ゴキブログ一覧
2021 .1.22
Shelfordina terminalis 大容器へ
Move Shelfordina terminalis to a large breeding case
成虫が増え,それに伴い卵鞘,若齢幼虫が増えてきました.
ここに写っているのは上が♂成虫,下が♀成虫.
卵鞘は,乾燥した場所よりミズゴケ内に産むことが多いようです.
餌に群がる若齢幼虫.
ダンボールのシェルターにもそれなりに入っています.
1齢幼虫.
可愛い顔をしています.
白い網目はガーゼの折り目なのでいかに小さいか.
今回は,水容器だけ新品にして,後はそのまま移設しました.
完成です.
2021 .1.21
Brachypelma smithi
Brachypelma smithi
水容器をひっくり返して汚れがひどくなったので久しぶりにケージ交換.
クモはシェルターごと移動.
大人しく綺麗なクモです.
今回あたらいいシェルターも入れてみた.
2021 .1.20
Eurycotis sp. 復活
Resurrection of Eurycotis sp.
小ケージには卵鞘.
大ケージには幼虫などを分けて飼育していましたが,成虫は死亡していますが幼虫の死亡はなし.
まだ成虫は少ないですが,幼虫は若齢から終齢までそろっているようだ.
いつまでも2ケージは場所や管理も大変なので1本化.
雰囲気は良い方向に向かっていると思う.
2021 .1.19
トビイロゴキブリがいつもより少ない
The number of the Periplaneta brunnea nymphs is less than usual
ケージ1個目
2個目
死亡幼虫の数が多い.
死にかけた個体や死骸を整理するといつになくスカスカ.
これはもしかするともしかするかも.
2021 .1.18
雑事 15
Little things 15
現在1匹だけとなったオガトカ.
これ以上は追加する予定もないのでこの個体が最後.
2年前に採集した個体なのでそろそろ寿命も近いかも.
出来る限り快適に過ごさせたい.
続いてボールパイソン.
脱皮しました.
本当に規則正しく3か月間隔.
ただ,今回は久しぶりの失敗.
顎下から腹面,首背面に皮が残り,顎まわりをむくのに手こずった.
も一つ.
トビムシのまじめな飼育を始めました.
ゴキブリを飼育しているケージだと餌も与えていないのに爆増するのだが.
単独で飼育して増やそうとすると多少増える程度.
ネットで調べると,ビール酵母や麦類が餌に良い様な事が書かれていた.
早速棚を探すと大体必要な物が揃った.
まず餌から試す.
ビール酵母と押し麦.
春頃続きをお知らせします.
でも,日差しは春らしくなってきましたね.
サクラが待ち遠しいです.
2021 .1.15
Corydiinae
Corydiinae
このグループはどうも同じ傾向になります.
私の所にいる個体群だけなのか,皆さんの所も同じなのか.
Polyphaga aegyptiaca
Therea regularis
幼虫の群れ.
自然に孵化しています.
このぐらいあふれていた方が,卵鞘の孵化には良いようです.
2021 .1.14
アミメヒラタゴキブリ
Balta notulata
昨日に続き床換えをした.
特別な内容はないので,カメラの深度合成について少し.
現在使っているカメラはOLYMPUS TOUGH TG-5
その前は同じくTG-4
更にその前はリコーCXシリーズ
接写が良かったのですが,深度合成を使うと離れられなくなりました.
なし.
あり.
翅の後方も鮮明に写し出しています.
しかし,触角も沢山はえてしまいますが.
なし.
あり.
ケースの汚れまで鮮明になってしまいますが,良いです.
昨日同様青枯葉を入れ完了.
2021 .1.13
アマミモリゴキブリ
Episymploce amamiensis
床換えして約半年後の状態(水容器だけは変えています).
色あせて生命が感じられません.
水容器に死骸が転がると乾燥せずに腐敗するので早めに取り除いた方が良いですね.
ケージ底面にも糞が散乱しています.
しかしゴキブリは元気に生きています.
ケージ交換後.
ヤシガラチップ,ミズゴケともに新品は色が濃く生存感があります.
ついでに,モモタマナの青く枯らした葉をいれて色を多くしてみました.
これなら陳列しても見栄えが良いですね.
2021 .1.12
ヘビ達新居で年越し
Snakes are new year in new house
昨年から狭くて申し訳なく思っていたのだが,ちょうどよい安いケースがなく,昆虫飼育用ケースで過ごしてもらっていた.
たまたま別部署でこのケースを使っているのを見て,さっそく改造して入れてみた.
入浴中に引越.
この状態が騒ぎもせず最も扱いやすいですね.
新しいケースに入れたら騒ぎ出した.
上が新しいケース.
蓋の天板を切り取り,トリカルネットをホットメルトで接着.
今のところ壊されはしないです.
下が大プラケ.
ボールパイソンは,同様のケースの1つ大きい物に引越.
広くても丸くなる.
2021 .1.8
イエシロアリの新年
Formosan subterranean termite new year
新年早々,割り箸の橋が1本崩壊していた.
まあこのくらいではネタにはならないと思っていたが,今日見ると水面に降下している木片が脱落し水面に落下している.
面倒なことになったと思いよく見ると,切り離された上部から脱落したすでに土塊と化した木片に蟻道が伸びていた.
これなら給水に支障は出ないのでしばらく様子を見ることにする.
2021 .1.7
ハカラメの花
Good-luck leaf flower
毎年この時期に外に出しておくと花芽を出します.
ここにある3種は全て小笠原父島産,
細長いのは花芽が付かないですが他はこのようにつけております.
上の種は前回父島に行った時も確認できました.
しかし,下の種は私が知っている場所は除草されて見つける事が出来ませんでした.
外来種として駆除されたのでしょうか?
小笠原は1年以上行ってないですね.
今年は行きたいですね.
2021 .1.6
オオモリゴキブリ2年の壁
The Two-Year Wall of the Symploce gigas gigas breedig
生のない景色.
2018年4月から飼育始め2年と少し.
1♀だけ残っています.
卵鞘が孵化するのではとそのままにしていたが,限界を感じ整理した.
タッパーをひっくり返し出てきた外観よさそうな卵鞘.
最終的に品定めして,残ったのは1個だけ.
この卵鞘と,追加の産卵に期待をかけるべく新調しました.
2021 .1.5
Eurycotis sp. ケガのその後
After a Eurycotis sp. Injury
3日ほどは動きましたが,傷の露出部分の乾燥とともに動かなくなりました.
さすがのゴキブリも,内臓のダメージは致命的だったようです.
残念.
2021 .1.4
Pseudoderopeltis sp. ♂
Pseudoderopeltis sp. ♂
やっと♂が出ました.
しかも1匹.
♀出現から遅れること2か月以上.
これから交尾をして果たして有精卵が間に合うのか?
♀はすでに寿命切れしている個体も出ており,これは・・・・・・・!
幼虫???
単為発生?
卵鞘は沢山産下されているが孵化しないはず.
単為発生はPeriplaneta属では多く報告されているが,本当に優等生だけが行うアクロバット.
本属もするのか?今までの経験からすると0ではないがかなり厳しいはず.
卵鞘孵化まで約40日とするとそのくらい前に雄が出ていて有精卵が気が付かないうちに生まれていたのだろうか?
とりあえず,新年早々うれしい話ではある.
2021 .1.1
謹賀新年
今年も忙しい年になりそうですが,健康に気を付け様々なことに挑戦しましょう.
また一年よろしくお願いします.
2020 .12.28
Eurycotis sp. ケガ
Injured Eurycotis sp.
Eurycotis opacaに続き本種もダメかと思いましたが,孵化した幼虫は無事成長しております.
そんな中,脱皮直後だと思われる怪我した個体を発見.
内臓(脂肪と気管らしきもの)が背面に出てきている.
脱皮中に齧られたのかもしれない.
とりあえずプラカップに収容して様子見ることにしました.
生命力の強いゴキブリですが,果たして生き延びるか?
しばらく手元に置き観察します.
さて,今年もあっという間に過ぎ去り,子年が終わりです.
本来であれば,ネズミにちなんだ様々な話題が提供されていたのではないかと思いますが,コロナにかき消されてしまいました.
来年は良い年にするよう頑張りましょう.
良いお年をお迎えください.
2020 .12.25
Deropeltis属の親子
Deropeltis sp. parent and child
Deropeltis属の1種(♂).
ここに来てから10年になります.
丈夫な種です.
シェルターはダンボールを使わず,種苗ポットを使っています.
成虫幼虫入り乱れの環境.
他のゴキブリではあまり見ない親亀の上の子亀.
何かいい事でもあるのでしょうか.
ほのぼのします.
2020 .12.24
ペルビアン巣ごもり
Nesting of centipeid
今までの飼育環境では穴倉に潜っていなかったが,新しくしたと同時に潜って入口をふさいだ.
脱皮だと思うのだが,産卵ではないかと期待をしてしまう.
いつ出てくるか,ドキドキしながら待つとします.
2020 .12.23
トライポフォビア2
Trypophobia 2
Therea petiveriana
Therea olegrandjeani
Therea属はこんな発生をしがちです.
全ての齢が均一に混ざるということが難しい.
この後,卵鞘がごっさり採れて幼虫だけのコロニーとなってこの繰り返しです.
まあ,それが原因と言ったら終わりですが.
これはこれで見ていて楽しいですね.
しかし,卵鞘が孵化しなかったら終了です.
2020 .12.22
茶系クロゴキブリ死亡
Death of a brownish Periplaneta fuliginosa
死亡していました.
まさにSmoky brown cockroach です.
この♀はすでにご紹介した殺虫剤のフラッシングで出てきた個体.
殺虫剤の影響か,後脚が2本とも脱落しましたが寿命も全うしたのではないかと思います.
最終的に7個の卵鞘を産み,ほとんどは孵化しました.
貴重な個体なので標本にします.
これは宝物です.
この幼虫らが成虫になるのは早くても来年の夏ころだと思います.
どのような成虫になるか楽しみです.
2020 .12.21
ワモンゴキブリの腹板変異
Mutations in the abdomen of Periplaneta americana
脱皮して間もないこの個体.
腹部側面が割れている.
1,000匹以上の個体を見てきたが,このような変異は記憶にない.
一般的な変異は,背板の癒合など平面上の出来事で終わるのだが,これは腹板との接合部の間にもう一つの側板のような物が形成されている.
今のところこの個体は幼虫をとるため生かすので,一定量の幼虫がとれたら顕微鏡下で観察してみたい.
変異とは関係ないですが,腹端に付着している黄緑色の物質.
嫌な目に合うと出すのですがこれが臭い.
ゴキブリが餌になり難い理由の一つだと思います.
2020 .12.18
餌ゴキブリ
Cockroaches for bait
頂いたサソリモドキのケージ.
到着当初は,脚の取れたコオロギすら捕捉できないようでしたが,現在は投入した餌を片っ端から食べています.
が,トルキスタンゴキブリの♀は嫌なようで残ります.
以前から思っていたのですが,初齢幼虫はトカゲなどもよく食べますが,中齢幼虫以上になると♂幼虫も♀幼虫も関係なくコオロギと比較すると残ります.
原因としてはやはり腹端部から分泌されるネバネバではないかと思います.
♂成虫になるとネバが減るのかこのように食べられます.
この傾向はタランチュラやムカデ(2018 .8.8ブログ)にも見られるのですが,餌昆虫として沢山売られているのが不思議です.
皆さん若齢幼虫か♂成虫しか使ってないのでしょうか?
それともコオロギ切れ時の緊急避難用?
2020 .12.17
雑事14
Little things 14
冬眠させたアオダイショウですが,水を入れるのを忘れており飲まないと思いつつも入れました.
土を何ヵ所か掘った跡がありましたが,中のシェルターに潜り込んでいるようです.
来年春お会いできることを楽しみにします.
餌投入.
翌朝.
計画通り食べてくれています.
前回の脱皮期間が長かったので,今回の給餌間隔は興味あることですね.
大井ふ頭の方に行った際,潰れたワモンゴキブリ発見.
多分マンホールから出てきた時に踏まれたのでしょう.
駐車してある車の下にあったので,うずくまって撮ったのですが,撮り終わって車内見たらドライバーが乗っていました.
気が付かれたかわかりませんが,何も言われずホッとしました.
2020 .12.16
Therea olegrandjeani 産卵
Therea olegrandjeani ootheca laying
雌成虫の腹端部.
このように肛上板と肛下板が合わさり,水平口となっている.
ここから幅のある平べったい卵鞘を生み出す.
産み始め.
2時間後.
縦に産むのは大変そうですね.
卵を1つ産むだけであれば,こんなに時間がかからないのでしょうが,卵鞘の固い外皮を作りながら産むので相当な時間を要します.
約12時間後.
更に4時間後.
やっと横を向きました.
更に3時間後.
やっと産下しました.
私も,様々な昆虫を見たり飼育しましたが,「1回の産卵」にかかる時間としてゴキブリはかなり長い部類だと思うのですが.
皆さんいかがでしょう.
2020 .12.15
Shelfordina trrminalis
Shelfordina trrminalis
ここに来てから生まれた仔たちの交尾.
熱帯の種なので冬も関係なく成長し繁殖しています.
初齢幼虫.
小さいので屋外で見つけるのは大変でしょう.
中齢幼虫.
本種は,紙のシェルターにも入ってくれますが,ミズゴケの方が好みのようです.
2020 .12.14
ヒメクロゴキブリ状況
Sorineuchora nigra growing conditions
試しに与えた古いエサを回収しようとしたが,その下に初齢幼虫が潜んでいた.
これはリンゴだが適度な保湿と隙間が初齢幼虫には居心地が良いようだ.
こちらはアノール死骸.
また,それに食べている個体もいるようだ.
その為,回収せず元に戻して追加した.
こちらは固形飼料に集まる虫体.
産卵中の♀.
ケースを置いている場所は,冷気が入りやすい窓際ですが,室内は暖房が入っているので,越冬どころではないのかもしれない.
2020 .12.11
ペルビアンジャイアント引越
Scolopendra gigantea moving
かなり気を付けていたのだが,例のダニが侵入していた.
このケースは気密性が良くないので,増えたらあっという間に脱走(ダニですよ)し,他のケースへの侵入の危険性が増す.
そんなわけで覚悟を決めて引越しさせた.
古いケースからとりあえずダニ洗浄用のヤシガラ入り中プラケに移動.
ここまでの作業は,木の枝にムカデを捕まらせ,長ピンで誘導しながら移したので写真撮るスキがなし.
中プラケに移すときにムカデの体表を見ると,ダニが数匹はい回っている.
これだけ表面積があるとそりゃそうだと思う.
なので,ヤシガラを追加で入れて攪拌しながらモミ洗い.
意外と大人しく洗われてくれた.
体表についたダニがヤシガラに移ったと思われしころ,新たに用意したケースに引越.
モミ洗いケースからどさっと落とすと,ダニを含んだヤシガラが入りそうなので,新しい枝伝いに移動してもらった.
これも意外とすんなり.
終了です.
それにしても,見れば見るほど素晴らしい生き物です.
2020 .12.10
Hypercompsa sp.
Hypercompsa sp.
中プラケに移してから初めて床替えをしました.
床換えといっても,マット:虫体が1:1のようになってきたので淘汰ですね.
2016年に3匹購入して現在に至っています.
土中にいる状態を見るとワラジムシのようです.
単為生殖は強いですね.
オガサワラゴキブリPycnoscelus surinamensis のようです.
1匹ずつ拾うのは面倒なので,虫入り土を半分戻しました.
日本の小型トカゲの良いエサになると思います.
2020 .12.9
脱皮
Shedding
オガサワラトカゲの脱皮
ヘビと違い,脱皮殻はバラバラ剝れるので,いつ脱皮したかわかり難い.
鱗をそぎ落としている最中の魚の表面のようだ.
ついでにシマヘビも予定通り脱皮した.
ヘビは脱皮前後で餌を食わなくなるが,トカゲはどうなんでしょう.
2020 .12.8
ゴキブリ飼育の汚れ状況
Cockroach breeding stains
ウスヒラタゴキブリの飼育ケースです.
汚れの紹介です.
給水容器.
飼育種に入りますが,緑のカビは結構発生します.
しかし,ゴキブリ生体に影響はないようです.
見た目が悪いだけです.
黒いカビが出る種もいます.
(人体に影響がないかはわかりません.10年以上ほぼ毎日素手で管理を行っていますが,体調を崩したことはありません.基本的な衛生管理.どんな動物でも触ったら手を洗うことが重要です).
落ち葉シェルターにたまった糞や脱皮殻.
こういった乾燥物にはチャタテムシが多く発生します.
まとめると結構な量になります.
古い卵鞘も処分したほうが良いのですが,新旧が分からないので増え方を見て処分します.
シェルターも,糞の付着が多くなったら交換します.
今回はこの程度なのでなし.
見た目あまり変わりませんが掃除終了.
はやりのキャベツを入れています.
特別好んでは食べませんが,穴開いたりするので食べるようです.