ゴキブログ一覧
2018 .5.22
シマヘビ脱皮
A Elaphe quadrivirgata shed off the skin for the 13th
恒例の脱皮.
先週の15日(火)に目が白濁しているのに気がついた.
それから7日後.
綺麗に剥けた.
なおアオダイショウはもらわれて行ったため,脱皮シリーズには今後出てきません.
あしからず.
2018 .5.21
ワラジムシ採集
White sowbugs collect device
ワラジ投入器は失敗だったがそれを利用して簡易ツルグレンを作った.
それにより採集出来たワラジを投入.
個体によっては,投入するのを見ながら待つ個体もいる.
2018 .5.18
ムカデとの同居者
Living with the centipede
トビズムカデのケージだが,このトルキスタンゴキブリは同居初めて2ヶ月以上がたつ.
コオロギを入れるといなくなるので,食欲はあるはず.
飽きもあると思うのだが,ゴキブリ類は他の餌が無くなった時のみ与えているので,飽きはないと思う.
オガトカは,たまに1齢幼虫を与えると狂ったように追っかけて,捕食するがもともとゴキブリ(ゴキブリ科の尾肢に粘性物質を分泌する種)は餌として向かないように思えてならない.
皆さんのところでは嗜好性どうでしょう.
2018 .5.16
タカラダニ最盛期
Balaustium murorum season
まだ沢山います.
今ころが一番多い時期ではないでしょうか.
壁や床面などいたる所に徘徊している.
これだけいれば,室内に入って来ても仕方ないですね.
2018 .5.15
クロゴキブリ幼虫出没
Periplaneta fuliginosa larva haunting
事務室の廊下に出現.
久しぶり.
写真を撮りながら追い詰める.
追い詰める.
と,巾木の隙間にもぐりこみ,見事身を隠すことに成功.
ゴキブリの外骨格は柔軟であるため,体を曲げながら狭い隙間にもぐりこむことのできるよい例.
2018 .5.14
第70回日本衛生動物学会
The 70th Annual Meeting of the Japan Society of Medical Entomology and Zoology
先週の金,土,日と帯広畜産大学にて開催された.
今回は,体色変異したクロゴキブリに関して発表してきました.
北海道は過去に札幌までは来たことがあったが,帯広は初めて.
空港から市内までの道のり,広大な農地とシラカバ並木に感動しました.
構内のシラカバ並木.
総会風景.
来年は山口大学で開催予定です.
2018 .5.11
オオモリゴキブリ
Symploce gigas gigas
ネットで面白いゴキブリを発見し,購入した.
採集地の詳細はなく,リュウキュウモリゴキブリに見えないこともなかったが,卵鞘のつけ方や雰囲気で違うと思い購入.
結果は見事.
オオモリゴキブリであった.
卵鞘もつけており大当たり.
♂.
ケースに移す際,♂が飛んで大脱走し,ビビッて写真ぶれぶれ.
2018 .5.10
押蟷螂
Pressed mantis
久しぶりに開くとこんなものがはさまっていた.
2015年12月02日に孵化したオオカマキリの幼虫だと思う.
2年半の時を経て対面.
本を見た後,また同じ場所に挟んでおく事にした.
発生当時にこの本を読んだからだと思うが,それにしても記憶がない.
2018 .5.9
ムカデ産卵
Centipede egg laying
産んでいた.
しかし,2014年以降交尾していないので孵化の可能性はない.
手元に来て4年.
当初から現在と大きさはあまり変わらず,相当長生きしていると思う.
昨日のニュースで,30年以上生きたクモの死亡記事があったが,この手の動物は飼育を失敗しなければ長生きするとつくづく思う.
2018 .5.8
タカラダニ出没
Balaustium murorum emergence
机に出現.
いつも思うのだが,窓から結構距離ある.
狙って来ているわけではないと思うので,相当数が侵入していると思う.
2018 .5.7
ヨロイモグラゴキブリ産仔
Macropanesthia rhinoceros lay nymph
昨年,12月に成虫のペア分けを行い,余った2♀を入れたケージで幼虫発見.
交尾から孵化まで最短で5ヶ月要している事になる.
多分孵化直後.
ざっと数えて5個体以上いる.
2018 .5.2
Hemithyrsocera histrio
Hemithyrsocera histrio
卵鞘は生んでいるが一向に孵化しない.
4匹中1匹はオスのはずだが,もしや見間違えているのか!
だとすれば孵化する事はない.
最近たぶん寿命で立て続けに死亡している.
まずは♀であった.
続いて.
オオ!
♂.
羽化する可能性は出てきた.
もうしばらく待ちましょう.
2018 .5.1
ハネカクシあらわる
A rove beetle emerges
今までいろんな昆虫類が机にきたが,ハネカクシはあまり記憶がない.
写真を撮るなどハンドリングしていたが,隙を突いて飛んでいった.
以前は,種名を調べたが,最近はよほど気になる昆虫でないとスルーするようになってしまった.
やはり,ゴキブリが一番.
2018 .4.27
クマバチ
Xylocopa appendiculata circumvolans
外出した先で発見.
少し時間があったので,何枚か写したがなかなか止まって取らせてくれない.
夏が来るなと改めて実感.
2018 .4.26
ワラジ投入器
White sowbugs sorter instrument
トリカルネットとプリンカップをホットメルトで接着しただけ.
ワラジが含まれる土をいれ,後は照明の下で乾燥させ落下させる.
早速,見入っているオガトカ.
あ~.
登った!
終了.
2018 .4.25
白ワラジ人気
White sowbugs popularity
ワラジムシは,今までトカゲ類に与えてもあまり積極的に追わないので,好みで無いと思っていた.
しかし,せっかくシロワラジムシも増えていることだし,オガトカも腹部の大きい個体が多いので,カルシウム補給に与えてみたところ想像に反して探索してまで追っかけて食べている.
与える端から完食.
単一の餌では繁殖が難しい理由が良くわかった.
2018 .4.24
ヤマトシロアリの群飛
Swarming of Reticulitermes speratus
毎年,この時期は羽アリが飛ぶ時期なので,屋上に上るたびに探していたのだが見つける事が出来ていなかった.
今日,外出しようと外に出ると,ヤマトシロアリの羽アリを発見.
飛んでる!
と思ったが,時間もなくそのまま外出.
途中,S川君に,屋上に翅を落としたニンフがいるはずだから採集するように伝えた.
帰社後,成果を聞くと見事20匹ほど採集していた.
さすが.
小カップに小分けした.
累代閉所飛翔させたネバダオオシロアリの羽アリと違い,十分飛んでいるだろうから,ペアリングもうまくいくと期待したい.
2018 .4.23
16回目の脱皮
The Python regius shed off the skin for the 16th
今回の脱皮は,今までに無いくらい剥けなかった.
いつものように温水で流しながら試みたが剥けづらい.
仕方なく,数分温浴させ再チャレンジした.
効果覿面.
気持ち良く剥けていきあっという間に完了.
最近,脱皮のときしか濃厚な接触をしていない.
蛇にしてみればそれが良いのかもしれないが,爬虫類中にはイヌやネコのように,人との接触を好む個体もいるのだろうか?
2018 .4.20
Polyphaga saussurei 2色の卵鞘
2 color ootheca of Polyphaga saussurei
成虫の飼育環境化では,卵鞘が孵化してこない.
そこで,卵鞘がまた,たまって来たので,色違いでまとめ管理する.
黄色い方は,最近生まれたものだと思う.
金色に見えますね.
きれいな卵鞘です.
茶色は古いもの.
黄色が孵化するのは,8月ころの予定.
2018 .4.19
オガサワラウスヒラタゴキブリ激減
Megamareta pallidiola boninensis drop sharply
メインケージだが,動くものが見当たらない.
以前,もう1ケージ分けた方を確認すると成虫が3匹確認できた.
少しほっとするが,2008年より累代をはじめて,こんな状態になったのは初めて.
ケース下面を見ると,成虫の死骸が転がっているが,幼虫の死骸はない.
卵鞘が孵化していないようだ.
よく調べると,成虫が6匹.
1齢幼虫が7匹ほど確認できた.
卵鞘は孵化しており,ほかにも良さそうな卵鞘はあるので,生き虫と卵鞘を分け管理する.
これで,合計3ケージになった.
ひとつでもよいので復活するとよいのだが.
だめなら採りに行けばよいが,ここ数年採っていないので採れる保証もない.
まあ,何とかなると思うのだが.
ほんと,いろいろ想定外の事が起こる.
2018 .4.18
Diploptera punctataの好み
Selection of food of the Diploptera punctata
MFより食べると思いZFを与えていたが,最近,Oxyhaloa deustaやPhoetalia pallidaに比べ,食べ残しが多いことに気がついた.
そこで,2種を入れ比較した.
結果は
前.
約10日後.
お!MFの方が減っている.
しかし,ZFも食べている.
普通のゴキブリは,ZFを全く食べないので嫌いではないのだろう.
今後,混ぜて与えるべきか,MFだけにすべきか迷うところ.
2018 .4.17
シロアリ翌日
Next day
すでに蟻道が完成され,シャーレ内にはシロアリが活動していました.
さすがイエシロアリ.
恐ろしい早さです.
2018 .4.16
シロアリ給水塔
Water tower for termites
H瀬さんの飼育法を参考に作ってみました.
木に樹脂のL材をタッカーで貼り付け,その上に底面に3個穴を開けたシャーレをビス止め.
ミズゴケを入れて,蓋をした.
今後,シャーレ内のミズゴケが乾かないように管理してみる.
2018 .4.13
カベアナタカラダニ2018年の初見日
First seeing date of the Balaustium murorum 2018
知り合いからたまたまタカラダニの話題をもらい,早々屋上を調査したらもう出ていました.
昨年は,5/8に気がついたので,今年はだいぶ早いですね.
室内の爬虫類水槽のランプフードの上にも徘徊していました.
窓辺からここまでの距離は1mほどあります.
黒くて暖かいからでしょうが,結構奥まで入り込むのでいます.
水槽内で産卵したら,来年ここから発生するかもしれません.
注:あくまで小松がはじめて見た日であって,毎日観察した上での初見とは異なります.来年は早めに観察してみたいと思います.
2018 .4.12
Corydidarum属の脱皮殻の雌雄
Differentiation of sex by molting shell of Corydidarum genus
たぶん左が♂.右が♀.
う~ん.
わかり難いかな.
2018 .4.11
トコジラミ
Cimex lectularius
たまたま,撮影しやすそうな個体が入手できた.
私としては,今まで撮影した中でもよい出来だと思う.
だいぶ暖かくなり,トコジラミの繁殖が活発になります.
ご注意してください.
遠目では,こんな感じに見えます.
2018 .4.10
オガサワラゴキブリウイルス
Pycnoscelus indicus death virus
大東島のオガサワラゴキブリがやばい.
幼虫が死亡している.
ただ事ではないので,中を探すと死んだ幼虫の外骨格がいくつか見つかる.
生存は2匹.
オガサワラゴキブリで,幼虫が死亡する例は初めて.
これはかなりやばい.
2018 .4.9
オオムカデ死亡
Centipede death
昨年の6月にこちらに着てから,1年もたなかった.
残念.
大きいと思っていたが,実測すると20cm超えていなかった.
こんなことなら,1回くらいはピンクを与えればよかった.
最近の気持ちとして,ペルビアンを考えていたが,しばらくムカデはやめておこうと思う.
2018 .4.6
チャオビゴキブリ卵鞘孵化せず
Supella longipalpa ootheca did not hatching
昨年の秋に北海道で採集された♀成虫.
飼育していると,産卵開始したので,孵化するものと疑わなかった.
しかし,今日ですでに2ヶ月以上がたち,卵鞘も黒化してきたのでさすがに諦めた.
卵鞘を割ると,成長しておらず,この雌は未交尾だったようだ.
2系統目を入手できたと思ったが・・残念.
2018 .4.5
コマダラゴキブリ♂飛翔
Rhabdoblatta formosana ♂ Flight
♂です.
結構簡単に飛んだので驚きました.
瞬間(何も写っていないとこが飛んでるっぽい).
着地.