ゴキブログ

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2017 .12.21

Gromphadorhina oblongonotaのダニ駆除のその後

カテゴリー:Gromphadorhina oblongonata,

After the extermination of ticks parasitic on Gromphadorhina oblongonota
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初齢幼虫からスタートしているので,いまだに大型の♂がでない.
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ダニはどうかというと・・・・いない!
よかったよかった.

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2017 .12.20

ヨロイモグラゴキブリの繁殖

カテゴリー:Macropanesthia rhinoceros,

Breed the Macropanesthia rhinoceros
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昨日,雌雄を3:3と前胸背板だけで判断していたが,腹端みたら♂:♀は2:4であった.
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仕方ないので,2ペアと♀2の3ケージにとりあえずセットした.
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いずれにせよ,交尾を開始するのは春過ぎだと思われるので,相性をこれで見ることにする.

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2017 .12.19

Blaberus giganteus

カテゴリー:Blaberus giganteus,

Blaberus giganteus
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ブラベルス属の中でも大型種.
改めて眺めると,翅が伸びた個体は大変きれいである.
ペットローチの代表種です.

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2017 .12.18

12月のクロゴキブリ幼虫

カテゴリー:クロゴキブリ,

Periplaneta fuliginosa larvae witnessed in December
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避難階段脇に置いてあった長靴の上を歩いていた.
1齢幼虫ですね.
さすがに12月の日陰では寒いらしく,動きが遅い.
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こんな時期でも,外をうろつくとは.
数時間後に行ってみたらいなくなっていたので,越冬場所に潜り込んだのでしょう.
めでたしめでたし.

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2017 .12.15

ハイイロゴキブリ亜科

カテゴリー:Princisia vanwaerebeki,

Oxyhaloinae
資料集めをしていて気がついた.
マダゴキシリーズと餌ゴキのハイイロゴキブリが同じ亜科に含まれていた.
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これらは,今いる中で,各属の代表種.
左から
Princisia vanwaerebeki
Aeluropoda insignis
Elliptorhina davidi
Rhyparobia maderae
Henschoutedenia flexivitta
Nauphoeta cinerea
Oxyhaloa deusta

これらに共通する特徴は中後脚腿節前下縁に棘列がないこと(ただし,この特徴はオオゴキブリ亜科やオガサワラゴキブリ亜科,マルゴキブリ亜科にも共通することだが).
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そして♂肛下板の形態(Rhyparobia maderae).
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端部先端両端が同様な鍵状になっていること(赤矢印).
また,尾突起も左右同様のサイズと形であること(青矢印).
この形態は,当然小型のOxyhaloa deustaも同じ形をしている.
ゴキブリの世界も深いですね.
それにしても,こういったことって,実際にゴキブリを見てみないとわからない.
色んな種を飼育していると,このような時にも大変便利ですね.

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2017 .12.14

イエローバナナローチ 2

カテゴリー:イエローバナナローチ,

Yellow banana roach 2
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現在の出現率は30%程度.
なぜこうなるのか興味がある.
現地でもそうなのか?
ペットとして考えればGyna luridaのように黄色だけ集めて,黄色系統を作るのも面白いかもしれない.

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2017 .12.13

夜行性

カテゴリー:多足,

Nocturnality
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21:00頃突然電気をつけたらシェルターから出ていた.
やはり夜行性なんですね.
たまに昼出歩いているのをみますがあれは何をしているのでしょうか.
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2017 .12.12

ホラアナゴキブリの木製シェルター失敗

カテゴリー:ホラアナゴキブリ,

Wooden shelter fail of the Nocticola uenoi uenoi

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前回の床換えで,耐久性を良くする為に,紙のシェルターから木に換えたケージを小と中プラケで作り,ゴキブリを放ったのだが,内部に発生した緑のカビが消えず,中プラケは放った虫体も消えた.
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全く動くものがいない中プラケ.
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逆に,紙シェルターケースは,朽ちてきたが爆発的に増えている.
有翅も数匹確認できる.
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で,良く見るとタマヤスデが結構増えている.
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カタツムリも.
これは入れた覚えが全く無い.
どうも,ヤスデ類と相性が良いのか,ヤスデが環境悪化を防いで知るのか?
しかし,大型のヤスデは糞だらけにするので,タマヤスデサイズがいいとこなのかもしれない.

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2017 .12.11

Eurycotis opaca

カテゴリー:Eurycotis opaca,

Breeding case cleaning of the Eurycotis opaca
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順調に累代出来てはいるが,観察は怠っていない.
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特に卵鞘の孵化具合.
初齢幼虫の発生状況.
卵鞘の中には変形した物が多く見られる.
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ちょうど成虫が産卵終わり,幼虫に代替の時期となっている.
本当は全ての齢が交じり合うと良いのだが,まだそうなっていない.
この,種苗シェルターは,ダンボールシェルターに入れない大型種には重宝している.
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本種には大プラケがちょうど良いようです.

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2017 .12.8

単為発生ワモン幼虫F9

カテゴリー:ワモンゴキブリ,

F9 larva of a parthenogenetic Periplaneta americana
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孵化してちょうど4ヶ月.
中齢幼虫まで育った.
前胸背板にきれいな黄色斑が出た良い幼虫だ.
あと,2~3ヶ月で成虫になるだろう.
クロゴキブリはこうはいかないが,熱帯原産のゴキブリは環境がよければドンドン成長する.

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2017 .12.7

ヨロイモグラゴキブリ3ペア

カテゴリー:Macropanesthia rhinoceros,

3 pair of the Macropanesthia rhinoceros
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この仔達は,記録によると2008年に幼虫で入手した個体から生まれた子供のようだ.
やっと成虫になった.
しかも,ちょうど♂3,♀3.
それにしても,増やすのがいかに時間かかるか良くわかる.
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いつまで同居させるか考えたが,全個体マットには潜らず,糞だらけなので,マットの準備が出来次第ペアを組んで分けようと思う.

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2017 .12.6

麻布せんべい

カテゴリー:その他,

Azabu Rice cracker
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昨日,T先生にいただきました.
今このような商品があるみたいです.
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時代は変わりました.
おいしくいただきました.

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2017 .12.5

Polyphaga saussurei孵化

カテゴリー:Polyphaga saussurei,

Hatch of the Polyphaga saussurei
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続々孵化が始まった.
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が,幼虫の管理環境が良くわからない.
意外と深い.

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2017 .12.4

ウェストフレテレン

カテゴリー:その他,

Westvleteren
残念ながら新しいゴキブリの名前ではありません.
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ベルギービールです.
ブリュッセルで研究をしているU田さんのお土産.
超貴重品.
以下Wikipediaより抜粋.
・ベルギーのシント・シクスタス修道院で醸造されるトラピストビールの銘柄.
・販売は不定期.
・販売場所は院のみ.
・販売方法は,院の前に小さい看板を出して販売を告知する.
・噂を聞きつけた購入者が車で来院するため,周辺では順番待ちの行列が出来る.
・販売はドライブスルー形式で「車1台につき1日1ケース(1ケース24本)」.
・車のナンバーを控えられるため,同じ車で並び直しても当日再購入は出来ない.
・「僧院にある販売所では随時購入できるが 「Niet verder verkopen(転売しないこと)」と印刷された紙を手渡される。」
とあるが現在は,飲むことは出来ても,通常は随時購入も運しだいとのこと.
そのため,外国の人が入手する事は,殆ど無いとされるが,修道院修繕等で資金が必要なときは臨時販売があり,流通するという.
日本の販売記録では,2012年9月頃に販売されている.この頃臨時販売があったようだが,これを最後にほとんど記録がありません.
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王冠も貴重らしいです.

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2017 .12.1

Periplaneta banksiケース交換

カテゴリー:Periplaneta banksi,

Exchange for new cage of Periplaneta banksi
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ネットを張ったら不思議と炭カル突破するまでの時間が以前より延びた気がする.
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体がデカイぶん糞の量もすごい.
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交換後.

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2017 .11.30

クモの脱皮

カテゴリー:クモ類,

Ecdysis of the spiders.
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2種類が同じようなタイミングで脱皮した.
こんなになってもまだ脱皮するのには驚きました.
特に,インディアン・オーナメンタルと思われる個体は2~3年ぶり?
この脱皮殻,いつも捨てられなくしばらく放置して,そのうち埃まみれと不注意による扱いで壊れ結局捨てる羽目になる.
再利用の方法はないものだろうか.

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2017 .11.29

15回目の脱皮

カテゴリー:爬虫類,

The Python regius shed off the skin for the 15th
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小笠原に言っている間に終わっていた.
今回も,綺麗にむけていた.

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2017 .11.28

クマネズミ幼獣のその後

カテゴリー:ネズミ,

Of the roof rat calf afterwards
小笠原渡島前.
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少し痩せ過ぎですが,元気にしています.
しかし,残念なことに渡島中に,死亡してしましました.
動物の飼育は難しいですね.

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2017 .11.24

11月の父島

カテゴリー:ネズミ,

Chichijima in November
父島に来ています.
今回はニューギニアヤリガタリクウズムシの仕事です.
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こいつです.
ヒアリと同じく,世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれている.
食性は肉食でカタツムリ類やミミズなどを捕食します.
小笠原諸島には,貴重な陸生のカタツムリが多く生息しています.
現在は,父島にのみ分布していますが,こんな生物が他の島に侵入したら大変なことになりるでしょう.
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それと,これも大きな問題となっているクマネズミ.
都会と違いすぐワナに入ります.
今回は新記録.
カゴを設置して約5分で捕獲.
この個体.
それでも,根絶には大変な労力が費やされています.

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2017 .11.22

渋谷のクロゴキブリ

カテゴリー:クロゴキブリ,

A Periplaneta fuliginosa appeared in Shibuya
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娘からラインが来た.
昨日見つけたらしい.
都会は,屋外でも場所によっては高温になっている場所がスポット的に存在するのだろう.
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♀成虫のようですね.

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2017 .11.21

ローテルもどき

カテゴリー:その他,

Like the Rotel
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たまたまネットで検索していると見つかった.
私が知っているのはフマキラーから販売されていた製品.
しかし,すでに絶版になり現在は入手不可.
そこで,早速購入してみた.
1個約700円.
オリジナルが手元にないので比較できないが,よく似ている.
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ゴキブリの入り口.
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2段構造になっており,下層に入ったゴキブリは,動いていると上層エリアへの蓋を開け,そこに納まるようになっている.
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こんな感じ.
出来はいまいちで,上層部の透明な蓋は簡単に外れるため,クロゴキブリなどの大型種は自力でふたを開けて逃走するだろう.
テープなどで固定が必要だと思う.

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2017 .11.20

Polyphaga saussureiの卵鞘

カテゴリー:Polyphaga saussurei,

Oothecae of the Polyphaga saussurei
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うすうすわかっていたが,今まで何とかなっていたので行っていなかったが,orydiidae科の卵鞘管理は,個別に加湿したほうが孵化しやすいようだ.
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1齢幼虫.
ちゃんと孵化することがわかった.

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2017 .11.17

クマネズミ幼獣飼育

カテゴリー:ネズミ,

Cub breeding
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育児放棄された幼獣.
体重は13g.
目は保護した直後に開いたので,12日齢あたりだろう.
果たして大人まで成長するか?
ミルクは飲むので,このままハンドリングしながら育てば,手乗りになるかな.

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2017 .11.16

シラミバエ蛹採集

カテゴリー:その他,

Collection of Hippoboscid fly
この時期,営巣の終わったツバメの巣をもらうことがある.
せっかくなので,何がいるか探してみた.
ツバメの巣には,多くの生物が寄宿しており,屋内で意外な昆虫採集気分が味わえる.
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ただ,乾燥して埃が大量に発生するので,天気がよい時は屋外で行わないと部屋中真っ白となる.
また,トリサシダニなどが発生していると,刺されて大変なことになる.
この巣は幸いそういったダニの発生はみられなかった.
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出てきたものは,ヒメダニ類やシラミバエ類の蛹.
この種子のような物が蛹.
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多く見つかる巣と,少ない巣がある.
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集まった蛹.
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拡大すると,表面にうっすらと横筋が入っている.
羽化するか観察することにする.

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2017 .11.15

マルバネゴキブリ

カテゴリー:マルバネゴキブリ,

Divide a breeding container of the Hebardina yayeyamana into two
奇跡の復活を遂げたが,いつ再発するかわからない.
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時期としても,ちょうど産卵開始前なので卵拾う手間もかからないことから早めの分譲を行った.
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なんとなく変な汚さ(表現しにくい)の元ケージ.
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分けた後.

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2017 .11.14

ヨロイモグラゴキブリ床換え

カテゴリー:Macropanesthia rhinoceros,

Cleaning of the breeding case of a Macropanesthia rhinoceros
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昨年の2月に1ペア分けたケース.
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マットも白茶け,まずそうである.
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全交換するため掘り起こすと9匹の幼虫がいた!
生まれて半年ほどでしょうか.
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下層に新しいクヌギマットをいれ,表層に古いマットをまいて終わり.
ゴキブリも,このくらいの寿命と増え方でいてくれたら,無駄な淘汰もしなくてよいのですが.

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2017 .11.10

第33回日本ペストロジー学会東京大会

カテゴリー:学会,

The 33th Japanese Society of Pestology Tokyo meeting.
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昨日より武蔵野市立武蔵野市民文化会館にて日本ペストロジー学会が開催された.
私はゴキブリのベイト剤に関する発表をしてきました.
また,ネッタイトコジラミの薬剤抵抗性問題を共同研究者として参加しました.
最近は,若手PCOによる発表が増えてきましたが,もっともっと増やしたいと思います.
学生の皆さん.
PCOの皆さん.
是非入会いただき,来年は鹿児島で開催されるので,参加ついでにゴキブリ採集にいかれてはいかがでしょうか.

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2017 .11.9

Panchlora sp. ” Northern Costa Rica “

カテゴリー:Panchlora nivea,

Panchlora sp. ” Northern Costa Rica ”
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コスタリカ産のPanchlora sp.

これも,数が減少していたが,何とか復活.
ついでに,2ケースに分けることとした.

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2017 .11.8

Therea petiveriana

カテゴリー:Therea petiveriana,

Therea petiveriana
2007年より飼育しているが,急に個体数が減少した.
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なんとも無機質なマット.
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探るとまだ20数匹の幼虫がいたので何とかなると思うが,最近このグループの調子が悪い.
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やはり,卵鞘の管理は別に行ったほうがよいのかもしれない.

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2017 .11.7

クマネズミはがし

カテゴリー:ネズミ,

Rescuing a black rat
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はがし4日後.
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はがし18日後.
状態が酷くなっているように見えるが,ここまで毛が抜ければ後は生えて終わり.
かわいいしぐさに見えるが,素手でつかんだら間違いなく血だらけになる.
人間との戦いに生き抜いてきた殺鼠剤抵抗性を獲得している系統個体.

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