ゴキブログ一覧
2022 .3.28
モリチャバネゴキブリ産卵
Egg laying of Blattella nipponica
プリンカップで飼育中のモリチャバネゴキブリ.
ちょうどペアとなった.
しかも良さそうな卵鞘を付けた.
2022 .3.25
Thorax porcellanaとダニ
Thorax porcellana and Mites
2日続けてダニです.
実はT. porcellanaにも湧いていたのだ.
「湧く」とかいう非科学的言葉はあまり使わないようにしているのだが,このダニに限っては本当に「湧く」が適していると思うほどに突然湧き出る.
湧く虫として昔習ったのは「ウジ」あとはウナギ?泥から湧く.
ネットで調べると現代はコクゾウムシ,コクヌスト,コメノゴミムシダマシ,ノコギリヒラタムシ,コナナガシンクイ,ノシメマダラメイガと結構出てくるがすべて食品害虫.
私の中では湧くというより「発生」する虫なのだが,こいつだけはやはり湧くだ.
写真では分からない
ケースの中をそっと見ると目につかないが,息を吹きかけるとこの状態.
しかし,ゴキブリ本体には登ってこないのがまだ救われるところ.
これからこのダニだらけの容器からゴキブリだけを取り出し,新しい容器に移植する.
ただし,あまりにも多いので以下のようにガムテープで捕獲駆除をしてから行います.
この時の注意は,ガムテープにも自分から登ってきますが指にも登る.
気が付かないと新しい容器に自分で移してしまうので,こまめに手も確認しながら実施.
面白いように取れます.
そして,徘徊するダニがいなくなってからゴキブリを1匹ずつ移します.
シェルターはゴキブリを落としてから熱湯容器で殺虫.
飼育ケーズ底面にもダニが多いので,ゴキブリが多く残っているタッパーを新容器に移し再開.
幼虫.
移し終えました.
幼虫は全部で54匹.
成虫は3ペアいました.
うまくいったかは1~2か月後に発生なければ〇.
この作業は大変疲れます.
2022 .3.24
ダニの発生源
Source of mites
カザリケルリゴキブリEucorydia forceps?の飼育の容器.
以前よりダニが発生しており,ゴキブリが成虫になる前に駆除を完了せねばとやっとの思いで先週交換しました.
左からダニフリー容器(これから虫体を入れる新しい飼育容器)
幼虫がダニ付か確認する容器
ダニ入り現在の飼育容器
熱湯容器(ダニが付着した飼育資材を入れて殺虫する.間違えて入れるとゴキブリも殺虫される)
ダニ付いてないか確認した幼虫.
ところが,その後何気に外から中を見ていたら...
「ん?」
いるじゃん.
間違えて1匹くらい混入させて再発はほかのケージで嫌というほど経験しているが早すぎる.
原因を調べると,朽木マット保管容器にいた~.
というわけで冷凍殺虫.
-35℃で2日間冷凍.
レンジでチンも良いのだが,マットの品質が悪くなりそうなことと量が多いのでこの方法を選択しました.
しかし,この容器に入ったマットは別の種の飼育に使っていたかもしれない.
ホントこのダニとは長い付き合いになってしまった.
2022 .3.23
ワモンゴキブリ単為生殖孵化幼虫
Periplaneta americana parthenogenetic first instar
13代目になります.
何度も書いていますが,単為発生幼虫はこの様に水分のある環境に入れておかないと死亡率が高くなります.
卵鞘ごと幼虫を水苔容器に落とすと,1週間以上この中にとどまっています.
たまに外に走り出す個体もいますが,多くは戻れず外で乾燥します.
1齢といえども他の個体を意識し,触角により距離を保っています.
良く観察すると,様々な現象が観察できて面白いですね.
2022 .3.22
Therea regularis床替え
Cleaning of the breeding case of the Therea regularis
一斉に産卵し,命尽きた成虫.
オレンジの水玉も色あせてしまいましたが,あせる前の色は,産卵した卵鞘に引き継がれているかのように生命感あふれています.
成長のズレか孵化のズレで数匹の幼虫がいますがほとんど卵鞘.
これが孵化はじめると,篩は使えなくなるので孵化前に床は変えます.
新しいヤシガラを入れわずかな幼虫と卵鞘を混ぜ込み終了.
卵鞘は保険としてプラカップにヤシガラを混ぜて保管しておきます.
2022 .3.18
マデイラタワー
Madeira tower
2021 .1.28のブログに本タワーの最高記録を掲載しているが,現状は全然追いつけていない.
当時の記録.
現在.
あの時そのまま保存しておけばよかったと後悔している.
壊れないように保存できていれば,下手な宝石よりも価値が出ていたと確信している.
しかし,作られる工程が分からないと,運に任すだけで実現しそうにないですね.
毎日観察して,出来る仕組みでも解明するか.
マデラーとマデイラの相違に関しては 2021 .1.28のブログに書いてあるので見てください.
2022 .3.17
ルリゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Eucorydia yasumatsui
恐ろしく長い間掃除していなかった.
もしかしたら4年間一度もしていないかもしれない.
セットした日の記録しかない.
4年間しないとこうなる映像.
丸い粒は糞.
クヌギマットは全て食べられ,糞のマットになっている.
篩で糞を落とし,脱皮殻や死骸は仕方なく幼虫と一緒に新ケースに戻す.
今まで2ケースあったが,3ケースに増えてしまった.
しかし,オオクロのように全滅するより全然ましだ.
2022 .3.16
Polyphaga saussureiにダニがいた
Mite infestation
ダニ除去卵鞘飼育ケース内にダニがいた.
数の多さとぱっと見ケナガコナダニだろうと思ったが,よくよく見ると卵鞘にたかっている.
これはやられた.
ただ,幼虫はまだ小さいのでさすがに寄生していないだろうと思い確認すると….
いるー~=~.
数はさすがに2~3匹なので取ろうとしたが,幼虫が小さすぎ断念.
本種のダニフリー化は今の中齢幼虫が卵鞘を産んだタイミングから仕切りなおさなくては行けなくなった.
ショック~.
2022 .3.15
オオクロゴキブリ2度目の終了
End of second breeding of the Periplaneta banksi
異変に気付いて4か月.
ついに幼虫1匹だけとなり,累代不能となりました.
死亡したばかりの♀幼虫と重量のある卵鞘.
保管するため殺菌すると,浮いている.
諦めムード立ち込めたがやらずに結果は出ない.
♀は標本にしたが,クロゴキブローチによく似ているのでツーショット.
2022 .3.14
アオダイショウの成長記録
Snake growth record
アオダイショウが脱皮しました.
餌食って排出するまで1週間くらいです.
今までは,付箋に記録していたのですが,ケースから脱落して紛失する可能性があるので用紙を作りました.
付箋で始めたときは,こんなにたくさん記録することがないと思っていましたが,取ると成長が見えてあとでいろいろ考察できるので便利です.
2022 .3.11
植物の越冬
Overwintering of plants
だいぶ暖かくなってきました.
啓蟄も過ぎ,生き物たちが活動を始めています.
こちらの生き物は,ほとんどが室内で冬越ししているのですが,植物は置き場がないので外で過ごしている種もあります.
例年だと,特段ダメージないまま春を迎えるのですが,今年は寒かったのでしょう.
ハカラメ軍団が枯れました.
一本長いのは錦蝶(デラゴネンシス)これは復活しそうですがよれよれです.
昨年のこの時期は花が咲いていたのですが.
ガジュマルも葉の黄変が多いように思います.
タコノキも何とか耐えた感じで下の葉や先端が生気をなくしています.
ナンバンサイカチ.
発芽率低いので入手が大変です.
幹は緑なので何とか芽を出してほしいところですが.
ミカン類.
こちらは,もともと本州の株なので大丈夫そうです.
熱帯種は小さな鉢での越冬は厳しいですね.
大きくするか,小さいなら室内置きにしないとだめですね.
ただ,いったん外に出したものを室内に入れるとクロバネキノコバエ,下手するのノミバエがですのでうちでは一方通行です.
2022 .3.10
Thyrsocera spectabilis成虫
Thyrsocera spectabilis adult
やっと成虫になりました.
動きは素早いです.
幼虫.
こちらも綺麗です.
1匹脱皮失敗かケース下に落ちていました.
終齢幼虫に見えますが,これは復活しそうにありません.
残念.
2022 .3.9
標本作成と炎症
Specimen preparation and inflammation
以前,標本にしたインディアンオーナメンタルPoecilotheria regalis.
私的には良く出来たと思っている.
冷蔵庫に入れっぱなしでいつも腐らせたりするので早々に製作開始.
まずは腹部を解剖用ハサミで腹面から切開し,内臓を摘出する.
かなりの量が出てくる.
卵があったのかもしれない.
わずかに異臭がするが腐りによるものと違う.
筋肉のようなものも,量が多いのハサミで切りながら切除する.
ほぼ皮だけになりました.
次に脱脂綿を小さく丸めて詰め込んでいきます.
今一つの膨らみ方ですが,
腹部横が割けてしまったのでこれで完成とします.
毛が大分抜けて,自然の毛並みがなくなってしまいましたが,これ以上やるとズタズタになりそうなのでやめ.
後は乾燥したらどうなるか.
で,この後が大変でした.
ハサミやピンセットを片付けているあたりから手が痒い.
じわじわ全体が痒い!!!!!
良く生きている個体は刺激すると毛を飛ばして,それを吸い込むと大変な目に合うと聞いていたが,死虫であれば平気だろうと素手で作業したがそれがいけなかったようだ.
ジンジン痒くなる.
顕微鏡で手を見たが毛らしいものは刺さっていない.
とりあえず流水で冷やすと大分収まるが温まると痒い.
事務所にはかゆみ止めなどないのだが,古いタイガーバームがあったので塗りたくり,様子見るが改善されたようなされないような.
そのうちに,腕に発疹が単発でポチポチ出てきた.
これがまた痒い.
仕方なく薬局に急行.
店員に昆虫の毒による炎症に効くものが欲しいと説明しても,この寒い時期に作業服のおっちゃんが何言ってんだか.
みたいな感じで,どこが痒いのですか?
で,手のひらを見せても腫れていませんよ.
と言われ,
なるたけ条件に合いそうなものとしてPVA配合というのを購入.
帰ってすぐに塗り1時間ほどで気にならないレベルまで収まりました.
いろいろやったので,何が効果あったのかわかりませんが,とりあえず今夜はゆっくり寝れそうです.
いやいや,タランチュラを触るときは手袋をして触りましょう.
良い勉強になりました.
2022 .3.8
キスジゴキブリ産卵準備
Preparation of Symploce striata striata egg-laying
ここ数年以上Symploce属の産卵が成功していないので,手元で管理できるよう容器を変更しました.
コバエシャッタータイニーというサイズです.
卵鞘が乾燥で死なないように,乾燥防止容器です.
ただ,通気が悪くなるのでこれが良いかは分かりません.
頻繁に見てその都度変更したいと思います.
♂.
無事ですね.
翅バカ程度では死なないのですが,翅バカになる要因が個体にあると短命な場合があります.
♀.
早く卵鞘を付けている姿を見たいものです.
2022 .3.7
メキシカンレッドニー死す
Brachypelma hamorii dies
2008年にT中さんから頂いたときの仔グモ.
こんなに大きく育っていたのですが,週末死亡していました.
少し前から動きが緩慢に見えましたが,調子悪かったのでしょうか.
14年間生きてくれました.
ネットでは10年とあるので,長生きしたほうでしょう.
いろいろな思いが交錯し少し悲しくなりました.
こうするとまだ生きているようですが.
これでクモ類は室内に生息しているアダンソンハエトリだけになってしまいました.
クモも大好きですが,ゴキブリに専念することにします.
この個体は,時間あるときに標本にしたいと思います.
P.S.:B. smithiとしてきましたが現在はB. hamoriiだそうです.
2022 .3.4
ヨウランゴキブリ孵化幼虫
Hatching nymphs of Shelfordina orchidae
茶色の小豆状が卵鞘.
白い幼虫が孵化直後の幼虫.
薄茶色は別の卵鞘から産まれた初齢幼虫.
水苔に集中して産卵するので,この中は初齢幼虫だらけとなっている.
卵鞘内の卵とほぼ同サイズ.
2022 .3.3
キスジゴキブリ♂
Symploce striata striata male
カップ飼育のキスジゴキブリ幼虫3匹目羽化.
翅バカになったがそのおかげで腹端部が上から丸見え.
そこには髭のようなニョロが見えるではないか.
裏から見るとあの独特の髭のような尾突起がある.
\(^o^)/.
まさかの大逆転♂.
次はこの2匹と交尾をすること.
こればかりは現行犯で見かけないと確認できないが,翅バカは交尾に支障ないと思うので頑張ってもらいたい.
この先の飼育方法だが,このカップでよいのか?
もう少し工夫するか?
急ぎ考えたいと思います.
2022 .3.2
ホラアナゴキブリ減った
The number of Nocticola uenoi uenoi has decreased.
多分2年以上床替えしていない.
先日,研究用に分譲したのだがその際い,かなり少ないことに気が付いた.
土中の空間も朽ちて埋もれており,土も栄養なくなってきているのだろう.
まず移すケースの準備.
こんな感じでケース底に空間ができるように板を敷く.
土をかぶせる.
この時,地表から土中の空間につながる通路を確保する.
そして,この写真では見えないがトビムシを入れる.
出来れば,セットしてから1週間以上はゴキブリを入れずに放置するとカビなどが一旦出て落ち着く.
そして虫体移し.
幼虫.
成虫.
中プラケ2個に分けているのだが,1個目からは2匹しか回収できなかった.
もう1個は6匹!
これはやばい
古いケースは,卵鞘の孵化期間も考え,1か月は定期的に確認するため維持し少しでも多くの虫体を回収できるようにする.
2022 .3.1
ウルシゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Periplaneta japanna
Periplaneta属の管理は,変死が続いたこともありダニの人為感染も重要だが,こちらは死滅するので現在最も注意して作業するようにしている.
健康体だと成長も早く,すぐに汚れるので掃除の間隔はクロゴキブリより早くなる.
シェルターを除去するとその下はこの状態.
野外では,様々な分解者が分解してくれる環境で生活しているのだからこれでは健康に良いわけない.
成虫.
漆黒色なのですが,翅は透明なので下が透けると茶色が浮かんで見えます.
色的には漆黒ではなく漆黒褐色とでも言うのでしょうか.
幼虫.
真っ黒?.
気を抜くとこうなる.
慌てると見失うので,ゆっくり観察して回収する.
終了です.
2022 .2.28
Cockroaches in cup containers
春が近づきそれぞれが成長しています.
S野さんから頂いたキスジゴキブリも3匹中2匹成虫となりました.
いつ見ても綺麗な栗色ですね.
この色見るとアカネズミを思い浮かべます.
あれもいい色です.
それで性別はというと予想通り2匹とも♀.
残り1匹はまだ幼虫で奥に見えますがこれも♀に見える?
さあ,可能性低そうですがどうなるか(拾い上げて実体で見ればわかるのですが見ません).
1匹頂いた鹿児島のツチゴキブリ類.
ツチだと思うのですが,サツマツチゴキブリの可能性もあり飼育してました.
結果はツチゴキブリ.
現在飼育しているツチゴキブリコロニーと同じ産地なので,混ぜて新血とします.
先日死亡したクロゴキブリ卵鞘はそのまま保管.
孵化するでしょう.
多分.
2022 .2.25
給水&プチ飼育用カップについて
Watering & Petite Breeding Cups
ゴキブリ飼育の様々なシーンで活躍するプリンカップですが,非常に深いんです.
ゴキブログがはじまったころ使っていたカップはすでに絶版(モデルチェンジ)になり,その後いくつかの種類を使ってきましたが,始めたことの使いやすいカップは見つかっていませんでした.
今回やっと,ほぼ同じ雰囲気のカップが見つかったのでご紹介します.
きっかけは,昨日のクロゴキブリが入れられていた容器.
使用者のS野さんに教えてもらいました.
初期のカップ.
裏の刻印がT-200㎆
蓋の閉まり具合が絶妙.
はめやすくはずし易い.
まさしく絶妙.
裏の刻印がC-APマル 101-200
蓋を一度締めたら密閉度はかなり高く,本来の使用目的であればハイレベルなカップだと思われます.
しかし,中にゴキブリの生体や水容器などいろいろ入った状態の場合,開ける際に力がかかり,カップが傾いたりするため何度も開け閉めする必要がある場合は使いにくい.
ストレスがたまる.
しかし,仕方なくそのうち緩くなるだろうと初期カップの後継として使ってきました.
ちなみに,カップは再利用します.
新品は表面がツルツルで清潔感ありますが,ゴキブリが登りにくいと思われ,何回か洗って使用しているとザラ感が出てきて具合よくなります.
毎回,洗浄殺菌して繰り返し使います.
数年は楽に使えます.
そして今回見つけたカップ.
KP-200
色は薄い青味がかった色ですが,ふたの噛み具合が初期の物によく似ており今のところこれを凌ぐものなし.
というわけでこれに順次切り替えていく予定です.
2022 .2.24
クロゴキブリ成虫命尽きる
The life of a cockroach is over.
昨日の親ではないです.
今年三重県から到着した♀成虫ですが,卵鞘2個で燃え尽きました.
効果がはじまる前に標本としました.
まあ,寿命と考えてよいかと思います.
「天寿を全う」ってやつですね.
昨年の晩夏に羽化して産卵を続けてきたのでしょう.
お疲れさまでした.
最後に産んだ卵鞘は孵化するか心配ですが,1個目は孵化の可能性が高いと思います.
残り物には福がある.か?
2022 .2.22
クロゴキブリ出現
Periplaneta fuliginosa appearance on my desk
放置もできないので見失う前に捕まえたのですが強く抑えすぎて残念な状態となりました.
1齢幼虫なので数日以内の孵化ですが,今回は全く心当たりなく,
どこに卵鞘があったか見当もつきません.
2022 .2.21
リュウキュウクチキゴキブリ産仔
Birth of Salganea taiwanensis ryukyuanus nymphs
1/6に床替えして1ペアが判明したばかりですが,子供が生まれていました.
親と一緒に行動しています.
数は10以上生まれるはずですが確認できたのは2匹.
すでに2齢以上の大きさがあるので,1月後半に生まれたのでしょう.
多分他にもいるとは思うのですが,とりあえず親子水入らずで放置しておきます.
今回は,この子供たちが成虫になった段階で,小プラケにペアずつ分散するか,超特大プラケにこのまま移すかしないと毎年同じことの繰り返しになるので何か考えます.
2022 .2.18
Thyrsocera spectabilis終齢幼虫
Last instar of a Thyrsocera spectabilis
終齢幼虫のようです.
成虫も楽しみですが,幼虫が何とも言えぬ美しさです.
2022 .2.17
Princisia vanwaerebeki拡大
Expansion the breeding container of Princisia vanwaerebeki
意外と早く産し始めたので早々に大容器に格上げしました.
効を奏したのか,何もしなくても産んだのか要因は不明ですが何もしないより良い.
個体のサイズが大きいのでどう見ても密密ですね.
水容器もチップがすぐにかぶさり汚れが早いです.
12月の縮小の時は,特大プラケから中プラケの2段階ダウンでしたが,今回はとりあえず中から大へ1サイズアップとしました.
少し広くなりました.
2022 .2.16
Eucorydia aenea dasytoides繁殖
Eucorydia aenea dasytoides breeding
♂成虫.
そろそろ成虫も寿命かなと思っていたのですが,幼虫が生まれていました.
最初見たときは,大きなトビムシ??
のように視界を横切ったのですが,トビムシとは違うと確信し探すと幼虫がいるではないですか.
暗い話題が続く中,いろいろ飼育しているとこういった嬉しい事もそれなりに発生します.
2022 .2.15
さらに残念2つ
Two more disappointments.
思うところがあり始めたArchiblatta hoevenii.
残っていた1♀幼虫が死亡しました.
やはり生息地に行ってその環境を観察しないと次の一手が見えてきません.
とりあえず,一旦終了.
もう一つ.
マルゴキブリ.
一旦繁殖したのですが,幼虫が育たず1匹となってしましました.
写真中央の穴の中にいます.
しかし,成虫には育ってほしいと思います.
2022 .2.14
Shelfordina terminalis 2022冬
Sherfodina terminalis, winter 2022.
ガバっと増えたのですが減ってしまいました.
Archiblatta hoeveniiやスズキゴキブリのような減少の仕方です.
累代を重ねるごとに卵鞘が孵化しなくなる.
ただ本種は,小型であることや入手個体が累代を重ねた雰囲気であったのでこんなになるとは予想していませんでした.
現時点で♂成虫5,♀成虫6,幼虫1.
ただこれ1匹残っても将来はありません.
水苔の上には新旧分からない卵鞘が沢山あるので,これらを2つに分けお得意の身近な場所飼育で介抱したいと思います.
果たして孵化するか.
本種を検索してみましたが,飼育している人を発見できませんでした.
皆さん同じ運命をたどったのか?
興味あるところです.
2022 .2.10
Therea petiveriana 飼育室から一旦撤収
Therea petiveriana temporarily removed from breeding room
ダニが大発生して以降,ダニ忌避マットで飼育していましたが♂1を残して死に絶えました.
成虫になった個体もいますしたが,卵鞘は一つもありませんでした.
死骸には当然ダニは付着していない.
果たしてダニはどこ行ったか?
忌避マットの底に沈んだか?
唯一残った♂成虫.
見た目は普通です.
が,そんなに甘くなかった.
これはダメだ.
というわけで,ケージがあった場所はとりあえずラベルを残すために空容器を置き主の復活を待つ.
約一年前はこれほどいたのですがダニの威力はすさまじいですね.
現在の生き残り.
左は卵鞘(でも1個),右は若齢幼虫22匹.
これらはダニフリーなのでここから復活を目指します.