ゴキブログ一覧
2023 .6.26
アオダイショウの糞
Elaphe climacophora feces
続けてアオダイショウの糞.
あ~,汚い.
ここだけ少し難点ですね.
水の中にだけしてくれると良いのですが,そうもいかないようです.
でも臭いはすぐに掃除すればそれほどでもないですからOK.
ついでに体重を測りました.
容器が0.6㎏なので体重は600gほど.
体長はかわいそうなのでパス.
雌なのでこんな感じかと.
でも少し小柄ですかね.
以前飼育していた個体はこの倍ほどありました.
2019年に大人で捕獲されたので年齢は分かりませんがここにきて4年になりました.
2023 .6.23
ボールパイソン の糞
Python regius feces
水容器をひっくり返していました.
容器内水浸しです.
私のところでは,この行動は「糞をしたので気持ち悪いから新聞変えてくれ~」です.
その通りでした.
ここのところ一度に沢山は食べませんが,毎日1匹食べるようになりました.
運動しないと食欲もわかないでしょうからたまに運動させています.
ついでに体重も量りました.
2.8㎏.
1年前の計測では2.5㎏だったので少し増えています.
ところでボールパイソンの寿命ですが,10年という一応の目安があるようです.
実際にはネットで見ると20年以上は生きるようです.
この個体は2009年に幼蛇で回収されたので2009年生まれだと思います.
そうすると,今年で14歳.
一応平均数値は超えさせる事が出来ました.
まずは良かった.
2023 .6.22
殺菌したヤマトゴキブリ卵鞘2個目孵化
The second of the sterilized Periplaneta japonica ootheca hatched.
殺菌済み卵鞘の2個目が孵化しました.
前回は4匹で,どの卵鞘から孵化したかわかりませんでしたが,今回は10匹.
卵鞘内卵数で一般的に言われているのは12~16.
外観では12卵ですが,前回に続き少なめ.
やはり,何か普通ではないことが起こっているのかもしれません.
他の未孵化卵鞘はなんとなく期限切れているように見えます.
果たしてあとどれだけ孵化するか?
2023 .6.21
クマネズミの警戒心
Cautiousness of Black rat
約6ヵ月齢の♂クマネズミです.
この仕草が可愛い.
可愛いんですが,クマネズミの警戒心のすごさがこちら.
私がカメラ構えたとたん,この調子で動かなくなりました.
いつまでにらめっこが続くかわからないので切りましたが,10分,20分でもこの状態は続きます.
マウス,ラットはすぐに動き出します.
2023 .6.20
「なないろ日和」出演 ダニ編
Appeared in “Nanairo Biyori” Mite, 2023
今日はここ数年恒例になっている「なないろ日和」ダニ編で出演してきました.
タレントルームの看板です.
貰ってきました.
番組の内容は,恒例のことなので省略.
昨年は,ハマカーンのお二人とスタジオ記念撮影だったのですが,今回は浜谷さん,マックンさん,中原アナさん.
皆さん,ブログの写真使用を快く承諾いただきました.
笑顔が素晴らしい.
ほれちゃいますね.
私の普段の生活とは全く別の世界を経験する事が出来ました.
や~,楽しかったです.
2023 .6.19
アマミモリゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Episymploce amamiensis
飼育はじめて8年目ですがケージ汚くなっても弱気を全く見せない良い種です.
本種の炭カル消耗の特徴はこんな感じ.
おそらく,夜間ぶんぶん飛んで触れるのでこんなまばらな削れ方をするのだと思います.
樹皮シェルターは結構お気に入りのようで外も中も落ち着いた雰囲気です.
事後取るの忘れました.
綺麗になってます.
床替えで気を付けないといけないのは,蓋を開けておくと普通に飛び上がり逃走します.
気を付けましょう.
2023 .6.16
殺菌ヤマトゴキブリ孵化
Sterilized Periplaneta japonica ootheca Hatching
意外と早く孵化してました.
なんとなく痩せている.
もしかしたら日数経過しているかも.
数えたら4匹.
弱弱しい.
まだ孵化すると思うのだが,なんか心配.
こちらも今月中には大体はっきりするでしょう.
2023 .6.15
感染クロゴキブリ♀死亡
Infected Periplaneta fuliginosa ♀ died
意外と早かったです.
♂は羽化して1か月以内に大体死亡しました.
♀はもう少し頑張りましたが,卵鞘は5個しか生みませんでした.
殺菌処理が3個,無処理が1個.
この後孵化するか今月中には答えが出るでしょう.
2023 .6.14
窓外のニホンヤモリ
Gekko japonicus outside the window
2日に1回ほどは日没後にヤモリがいるか観察しているのだが,春先は続けて見れても夏になると見る機会が減ります.
そんなある日,三角の影.
やはり,中の誘虫灯に誘引されてこんな都会でも虫が来ているのを確認.
そして今日,久しぶりのヤモリ.
春の個体より一目瞭然でデカい.
4月.
そこで前回使った写真と比較したが比較するまでもなかった.
あの時の幼体がここまで大きくなることはないと思うので昨年の個体だと思います.
♂ですね.
4月の個体の父親かもしれません.
2023 .6.13
ゴキブリの個性
Characteristics of this Periplaneta furiginosa
このクロゴキブリ.
性格が他のクロゴキと違う.
最初は炭カル塗るときエタノール不足で弾いて塗れてないかと思ったが,毎回なのでやはり変.
他のクロゴキはこんなに激しく削らない.
さらに水ガーゼの引きずり.
これはワモンゴキブリの半数の系統で見られるが,近くのエサ入れまで引っ張って餌を水浸しにしてカビが出る.
というわけで,餌がカビるのが一番困るので,ワモンと同様間にシェルターかませて防止する.
ゴキブリにも個体群ごとに癖(個性)があるのです.
2023 .6.12
ヤマトゴキブリ
Periplaneta japonica
現在2015年に山形で採集された系統と,昨年秋田で採集された系統を飼育していますが,山形系統が体調を崩してきています.
年内は大丈夫だと思うのですが.
産卵数や孵化率が下がっているせいか幼虫の出現が減っています.
今のうちに卵鞘を回収して殺菌の後別管理してみます.
これで室温保管です.
一方秋田系統.
当然ですが,卵鞘の孵化が始まり幼虫ラッシュ.
Periplaneta属だけ見ても様々な特徴があり,面白いですね.
なぜこんなに違うのか興味が尽きません.
2023 .6.9
モリチャバネゴキブリ横須賀
Blattella nipponica from Yokosuka
先日滅んだ横須賀産モリチャバネゴキブリですが,横須賀方面に住んでいる社員がとってきてくれました.
♀入りの数匹.
ありがたいですね.
まずは小プラケからスタートします.
2023 .6.8
日本テレビ
Nippon Television
昨日に続きゴキブリの話題ではありません.
今回はトコジラミでした.
何と夏秋先生も出演されており感動.
憧れの共演を果たしました.
いつも思うのですが,こんな私にでもスタッフの皆さん優しいですね(⌒∇⌒).
さて,先月からトコジラミのニュースが増えてますね.
トコジラミは戦後の家庭には普通にいたといわれています.
しかし,生活環境向上や殺虫剤の進歩とともに姿を見なくなりました.
なので,昭和後半以降に生まれた人たちはトコジラミに刺されたことがなく,最初の1,2回の刺咬は痒くならないことが多いのです.
私も,吸わせてみましたが発疹は出ませんでした.
そのため,発見が遅れ大繁殖している事例が散見されます.
皆さんも,十分気を付けてください.
身を守る手段は正しい知識を持つことにつきます.
2023 .6.7
浜谷さん
Mr. Hamatani.
「なないろ日和」のロケがありました.
恒例の害虫関連.
そのため,というのも変ですが,またハマカーンの浜谷さんと共演する事が出来ました.
私のは演技といった物ではありませんが,楽しく終了しました.
スタッフの皆さん,共演者の皆さんありがとうございました.
放送が決まりましたらこの場で宣伝させていただきます.
2023 .6.6
ネバダオオシロアリ
Zootermopsis nevadensis
2012年より飼育していましたが,ケースの外から姿が見えなくなってきました.
以前から,活動が少なくなってきたと感じていましたが今日は見えません.
自然消滅ならあきらめつくし,この開いたケージ置き場に別の生き物を入れ込めるので確認に開けてみました.
底の方にまだ生きてました.
しかし,小プラケに収まりそうな数です.
イエシロアリのように盛り返すかもしれないのでそっと元に戻しました.
羽蟻が出るのは当分先の感じですね.
2023 .6.5
リュウキュウモリゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Episymploce sundaica
5か月ぶりの床替え.
相変わらず何か彩が少なく汚く見えてしまう.
しかし,丈夫で良く増えてくれるのでその点は良い種ですね.
そうゆうわけで色を付けてみました.
2023 .6.2
クロゴキブリ死骸2
Dead Periplaneta fuliginosa 2
先日死骸のあった場所から数メートルも離れていない場所でまた幼虫が死亡していた.
踏まれてもおらず,死因は不明だが,数年前にこの建物室内で使用したベイト剤の効果がいまだに残っている気がしてならない.
実際この建屋で生きたゴキブリはそれ以降見ていない.
哀悼の意をこめて.
ピンと伸びた尾突起と触角が素晴らしい.
ところで,4/25に見つかった死骸だが,いまだにこの状態で存在している.
掃除してないといわれるとその通りだが,建屋の中は死骸を分解する生き物がいかに少ないかよくわかる.
2023 .6.1
ボールパイソン半年ぶりの食事
First meal in 7 months for Python regius
やっと食べました.
昨年の10/23にマウス4匹食べ,11/17に脱皮して以降食べてませんでした.
1週間に1回は与えて見るのですが,興味を示してすぐそばまで来てそっぽ向き,がズーっと続いていました.
今日で7か月と少し.
見た目は痩せた感じはしませんし,ヘビは結構長いとネットにもありますが,やはり食わないのは心配になります.
いやー~よかったよかった.
2023 .5.31
沖縄から届いた謎の虫たち
Mysterious insects from Okinawa
沖縄営業所のN村さんに毒虫依頼したら届きました.
まずはこちら,カシワマイマイと思しき幼虫..なんですが,輸送中に寄生蠅脱出.
すでにボロボロ.
それはそれで楽しみだが,ハチの方が良かったかな.
蛹もなり立てでカラフル.
遠目ではお菓子みたいで綺麗ですね.
どんな蠅が出る事か楽しみが増えました.
もう一つが謎の蛹.
ぶら下がり蛹なので,こんなものを作り取り付けました.
これももしかしたら寄生なんとかが出る可能性があるので飼育箱に入れ観察します.
カシワマイマイの蛹に似ているのですが,ネットで見ると黒い棘がこれにはないのでこれも羽化してからの楽しみとします.
2023 .5.30
キチャバネゴキブリ放飼ケージ様子
Situation of breeding container for Coptotermes formosanus and Symploce japonica
緑があるのは絵的にも安らぎます.
探してもゴキブリの姿は見えませんが,餌は引き続き食べられているので生きているようです.
数もこれ目立って痕跡が残っているので複数いると思います.
シロアリも,復活してきました.
新女王が軌道に乗ってきたのでしょう.
2023 .5.29
綱渡りのPseudoglomeris magnifica
Raising Pseudoglomeris magnifica like a tightrope walker
増殖目指して飼育条件変えたのですが,こればかりは予測できない.
♂♀ともに成虫になっていた.
とりあえず,今日の状態はOK.
何で皆さんあんなに飼育が上手なんでしょう.
2023 .5.26
モリチャバネゴキブリ全滅
Annihilation of Blattella nipponica
5月2日にお伝えした横須賀産モリチャバネゴキブリが全滅していました.
ちょうど成虫がペアで残っていたのでうまく復活すると淡い期待を抱いていましたが,,,,無理でした.
雌の死骸ですが,卵鞘が縦に付いています.
産卵中に死亡したようです.
幼虫も死んでカビが生えていました.
Periplanetに発生している集団致死症に近いものありますが,チャバネには発生しません.
過去にモリチャバネゴキブリは10産地以上飼育していますが,最後終わるときは皆こんな感じですね.
原因を調べたいですね.
2023 .5.25
サツマツチゴキブリ累代
Successive rearing
今年1月に採集してきた個体群が現在F1生産中.
幼虫はツチよりも黒斑が少ないせいか黄色が目立ちます.
ミナミヒラタゴキブリの幼虫に間違えそうですね.
2023 .5.24
白いニューギニアヤリガタリクウズムシ
White Platydemus manokwari
現在100匹ほどの個体を飼育していますが,色が白くなる個体が出てきました.
こうなるとニューヤリと判断できないですね.
なんとなくむくんでいるように見えますが元気です.
2023 .5.23
沖縄土産
Okinawa souvenir
沖縄滞在中のN村さんよりゴキブリとともに送られてきました.
左がケナガネズミ.
方言ではヤマアジなどと呼ばれるようです.
右がオキナワトゲネズミ.
方言はアジ.
両種ともに天然記念物に指定されており,絶滅が心配されています.
クマネズミも山から下りてこなければ保護対象になっていたかもしれません.
2023 .5.22
ワモンゴキブリ単為生殖F15の卵鞘
Parthenogenetic Periplaneta americana F15 ootheca
単為生殖による累代ワモンゴキブリF15になる初卵鞘.
段ボールシェルターに産みこまれていたので掘り起こしたのだが,親が近寄ってきました.
親の愛か.
色が薄いので孵化する確率は低そうだが何にしても1個目誕生.
2023 .5.19
クロゴキブリ殺菌卵鞘2
Periplaneta fuliginosa Sterilization ootheca 2
ウイルス感染クロゴキブリは,成虫の寿命も短くしているようです.
恐ろしいですね.
そんな中,気が付いたら2個卵鞘を産んでいました.
この殺菌の効果は間違いなくあると思うのですが,殺菌卵と未殺菌卵で比較してみます.
1個は前回殺菌卵確保してあるので,今回は未殺菌卵1個と殺菌卵2個目を作りました.
2秒ほど浸漬を4回.
各回ごとティッシュで拭いてゴミ取りながら繰り返します.
注意点として,未殺菌卵も同時に扱うのでピンセットを使いまわすときはその都度次亜塩素酸ナトリウムで消毒します.
手指も消毒用エタノールで消毒しながらコンタミをしないように扱います.
これで差が出ると面白いですね.
2023 .5.18
ヒメクロゴキブリ初夏
Chorisoneura nigra in early summer
相変わらず調子の良いヒメクロゴキブリ.
初夏になり成虫数が増えてきました.
このゴキブリは人を敵と思っていないのか,落ち葉を登るように人の手に乗ってきます.
動きも,サササ,ではなくトコトコ,なので見ていて安心できます.
2023 .5.17
ゴキブリの分泌液
Cockroach secretions
回復したDeropeltis paulinoiだが,例の紫の分泌液がケース周りに大量に付着している.
ケース横.
天井紙蓋.
蓋していないと周りにも飛び散っていることだろう.
ほかのDeroprltis属も液飛ばすがこんなになった記憶がない.
完治して元気全開.
自家中毒を起こさなければ良いのだが,身内には害がないのだろう.
2023 .5.16
Therea olegrandjeani 孵化
Therea olegrandjeani ootheca hatching
昨年11月に拾い上げ,1月末から孵化はじまったに本種.
カップのマットを見ると,ニンジンも食べていますがヤシガラの繊維も食べているようで,ヤシガラが粉末状になっています.
安心サイズになったのと,孵化がほとんど終わったようなので卵鞘はすべて除去し,小プラケに移動しました.
とはいえまだ小さいので葉などを入れ飲水の補助をします.