ゴキブログ

2023 .9.20

コウガイビルの寿命

カテゴリー:軟体動物

Hammerhead worm life span

2~3月にかけて卵を4個産んで以降,変化ないので登場してませんでしたが元気でいます.
寿命をサッサッと調べてみました.
1.Hammerheadではないですが,ニューギニアヤリガタリクウズムシは1,200日以上(農水)
2.寿命はない(ネットA).
3.数か月程度(ネットB).
4.産卵をみた個体は,やがて死ぬが,翌年まで生存した個体が,再び産卵することはなかった(白沢・牧野,1976).
ニューヤリは少し違うと思うのでやはり1年程度なのでしょうか?
1月に採集したときは今の大きさだったので,産まれは昨年の3月頃.
そう考えると現在は1年以上生きていることになりますね.
ギネス的な話題は好きなので,何年生きるか,産卵するか,楽しくなります.


さて,カタツムリ(ウスカワマイマイ)と水分を入れておけば生きているので,少し放置していました.
容器と水苔が汚くなったので,床替えしました.

綺麗な水苔を湿らせて入れ,

カタツムリ付きニンジンと,数匹のカタツムリを入れます.



コウガイビルが容器に張り付いていたのでピンセットで移動させます.
ところが結構抵抗してピンセットに登ってきました.
この時の粘液はかなり粘っこく,ナメクジやカタツムリのそれとは少し違う感じでした.
いかにも「捕まえるぞ」的な粘度.

見た目あまり変わりませんが,終わり.
コウガイビルが楽しく暮らせる環境とはどんなものなのか考えさせられました.

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