ゴキブログ一覧
2014 .2.14
冬にガガンボ?
Tipulidae of winter ?
雪の降るこんな寒い日に,建物内とは言え,飛んでいる虫がいるとは驚いた.
ガガンボだと思い,写真撮るだけで,後で調べたがさっぱり分からない.
ネットをぐるぐる回って,やっとこれにたどり着いた.
ウスモンガガンボダマシ Trichocera maculipennisだと思います.
ガガンボダマシ科は,冬に発生するそうだ.
外はこんな状態なのに.
冬の自然下で活動する昆虫を見るのはうれしいですね.
2014 .2.13
ヨロイモグラゴキブリの1齢幼虫の脱皮
A molt of first instar of Macropanesthia rhinoceros.
脱皮が始まってました.
ギリギリのところでマットから穿り出してしまったようです.
急いで足場の良いマットを引いた容器に移し,乾燥防止で霧吹きご,カップで蓋.
6分後.
12分後.
16分後.
22分後.
30分後.
52分後.
無事生還したようです.
2014 .2.12
ヨロイモグラゴキブリのシェルター
The shelter of Macropanesthia rhinoceros.
床換え.
今回は,観察し易いようにケース下面にシェルターを入れてみる事にする.
横から見た状態.
この中に入ってくれると,親子で暮らす様子が観察できる.
掘り出して出てきた幼虫.
そろそろケージが狭くなる頃だろう.
昨日,生まれた幼虫.
1匹,おかしな形になっている幼虫が.
脱皮直前でした.
どうなったかは,明日.
2014 .2.10
雪とワモンゴキブリ
Snow and Periplaneta americana.
週末の雪は凄かったですね.
スカイツリーも雪でかすんでいます.
そんな中,ワモンゴキブリ.
数秒で動きが止まりました.
まあ,雪の中で活発に活動できるゴキブリはいないと思いますが.
2014 .2.7
Breeding of Rhabdoblatta guttigera.
大型ケージに入れて,さらに増え続けている.
マダラゴキブリの様に,幼虫が水中を好む種の飼育は,プールを作るが,これが環境を高湿にするため,ひとつ間違うと,悪臭のカビだらけになり易い.
多分,飼育自体は難しくないのだろうが,世話が小まめに出来ないと,上手く行かないグループだろう.
本種にとってプールは,排泄,脱皮?などの憩いの場となるのか,水中には糞,脱皮しかけて死亡した死骸などなど,堆積している.
プールを交換し,
枯葉をいれ完成.
2014 .2.6
Archiblatta hoevenii調子の良いケージ
The breeding cage of Archiblatta hoevenii in good condition.
このケージの雌の産む卵鞘は,比較的孵化率が高い.
また,孵化幼虫の死亡も今の所少ない.
2014 .2.5
Archiblatta hoevenii F3が鬼門
F3 of Archiblatta hoevenii is an omen.
F2の孵化率が相当悪い.
性格に数えていないが,1割未満のようだ.
5個目の孵化.
F3を乗り切ると,先が見えそうな感じだが.
2014 .2.4
イエゴキブリ弱体群
The weak group of Neostylopyga rhombifolia.
毎年代を重ねているが,一向に危機的な状況は変わらない.
卵鞘も過去にお見せしたままの状態が続いている.
原因は未だ不明.
2014 .2.3
ドワーフヒッシングコックローチ
Elliptorhina chopardi.
数年前は,餌・ペットとして良く見かけたが,最近お目にかからなくなった.
良く増え,長子良い飼育状況だが,以前入手した個体は,全然繁殖しなかった.
系統なのか,飼育数が少なくてもこの類は,増え無い事が多い.
床換え後.
2014 .1.31
広野のクモ
The spider found in Hirono.
真冬なのに,昨日死んだような状態のオニグモ.
寒さのため,そのままの状態で保存されていたのだろう.
広野の町.
遠くに海が見える.
2014 .1.30
アルメニア産 Polyphaga sp. 床換え
Breeding of the Polyphaga sp. from Armenia.
記録を見たら,前回の床換えは,ちょうど一年前だった.
水容器のガーゼが脱落.
移動中.
後.
ここまで増えると,1年放置は無理そうだ.
2014 .1.29
講演
Lecture.
昨日,某新年会で,マンションに発生し易い害虫類の話をしました.
こういった写真は,自分で撮る訳にもいかず.
撮っていても,貰う事が無いので珍しい.
暗がりだと,普通に見えるし,珍しく作業服でない.
2014 .1.28
ヨロイモグラゴキブリ1月の産仔
Laying eggs in January of Macropanesthia rhinoceros.
最近生まれたと思われる,1齢幼虫.
2匹.
ここの所多忙で,何匹,どのような齢構成でいるのか全く確認できていない.
が,産んでいて一安心.
しかし,マットの劣化も進んでいそうなので,近々に床換え予定.
乞うご期待.
2014 .1.27
ドバイ産Blattella sp.繁殖
Breeding of the Blattella sp. from Dubai
ケージ自体は特別汚れが酷くない.
しかし,炭カルの消耗が激しい為,交換実施.
後.
小型で繁殖力が強く,2年以上トラブルが無い種は,世話の頻度を下げる上で,思いきった淘汰が必要である.
2014 .1.24
イエゴキブリ床換え途中
The middle of cleaning of the breeding case of Neostylopyga rhombifolia.
途中.
同じ種とは思えない繁栄ぶり.
2014 .1.23
PCOが興味を持ったアメリカの生物
The American living thing in which PCO got interested
昨年,N課長がアメリカを旅行した際,見つけた生き物たち.
小笠原で繁殖しているグリーンアノールの原産地フロリダ,マイアミにて.
さらに,フロリダ,オーランドにてブラウンアノールとおぼしき個体.
デュラップの色がグリーンアノールに比べ鮮やか.
フロリダ,マイアミのバス車内にいたというチャバネゴキブリ幼虫.
靴についているのがすごい.
ニューオーリンズ路上でワモンゴキブリ死骸.
雄でした.
そして,アメリカといえばトコジラミ.
やはり,結構な数のホテルで,トコジラミを見たそうです.
PCOじゃなかったら,お持ち帰りしていたことでしょう.
2014 .1.22
給水容器
The container of water supply.
毎日,メンテをする必要があるので,水容器は作りだめしてある.
こんな感じ.
ラップをはさみ,積み重ねている.
2014 .1.21
コスタリカ産 Panchlora sp. 危うし
The crisis of extinction of Costa Rican Panchlora sp.
水が切れているのに気がつかなかった.
「カラッカラ」
冬はすぐにこの様な常態となる.
ミズゴケを上に置いているのも,乾燥を速める原因となっていると考えられるが,外す気に離れない.
幼虫はマットに潜っているので,大丈夫と思ったが,2匹だけ.
雌成虫がまだ数匹いるので何とか立て直し,黄色いバナナを再生したい.
2014 .1.20
逃走ワモンゴキブリ
Periplaneta americana find which had escaped
何かいると思ったら,ワモンゴキブリでした.
とりあえず撮影し,御用となりました.
この辺でもうオスだと分かります.
間違いないですね.
羽化中にトラブッタようです.
捕獲.
成虫は逃がした記憶がないので,幼虫が育ったのでしょう.
決してここで繁殖しているわけではないですよ.
2014 .1.17
Bathing 2 of Rhabdoblatta guttigera.
マダラゴキブリ飼育風景.
落ち葉を良く食べます.
また,水にも良く入ります.
後.
2014 .1.16
Archiblatta hoeveniiF2孵化
Hatching of F2 Oothecaof Archiblatta hoevenii.
孵化率はやはり悪い.
雌成虫らは,卵鞘を産み続けているが,形が歪んでいるものが多い.
孵化した卵鞘は5個目.
前回と同じ様な軌跡を辿り始めている.
卵鞘内の未成熟卵.
このままの状態で成長してくれると良いのだが, なかなか・・・.
2014 .1.15
Hemithyrsocera histrio 成虫・幼虫
The adult and larva of Hemithyrsocera histrio .
ちゃんと生きています.
相変わらず綺麗な黄色と,幼虫の赤.
2014 .1.14
緑ミナミヒラタゴキブリの乾燥後
After dryness of the green individual Onychostylus vilis.
約一週間後.
前胸背板の色は消えて,茶褐色となっている.
背面から見て,緑色が分かるのは脚ぐらいだろうか.
脚.
腹面.
顔面も緑色していたが,いわれて分かる程度まで消えている.
脚の緑色は比較的多く残っている.
結果的に,乾燥標本にすると,腹面から観察される部位には緑色が残るが,それ以外は退色が激しく,1年以上保存すると,もっと解りづらくなりそうだ.
2014 .1.10
ヒメクロゴキブリ2014年越冬幼虫
The larva of the Chorisoneura nigra which is passing the winter of 2014.
E藤君よりヒメクロゴキブリ幼虫を頂いた.
採集地である奈良県には,結構普通に見られるらしく,この個体もケヤキの樹皮下より採集された.
一緒に入っていた樹皮に付着した黒い粒.
良く見るとササラダと思われるダニの集団.
越冬している所を起こされたのだろう.
アカアシノミゾウムシらしき甲虫も同居.
自然界では,様々な生き物が肌を寄せ合い,辛い冬をやり過ごそうとしている.
ほほえましい光景です.
飼育セット.
ヒメクロゴキブリは,過去にも失敗しているので,今回は何とかコツを見極めようと思う.
2014 .1.9
Gyna caffrorum 飼育状況
The breeding situation of Gyna caffrorum.
リクエストのあったGyna caffrorumの飼育状況です.
中プラケを使用し,左餌.
右水.
ついでなんで交換と補充.
餌はネズミ用固型飼料.
マットは,ヤシガラ用土.
幼虫が徘徊しているのが分かるでしょうか.
厚みはこんな感じ.
成虫と幼虫.
飼育は簡単な種だと思います.
2014 .1.8
アマミモリゴキブリはニンジンがお好き
Episymploce amamiensis likes a carrot.
ゴキブリの餌として重宝するのがニンジン.
だが,これも好む種と好まない種がいるようだ.
マダラゴキブリ類は,落ち葉を良く食べるせいか,ニンジンも好んで食べる.
アマミモリゴキブリには,初めて与えてみたが,瞬間的に幼虫が食いついてきた.
まあ,こんなものだろう.
2014 .1.7
カビの発生した老ワモンゴキブリ
Mold generated for the body surface of the old Periplaneta americana
成虫になって1年強で死亡した個体.
昆虫類は,一般的に生きているうちは自分で自分の身体をクリーニングする為,体表にカビなど発生しないと思っていたが,ワモンゴキブリは1年以上生きた個体は,このようにカビが付着する個体が多くなる.
これは,表皮に直接発生しているのではなく,体表に付着した物質にカビが付くのが原因.
しかし,若い個体には見られ無い.
老化と共に体表のワックスが薄くなり,ゴミが付着し易くなり,また,活動も少なくなる為,付着物が剥がれ落ち難くなることから,こうなるのではないかと思う..
腹面.
ここにも,黒班が発生している.
真相は?
2014 .1.6
ミナミヒラタゴキブリ緑色個体の標本後の変化
The green individual of Onychostylus vilis before the specimen.
標本にしても体色はそのままか?
の質問に答える為,標本にしてみました.
先ずはする前の状態.
緑です.
乾燥後に,状態をお見せします.
2014 .1.1
2014年 新年
We look forward to working with you this year.
明けましておめでとうございます.
本年もよろしくお願いします.
2013 .12.27
ゴキブリは暖かい場所が好き
A cockroach likes a warm place.
寒さが厳しくなりました.
ふと気がついた,飼育室の一角の状況.
お気付きでしょうか.
ハイイロゴキブリ.
Blaberus spec. Pantanal
Eurycotis floridana
Pycnoscelus spec. Thailand
キャビネットの裏まで暖気が届き難い為,皆室内中央の暖かい方に近づこうと,飼育ケース室内側に集まっています.
さて,今年もわずかとなりました.
本ブログの年内の更新は,本日が最後となります.
ご訪問頂いた皆様,どうもありがとうございました.
また来年もよろしくお願いします.