ゴキブログ一覧
2019 .9.25
父島のオガサワラゴキブリ
Pycnoscelus surinamensis in Chichijima island
父島のN江さんから変なゴキブリを捕まえたので送ると連絡があり,届いたのがこの虫体.
オガサワラゴキブリ.
なんと捕獲してから2日しかたっていないのに幼虫も生んでいた.
♀です.
父島のオガサワラゴキブリは上の左のように翅が短いのが標準で,この長いのは見た記憶がありません.
貴重な個体です.
たまに,翅が長いので♂,短いので♀と書かれた記事を見るが,それだけでは判断できないのでご注意ください.
ちなみに右端は石垣島のP. indicusの♂.
2019 .9.24
ヤマトシロアリのコロニー拡大
Growth of Reticulitermes speratus colonies
飼育容器の空気穴から伸びる蟻道.
2018年の4月に採集したペアがやっと安心サイズに成長した.
このとき4ペアほど作ったが,残ったのはこれ1個.
中プラケに移動する.
何を飼育しているのかわからないようだが,潜るゴキブリに比べると,シロアリはケース越しに活動が観察できるので意外と楽しい.
現在,特大,この中と小プラケの3コロニーある.
ヤマトはこのぐらいとして,イエシロが1コロニーしかないので来年は確保しようと思う.
2019 .9.20
ヘビとヤモリ
Snake and gecko
シロマダラが脱皮しました.
9回目.
最近の餌食いのペースは1脱皮に1ヤモリ.
そんな栄養で生きていけるのだろうか.
しかし,現実それしか食べてくれない.
それとこれ.
最初,オガトカが逃げているかと思ったが,夜に作業していると聞きなれた「ケッケッケッケッケッケ」が鳴り響いた.
そういえば2~3ヶ月前にヤモリが逃げた.
そいつだ.
とりあえず一安心となった.
2019 .9.19
アダンソン2019秋
A jumping spider that appeared in the fall of 2019
最近このフロアー内で頻繁に目に付くようになっていた.
餌があるのだろう.
久しぶりに餌を与えるとすぐさま飛びつき物陰に消えていった.
ヤモリも害虫駆除にはよいのだが,糞が大きく事務所内は資料や事務機器を汚すので飼育室の害虫駆除にはよいが,事務所内はハエトリがbestかもしれない.
2019 .9.18
オオモリゴキブリ WF1
Symploce gigas gigas
昨年の春に1個だけ孵化した卵鞘の幼虫たちが成虫になり,卵鞘をつけている.
見た感じは良さそうなのだが・・・.
2019 .9.17
Elliptorhina davidi
Elliptorhina davidi
本種も過去に一度幼虫がいなくなる危機があった.
再来です.
今回は早めに気がついたので数匹初齢が残っていました.
こまめな観察が重要だと良くわかる.
2019 .9.13
ダンゴムシ ガチャ
Pill bug gacha
先日協会の会議があり,同席したI口さんよりいただきました.
大人気でどこも売り切れ,それで中野まで行って回してきたそうです.
昔は私もガチャをよくやりましたが,最近は興味がなくなっていましたがこれは良いですね.
久しぶりにあの興奮を思い出しました.
今度見つけたらやってみます.
2019 .9.12
Shelfordina terminalis 成虫
Shelfordina terminalis adult
成虫.
茶褐色で小型.
結構地味な種でした.
終齢幼虫.
日本でゴキブリの分類を勉強するには貴重な種だと思います.
2019 .9.11
脱皮と潜水
Molting and diving
本当に好きなんだと思う.
それと,シマヘビ脱皮23回目.
計測したのだが,記録するの忘れた.
だいぶでかくなったと思う.
2019 .9.10
セスジスズメ幼虫
Theretra oldenlandiae caterpillar
この前野外に出た際見かけました.
猫みたい,かわいい?
終齢幼虫に近いようで,大きくムチムチ.
飼育しても蛾になるので長期間この姿を楽しむことはできない.
この姿で成虫の動物なら,結構人気が出たと思う.
ダンゴムシより人気が出るだろう.
2019 .9.9
ヨロイモグラゴキブリ再生
Leg regenerative
昨晩は大変でした.
会社に来るため泊り込んでいましたが正解でした.
あんな風は確かに記憶がありません.
おかげで寝不足.
さて.
例の個体が脱皮しました.
前胸背板前縁に♂の特徴も出てきました.
前回の脱皮.
今回.
ワモンゴキブリの時のような大きな変化はないが,確実に回復している.
この調子でいくと,成虫になるころは完全になりそうだ.
2019 .9.6
テングダニ
Bdella sp.
赤いダニが机の上を走り回っていました.
さすがにタカラダニはこの時期いないので,ハダニかと思いましたが写真を見るとテングダニの一種のようです.
普段は落葉層にいるらしいので,外で付着したのでしょう.
秋の気配を感じる時期になりました.
2019 .9.5
マルバネゴキブリの魅力
The fascination of the Hebardina yayeyamana
約10年近く飼育してきた系統が今年途絶えた.
10年も飼育していると,なくなってだら~とした飼育になっていたのだろう.
しかし,いなくなると寂しい.
ということで入手しました.
この写真は以前飼育していたときのものですが,本種はあまり話題にならず目立ちませんが,ワモンゴキブリやイエゴキブリなどと同じゴキブリ科に属する種で,大きさもそこそこあり,脚が赤くゴキブリらしくない可愛い種だと思っています.
また,卵鞘が色など弱々しい感じがするため,孵化したとき毎回うれしさを感じます.
現在産卵始めているので順調に行けば10月中には孵化が見られる予定です.
2019 .9.4
ネズミ灰皿
Rat ashtray
隣の部署の大掃除で出てきたそうで,いらないからともらいました.
ドングリがあしらわれているのでリスかと思いましたが明らかに可愛系ではなく,リアルネズミ.
ドングリと似合う野鼠といえばアカネズミやヒメネズミ.
しかし,大きさを考えるとクマネズミかなと思われます.
久しぶりのネズミグッズに感激です.
T義さんありがとうございました.
2019 .9.3
チャイロゴキブリ
Pycnoscelus niger
またやってしまいました.
水切れ.
幸い単為生殖なので,極端な話幼虫1匹生き残れば復活の可能性は高いのですが,そんなのは最悪です.
飼育者失格ですね.
網ですくうと乾燥した幼虫や,今にも干上がりそうな痩せ細った幼虫が出てきます.
水に入れてやると動かずに飲んでいる様子.
お詫びにニンジンや昆虫ゼリーを入れました.
2019 .9.2
ウイルス感染蚊駆除訓練
Viral infection mosquito control training
新宿御苑にて早朝より行われ,行政,マスコミなど多くの人が集まりました.
我々は,東京都ペストコントロール協会として参加しました.
ミラクン担当のMさんほか.
動力噴霧機を使い薬剤散布するW邊さん.
本題名で検索して見つかる,車から散布している写真の,ホースを持っているのが私です.
2019 .8.30
オカダトカゲ
Plestiodon latiscutatus
以前は私の影で姿を消していたが,最近は近寄って写真を撮ることができるようになった.
爬虫類も「慣れ」ってあるんですね.
結構でかいです.
それにしても「あっ」という間に8月も終わりです.
そろそろ越冬準備をしないといけないですね.
2019 .8.29
チャタテムシ??迷走??混入?
Chatterbug??Wander??Mixing?
仕事中.
動いている.
どう見ても表面にいるように見えない.
やはり中にいる模様.
モニターってそんな構造?
まあ,壊れなければ良いが.
初めての,久しぶりの,ほのぼのビックリでした.
2019 .8.28
オオモリゴキブリ
Symploce gigas gigas
現在,WF1からF2挑戦中だが,1卵鞘分しかいないため,新たに新成虫を入手しました.
卵鞘の保管と交尾時期が重要な気がします.
2019 .8.27
オオムカデの餌
Bait of centipede
マダガスカルゴキブリが国内に流通を始めたのは,元々爬虫類の餌目的だったと記憶している.
その後,様々なマダゴキが流通するようになり,ペット化が進んだように思う.
オオムカデの餌であるが,このくらいの大きさになるとピンクどころか生後20日程度のものも軽く平らげると想像できるが,やはり突然死がいやなので,トルキスタン成虫やコオロギ成虫を与えているが,トルキスタンはいまいち食い付きが良くない.
で最近は,Elliptorhina javanicaのできれば脱皮後の柔らかそうな個体を与えている.
大きさもピンクと同程度あり,臭う液も出さず,食いつきもよいと感じている.
2019 .8.26
Shelfordina terminalis (Brunner von Wattenwyl, 1898)
Shelfordina terminalis (Brunner von Wattenwyl, 1898)
脚の斑紋の雰囲気はヨウランゴキブリに似ています.
たまには珍しい種でも見たいと思い入手しました.
Ectobiidae科(チャバネゴキブリ科)
Pseudophyllodromiinae亜科(ヒメゴキブリ亜科)
Shelfordina属(ヨウランゴキブリ属)は1種を除きアジアに分布し,全26種が知られています.
本種はMalaysia (Malacca state); Indonesia (Sumatra); Borneo Islandで見つかっているようです.
本属のゴキブリではヨウランゴキブリが日本で知られ,温室内など人工的環境にて定着が報告されています.
ちなみに,唯一アジアでない種はShelfordina panamae (Hebard, 1920)がパナマ分布です.
何かの間違いではないかと思いますが,確認するのは大変な作業になります.
まだ幼虫なので成虫になったら再登場させます.
2019 .8.23
Deropeltis paulinoi前兆?
Deropeltis paulinoi omen?
管理のルーチンからもれていたのか?
死骸が堆積していた.
よく見ると,成虫の死骸が多いので,たまたま短期間に寿命を向かた個体が多かったのかもしれないが.
それにしても少し異様な状況.
初齢幼虫はそれなりの数発生しているので,大事にはならないと思うがこまめな観察が重要ですね.
2019 .8.22
仔モグラの床換え
Cleaning the breeding case of a Macropanesthia rhinoceros nymph
この容器で飼育を初めて約5ヶ月.
マットに糞が目立ってきたので,床の交換をした.
ユーカリも食べるが,床として入れているクヌギマットも食べるようで,マットが糞に入れ替わっている.
本種の糞は,乾季のある地方に生息するだけあって乾燥しており,糞がたまったからといって,特別問題にならない.
ニンジンは,齧っているようなのでそのまま入れた.
2019 .8.21
ドブネズミに餌 2
Feeding a Brown rat
朝部屋に入るとこうして待ち構えている.
こんな感じで受け取り奥に行ってゆっくり味わう.
最初の頃は注意しないと指ごと齧り取られそうであったが,最近は優しく持っていくようになった.
2019 .8.20
ミナミヒラタゴキブリ床換え
Cleaning the breeding case of the Balta vilis
初齢幼虫があまりにも小さいので本種やウスヒラタゴキブリなどは管理が面倒である.
今回は,この容器内があまりにも汚いので新品に交換した.
最近はこの「ハスクチップ」を重宝しています.
2019 .8.19
Corydidarum magnifica 幼虫
Corydidarum magnifica nymphs
死亡した♀の腹部に張り付く初齢幼虫.
半日ほど観察したがこのままであった.
どこかで見た記憶があるが思い出せない.
卵胎生の種は多いような気がする.
2019 .8.16
父島のハツカネズミ
Mus musculus of Chichijima island
なんかサルみたいだと思いませんか?
夜仕事明けで結構歳を感じている本日.
2019 .8.15
シロマダラまた脱皮
Dinodon orientale molting again
今までの脱皮間隔は,25,35,45,35,50,15,そして今回約20日.
全く規則性がない.
大きな蛇ならバラつきが多少あっても驚かないが,こんな小さな蛇でこれだけ違うのはなんとも不思議だ.
とはいえ,ワモンゴキブリも同じ卵鞘から生まれた幼虫で,成虫までに要する日数が倍以上違うことも普通なので,生物はそういうものかもしれない.
現在の体長は約480mm.
図鑑では30~70cmとあるので,すでに成蛇なのかもしれない.
にしても,もう少し大きくなってもらわないと,大きなヤモリのストックが増える一方である.
あと,今までトカゲは全く食べなく,ヤモリばかり.
トカゲも食べてほしい.
2019 .8.14
アダンソンハエトリ
Hasarius adansoni
出現.
最近,忙しく餌を与えることはしなくなったがちゃんと生きています.
何を食べているのでしょうか?
不思議です.
2019 .8.13
トビイロゴキブリ
Periplaneta brunnea
♂成虫.
ちょうど成虫が出る時期.
成虫が出れば初齢幼虫も.
熱帯原産の種でありながら,齢数が混ざり合わない.