ゴキブログ一覧
2018 .6.20
ナメクジの卵
Slugs of eggs
このまえ採集してきたナメクジが産んだ.
中が透けて幼ナメクジが見える.
生命の誕生は,どんな生き物でもうれしいですね.
2018 .6.19
脱皮前兆
A forerunner of molting
17日の日曜日に目が白くなっていた.
この後,透明になりその後大体5日後に脱皮します.
2018 .6.18
コマダラゴキブリ累代
Successive generation of Rhabdoblatta formosana
現在,野外個体が爆産している.
毎回,この状態に安堵し,F1で滅ぼしている.
F2めざし,とりあえず2ケージに分譲.
もう少し増やす予定.
2018 .6.15
Therea petiveriana孵化
Hatch of the Therea petiveriana
4月7日に取り分けた卵鞘が孵化した.
親と同じマットでもなんとなく累代できていたが,たまに数が急激に減る種もあり,卵鞘管理は別に行った方が安心できる.
幼虫の色は,Polyphaga saussureiに比べ,黒色が強い.
2018 .6.14
餌の好み
Food preference
以前,Diploptera punctataの餌の好みをMF(右)とZF(左)で比較したが,他の2種
Oxyhaloa deusta
Phoetalia pallida
も草食の傾向が強いと思いこんでいたのを再度比較した.
この3種,科は同じだが亜科ですべて異なるので,食性も違って当然なのだが.
結果はOxyhaloa deusta 両方ともよく食べる.
Phoetalia pallidaはZFよりMFの方が減っている.
今後はしばらくの間混合で様子を見ることにする.
繁殖に関しては,どちらでも変わらないように思える.
2018 .6.13
枯葉シェルター
Dry leaves shelter
M君からもらったモリチャ.と枯葉.
語呂がよい.
まだ1年目であるが健康状態は良好のようである.
枯葉の中でも,クヌギの葉は,硬さ・丸まり方がちょうどよく,汚れも付きにくい.
ゴミを落とせば,このようにきれいな状態に戻り再利用可能.
2018 .6.12
Blaptica dubia
Blaptica dubia
アルゼンチンフォレストローチ,デュビアなどと呼ばれる.
約1年以上床替えしていなかった.
1年分の糞.
清掃後.
2018 .6.11
ドブネズミ幼獣
Pups rat
先週末,出かけようとしたら歩道に幼獣が散乱していた.
ドブネズミの子供だ.
前にも同じ場所で同じサイズのドブネズミを見たことがある.
ブログをたどると2011年08月16日.
1匹は生きていたので,回収も考えたが,アポの時間が迫っていたため放置した.
約4時間後,戻って見てみたが,すでに皆消えていた.
ネコかカラスか人が処分したか.
自然は厳しいですね.
2018 .6.8
2018年6月のクロゴキブリ
The smoky-brown cockroach in June, 2018
少し多いですね.
皆さんはどちらの写りのクロゴキが好きでしょうか.
2018 .6.7
Polyphaga saussurei 2色の卵鞘 の結果
Result of 2 color ootheca of Polyphaga saussurei
今年の4/20に黄色と茶褐色の卵鞘を分けて管理していましたが,結局両方とも同時期に孵化しました.
色の違いは新旧ではないようですね.
2018 .6.6
トルキスタンゴキブリ孵化
Hatch the Shelfordella lateralis
少し発見が遅かった.
見る間に卵鞘から出てきます.
1枚目の写真から最後の状態まで約10分
久しぶりに見ることができました.
2018 .6.5
交尾
Mating white eyes Periplaneta furlginosa
2018 .6.4
二股の尻尾
Forked tail
「二叉尾」と呼ばれるそうです.
ほかの個体は私が近づいてもおっとりと逃げる程度だが,この個体は人影ですぐに潜り込んでしまう.
たまに野生でもいるようですが,尾を怪我した時,その傷口からもう一本生えてきて,2本や3本になるそうです.
でも,1本を見慣れていると驚きますね.
2018 .6.1
ダンゴムシ
Armadillidium vulgare
訳あってダンゴムシを飼育している.
本名は「オカダンゴムシ」.
ゴキブリ用のニンジンが余ったので,入れると並んで食っていた.
何でもそうだが,餌を食べている姿はかわいいい.
足が沢山ある動物の中で唯一,子供から学校の先生まで高感度が高い.
しかし,農業分野では植物の種子やこのように野菜を食害することが知られている.
2018 .5.31
Pycnoscelus indicusの謎の死滅
The death of the Pycnoscelus indicus mystery
大東島の個体.
どんどん減っていき,気がつくと幼虫2匹しか残っていなかったのが半月前.
マットをすべて新しくし,入れなおしたが全滅した.
通常,幼虫で死ぬことはない為,何か原因がある.
そこで,石垣島のP. indicus成虫6ペアを入れてどうなるか様子を見ることとした.
2018 .5.30
ネバダオオシロアリ羽アリペアの経過
Recent status of Zootermopsis nevadensis pairs
昨年4月に発生して同様にセットしたが全く繁殖せず全滅.
今年の1月に発生した羽アリを繁殖セットに組んだ約6ヵ月後の状態.
今度はうまくいきそう.
2018 .5.29
ワラジムシの与え方結論
Conclusion of feeding method of White sowbugs
最終的にワラジを飼育しているケースに腐朽した木材を入れ,しばらくするとワラジが張り付くのでそのまま与える方法が,簡単で効率が良いと結論付けた.
↓はワラジ.
2018 .5.28
Polyphaga saussurei卵鞘中身
Inside condition of the Polyphaga saussurei ootheca
この卵鞘の卵数は17.
こちらは,11~12.
これは,15.
数はバラバラだが,この3個を見る限り,孵化率100%.
2018 .5.25
Corydidarum magnifica脱皮
Molt of a Corydidarum magnifica
普通これほど赤くなることはない.
その後.
綺麗.
2018 .5.24
ホラアナゴキブリ発見
Discover Nocticola uenoi uenoi
2016年11月02日にネバダオオシロアリの飼育容器内に投入したのだが,それ以降ケース越しでは全く見ないので,死滅したと思っていた.
今回,飼育容器交換をするにあたり,忘れた訳ではないのだが,いるはずないと思っていたが,生きていました.
生きていたと言うより,たぶん中で繁殖していたのでしょう.
交換中.
糞の堆積.
この中にいるか探したが見つからなかった.
完了.
巣を細かくばらさなかったので,見かけたのは2匹.
たぶん,女王アリが生活している空間内に多く生息しているのではないだろうか.
久しぶりに感動した.
2018 .5.23
トビイロゴキブリ幼虫
Nymph of Periplaneta brunnea
艶があり,コントラストがはっきりしないゴキブリの写真は,見た目のように鮮明に写りにくい.
フラッシュを焚くとそれが写りこむ.
焚かないとぼける.
2018 .5.23
コマダラゴキブリ1齢幼虫
First instar of the Rhabdoblatta formosana
幼虫発見.
今までの経験からすると,この次の世代がとれない.
これを克服するのが楽しい.
2018 .5.22
ハエトリグモ
Real fly Hunter
飼育しているイエバエが脱走したのだが,見事キャッチ.
クモは見た目が気持ち悪いと害虫扱いされることが多いが,本当はこんなに役に立つ生き物なんです.
2018 .5.22
シマヘビ脱皮
A Elaphe quadrivirgata shed off the skin for the 13th
恒例の脱皮.
先週の15日(火)に目が白濁しているのに気がついた.
それから7日後.
綺麗に剥けた.
なおアオダイショウはもらわれて行ったため,脱皮シリーズには今後出てきません.
あしからず.
2018 .5.21
ワラジムシ採集
White sowbugs collect device
ワラジ投入器は失敗だったがそれを利用して簡易ツルグレンを作った.
それにより採集出来たワラジを投入.
個体によっては,投入するのを見ながら待つ個体もいる.
2018 .5.18
ムカデとの同居者
Living with the centipede
トビズムカデのケージだが,このトルキスタンゴキブリは同居初めて2ヶ月以上がたつ.
コオロギを入れるといなくなるので,食欲はあるはず.
飽きもあると思うのだが,ゴキブリ類は他の餌が無くなった時のみ与えているので,飽きはないと思う.
オガトカは,たまに1齢幼虫を与えると狂ったように追っかけて,捕食するがもともとゴキブリ(ゴキブリ科の尾肢に粘性物質を分泌する種)は餌として向かないように思えてならない.
皆さんのところでは嗜好性どうでしょう.
2018 .5.16
タカラダニ最盛期
Balaustium murorum season
まだ沢山います.
今ころが一番多い時期ではないでしょうか.
壁や床面などいたる所に徘徊している.
これだけいれば,室内に入って来ても仕方ないですね.
2018 .5.15
クロゴキブリ幼虫出没
Periplaneta fuliginosa larva haunting
事務室の廊下に出現.
久しぶり.
写真を撮りながら追い詰める.
追い詰める.
と,巾木の隙間にもぐりこみ,見事身を隠すことに成功.
ゴキブリの外骨格は柔軟であるため,体を曲げながら狭い隙間にもぐりこむことのできるよい例.
2018 .5.14
第70回日本衛生動物学会
The 70th Annual Meeting of the Japan Society of Medical Entomology and Zoology
先週の金,土,日と帯広畜産大学にて開催された.
今回は,体色変異したクロゴキブリに関して発表してきました.
北海道は過去に札幌までは来たことがあったが,帯広は初めて.
空港から市内までの道のり,広大な農地とシラカバ並木に感動しました.
構内のシラカバ並木.
総会風景.
来年は山口大学で開催予定です.
2018 .5.11
オオモリゴキブリ
Symploce gigas gigas
ネットで面白いゴキブリを発見し,購入した.
採集地の詳細はなく,リュウキュウモリゴキブリに見えないこともなかったが,卵鞘のつけ方や雰囲気で違うと思い購入.
結果は見事.
オオモリゴキブリであった.
卵鞘もつけており大当たり.
♂.
ケースに移す際,♂が飛んで大脱走し,ビビッて写真ぶれぶれ.