ゴキブログ一覧
2019 .12.20
ホラアナゴキブリ
Nocticola uenoi uenoi
最近登場しなくなったが,しっかり生きています.
以前は半年に1回はマットを交換していたが,どうもその必要はないようで,2週間に1回程度の給仕で安定して生存している.
本当に何を食べているか見るはとができないが,微小な有機物で良いのだろう.
2019 .12.19
モモタマナ落葉
Defoliation
葉がなくなってきた.
1週間ほど前に土からクロバネキノコバエが発生したので,IGRやら有機リンやらを土にまいたがそれが原因か?
それとも,秋だから落葉か?
枯れることはないと思うが,この落ち葉をシェルターで使うのはヤバそうなのでしばらく復活を待つことになった.
2019 .12.18
ついに出たチャバネゴキブリ
The German cockroach has finally come out
夜半,仕事中水を飲もうとコップを見ると.
この手の組み合わせでチョウバエやショウジョウバエなどは経験あるが,チャバネは初めて.
改めて衛生害虫なんだと思い知らされた.
おいしそうに飲んでいるのでしばらく放っておいたが,キリがないので処分した.
それにしても,この机にはいろんな昆虫たちが現れるが,コップまで到達したのは今回初めて.
貴重な体験をした.
2019 .12.17
ブラーミニメクラヘビのその後
After Ramphotyphlops braminus
この中にいると思うのだが.
まだシロアリは減っていない.
シロアリの繁殖とヘビの消費のバランスがとれていれば,変化もなくこの状態が続くのだろう.
このヘビの飼育は,透明な小型容器に入れ,必要量の餌を定期的に入れる方が楽しそうだ.
2019 .12.16
長旅の疲れ
Relieve fatigue from long trips
熊本から届いたクロゴキブリ.
約2日かけて東京へ.
飲まず食わずだったのでこの状態.
やはり水は重要だ.
2019 .12.13
スズキゴキブリの餌
Food of the Periplaneta suzukii
ゴキブリは一般的に雑食と言われている.
雑食なので,固形飼料のような一通り栄養が含まれている餌で大抵は飼育できている.
しかし,累代を重ねるうちに困難になっていく種がいることを経験している.
本種も,私としては初めて幼虫がとれたのでこの後わからないが,継続した累代を聞いたことがない.
野外では,スカベンジャーとしての役割も高い.
朝比奈(1991)にはツチカメゴキブリがケナガネズミの死骸より採集されており,動物のタンパクは重要なのかもしれない.
前置きが長くなったが,そんなわけでアノールの死骸を解凍して入れてみた.
これを見ると,肉というより心臓,肺,腸がなくなっている.
他の種にも入れてみたがそれなりに齧られていた.
やはり,野外に生息する種にはこのような多種多様の物を与えた方が良いのかもしれない.
2019 .12.12
ヨロイモグラゴキブリの脱皮殻
Molting shell
思い出してみると,ヨロイモグラゴキブリの脱皮殻は初めて見た気がする.
食べ損ねたのか?
こんなこともあるのですね.
2019 .12.11
オオモリゴキブリ
Symploce gigas gigas
約1年半.
おそらくこの個体はF2.
これはF3.
今回は意外と順調.
野外では,植物から動物まで様々なものを食べているのだと思う.
2019 .12.10
マダラゴキブリ2種の状況
Breeding situation of two species Rhabdoblatta
ヤエヤママダラゴキブリはそろそろ1ヶ月が経つので様子を見る予定です.
その前に,他のマダラゴキブリ属の状況を確認した.
コマダラゴキブリ.
こちらは,2018年2月から幼虫でスタートし現在多分F2~3.
終齢幼虫と初齢幼虫が混ざった状態で複数生存中.
ついでに床換え.
マダラゴキブリは今年の1月に幼虫でスタートし,F1終齢幼虫が多数存在.
以前は,マダラゴキブリ属の飼育難易度は,ヤエヤママダラが容易で,次がコマダラ,次がマダラであったがその時々で変わるようだ.
ようは皆一緒なのかもしれない.
2019 .12.9
スズキゴキブリ
Periplaneta suzukii
着実に成長しています.
今のところ,死亡する幼虫もなく順調.
2019 .12.6
イエゴキブリ 全滅
Neostylopyga rhombifolia extinction
最後の♀成虫が卵も産むことなく★となった.
不思議である.
が悔やんでばかりもいられないので,出戻りした個体群で再起を図りたいと思う.
2019 .12.5
ヤエヤマツチゴキブリ
Margattea ogatai
飼育初めて1年が経過しました.
今のところ減る様子もなく順調です.
♀成虫.
卵鞘付き.
終齢幼虫.
初齢幼虫.
本州のように冬が寒い地域のゴキブリより飼育が楽に思いますが,サツマツチは毎年失敗する.
今年も採りに行こうか考えているが,冬の捕獲個体は今のところ全敗なので,もう少し暖かくなってから計画予定.
2019 .12.4
Terminalia catappa hiding place
Terminalia catappa hiding place
モモタマナ.
葉が大きく,成長も早い,そして落葉も1年を通してあるのでゴキブリのシェルターに使っている.
モモタマナを検索すると,マジックリーフといった名で,水槽に入れる目的で販売されてもいるようです.
葉は折り曲げるようにして乾燥させるとゴキブリのシェルターにちょうど良くなります.
注意点として,生きているうちは葉の根元にこのようなべとつく樹液を出すので,落葉した後に水で洗うとよいでしょう.
2019 .12.3
アオダイショウ158cm
Elaphe climacophora length 158cm
4回目の脱皮.
綺麗にむけました.
抜殻を計測した結果は158㎝.
まだまだ大きくなるでしょう.
鼻先(口先?)も綺麗です.
ちなみに,以前飼育していた個体は,攻撃性が高かったせいか鼻先がこんな状態でした.
2019 .12.2
Therea petiveriana孵化
Hatch of Therea petiveriana
小さな幼虫です.
しかし,Corydiidae科の特長の密集した体毛はすでに見ることができます.
2019 .11.29
キョウトゴキブリ
Asiablatta kyotensis
こちらもヤエヤママダラゴキブリまではいかないが,最近増え方が鈍っている.
精一杯移してもこんな感じ.
スッカスカ.
小プラケに数匹の予備を作った.
2019 .11.28
ヤエヤママダラゴキブリ
Rhabdoblatta yayeyamana
毎度の事となってしまいましたが,F2以降がやばいです.
幼虫はいますが,F1の勢いはなし.
これで1ヶ月様子見て,改善されないようであれば次の手を打たなければいなくなりそう.
2019 .11.27
オカダトカゲの性格
Personality of the Plestiodon latiscutatus
捕えようとすると当然逃げ回るが,一度手中に収めると騒がず静かになる.
周りが寒くて手が温かいからでしょうか.
逃げません.
グーパーしても逃げない.
可愛い.
2019 .11.26
ルリゴキブリ類床換え
Cleaning of the breeding container of Eucorydia sp.
2年近く換えていない.
理由は卵鞘,幼虫など小さすぎ.
しかし,死骸が目立ちはじめたのと,幼虫が十分いるので今のうちに実施する.
終了.
2019 .11.25
Shelfordina terminalis ♀
Shelfordina terminalis ♀
♂は地味でしたが,♀成虫は少し特徴がある.
♀.
翅端部が白い.
学名のterminalisも♀からきているのでしょうか.
♀の変化では,短翅・無翅があるが,部分的に色だけ変わるのはあまり記憶にない.
何か意味があるのだろうか?
不思議な種です.
2019 .11.22
脱皮
Molts
シマヘビ24回目.
シロマダラ12回目.
飼育初めて1年が経ちました.
一時はどうなることかと思いましたが愛?があればなんとかなる.
体長46㎝.
そろそろ他の2匹も脱皮しそう.
2019 .11.21
オカヤドカリ
Coenobita cavipes
実験に参加してもらったヤドカリを,オガトカ水槽に入れて1ヶ月.
どうしているかと思ったら,とことこ歩いていました.
単独飼育していた時は餌食いも少なく,それでいろいろ有機物が落ちているオガトカ水槽に入れたのですが,今は元気そうです.
よかった.
2019 .11.20
ゴキブリの兜
Kabuto of the cockroach
Princisia vanwaerebeki の前胸背板.
メンテナンスをしていてこの部分だけ落ちているので気になて拾って並べた.
中々見応えがあると思いませんか.
大きさや形も少しずつ違う.
本体はこちら.
すべて成虫.
はずれやすく,腐りにくいのだろう.
こんなの集めている人はいないだろうな.
2019 .11.19
ヨロイモグラゴキブリ産仔
Breeding of the Macropanesthia rhinoceros
繁殖ピーク.
糞と同じ大きさの幼虫.
これも,身を守る手段でしょうか.
2019 .11.18
ブラーミニメクラヘビ
Ramphotyphlops braminus
ヘビ5種め.
シロアリを定期的に与えて管理しようと考えていたが,あきらめた.
シロアリは幸いなことにヤマトシロアリからイエシロアリ,カンザイ各種困らない.
そこで,ヤマトの大きめのコロニーと同居してもらうことにした.
以前,同様のことをして,コロニーが滅んだが,今度は結構あるのでしばらくは共同飼育ができると思う.
しかし,ヘビの姿はしばらく見ることはないと思う.
2019 .11.15
2日目
The 2nd day
今回の発表は,ベイト剤を使い,クロゴキブリの発生を1年間以上防止した内容でした.
その1カット.
飼育室に発生したクロゴキブリ.
個体数調査をするため,捕獲した個体にマーキングをして逃がすところ.
これは,実際やっていて壮絶な風景でした.
しかし,現在は1匹も発生がありません.
そのため,今年のブログにはクロゴキネタが殆どないはずです.
いつ再発するか?
現在,ゼロ状態を1年以上更新しています.
2019 .11.14
第35回日本ペストロジー学会富山大会
The 34th Japanese Society of Pestology Toyama meeting.
今年は11月14日~15日の日程で富山市にて開催されました.
初日は評議委員会に出席.
午後は一般公演と市民公開セミナーがあり,国外からはフォーシャー教授,国内からは五箇先生による講演が行われました.
その後,盛大な懇親会が催され,大いに盛り上がりました.
2019 .11.13
イエゴキブリ出戻り
Return of the Neostylopyga rhombifolia
ついに雌成虫2匹まで減ってしまった.
卵鞘も全く孵化しない.
ギリギリのところで,訳ありの所へ♂達を婿に出したので可能性は残るが綱渡りは続いている.
そこで,以前ペアで貰われていった子供たちの安否を確認したら,出戻りできるというので少しいただいた.
しばらくは厳しそうだ.
2019 .11.12
触角
Antenna
Corydidarum magnifica.
深度合成で撮影するとたまにこのような写真になる.
すると,ゴキブリに見えなくなる?
私は,コメツキなどの髭が多数ある種に見えてしまう.
特徴って重要だと思う.
2019 .11.11
スズキゴキブリ幼虫
Nymph of Periplaneta suzukii
本日,東京に着きました.
父島は暑かったですが,さすがに東京は涼しいですね.
10日間のメンテナンス無は心配していましたが,まあ,こんなものでしょう.
こんなセットは初めてですが,現在増えています.
不思議なもので,波に乗るとどんどん孵化する.
何はともあれ,次の段階へスタートできました.
この後,いろいろ難関が待ち構えていると思いますが,少しづつ進めていきます.