だと喧嘩するかもしれないので,もう一つ下の階のベランダに逃がしました.
少しずつ増えてくれるとよいのですが.
それで,これより1航海父島に行ってきます.
もちろん仕事です.
明日は,父島から更新します.
ゴキブログチャンネルの素材も撮る予定です.
そちらもよろしく.
2021 .7.7
Pseudoglomeris sp. 2.
Pseudoglomeris sp. 2.
卵鞘はたくさん産んでいたのだが,♀成虫の出現からかなり遅れて♂成虫がしかも1匹だけだったので累代が危ぶまれていた.
そんな中,幼虫が出ていたので単為生殖の可能性濃厚と内心心配していたというか半分諦めていた.
これも,放置しておくと全滅しかねないのと,現実を把握するためケースを交換して,生存数と幼虫の確認を行った.
数えると3匹しかいない.
まあ,それなりに成長しているので死亡する確率は低いと思うが多いに越したことはない.
次雌雄.
♂!!
尾突起が見えますか?
単為発生ではなかったようだ.
♀!!
ペア揃った.
結局♂1,♀2.
と理想の雌雄となった.
現在考えられるすべての知見を集約したセット.
初心に帰りがんばって増やそ.
2021 .7.6
ボールパイソン糞を避ける
Python regius avoiding dung
普段のケース内の配置はこのように,右に水容器があり,ひっくり返し難いように突っ張り棒を当てている.
今日はこちは.
左下隅に何やら隠れている.
以前から本種はそんな気がしていたが,今日は確信となった.
糞ですね.
太くてでかい.
アオダイショウやシマヘビの糞は水分が多いので,新聞紙の上にベチャーとして,その上を平気でとぐろまいたりしていますが,ボールパイソンは端っこにする.
しかも,触りたくないのかこのように物で蓋をする.
水容器をひっくり返して蓋をすると,水がこぼれそれが気持ち悪いらしく,ひっくり返さないように上手に移動させている.
ヘビの中でも知能が高いのかもしれない.
そういえばまだあり,食欲が向かないときに冷凍マウスを入れると,翌朝水容器に浮いている.
口でくわえなければ入れられないはずだが.
くわえるなら食えよと思うのだが,本人は違うらしい.
元来綺麗好きなんだろう.
2021 .7.5
クロゴキブリ 2021
Periplaneta furiginosa 2021
今年初物でしたが死亡していました.
場所は1階自販機.
このフロアーは薬剤倉庫などがありそれに触れたのでしょう.
♀です.
羽化日にもよりますが,この時期であればすでに卵鞘はかなりの数を産んでいる可能性がありますね.
体には埃が大分付着しているので,グルーミングする力もなくここで力尽きたのでしょう.
2021 .7.2
ガジュマルの葉に付着した糞
Feces on the leaves of a banyan tree
ガジュマルクダアザミウマ発見以降,こまめにチェックして摘み取っています.
そこに糞が付着.
鳥には見えない.
こんなところにコロンと付くにはコウモリも考えられるがこんなにでかくはない.
ここにいるとすればニホンヤモリしか考えられないが,葉上にするかなと思ったが屋根からすればあり得る.
表面だけではさすがになんだかわからない.
というわけで中身を見てみた.
この中の白くて楕円形の物.かなりの数が入っているがどうも何かの卵のようだ.
鱗粉のような細かな浮遊物も無数にあり,ガの♀成虫を食べたのではないかと思われる.
昆虫の頭や翅の破片も入っており,ヤモリだろうとの結論となりました.
飼育している動物のフンは与えている餌が判明しているので比較しやすいですが,野外の糞はいろいろ想像できて面白いですね.
2021 .7.1
Polyphaga aegypticaを殺蜚蠊ダニから隔離した結果
Results of isolating Polyphaga aegyptica from cockroach-killing mites
6/11に成虫と幼虫を数匹ずつ分けたカップの結果です.
当初,2ケースとも何事も起こらずにいたのですが,気が付くと幼虫カップ内で殺蜚蠊ダニが爆裂していました.
スッカスカの幼虫.
物の見事に中身が食われており,マット下には無数のダニがうごめいています.
まだ生きている幼虫もいますが,このまま冷凍庫に入れました.
一方,成虫カップはどうか?
こちらは全く死んでおらず卵鞘も生み続けています.
この卵鞘だけさらに別で管理して幼虫が取れれば無ダニ個体が取れるのではないかと思っています.
ところで,皆さんのところではこういった事態が起こっていないのでしょうか?
私だけ?
2021 .6.30
なないろ日和
本日,出演しました.
浜谷さんとは前回も共演させていただき,写真のブログ使用も快諾いただきました.
コロナで距離は離れていますが心はダニ仲間でつながっています(笑).
私の趣味にも共感していただき,大変うれしかったです.
また,薬丸さん,香坂さん,スタッフの皆様フォローしていただき有難うございました.
レジェンドも久しぶりお会いして楽しかったです.
2021 .6.29
ヘビ3種脱皮
Shedding of three species of snakes
ここのところ続けて3匹脱皮した.
やっと,前兆が目の白濁見なくても皮の色でわかるようになってきました.
ボールパイソンに続いてアオダイショウ.
小の方です.
前回の脱皮から約2か月後.
次がシマヘビ.
こちらも約2か月後.
餌も食べており,現在健康状態は〇.
唯一,アオダイショウ大が全く食べてくれません.
2021 .6.28
ワモンゴキブリ羽化
Emergence of the Periplaneta americana
先週の大きかった方の幼虫が羽化した.
今回の一番乗りは孵化してから約200日でした.
前回クローンと言いましたが,ここで飼育している単為発生群は,前胸背板の模様や体長が見事に一緒です.
羽化するまでは一卵鞘ごとにまとめ飼育しますが,羽化後が1個体ごとに管理し卵鞘を取ってF13へとつないでいきます.
2021 .6.25
ワモンゴキブリの成長差
Differences in the growth of Periplaneta americana
一つの卵鞘から同時期に生まれても,各個体の成虫スピードには差が出るのは普通のことである.
この差がどの範囲だと普通なのか?
ワモンゴキブリだと幼虫期間は134~1,031日の幅がある(緒方ら,1989).
こちらは,2020年12月に1卵鞘から孵化したワモンゴキブリ幼虫.
この中に幼虫は何匹写っているでしょうか?
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
正解は5匹.
見つかりましたか?
答えはこちら↓.
数字だけだと「幅があるね~」程度だが,実際にの差を見ると毎日ゴキブリに接している私もびっくりした.
しかも,この個体群は12世代も単為発生しているスーパークローンである.
並んだ写真.
みな同じ瞬間に生まれた個体たちです(飼育温度は当然一緒).
不思議ですね.
この仔が成虫になったときにはお知らせします.
下手すると2年以上先になるかもしれません.
お楽しみに.
2021 .6.24
ガジュマルクダアザミウマ
Gynaikothrips uzeli
ベランダに置いてあるガジュマルの葉が見事に貝状態なので割ってみた.
ダニかアブラムシの仕業かと思ったらアザミウマっぽい.
ネットで調べると本種と判明.
悪そうな顔をしているといつも思う.
ウルトラマンに出てくる宇宙人のようだ.
本州以南,小笠原にも侵入しており,ガジュマルの新葉に寄生し,寄生葉は吸汁・加害によりケロイド状の凹凸を生じて極めて見苦しくなる(上住,1988).
見事な表現.
まさにその通りです.
このような状態の葉は多くはないが,増えると嫌なので摘み取るとこれだけ発見.
しばらくは様子見です.
2021 .6.23
クマネズミの門歯
Incisor of a Rattus rattus
1歳半のクマネズミが死亡していた.
たくさんケージがあるので,すべて観察できていないが,2年を超えた個体は寿命が近づいているのでこまめに様子は見るようにしていた.
しかし,2歳未満は普通は死なないので全く気が付かななかった.
いつものように死因の推測と内部寄生虫を見るために解剖しようとして死因が想像ついた.
上顎の門歯がない.
上顎に食い込んでいる.
いつなくなったのか?
これでは餌が食べられない.
体重も99gしかないので餓死の可能性大.
ドブネズミの下顎門歯は臭2.8㎜伸びるとされている.
それから逆算すると普通は歯ぐきから5㎜程度なので,この個体15㎜程度とすると,10÷2.8=約4日前?
む~.
かわいそうだが早く気が付いても歯を移植はできず,とりあえず歯を短くして紛餌などを与えてどうなったかであろう.
野外で拾う頭骨もこういった歯の個体はそれほど珍しくなく,自然界の生活の方がもっと過酷なのかもしれない.
2021 .6.22
Archiblatta hoevenii
Archiblatta hoevenii
考えるところがあり,飼育を再開しました.
成果が見られればまたご報告します.
とりあえずはエリンギを食べる幼虫.
2021 .6.21
雑事18
Little things 18
3月15日にモモタマナのハダニ駆除を行ったが,完全復活している
葉裏を見てもシミ一つない良い状態.
葉もいい感じに枯れてきており,ちょうどストックが減っていたので都合よし.
ちなみに鉢上に養生テープをしているのは,イエシロからのクロバネキノコバエ類が移っていないか確認するために貼ったが,発生はなく面倒なのでそのままにしてあるが,植物の生育には問題ない感じ.
室内飛ぶコバエ類は慣れっこになりつつあるが,おかしな飛び方をする虫がいたのでよく見ると寄生蜂っぽい.
写真を撮った直後,すごいスピードで消え去った.
室内の鱗翅目は,たまにカシノシマメイガはいるが年に1~2回しか見ないのでそれの寄生蜂ではなさそう.
やはり,Periplaneta属に寄生するヤツだろうか.
ボールパイソン脱皮.
今回はくるんと剥けた.
脱皮前.
明らかに色が違いますね.
脱皮殻.
野球のボールみたい.
脱皮前にマウスをモリモリ食べていたので調子がよかったのでしょうか.
2021 .6.18
Therea olegrandjeani♂の寿命
Life span of a male Therea olegrandjeani
2020/10/25に羽化した♂.
本日死亡.
成虫寿命約230日でした.
♀は約120日.
産んだ卵鞘9個.
孵化した卵鞘8個.
各1個体の例なのでばらつきはあると思います.
白の多い個体同士を結んだので幼虫がどうなるか.
冬ごろに成虫になるでしょう.
2021 .6.17
ショウジョウバエの殺虫
Insecticide for fruit fly
飼育室内に春以降たまに数匹のショウジョウバエが飛んでいる.
ノミバエも日によって数匹飛んでいる.
発生源は全く不明.
ちょうど1年前にも同じようなことを書いているが,毎年同じことの繰り返し.
こんなんでは,PCO失格といわれそうだ.
が,どうも内部発生ではなく,サッシの隙間から入ってきているのではないかと最近は考えている.
見ていると,レールのところから飛び出す虫を見ることがある.
殺虫は,当然殺虫剤は使いたくないのでアルコールスプレーか洗剤スプレー.
最近は洗剤が多い.
かけるとこんな感じで張り付いて死亡してくれる.
床に落ちた個体.
アルコールも洗剤も一長一短あるので使い分けをした方がよいだろう.
2021 .6.16
白眼クロゴキブリの現状
Current situation of the white-eyed Periplaneta furiginosa
当然ながら幼虫の死骸が発生している.
健康な群れなら起こりえない現象.
ぱっと見で生きている個体は数匹.
飼育当初から使用しているこのシェルターも捨てたいところなのだが.
奇跡的にこの隙間には初齢幼虫が数十匹ほど潜んでいるので処理できない.
元気付けに葉を入れる(気休め?)
2021 .6.15
モリチャバネゴキブリ 0/4
Male-female ratio is 0: 4
先月,拝島方面に行きモリチャバネの幼虫を4匹捕まえてきた.
すべて成虫になったので雌雄確認したらすべて♂.
過去の経験から4匹いれば必ずペアが取れたのだが,今回は残念.
確率的には1/16.6%を引き当ててしまいました.
まあこうゆうこともあるでしょう.
メジャーなモリチャバネなのであきらめも納得もするが,これがキスジゴキブリやキチャバネゴキブリで起きたら少しへこむ.
そう考えると,一昨年ツチゴキブリの幼虫2匹がペアになったのは運がよかった.
2021 .6.14
ヒバカリ幼蛇
Hatchling Amphiesma vibakari
神奈川に住む社員が玄関にいたヘビを捕ってきてくれた.
このサイズは明らかに今年生まれた子供のようだ.
本には5~6月に交尾をし,産卵後1か月で孵化とあるので,今年最速の仔だろう.
温暖化の影響もあるのかな.
このヘビ,日本の在来種なのだが,国立環境研究所の侵入生物データベースに記録があるのをご存じだろうか?
私も最初「えっ」と思ったが,伊豆諸島(三宅島,御蔵島)では移入分布種として排除対象となっている.
さて,この仔をどうするか.
ヒバカリの成蛇は以前に飼育したことある.
その時は,ドバミミズを捕ってきてストックして与えたが,これが予想外に大変であった.
1匹のヒバカリの飼育に,ミミズの飼育ケース2つ程度を維持しなければならず,また,ドバミミズって飼育難しい?
なかなか維持できず,何を飼育しているのかわからなくなり断念した.
郊外でミミズやオタマジャクシが捕れる場所なら飼育できそうだが,街中では大変だろう.
というわけで,写真だけ撮って元居たところに返してもらうことにした.
2021 .6.11
ゴキブリ食いダニ大暴れ
Mites outbreak that eat cockroaches and kill them
Polyphaga aegyptica
ケース内の個体密度が高くなると暴走を始めます.
このダニに関しては諦めていますが,何度見ても嫌になりますね.
仕方なく,水洗いをしてダニ忌避マット100%に戻しました.
万が一を考え,幼虫と成虫を数匹ずつ分けて保護し,災難が過ぎるのを待ちます.
2021 .6.10
スズキゴキブリF2!!!
Periplaneta suzukii F2 !!!!!!!
4月に大改装し,2ケージに分けました.
そのうちの1ケージは,幼虫もなく成虫が2匹だけとなり,もう一つのケージに合流させた.
そして,合流させた後まあ一応見ておくかで,材を裏返すと居たたたたた.
拡大.
最初は別のゴキブリがコンタミしたかと思いましたが,まあそれはありえない.
ついにやった!
F2出た.
普通に累代出来ている人にとっては大したことではないかもしれませんが,ゴキブリ飼育を始めて20年以上.
初であり超感動.
総数は調べませんでしたが,3匹は確認.
卵鞘1個分でしょう.
産下された卵鞘はおそらく100以上.
その中の一つ.
それまでに餌もいろいろ試したりしたので,偶然なのか試した餌が良かったのか今のところ不明.
まずは,この幼虫を無事成虫にすることだ.
2021 .6.9
シロマダラ脱皮早まる
Molting earlier than expected.
脱皮した.
2日前に前回より少し大きめのホオグロを入れたが食べなかった.
やばいなーと思っていたら脱皮した.
冬場は脱皮間隔が60日だったが,その後45日→38日→今回30日.
シロマダラ餌食いは制覇したつもりだったが,そうは簡単にさせてくれないようだ.
2021 .6.8
マダラゴキブリF3
Rhabdoblatta guttigera F3
すでに初齢幼虫がいることは確認済だがこの中に何匹いるか?
約1か月前に床替えしたばかりだが,この時にしておかないと後悔するので,すべて新品にする.
数ある種類の容器の中で,うまく収まるものを選択.
床材を敷いていく.
今回は水ケースの底に魚用の砂を敷く.
成虫は♀が2匹.
幼虫は18匹.
ケースそこには干からびた初齢幼虫が転がる.
毎日観察すればこのような個体も救命できるのだろうが,なかなか難しい.
入れた葉はそれなりにかじっていますね.
本気出したセットの完成.
♀の産卵による追加幼虫に期待したい.
2021 .6.7
机の虫
Bugs that came on my desk
白っぽく薄っぺらな生き物が手の表面で跳ねていたので,新手のノミか?と思ったが小さくて見えない.
どんどん小さいものが見えなくなってきた.
とりあえず逃がしては正体不明のままなので手のひらで軽く峰打ちを食らわせ眠らせた.
寝た.
と ここで,「峰打ち」って何?と思い調べてみた.
私としては,死なない程度に動きを止める動作の意味で使ったが,調べると知らないことがたくさんあることに驚かされる.
「峰打ち」とは刀の背で打つこと.ok.
一応殺すことを目的としないことのようだが,実際には一般的な打ち方ではなかったそうだ.
なぜなら「侍は殴りあいの時は抜刀しない.抜刀するときは必ず敵を殺すとき」らしい.
そりゃそうだ.納得(詳しくはネットで見てください.なるほど話があります).
で 戻って.
正体はアザミウマの1種でした.
植物の汁を餌とする農業害虫ですね.
外を歩いてきたので体に付着したのでしょう.
殺してはいないので立ち上がる.
こうして見るとかわいい顔(外見)をしているのだが,農家の方にしてみると大害虫ですね.
もう1種.
ノミバエ類.
こいつは室内に1匹いただけで仕事ができなくなるほど不快です.
先日珍しく外食(一人食いの店です)したら,目の前を1匹走り回っており,広い店内なのでどこかに行けばよいのにしばらく視界内をうろうろしていた.
よっぽど「パシン」とつぶそうかと思ったっがまあ,大人は黙って食事を終えた.
下手すりゃ,食べた物の中にも入っていたかもしれぬが,それを想像すると食べられなくなるので,「虫いる」として食べた.
こいつも机に飛来.
走り回る.珍しく一発で仕留めることができた.
峰打ち.
動き出したのでエタノールをかけてとどめをさす.
潰してしまうと写真撮っても使えないので,この手加減が難しい.
2021 .6.4
キョウトゴキブリ
Asiabatta kyotensis
一時期増え方に変化を感じたので,葉を入れ様子を見ていた.
幼虫,成虫が入り乱れる状態となったので床替えを実施.
羽化後の虫体.
綺麗です.
水容器にミズゴケを載せているが,糞と卵鞘と孵化したばかりの幼虫が入り交じり,アンモニア臭が漂う.
この匂いは本種の特徴だろう.
ミズゴケどけるとガーゼが腐食してトロケかかっている.
こうなると,穴から幼虫も侵入してしまう.
綺麗になりました.
本日より始まりました「ゴキブリブログチャンネル」.
https://www.youtube.com/channel/UCKVwntDFM2ovGBCXHtdhS9g
楽しんでいただけたでしょうか.
こちらはこちらでマイペースで進めていきたいと思います.
引き続きよろしくお願いいたします.