ゴキブログ一覧
2017 .2.17
オガトカ日光浴
Lizard basking.
春らしくなってきましたね.
爬虫類の日光浴を見ていると,こちらも一緒に昼寝をしたくたってきます.
2017 .2.16
Hypercompsa sp. 産卵間隔
Spawning interval of the Hypercompsa sp.
前回の産卵から約40日.
毎日見ているわけではないが,卵鞘は2~3日保持していたと思うので,見逃しは無いと思うのだが.
産卵間隔は,ワモンゴキブリ等は3日~なので,それに比べると長い.
しかし,科も違うので,違ってあたりまえなのだが.
2017 .2.15
久米島のマダラゴキブリ
Rhabdoblatta guttigera of Kumeshima Island
野外採集幼虫が成虫になりました.
♀.
♂?かな?
何はともあれ♀>♂ の最高のバランスです.
たぶん,F1は取れると思います.
問題はその次なので,今からフルーツ類を与えて様子見ます.
2017 .2.14
ゴキブリを楽しむ“Eurycotis decipiens〟
Enjoy cockroaches“Eurycotis decipiens〟
最近,心にゆとりがなくなっていた気がする.
たまにはふれあいも良さそうだ.
2017 .2.13
石垣からのお土産
Ishigakijima’s souvenir
先週に続き,今日は石垣島のお土産ゴキを頂いた.
ヤエヤママダラゴキブリ幼虫.
採集したT田さんいわく,いっぱいいた.
との事でした.
この大きさだと成虫になるのは秋頃でしょうか.
逆にその方が,飼育環境にも慣れ,羽化がうまくいくかもしれません.
最近,マダラゴキブリ類はF2以上飼育できていないのでうまく軌道に乗せたいですね.でも,本気でやるなら,幼虫はイモリなどの水生動物を飼うセットで飼育したほうがいいのかもしれません.
2017 .2.10
沖縄のゴキブリセット
Assorted cockroaches in Okinawa Prefecture and Kagoshima Prefecture
F. O.さんから,思わぬバレンタインチョゴキをもらった.
仕事でゴキブリのやり取りをしているうちに興味を持っていただき,今では変わったゴキブリを見つけると,メールでいろいろ送ってくれる.
今日も,出張帰りにゴキブリが死んでは大変と,持参してくれた.
ありがたいですね.
サツマゴキブリ♀成虫と幼虫.
ミナミヒラタゴキブリ♀成虫と幼虫.
リュウキュウモリゴキブリ♂成虫.
ヒメチャバネゴキブリ幼虫.
サツマとミナミヒラタゴキブリは,夏には幼虫が出ていることでしょう.
2017 .2.9
Hemithyrsocera histrio ダニ除去経過
The course of the breeding case after exterminating mites
秋にダニ発生に気づき,幼虫を慎重にダニが付着していないか確認して取り分け,3ケースに分譲した.
卵鞘は,このように湿ったミズゴケに産み付ける.
卵数は,約20個.
ダニがいると,この部分だけで十数匹は観察できたが,本当にスッキリ,ストレスがない.
今のところ,どのケージも発生は見られない.
3ケースの管理は大変なので,1つにまとめたいのだが,1つで発生が残っていた場合,また繰り返すことになるので,春まで待つ.
いや,夏かな.
2017 .2.8
Paranauphoeta basalisとミカン
Paranauphoeta basalis and mandarin oranges
Paranauphoeta basalis
野外種しか与えていないが,ミカンを好む種が意外と多いことが分かった.
本種は固形飼料も食べます.
2017 .2.7
オガサワラゴキブリ床換えのタイミング
Timing of the breeding case change of the Pycnoscelus surinamensis
本種は久しぶりに行った.
マット飼育している小型の種は,マットを全交換しようとすると,初齢幼虫を拾うのが困難である.
今回,たまたま観察したら,ちょうど終齢幼虫が羽化し始めの頃で,初齢幼虫が全くいない.
そこで,目の粗い篩を使い,虫体の選別が簡単に出来た.
100円均一の篩.
重宝している.
念のため,篩った後のマットを確認するが,動くものなし.
完了.
2017 .2.6
Aeluropoda insignis床換え
Cleaning of the breeding case of the Aeluropoda insignis
個体の大きさが大きいことから,特大ケージで飼育している.
丈夫なコロニー(種)で,2009年3月より飼育を始めてから,一度も繁殖に異常が出たことがない.
ケージの交換頻度も,イエゴキなどの脱皮殻全く食べない種に比べ,食べてくれるので,ゴミが余り出ない事と,糞がサラサラなので,個体密度は高いが約半年に1回のペースで今のところ間に合っている.
しかし,炭カルがかすれてきた事と,やはり半年に一回ぐらいは掃除したほうが良いだろうということで実施した.
良いシェルターが思いつかないのでタマゴケースを使用しているが,とりあえず問題はない.
次の交換はまた半年後の予定.
2017 .2.3
ゴキブリは汚い?
After all is the cockroach dirty?
アミメヒラタゴキブリの給水容器の交換をしたのだが,糞や死骸の汚泥の中に卵鞘が産み付けられている.
拡大.
別拡大.
これを見たとき,ゴキブリは野外種でもやはり汚いのかと落ち込んだが,よくよく考えたら,野外ではこんな状況になる事など無いはず.
湿度が保たれる場所を選んだ結果が,たまたま,この糞まみれの場所しかなかっただけの事で,たぶん,親も仕方なく産んだのだと思うと申し訳なくなった.
物の見方をすれば,どんな環境でも生きて行ける生命力の強さを感じる.
2017 .2.2
潜ったヨロイモグラゴキブリ
The Macropanesthia rhinoceros into the soil
マット深めの方がよさそうだ.
跡形もなく消えている.
湿らせて終わり.
産むのは秋ごろだろうか?
2017 .2.1
マダゴキのダニのその後
Current of the parasitic situation of mite
昨年の8月は小さかった幼虫だが,現在は5cm以上に成長した.
ダニは,10月に数匹見つかり除去して以降,発見されていない.
本当に駆除が成功したのかの判断をどこでするか.
前回も,1年後に発覚しているので,今回はもうしばらく様子を見る予定である.
しかし,でかくなったマダゴキを片手で押さえて脚広げさせるのは結構大変ですね.
2017 .1.30
フルーツの利用
Efficacy of fruits related to cockroach health
普段は果物を買って食べようとはあまり思わないが,ゴキブリのためと思い購入した品.
100円ショップで購入.
ミカンなどスーパーでは2個売りはあまり見たことがない.
リンゴも,100円では売っていない.
味は食べていないのでコメントできないが,非常に便利である.
種によるが,ミカンを良くたべる種もあり,今までマダラ系だけと思っていたが,調子の悪い個体群には順次与えて行こうと思う.
2017 .1.27
Elliptorhina属
genus Elliptorhina
この属は,マダガスカル島にだけ分布し,現在10種が記録されている.
私のところにも4種いるが,最近お伝えしているElliptorhina davidiが不調であったり,何か気難しいグループのような気がする.
今回はE. chopardi(ドワーフヒッシングローチ).
この名前も,1種だけなら問題なかったが,これだけ複数の種が輸入されると皆ドワーフヒッシングになって区別つかない.
で,E. davidiが不調であったように,今度はこれが不調.
何がと言うと,幼虫が出ない.
したがって増えない.
成虫のみで,それより若い個体がいない.
しかも,どの個体も触覚が切れ切れ.
と書いていて,思ったのは個体密度が高くなるとダメなのか?
しかし,マダゴキ類ほど1ペアで増えた記憶がない.
結局,飼育ケージを小さくして様子見となった.
ちなみに,こちらは最近のE. davidi.
2017 .1.26
ホラアナゴキブリの卵鞘
Ootheca of the Nocticola uenoi uenoi
枯葉の裏に産み落とされていた.
卵鞘の竜骨部に大きさの割には広い縁が見える.
触っていたら葉から簡単に脱落したので,ミズゴケの上に移動.
クロゴキブリのように物に貼り付けたりはしないようだ.
こちらから2卵見える.
反対側.
こちらも2個?
する多くても5卵程度しか入っていないようだ.
道理で増えない訳だ.
スッキリとした♀.
カメラのせいか以前よりホラアナの写真が綺麗に撮れるようになった気がする?
2017 .1.25
シマヘビ早くも脱皮
The Elaphe quadrivirgata shed off the skin for the 4th
1ヶ月前に脱皮したばかり.
前後どちらでしたか分からないが,糞臭いので温浴.
2017 .1.25
シマヘビ早くも脱皮
The Elaphe quadrivirgata shed off the skin for the 4th
1ヶ月前に脱皮したばかり.
前後どちらでしたか分からないが,糞臭いので温浴.
2017 .1.24
ホラアナゴキブリ産卵
Oviposition of a Nocticola uenoi uenoi
久しぶりの卵鞘.
よく見ると卵鞘の端部を腹端で保持しています.
面白いですね.
この個体は,手元で観察しようと思います.
2017 .1.23
ヘビの糞
Snake feces
ここの所食が細いと思っていたら,DEKAFUN.
以前から人並みだと思っていたがこうして見ると,やはりでかい.
公園に落ちていたら犬か人の糞と思う.
方付け終わり,スッキリ!
2017 .1.19
年越したシマヘビ
Elaphe quadrivirgata who did not hibernate
結局冬眠しなかった.
しかし,餌は良く食べる.
隣のボール君とは大違いだ.
最近は,シェルターに入らず,床紙の下にすぐにもぐりこむ.
2017 .1.18
マルバネゴキブリ予備軍
Reserve Hebardina yayeyamana
滅んだら再入手まで時間のかかりそうな種は予備ケージを作るようにしているのは以前にもお伝えしましたが,このケージも予備だが成長がおかしくなってきたので再出発させた.
まだまだ,元気そうな幼虫が表面上は確認できる.
しかし,マットは変質(乾燥とカビ跡と残骸の固着).
よく見ると,幼虫の状態で死に始めている.
これも,生きているが仰天し,起き上がれない.
ベイト剤を食ったときのようだ.
完成.
これで,幼虫が死ななければ良いのだが.
2017 .1.17
Pycnoscelus indicusの難しさ
Difficulty of the Pycnoscelus indicus
オガサワラゴキブリは単為生殖するので,1個体いれば増えていくが,雌雄必要なリュウキュウゴキブリはそうはいかない.
今日も様子見たら幼虫がいない?
水餌は入っているが,いつの間にかかなり減っていた.
幼虫が数個体と成虫が数個体.
どうも,このように,マットが乾燥していても個体数が多いと,お互いの出す水分で安定するが,そのバランスが崩れると,乾燥が進み,1齢幼虫が死ぬようだ.
そこで,全てを密閉できる小型のプリンカップに移し,餌を固形飼料からニンジンに切り替えて再立ち上げを企てた.
これは,徳之島のPycnoscelus indicus.
今回この他にも1ケースあったので,Pycnoscelus属は見直しをかける予定.
2017 .1.16
白眼クロゴキのF2
White-Eyed Mutant in Periplaneta fuliginosa 4
ついにF2が孵化し始めました.
今のところ,確認できる個体は全て白眼です.
さて,ここでメンデルを少し復習しましたが分からない.
も少し観察することとします.
しかし,ここのところ超忙しい.
2017 .1.13
アダンソン2017
Jumping spider,2017
PCの周りに出現.
いつも思うのだが,この寒い時期に何食べているのだろう.
ゴキブリなら,腹が減れば何でも食べて命をつなげるが,昆虫食のクモはそう簡単ではないだろう.
それとも,クモってもともと絶食に強いのだろうか.
良い感じで透けているアダンソン.
先ほどまで福島にいました.
仕事を終え,宿舎に戻る途中の月.
綺麗だが寒かった~.
2017 .1.12
オパカ繁殖
Breeding of Eurycotis opaca
今ではこのような状態まで増えてきた.
何が良かったのだろう.
このように,復調する種もいれば,人知れず消えている種も実はある.
2017 .1.11
ヤエヤマサソリ 床換え
Cleaning of the breeding case of the Liocheles australasiae
昨年秋に,例のダニの発生を確認したが,ゴキブリを優先し今年まで持ち越していた.寒いせいかいつの間にかダニがいなくなっている.
本当にいなくなっていれば良いのだが,冬のため個体数が少なくなっている可能性もあり,このケージが最後なので床換えも合わせて実施した.
上の小プラケは,熱湯が入っており,シェルターを再利用する際,ダニをこの部屋より出さないためその場で殺虫する目的.
こんな感じ.
長ピンで押さえて湯没させる.
全て出し終えると結構いましたね.
ゴキブリもそうですが,単為生殖する生物は繁殖が比較的容易である.
ついでに撮影.
終了.
2017 .1.10
ナゾゴキの正体
Real nature of the mysterious cockroach
やっと正体が少しわかりました.
Hypercompsa sp.
とりあえず属まで.
種名までは不明.
この卵鞘の保持の仕方は,ルリゴキなどとよく似ていますね.
しかし,卵鞘の表面は全く違っています.
中の卵数は5~6でしょう.
大きさは2mm無いですね.
2017 .1.6
アマミモリゴキブリ
Episymploce amamiensis
カメラを変えて以前より綺麗な写真が撮れるようになった.
翅バカの♀だが,動かない個体は深度合成が出来る.
♂.
頭頂の黒筋も写っている.
このゴキブリの飼育は結構長く出来ており,リュウキュウモリゴキブリも含め,ホソモリゴキブリ属は,同じ野外にいる茶系のモリゴキブリ属に比べ,多少のアクシデントでも乗り越えられるタフさがあるように思える.
2017 .1.5
フルーツの喫食状況
The eating situation of the fruit
マダラゴキブリ類や産んでほしい種には,Invertebratedudeさんより教えていただいたように,フルーツ系を与えるようにしている.
今回,リンゴとミカンを入手したので早速与えた.
リンゴは過去にも与えたことはあったが,ミカンは初めて.
同時にサツマイモ,ニンジンも入れてみる.
ミカン.
結構食べるもんですね.
リンゴ.
食べている.
サツマイモは人気無.
ニンジンは食べるときは食べる.
さてさて,無事に幼虫を生んでくれるだろうか?