ゴキブログ一覧
2017 .3.23
Paranauphoeta basalis世代交代
Generational change of Paranauphoeta basalis
♂成虫が死亡.
ひょっとしてと思い,シェルターの裏を確認すると幼虫が発生していました.
こうして,次世代にバトンタッチして行くのです.
しかし,飼育環境がその虫体に合っていないと,ただ死んで行くだけになってしまうのでしょう.
何はともあれ一安心である.
2017 .3.22
ヘビの糞隠し
Action to cover the feces of the snake
前から気が付いていたが,偶然だろうと無視していた.
糞にかぶされた餌用カップ.
どうやって被せるのか分からないが,糞をするとかなりの頻度でこうなっている.
それと,いつも床換えの目安としている水容器ひっくり返しによる新聞紙濡れ.
ヘビは糞をするとき湿った環境が都合いいと理解していたが,もしかしたら「糞をしたから床換えろ」と無言の訴えをしているのかと思ってしまう.
2017 .3.21
2017クロゴキブリ初見日
First seeing date of the Periplaneta fuliginosa 2017
外ではなく,室内なので初見といえるか分からないが,1齢幼虫.
室内とはいえ,コンクリートの床面は冷たいらしく,動きが遅い.
カメラが変わってゴキブリチックではなく,昆虫に見える写真になったと思う.
でも,LEDが写りこんでいる.
2017 .3.17
Blaberus giganteusのシェルター
Blaberus giganteus shelter
羽が長い種は,セミのように羽化時に高い場所や広くて邪魔が入らない場所で羽化させるのが良いと思うのだが,飼育スペースの関係で中々思うようにいかない.
特に,Blaberus属の翅は,腹端を超えるので翅バカが出やすい.
トリカルネットと,種苗ポットの腰の高いのを入れると,少しは良くなる.
ポットの中は幼虫の隠れ家にもなる.
2017 .3.16
Elliptorhina chopardiにも木チップ
Also wood chips for the Elliptorhina chopardi
Elliptorhina chopardiも今成虫だけになり,風前の灯.
この種,以前も同様な状況になり,途絶えたことがある.
ペットローチとしては古典的な種なので,丈夫な種だと思うのだが,相性がよくない.
で,木チップを入れることに.
ついでに,最近凝っているリンゴも.
嗜好は良さそうだ.
産んでくれるとよいのだが.
2017 .3.15
新しい床候補
New bedding suggestions
こちら,ネズミ飼育に使用している床敷き.
Elliptorhina davidiの床換えをしようと思ったが,立ち上げがうまくいった1つの要因と考えられる木チップが劣化し,糞と混ざり合い,再利用不可能な状態.
本来の目的は,初齢幼虫の乾燥保護なので,ヤシガラなどでも良かもしれないが,ヤシガラも,加水を怠ると余計に水分を吸収しかねない.また,マダゴキはマットに潜ることはしないようなので,シェルターをかねる事が出来る素材が良いと考えている.
そこで,身近にあり安価な床敷きを使って見ることにした.
結果よければ,オガサワラゴキブリのようにマットにもぐる種にも広げようかとも考えている.
写真には,若干古いチップも混ざっていますが,初齢幼虫が古いチップにまぎれていたので一緒にすくって混ざった程度のものです.
2017 .3.14
いつもの脱皮
The Python regius shed off the skin for the 13th
半年振りの脱皮.
過去4年間では3回/年なので,次は6・7月ころか.
腹面はむけ,背面が残った.
今回も,脱皮シェルターを準備したが成果はいまひとつ.
頭部は両面向けていたので,皮むきは簡単に終わった.
湯上りスッキリ.
2017 .3.13
卵鞘に迫る線虫
Nematodes approaching the ootheca
Hypercompsa sp.のシャーレ飼育容器に線虫発見.
最近は,マットなど全て殺虫してから使用しているが,逆にトビムシは積極的に導入しているので,どこかで侵入したのだろう.
卵鞘(ピンク→)に迫る線虫(黄色↑)?
シャーレ内はマットがほとんどないのですぐに交換除去できたが,そのうち何を飼っているのか分からなくなりそうだ.
この卵鞘,2ヵ月たつが未だ孵化しない.
2017 .3.10
ゴキブリを楽しむ “Drymaplaneta semivitta〟
Enjoy cockroaches “Drymaplaneta semivitta〟
死骸が乾燥しない.
結果,床換え頻度が多くなる.
いいことではあるが・・・.
なかなか静止してくれない.
ジャンプして逃げるし.
シェルターに潜む初齢幼虫.
2017 .3.9
ネバダオオシロアリの兵蟻
Soldier ant of the Zootermopsis nevadensis
あまり見かけることが無いのだが,今日は2匹目撃.
写真も綺麗に撮れた.
2017 .3.8
Eurycotis opacaの翅バカ
Eurycotis opaca on the hand
床換えついでに.
この属の上翅は,累代飼育の影響なのか,いくぶん広がる個体が発生する.
この個体はあまり目立たないが,↓のEurycotis floridanaは,大きく横に張り出している.
もっとひどいのもたまに出る.
野生個体でも発生しているのだろうか?
やはり発生地で採集してみたい.
2017 .3.7
沖縄のタマヤスデ
Ball millipede of Okinawa iland
ホラアナゴキブリの床換えを最近しておらず,床換えしない期間が長くなると,だんだん見かける数が減ってくる傾向があった.が,このケージはいつもの倍ほど放置しているが数が減らない.
原因は何だろうと思っていた.
いくらなんでもと思い,床換えしようと水容器を持ち上げたらヤスデのような見慣れた糞で土が埋まっている.
よく見ると,かわいいいタマヤスデが転がっている.
これは,沖縄に行ったときに採集したタマヤスデだが,どうせ真面目に飼育してもいなくなると思い,同じ出身地同士同居させたのを忘れていた.
ホラアナゴキブリも,自然界の様々な質の餌を摂っているのが健康によいのだろう.
以前,シロワラジを同居させたことがあったが,そのときはホラアナは増えなかった.一説では,ワラジは小さな卵鞘なら食べる可能性があると聞き,駆除したことがあった.
これは良いのかもしれない.
2017 .3.6
最近の卓上ZOO
Recent desktop zoo
現在,ホラアナゴキブリ(左)とHypercompsa sp.(右)の孵化日数を調べる為,シャーレに入れ管理している.
例のハエトリが来る容器である.
開けるとこんな状態.
レイアウトは少ないが,両方ともこの容器に入れて1ヶ月近くたっても元気にしている.
ただし,このように単純で逃げ場が無い状態だと,最低でも2日に1回は中の様子を確認し,乾いているようであれば給水をおこなっている.
飼育容器が小さくなればなるほど,管理は煩雑になるが変化がわかりやすいので,少数であればこの方が面白い.
Hypercompsa sp.は,頻繁に産卵している.
果たして,この状況で孵化するのだろうか.
2017 .3.3
Therea regularis 孵化
Hatch of the Therea regularis
最近苦手感大のCorydiidae科の累代.
やっと1齢幼虫が出はじめた.
実は一時爆発的に成虫が出たので,2ケージに分けて飼育していたが,ほぼ同数の成虫を入れていたにもかかわらず,もう一つは全く孵化しなかった.
でも,Hypercompsa sp. のおかげでコツが分かってきたので,順次実践してみようと思う.
2017 .3.2
Hemithyrsocera histrio 羽化
A newly‐emerged Hemithyrsocera histrio
なんとなく特徴が分かる.
2017 .3.1
ハエトリ飲水
Drink water of Jumping spider
今日も来ていたので,トビムシ付きミズゴケを与えた.
早々に寄ってきて捕獲すると思ったが,餌が目の前にいるのにこの状態で静止した.
よく見ると,ミズゴケについている水を飲んでいるようだ.
室内に出る小型の生物は,ゴキブリ以外は水など飲まないイメージがあったが,クモは飲みますよね.
この室内は水を摂るところがないので,普段はどこで飲んでいるのだろう?
時間にして2~3分.
その後,餌を捕捉し物かげに消えて行った.
2017 .2.28
ゴキブリを楽しむ “Archimandrita marmorata?〟
Enjoy cockroaches “Archimandrita marmorata?〟
大きい種は,動きが遅い.と思ったが小型の種とあまり変わらないですね.
写真を撮るには,少しでも動いているとピントが合わないので,大中小いずれも,静止してくれないと困る.
よい顔をしている.
Archimandrita tesselata と A. methanoides
の違いがいま一つ分からない.
最近やっと少し資料を見つけたが,写真による形態だけでは分からなかった.
早いもので2月も終わり.
これから急速に暖かくなり,クロゴキブリがお目見えする時期が近くなりました.
と思い,昨年のブログ確認したら7月であった.
いくらなんでも,一般的にはもっと早いはず.
今年はいつになるでしょうか?
2017 .2.27
ネバダオオシロアリ
Nymph of the Zootermopsis nevadensis
カメラを変えてから,初めての本種撮影.
接写が格段によくなっていると思う.
ただ,距離をとると,リング照明が写り込んでしまう.
使い方が悪いのかな.
2017 .2.24
ハエトリの餌
Bait of Jumping spider
卓上飼育しているゴキブリの共生者を狙って子供のハエトリが最近居座っている.
ゴキブリの世話をしている最中に,たまたま飛び出したトビムシを,すかさず捕食.
写真とりながら「ハエトリってトビムシ食べるんだ」と新たな発見をした.
2017 .2.23
シマヘビ2月の脱皮
The Elaphe quadrivirgata shed off the skin for the 5th
脱皮の際,皮が引っ掛かり易いようにと入れたシェルターをひっくり返して収まっていた.
前々回の脱皮のとき,尾先端2cmほど脱皮皮が残っていたことがあり,危うく切断する所だったので,今回も念入りにチェックしたが綺麗に抜け切っていた.
2017 .2.22
Lucihormetica verrucosa
Lucihormetica verrucosa
こんな状況です.
これを見ると,丈夫でよく増える種だと思いがちだが,数匹で飼育すると難しいのではないだろうか.
やはりゴキブリは,ある程度集合していたほうが安定していることが多いと思う.
2017 .2.21
Polyphaga saussureiの卵鞘
Oothecae of the Polyphaga saussurei
たくさん産んでいるのだが,今のところ全く孵化していない.
毎回こんな感じ.
前回も孵化までの期間を調べようと,個別管理したがそれらは孵化しなかった.
3ヶ月は要すると思うのだが,3ヶ月待つのは結構大変である.
2017 .2.20
ゴキブリを楽しむ“ヤエヤマオオゴキブリ〟
Enjoy cockroaches“Panesthia angustipennis yayeyamensis〟
オオゴキブリは,ゴキブリらしくないゴキブリとよく言われる.
クロゴキブリにと比較して,動きも幾分遅い.
ただし,光の下にさらすと隠れようとして動き回るので写真はとりにくい.
2017 .2.17
オガトカ日光浴
Lizard basking.
春らしくなってきましたね.
爬虫類の日光浴を見ていると,こちらも一緒に昼寝をしたくたってきます.
2017 .2.16
Hypercompsa sp. 産卵間隔
Spawning interval of the Hypercompsa sp.
前回の産卵から約40日.
毎日見ているわけではないが,卵鞘は2~3日保持していたと思うので,見逃しは無いと思うのだが.
産卵間隔は,ワモンゴキブリ等は3日~なので,それに比べると長い.
しかし,科も違うので,違ってあたりまえなのだが.
2017 .2.15
久米島のマダラゴキブリ
Rhabdoblatta guttigera of Kumeshima Island
野外採集幼虫が成虫になりました.
♀.
♂?かな?
何はともあれ♀>♂ の最高のバランスです.
たぶん,F1は取れると思います.
問題はその次なので,今からフルーツ類を与えて様子見ます.
2017 .2.14
ゴキブリを楽しむ“Eurycotis decipiens〟
Enjoy cockroaches“Eurycotis decipiens〟
最近,心にゆとりがなくなっていた気がする.
たまにはふれあいも良さそうだ.
2017 .2.13
石垣からのお土産
Ishigakijima’s souvenir
先週に続き,今日は石垣島のお土産ゴキを頂いた.
ヤエヤママダラゴキブリ幼虫.
採集したT田さんいわく,いっぱいいた.
との事でした.
この大きさだと成虫になるのは秋頃でしょうか.
逆にその方が,飼育環境にも慣れ,羽化がうまくいくかもしれません.
最近,マダラゴキブリ類はF2以上飼育できていないのでうまく軌道に乗せたいですね.でも,本気でやるなら,幼虫はイモリなどの水生動物を飼うセットで飼育したほうがいいのかもしれません.
2017 .2.10
沖縄のゴキブリセット
Assorted cockroaches in Okinawa Prefecture and Kagoshima Prefecture
F. O.さんから,思わぬバレンタインチョゴキをもらった.
仕事でゴキブリのやり取りをしているうちに興味を持っていただき,今では変わったゴキブリを見つけると,メールでいろいろ送ってくれる.
今日も,出張帰りにゴキブリが死んでは大変と,持参してくれた.
ありがたいですね.
サツマゴキブリ♀成虫と幼虫.
ミナミヒラタゴキブリ♀成虫と幼虫.
リュウキュウモリゴキブリ♂成虫.
ヒメチャバネゴキブリ幼虫.
サツマとミナミヒラタゴキブリは,夏には幼虫が出ていることでしょう.
2017 .2.9
Hemithyrsocera histrio ダニ除去経過
The course of the breeding case after exterminating mites
秋にダニ発生に気づき,幼虫を慎重にダニが付着していないか確認して取り分け,3ケースに分譲した.
卵鞘は,このように湿ったミズゴケに産み付ける.
卵数は,約20個.
ダニがいると,この部分だけで十数匹は観察できたが,本当にスッキリ,ストレスがない.
今のところ,どのケージも発生は見られない.
3ケースの管理は大変なので,1つにまとめたいのだが,1つで発生が残っていた場合,また繰り返すことになるので,春まで待つ.
いや,夏かな.