ゴキブログ

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2019 .12.13

スズキゴキブリの餌

カテゴリー:ゴキブリの飼育方法, スズキゴキブリ,

Food of the Periplaneta suzukii

ゴキブリは一般的に雑食と言われている.
雑食なので,固形飼料のような一通り栄養が含まれている餌で大抵は飼育できている.
しかし,累代を重ねるうちに困難になっていく種がいることを経験している.
本種も,私としては初めて幼虫がとれたのでこの後わからないが,継続した累代を聞いたことがない.
野外では,スカベンジャーとしての役割も高い.
朝比奈(1991)にはツチカメゴキブリがケナガネズミの死骸より採集されており,動物のタンパクは重要なのかもしれない.
前置きが長くなったが,そんなわけでアノールの死骸を解凍して入れてみた.

これを見ると,肉というより心臓,肺,腸がなくなっている.
他の種にも入れてみたがそれなりに齧られていた.
やはり,野外に生息する種にはこのような多種多様の物を与えた方が良いのかもしれない.

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2019 .12.12

ヨロイモグラゴキブリの脱皮殻

カテゴリー:Macropanesthia rhinoceros,

Molting shell


思い出してみると,ヨロイモグラゴキブリの脱皮殻は初めて見た気がする.
食べ損ねたのか?
こんなこともあるのですね.

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2019 .12.11

オオモリゴキブリ

カテゴリー:オオモリゴキブリ,

Symploce gigas gigas


約1年半.
おそらくこの個体はF2.

これはF3.
今回は意外と順調.

野外では,植物から動物まで様々なものを食べているのだと思う.

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2019 .12.10

マダラゴキブリ2種の状況

カテゴリー:コマダラゴキブリ, マダラゴキブリ,

Breeding situation of two species Rhabdoblatta

ヤエヤママダラゴキブリはそろそろ1ヶ月が経つので様子を見る予定です.
その前に,他のマダラゴキブリ属の状況を確認した.

コマダラゴキブリ.
こちらは,2018年2月から幼虫でスタートし現在多分F2~3.
終齢幼虫と初齢幼虫が混ざった状態で複数生存中.
ついでに床換え.

マダラゴキブリは今年の1月に幼虫でスタートし,F1終齢幼虫が多数存在.
以前は,マダラゴキブリ属の飼育難易度は,ヤエヤママダラが容易で,次がコマダラ,次がマダラであったがその時々で変わるようだ.
ようは皆一緒なのかもしれない.

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2019 .12.9

スズキゴキブリ

カテゴリー:スズキゴキブリ,

Periplaneta suzukii

着実に成長しています.
今のところ,死亡する幼虫もなく順調.

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2019 .12.6

イエゴキブリ 全滅

カテゴリー:イエゴキブリ,

Neostylopyga rhombifolia extinction

最後の♀成虫が卵も産むことなく★となった.
不思議である.

が悔やんでばかりもいられないので,出戻りした個体群で再起を図りたいと思う.

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2019 .12.5

ヤエヤマツチゴキブリ

カテゴリー:ヤエヤマツチゴキブリ,

Margattea ogatai

飼育初めて1年が経過しました.
今のところ減る様子もなく順調です.


♀成虫.
卵鞘付き.


終齢幼虫.


初齢幼虫.

本州のように冬が寒い地域のゴキブリより飼育が楽に思いますが,サツマツチは毎年失敗する.
今年も採りに行こうか考えているが,冬の捕獲個体は今のところ全敗なので,もう少し暖かくなってから計画予定.

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2019 .12.4

Terminalia catappa hiding place

カテゴリー:ゴキブリの飼育方法, 植物,

Terminalia catappa hiding place

モモタマナ.
葉が大きく,成長も早い,そして落葉も1年を通してあるのでゴキブリのシェルターに使っている.
モモタマナを検索すると,マジックリーフといった名で,水槽に入れる目的で販売されてもいるようです.

葉は折り曲げるようにして乾燥させるとゴキブリのシェルターにちょうど良くなります.

注意点として,生きているうちは葉の根元にこのようなべとつく樹液を出すので,落葉した後に水で洗うとよいでしょう.

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2019 .12.3

アオダイショウ158cm

カテゴリー:爬虫類,

Elaphe climacophora length 158cm

4回目の脱皮.

綺麗にむけました.
抜殻を計測した結果は158㎝.
まだまだ大きくなるでしょう.

鼻先(口先?)も綺麗です.

ちなみに,以前飼育していた個体は,攻撃性が高かったせいか鼻先がこんな状態でした.

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2019 .12.2

Therea petiveriana孵化

カテゴリー:Therea petiveriana,

Hatch of Therea petiveriana


小さな幼虫です.
しかし,Corydiidae科の特長の密集した体毛はすでに見ることができます.

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2019 .11.29

キョウトゴキブリ

カテゴリー:キョウトゴキブリ,

Asiablatta kyotensis

こちらもヤエヤママダラゴキブリまではいかないが,最近増え方が鈍っている.


精一杯移してもこんな感じ.
スッカスカ.

小プラケに数匹の予備を作った.

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2019 .11.28

ヤエヤママダラゴキブリ

カテゴリー:ヤエヤママダラゴキブリ,

Rhabdoblatta yayeyamana

毎度の事となってしまいましたが,F2以降がやばいです.
幼虫はいますが,F1の勢いはなし.

これで1ヶ月様子見て,改善されないようであれば次の手を打たなければいなくなりそう.

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2019 .11.27

オカダトカゲの性格

カテゴリー:爬虫類,

Personality of the Plestiodon latiscutatus

捕えようとすると当然逃げ回るが,一度手中に収めると騒がず静かになる.
周りが寒くて手が温かいからでしょうか.
逃げません.
グーパーしても逃げない.
可愛い.

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2019 .11.26

ルリゴキブリ類床換え

カテゴリー:Eucorydia tokaraensis,

Cleaning of the breeding container of Eucorydia sp.

2年近く換えていない.
理由は卵鞘,幼虫など小さすぎ.

しかし,死骸が目立ちはじめたのと,幼虫が十分いるので今のうちに実施する.

終了.

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2019 .11.25

Shelfordina terminalis ♀

カテゴリー:Shelfordina terminalis,

Shelfordina terminalis


♂は地味でしたが,♀成虫は少し特徴がある.

♀.
翅端部が白い.
学名のterminalisも♀からきているのでしょうか.
♀の変化では,短翅・無翅があるが,部分的に色だけ変わるのはあまり記憶にない.
何か意味があるのだろうか?
不思議な種です.

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2019 .11.22

脱皮

カテゴリー:爬虫類,

Molts

シマヘビ24回目.

シロマダラ12回目.

飼育初めて1年が経ちました.
一時はどうなることかと思いましたが愛?があればなんとかなる.

体長46㎝.

そろそろ他の2匹も脱皮しそう.

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2019 .11.21

オカヤドカリ

カテゴリー:ヤドカリ,

Coenobita cavipes

実験に参加してもらったヤドカリを,オガトカ水槽に入れて1ヶ月.
どうしているかと思ったら,とことこ歩いていました.

単独飼育していた時は餌食いも少なく,それでいろいろ有機物が落ちているオガトカ水槽に入れたのですが,今は元気そうです.
よかった.

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2019 .11.20

ゴキブリの兜

カテゴリー:Princisia vanwaerebeki,

Kabuto of the cockroach

Princisia vanwaerebeki の前胸背板.
メンテナンスをしていてこの部分だけ落ちているので気になて拾って並べた.
中々見応えがあると思いませんか.
大きさや形も少しずつ違う.

本体はこちら.
すべて成虫.
はずれやすく,腐りにくいのだろう.
こんなの集めている人はいないだろうな.

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2019 .11.19

ヨロイモグラゴキブリ産仔

カテゴリー:Macropanesthia rhinoceros,

Breeding of the Macropanesthia rhinoceros

繁殖ピーク.

糞と同じ大きさの幼虫.
これも,身を守る手段でしょうか.

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2019 .11.18

ブラーミニメクラヘビ

カテゴリー:爬虫類,

Ramphotyphlops braminus

ヘビ5種め.
シロアリを定期的に与えて管理しようと考えていたが,あきらめた.
シロアリは幸いなことにヤマトシロアリからイエシロアリ,カンザイ各種困らない.

そこで,ヤマトの大きめのコロニーと同居してもらうことにした.
以前,同様のことをして,コロニーが滅んだが,今度は結構あるのでしばらくは共同飼育ができると思う.
しかし,ヘビの姿はしばらく見ることはないと思う.

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2019 .11.15

2日目

カテゴリー:クロゴキブリ, 学会,

The 2nd day

今回の発表は,ベイト剤を使い,クロゴキブリの発生を1年間以上防止した内容でした.

その1カット.
飼育室に発生したクロゴキブリ.

個体数調査をするため,捕獲した個体にマーキングをして逃がすところ.
これは,実際やっていて壮絶な風景でした.

しかし,現在は1匹も発生がありません.
そのため,今年のブログにはクロゴキネタが殆どないはずです.
いつ再発するか?
現在,ゼロ状態を1年以上更新しています.

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2019 .11.14

第35回日本ペストロジー学会富山大会

カテゴリー:学会,

The 34th Japanese Society of Pestology Toyama meeting.

今年は11月14日~15日の日程で富山市にて開催されました.

初日は評議委員会に出席.
午後は一般公演と市民公開セミナーがあり,国外からはフォーシャー教授,国内からは五箇先生による講演が行われました.

その後,盛大な懇親会が催され,大いに盛り上がりました.

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2019 .11.13

イエゴキブリ出戻り

カテゴリー:イエゴキブリ,

Return of the Neostylopyga rhombifolia

ついに雌成虫2匹まで減ってしまった.
卵鞘も全く孵化しない.
ギリギリのところで,訳ありの所へ♂達を婿に出したので可能性は残るが綱渡りは続いている.
そこで,以前ペアで貰われていった子供たちの安否を確認したら,出戻りできるというので少しいただいた.

しばらくは厳しそうだ.

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2019 .11.12

触角

カテゴリー:Corydidarum magnifica,

Antenna

Corydidarum magnifica.

深度合成で撮影するとたまにこのような写真になる.
すると,ゴキブリに見えなくなる?
私は,コメツキなどの髭が多数ある種に見えてしまう.
特徴って重要だと思う.

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2019 .11.11

スズキゴキブリ幼虫

カテゴリー:スズキゴキブリ,

Nymph of Periplaneta suzukii

本日,東京に着きました.
父島は暑かったですが,さすがに東京は涼しいですね.
10日間のメンテナンス無は心配していましたが,まあ,こんなものでしょう.

こんなセットは初めてですが,現在増えています.
不思議なもので,波に乗るとどんどん孵化する.

何はともあれ,次の段階へスタートできました.
この後,いろいろ難関が待ち構えていると思いますが,少しづつ進めていきます.

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2019 .11.9

おがさわら丸出航?!

カテゴリー:ワモンゴキブリ, 小笠原諸島,

Ogasawara Maru departure?!

9:30頃,現場に出向くため海岸道路を走っていると湾内をおが丸が走っている?
車を止めて見ると,やはりおが丸.
明日が出港日のはずだが,台風か何かで繰り上げ出航?!
明日の便で帰らないとヤバいことになるのだが.
で,とてつもなく焦ったので土曜ですが更新しました.

小笠原海運のHPを確認すると明日出港となっているのでとりあえず何かの用事で動いているだけだと思いつつ,今更どうにもならないので仕事継続.

街に戻り,海運に聞いてみると「試運転」との返事.
忙しそうだったので,それだけ聞いて引き上げた.
明日,機会があればもう少し詳しく聞いてみようと思うが,地元の人に聞いても,過去にそんな話は聞いたことないと言っているので,少し興味がある.

で,安心して夜ワモン採りに出る.

だいぶ涼しいのでいないかと思ったが4匹確認.
2匹捕獲.
これで,ゴキブリ採集の重要種は確保できた.

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2019 .11.8

イソヒヨドリ

カテゴリー:爬虫類, 鳥,

Monticola solitarius

イソヒヨドリ来店.

バックミラーが気に入ったようで,そこに映る自分の姿を見ては突いたり飛んだりしていた.
遊んでいるようです.

また,久しぶりにゴキブリ採集依頼があったので土堀をしたのだが,久しぶりにブラーミニメクラヘビを発見.
まだ子供のサイズ.
ふふふふふ.
かわいい.

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2019 .11.7

おがさわら丸入港とオカヤドカリなど

カテゴリー:その他, ヤドカリ, 小笠原諸島,

Ogasawara Maru enter port, Okayadokari and others


念願の,おが丸入港シーンをカメラに収めることができました.

岸壁に向かって来て寸前でターン.
本日は,予定より10分以上遅れて接岸.

で,遊んでいるわけではなりません.

ニューギニアヤリガタリクウズムシ.

その卵.
最後にオカヤドカリ.
今回の仕事は,ヤドカリに詳しい先生とも仕事をしていて,いろいろ教わりました.

オカヤドカリ.
普通は少ないそうですが,たくさん発見.
特徴は,目が眼柄まで真っ黒.

体色が灰色,毛が多い個体もあり.
触角がオレンジ.
ほかにもムラサキオカヤドカリと比較すると,殻に籠った後出てくるまでの時間がすごく遅い.
こうゆう特徴は,良く観察している人でないとわからないですね.
オカヤドカリって結構面白いと思いました.

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2019 .11.6

おがさわら丸出航後

カテゴリー:小笠原諸島, 虫,

After departure of the Ogasawara Maru

昼に立ち寄った街並み.
閉店している.
おが丸出航中は休業することは知っているが,見たのは初めて.

街中も当然歩く人がまばら.
今日,室内で見つけた昆虫.

カミキリ.

ミナミヒラタゴキブリ.

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2019 .11.5

父島晴天

カテゴリー:ミナミヒラタゴキブリ, 小笠原諸島,

Chichijima island fine weather

初日より絶好の試験日和が続いている.

今日は,朝から晩まで忙しかったが昼めし後,天気の良いうちに海岸の青空を3分ほど散歩.

素晴らしい天気である.
宿舎に戻り,前宿泊者のあと片付けと,切れた照明の交換を実施.

何年も交換していなかったのか,照明のケース内にはカミキリムシ2種とミナミヒラタゴキブリ,イエシロアリの羽ありの死骸を発見.
ミナミヒラタゴキブリがいかに家屋に浸入しているかよくわかる事例.

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