ゴキブログ

ゴキブログ一覧

2025 .10.17

アメリカミズアブの複眼

カテゴリー:虫,

Compound eyes of the black soldier fly



プレハブの床に佇んでいたアメリカミズアブです.
私があまり興味がないこともあってか,ここでは初めてだったので撮影しました.
撮影した写真をPC上で保存するため改めて見て気が付いたのですが,体はホコリまみれで汚れていますが,眼が綺麗です.
ちょっとびっくり.
ネットで探すと眼の綺麗さを書いている記事もあるので普通のことのようですが,初めて知りました.

拡大しても,ピントが合わず少し残念.
撮影中に気が付いていれば,近づいて撮れたんですが.
メジャーな昆虫ですがまだまだ知らないことがありますね.

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2025 .10.16

老衰死したワモンゴキブリの1例

カテゴリー:ワモンゴキブリ,

A Case of Natural Death in a Periplaneta americana


昨年12月1日に羽化した♀が死亡しました.
大分前から排泄口部分が詰まったようになり,カビが発生していました.


今まで沢山の死亡を見てきましたが,大体はこのように排泄口が詰り間もなく(とはいえ1か月以上生きていたりします)死亡.
写真でわかるように,脚が黒褐色になりその内跗節が自由に動かなくなる.
腹板に黒色の斑が出てくる.
こうなると産卵は難しくなります.
また,歩行がぎくしゃくになったりもします.
ゴキブリは痩せたりしないので,こういったサインが見分ける箇所になると思います.

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2025 .10.15

長崎産モリチャバネゴキブリの続報

カテゴリー:モリチャバネゴキブリ,

Follow-up on breeding of Blattella nipponica collected in Nagasaki



前回の床替えで若齢幼虫が発生していないケージから隔離した卵鞘持ち♀が無事孵化してました.

ただ,早くも死亡している幼虫もあり少し心配ですが,孵化はするようです.


一方,元のケージは相変わらず若齢おらず,前回の床替えの時に生存していた中齢~老齢幼虫が多数死んでいます.
これはどう考えてもこのコロニーに問題が発生しています.
しばらく観察しますが,今までのモリチャバネ経験から考えると,元のケージは滅びそうな気がします.
しかし,とりあえず別容器で繁殖が確認できたので一安心の報告でした.

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2025 .10.14

アオダイショウの飯くれサイン

カテゴリー:爬虫類,

Signs a Elaphe climacophora is hungry.

飼育して6年になりますが,やっとこの子の空腹サインが理解でいました.


この状態は「食べないよ」
で,エサ入れても食べません.


この状態は「気が向けば食べるかも」
ですが,まず食べないですね.


こちらが「腹減った」

入れればこのように飛びつきます.
今までは,最近食べていないからと入れていましたがやっとわかりました.
過去は記憶がないのですが,最近は百発百中.
といってもまだ三発ですが.
なんか,心が通じ合えたみたいで嬉しいです.

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2025 .10.10

Symploce pallens床替え

カテゴリー:Symploce pallens,

Cleaning of the Symploce pallens breeding container


ここに来て20年弱経過しました.

過去に,Symploce属の特徴を見るために活用しましたが,あまり日の目を見ない種です.
♂は長翅,♀は短翅.

糞はサラサラ.
死骸が少ないので食べていると思います.

移し中.
終了写真撮り忘れました.
これで水餌補充で半年はいけます.

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2025 .10.9

ホラアナゴキブリ腹面

カテゴリー:ホラアナゴキブリ,

Ventral view of the male Nocticola uenoi uenoi


長らく床替えしていないので,炭カルが削れてきてしまいました.

たまたま♂長翅が登ってきたのではたいたらテーブルに落下し仰天.
最初は起き上がろうとしていたが,周りに取っ掛かりがないせいか諦めた状態.
複眼は大きく体色も濃い.
幼虫の時のどこかのタイミングで短翅と長翅のスイッチが切り替わるのだろうがまだまだ謎多きゴキブリ達.
他の昆虫類でも見られる現象だと思うので,もしかしたらある程度は分かっているのかもしれないが・・.

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2025 .10.8

Pachnepteryx pruinosa床替え

カテゴリー:Pachnepteryx pruinosa,

Cleaning of the Pachnepteryx pruinosa breeding container


小プラケから初めて初の床替え.


見て分かるように本種の糞もクロツヤゴキブリのように粘性の強い液状.
ケージの側面に付着して見た目が悪いです.

ケース底面に付着した卵鞘.
ミズゴケと同じ色で見過ごしやすいです.

それともう一つ困ったことに炭カルを普通に登る.
新しく塗ったケースでも関係なし.

床替え終了.
たまたま新鮮な♀成虫の死骸があったので各部をご紹介します.

背面.

腹面.

頭部と触角.
顔面真っ黒ですね.
人相ならぬゴキ相が悪く見えます.
その反動で卵鞘が白いのか.
触角も長い毛が生えています.
ゴキブリも様々な進化があり面白いですね.

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2025 .10.7

ウルシゴキブリウイルス感染

カテゴリー:ウルシゴキブリ,

Periplaneta japanna infected with a virus



久米島産のウルシゴキブリが感染してしまいました.
幸い,2ケージ作っていたので感染したケージはすべて殺処分し,用具などはハイターで殺菌しました.
皆さんも気を付けましょう.

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2025 .10.6

ワモンゴキブリの白眼♂×黒眼♀のF2

カテゴリー:ワモンゴキブリ,

F2 nymph of the Periplaneta americana (male with white eyes × female with black eyes)


ここにいる成虫は,白眼♂×黒眼♀のF1です.
当然全部黒眼.


こちらはそのF1の幼虫.
遺伝は得意ではありませんが,この中に白眼がいるはず.

期待して飼育容器を小から中にしました.
2カ月もすれば幼虫も成長し眼の色が見やすくなるはずです.
またまた,乞うご期待.

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2025 .10.3

モリチャバネゴキブリの滅びる前兆

カテゴリー:モリチャバネゴキブリ,

Signs of the Blattella nipponica extinction

2023年夏から飼育している四国産のモリチャバネゴキブリの様子がおかしい.

まだ数はいるのだが若齢幼虫がいない.

しかも,幼虫の死骸がある.
放置すると成虫数匹となり,いつもの終了宣言になる一歩手前だと思われる.

ちなみにこちらは長崎産モリチャバネゴキブリの状態.
若齢幼虫も沢山生存している.

新しいケージに移すと生きているのはこれだけ.
ほとんどが老齢幼虫か成虫.
卵鞘が孵化していない.

1匹だけ卵鞘を持った♀がいたので別容器で飼育し孵化するか見てみます.

早めに手を打って助けられるのであればこうなる前に見つけ手立てが出来る.
さてさて,どうなるか?

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2025 .10.2

クロツヤゴキブリ初床替え

カテゴリー:クロツヤゴキブリ,

First cleaning of the Melanozosteria nitida breeding container

昨年夏に入手してから1年が経過しました.

おかげさまでわんさか増えています.



見ての通り本種の糞は粘性があり,壁面やシェルターにところかまわず出しまくるのでひどく汚れてしまいます.
この増え方から1ケージでよいと思ったのですが,ポツポツと幼虫の死亡が見られます.
多いと言う分けではなく,このようにわんさか増えるのですが万が一に備え2ケージ準備しました.


備えあれば憂いなし.

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2025 .10.1

コーヒーンの実

カテゴリー:植物,

Coffee cherry


今年は今までにないほどの実を付けました.


一応Bonin coffeeです.
これだけ実ればコーヒー1杯程度は作れそうですがどんなもんでしょうか.
以前やろうとしましたが実が少なく,面倒なのでその時は諦めました.
せっかく実ったので今年は何とかしたいですね.

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2025 .9.30

タケノホソクロバ

カテゴリー:虫,

Fuscartona martini

珍しく六本木に出かけました.

エレベーターを降りたときに気が付いたズボンに黄色いゴミ?

と思ったらタケノホソクロバでした.
地下鉄からビルまでササ類の茂みなど通っていないのですがどこで付いたのかよくわかりません.
とりあえず,フィルムケースに入れ確保.
用が済んでから長旅をして事務所に戻りました.

さあこいつをどうするかと見るとケース底に糸を履いて蛹化の準備をしています.
納得です.
六本木には少し早く着いたので,近くのベンチに座って待っていたのですが,その時蛹化場所を探してうろついていた本種が体のどこかに登ってきたのでしょう.
小さかったのでまだまだ成長するかと思っていたのですが秋なのでこんなサイズなのかもしれません.
私を慕ってついてくれたのなら大事にしないといけないですね.
来年まで保管します.

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2025 .9.29

Hemithyrsocera vittata続々孵化

カテゴリー:Hemithyrsocera vittata,

Hemithyrsocera vittata hatching one after another.


ダニ駆除で分けていた卵鞘が続々と孵化がはじまりました.
すでに3つ目.

孵化した幼虫は,念のためダニ排除した親容器とは別に保管しています.

何度も紹介していますが若齢幼虫はアリのようです.

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2025 .9.27

Paranauphoeta basalis ダニ駆除

カテゴリー:Paranauphoeta basalis., ダニ類,

Construction of a Mite-Free Breeding Container for Paranauphoeta basalis


今日は本種.
今日見ると息を吹きかけても出てこない.
しかし,いない訳はない.
過去に何度もこれに騙されて,安心から突き落とされたことか.

と言う分けで実行しました.

まずはダニフリーにした虫体を入れる容器を準備.
熱湯風呂も用意しますがここでは省略.

この状態から虫体を拾わないようにミズゴケ,葉,ヤシガラなどを片っ端から熱湯風呂へ入れていきます.

大分さっぱりしました.
ここで気が付いたのは若齢幼虫がいない.
いたらいたで小さいのは別するのが大変なのでいない方が楽なのだが少し不安.
死亡した幼虫がないので,死んでいるわけではなく♀が産んでいない.
はたして,たまたま産仔する直前のタイミングだったのか?
来ればっかりは待つしかないので先に進める.

一旦虫体を新しい容器に入れ,ヤシガラを少々を振りかけ虫体をヤシガラに何度かくぐらせ,もう一回新しい容器に虫体を移す.
目視でダニがいないのも確認しながら,用意した飼育容器に移します.

餌を入れて完了.
1ヵ月経過観察をします.

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2025 .9.26

徘徊性のダニ駆除について思うこと

カテゴリー:ダニ類,

Thoughts on Eliminating Micro-Wandering Mites

この徘徊性のダニの駆除ですが,ゴキブログチャンネルでもお伝えしましたが,マダガスカルゴキブリ類と同居している徘徊性の大型(1mm以上)のダニは,どうも虫体には無害.
マダゴキにとっては存在していた方が良い.

では,今回駆除対象にしているこのダニはどうかというと,本種も徘徊するだけで虫体には何ら影響はないようである.
事実,Eucorydia linglongは,上のような状態にもかかわらず大繁殖してくれている.
よく見ていると,ダニは虫体には目もくれずひたすら走り回っているだけ.
しかし,下の映像のように高い場所に登る習性?があるのか,知らないでいると速やかに登り,気が付かず別のケージを触ると次から次へと生息域を広げていく.

ゴキブリの繁栄をとるか,人の快適さをとるか.
なので現在,ルリゴキブリが今までにないほど劣勢になってしまったところに,たまたまこのダニが入ったので放置しているが,なんとなくだが滅びずに繋いでいる.
このダニはいなくても,虫体の勢いと飼育環境がマッチしていれば不要なんだろうが,飼育環境が問題あるときはこのダニが問題を除去してくれているような気がする.

皆さんはどちらを取りますか?
こちらでは,Eucorydia linglongのダニ大繁殖区と,排除区のふたつを作りどうなるか様子を見てみたいと思います.
乞うご期待.

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2025 .9.24

レプトミンのモデルチェンジ

カテゴリー:ゴキブリの飼育方法,

ReptoMin model change

最近多用していたレプトミン[超大粒]ですが,新たに買おうとしたら今まで使っていたパッケージと違うことに気が付きました.
何が違うのか?
いろいろ見ると,どうも色が緑から薄茶色になっている?
ネットで見ると移りによっては緑にも見える写真はあるが,容器の絵やそもそも旧タイプを売っているところが少ない.
現在食べてくれている製品をあまり変えたくないのですが違いが良くわからないので新旧バージョンを購入しました.

両方とも[超大粒]ですが,左の新バージョンのパッケージは餌の色が茶色っぽい.

中身です.
やはり色が緑ではない.
メーカーはカメの健康向上のためのさらなる改良としているが,色が・・.

このように,常食としているMFと同じ色.
レプトミンはMFに比べ割高なので,全ての種に与えているわけではなく,MFをあまり食べない種や繁殖を頑張ってほしい種に与えている.
そのため,MFと色が同じだとまずは与えていたかが分かり難く,食べているかの観察するのに「ンン」となりそう.
まあ,見分けは仕方ないとしてゴキブリが今まで通り食べるのか分からない.
そこで,いろんな種に両方与えてみました.
与えてから1週間後です.

サツマツチゴキブリ→わからん.

キチャバネゴキブリ→わからん.

イエゴキブリ→両方食べる.

ルリゴキブリ→両方食べるが新が多いか?

モリチャバネゴキブリ→旧タイプ?

ウルシゴキブリ→両方食べるがわずかに新の勝ち?

Pseudoglomeris magnifica→両方食べるが旧タイプの勝ち?

ということで,ほとんど変わらないようですが私的には旧タイプの方が食べている気がする.
しかし,もう販売されなくなるはず(超大粒以外は残るのか?).
しばらくは使い分けや新たな製品を考えたいと思います.

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2025 .9.22

単為生殖Eupolyphaga sp.卵鞘

カテゴリー:Eupolyphaga sinensis,

Eupolyphaga sp. oothecae of parthenogenetic.

4月に採卵した卵鞘はいまだに孵化せず.

生きていた♀成虫もすべて死亡したので最後の望みの卵鞘確保した.
このグループの卵鞘は両性生殖しても変形しているのが多いがやはりこちらの方が多く感じる.

早ければ10月には孵化が始まるはずだが,4月分が全く孵化しないのでこれも怪しいかもしれない.

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2025 .9.19

秋の龍ケ崎

カテゴリー:爬虫類, 虫,

Autumn in Ryugasaki

大分涼しくなった昨今.
芋虫たちが蛹化のため樹を降りてきました.
まずはモンクロシャチホコ.


桜といえばアメリカシロヒトリだったのですが最近はモンクロばかりとなりました.

ヒロヘリアオイラガ,


モンスズメ?
洗い場のマスに落ちて出ようと困っていたので外に出しました.
胴部のシミが気になりますが仕方なし.

シマヘビ幼蛇.
涼しくなったのかヘビ類を見かけることが多くなりました.

可愛いですがこのサイズでも噛んできます.
元に戻すと小さな草むらに潜り見失いました.

不思議と思い探すと丸くなってジッとしています.
こうやって難を逃れるんですね.

最後にニホンヤモリ.
バッタを狙っているようです.
後半月もすると,この辺も寂しくなると思います.
あー,それまでにやることが沢山ある.
どうしよう.

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2025 .9.18

Hemithyrsocara vittataダニ駆除

カテゴリー:Hemithyrsocera vittata,

Construction of a Mite-Free Breeding Container for Hemithyrsocara vittata

3種目.

ダニの状態.

左が熱湯風呂.

本種の飼育は,タッパー内だけヤシガラが入っているのでルリゴキブリより断然楽.

ヤシガラをひとつひとつゴキブリ虫体が付いていないか確認し熱湯へ.
これは卵鞘が付いているので外して保管.

タッパーの底にも卵鞘があるので回収.

タッパーが空になったら熱湯風呂で殺虫.

最後は飼育ケージ内に残ったミズゴケを少しずつ虫体や卵鞘が付着していないか確認しながら熱湯へ.

あらかた熱湯へ入れたら最後に残った虫体を一旦から容器に入れダニの有無を確認.

分けた卵鞘.
結構見つかりました.

これらはダニの卵が付着しているかもしれないので孵化するまで湿ったミズゴケを少し入れ別保管.

そして完了.
1ヵ月は様子を見て根絶か判断します.

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2025 .9.17

青ヶ島2

カテゴリー:植物, 虫,

Aogashima Island 2

早くも離島日.

午前中に各所へのあいさつで回り,空いた時間で近場の展望台へ.

道中拾ったタマムシ.

マメツダ.
可愛い植物です.
伊豆諸島では普通に見ますが,東京,茨城では見たことないです.

島で唯一の居酒屋.
営業は不定期のようですが昨晩は運よく飲みに行けました.
帰りはヘリが予約取れなかったので船に乗るため港へ.


断崖絶壁に造られた港.
昔は大変だったと思います.

乗船です.

よくある写真ですが青ヶ島全景.
今回の訪島では,思いがけない方々とお会い出来,また沢山の方にお世話になりました.
大変良い出張が出来ました.
感謝いたします.

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2025 .9.16

青ヶ島1

カテゴリー:サツマゴキブリ, 虫,

Aogashima Island 1


まずは中継地.
大晴天.

そして憧れの青ヶ島です.
今年の離島運はあまりよくありませんでした.
宿の予約が出来ない.
帰りの船だけ取れない.
飛行機が壊れる.
台風が大発生,などなど.
なので今回も心配していたのですが,私が予約に絡まないとすべてうまくいくことが分かりました.
目的はもちろんゴキブリ探し,もあるのですが仕事です.

一日の仕事が終わり,夕ご飯まで時間があるので夕日を見に展望台へ.

晩御飯を食べ散歩中に見つけた昆虫.
言わずと知れたサツマゴキブリ♀成虫.

トゲナナフシ?
写真は撮りませんでしたが,カタツムリも沢山いました.
ゴキブリは全体的には他の島より少ない感じですね.
と言う分けで1日目はおしまい.
良い一日でした.

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2025 .9.12

Panchlora niveaダニ駆除

カテゴリー:Panchlora nivea,

Construction of a Mite-Free Breeding Container for Panchlora nivea

続いて本種.

作業の手順や配置はEucorydia linglongと同じ.

Eucorydia linglongより楽なのはケージ全体マットではないこと.

ミズゴケや大きな資材はピンセットで虫体が付いていないか確認しながら熱湯風呂へ.
1♂が入っているのは飛んだので叩いたら落ちてしまった個体.

しかし,たまに見逃してこうなる個体も出てしまった.

旧ケージ内が虫体だけになってから一旦別の容器に移す.

移した状態.
ここで,目視でダニを見つけ潰す.

それを,少量のヤシガラに混ぜてヤシガラ洗浄.

さらにもう一回清潔な容器に虫体だけ移す.

それらを用意した飼育ケージに入れて完成.
成功していると良いのですが.

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2025 .9.11

ツチカニムシ科

カテゴリー:多足,

Chthoniidae

ダニを排除したケージを眺めていたら走り回るダニ?がいる!
慌てて匙で拾い潰そうとしたらツメがある.
カニムシかもしれない.

拡大すると何か違う.

さらに拡大.
動きが早くこれ以上は諦め.
胴部がやけに長く,下膨れ.
しかし,どこかで見たと思い書籍「東洋のガラパゴス小笠原」を見るとカニムシの仲間であったがツチカニムシというグループに入るらしい.
ツチカメムシは馴染みだが,ツチカニムシは舌を噛みそうな名前.
トビムシを食べるらしいので,もしかしたらダニを食べていたのかもしれない.
と言う分けで元のケージに戻してダニ退治をお願いした.
逃がした後に「日本産土壌動物」を見ると,検索表が載っていた.
同定できたかもしれない.
次捕まえら同定します.

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2025 .9.10

Eucorydia linglongのダニ排除ケージ構築

カテゴリー:Eucorydia linglong,

Construction of a Mite-Free Breeding Container for Eucorydia linglong

ずーと忙しく,手を付けれませんでした.
しかし,放置すると他のケージにも侵入する可能性が高くなったので実行しました.
現在,Eucorydia linglongが元となり,Hemithyrsocera vittata,Panchlora nivea,ルリゴキブリ,Paranauphoeta basalis(以上発生が酷い順)が棚で隔離位置に並べてあります.
まずは,元凶となり最もダニが酷いEucorydia linglongから開始.
ダニの状況は2025.2.25のブログを参照ください.

準備です.
右端がダニ発生飼育容器.
ダニは炭カルも突破するのでガムテープで捕獲するため貼っているがこれでも突破する個体もいる.
真ん中はダニが群がる床材やシェルターを投入し殺虫するための熱湯(75℃).
左下は,スプーンで土付き虫体拾って,虫体だけをさらに拾うための容器.
左上はダニを除いたと思われる虫体を投入し,ヤシガラで洗浄する容器.
一番上の泡立った小プラケは,使っている給水カップをダニごと入れるために用意.
熱湯と同じ目的だが熱湯は瞬殺のうえ,いれたものが冷えればすぐに飼育容器に戻せるのでよい.

このマットにスプーンを入れ幼虫を拾う.

拾って幼虫だけ分けた状態.
この状態でも,虫体の隙間をダニがかなり歩いているので,粘着綿棒やガムテープ丸めた物で排除する.

それを少量のヤシガラ入れた容器に,ダニが入らないように幼虫だけ入れる.
そしてダニが落ちるようにガサゴソ振ってダニ落しする.

そこからもう一度綺麗なカップに幼虫を分ける.

分けた容器内をさらに目視でダニがいないか確認.

そしてやっとこの幼虫たちをあらかじめ用意した新ケージに投入.

新ケージ1個目.

2個目(餌まだ入れてない).
今日はこれで終わり.
これだけやっても過去の経験ではダニが再発することがある.
まだたくさん残っているが,一度やると慣れてくるのでこういった作業は根詰めて続けてやった方が良い.

詳細はこちら

2025 .9.9

アオダイショウ脱皮した!

カテゴリー:爬虫類,

Elaphe climacphora shed its skin!

あんなに皮がふやけても脱皮しないのは初めてなので心配で心配で.
と言いつつも夜はぐっすり寝てしまったが朝見ると脱皮していた(⌒∇⌒)(⌒∇⌒)(⌒∇⌒)!

(虫かご蓋は脱皮取っ掛かり用)
なんでこんなにうれしいのかふと考えてしまった.
もしかしたら脱皮できずに死んでいるかもしれない心配があった.
そして,こんなにも私を拒否しないヘビはいまだにいないことに気が付いた.
本当になすがまま,されるがまま.
別に弱っているわけではなく,この個体はここに来てからズーとそう.

大事にしないといけないですね.
あらためてこの仔の大事さを実感した出来事でした.

詳細はこちら

2025 .9.8

アオダイショウが脱皮しない

カテゴリー:爬虫類,

Elaphe climacophora that won’t shed its skin.


ボールパイソンと同時期に眼が白濁したのですが,まだ脱皮してくれません.
白濁以降水に入りっぱなし.
昨日,水が汚れていたので脱皮直前の個体には触れたくなかったのですが交換しました.
その時も暴れずおとなしく.
脱皮がきつい年齢なのか?
年齢が分からないだけに心配です.


で,よく見ると皮がすでに剥離しています.
こんなの初めて見ました.
皆そうなのか?
それとも脱皮をする体力がいのか?

おーい,頑張れ!

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2025 .9.5

ウスヒラタゴキブリ孵化幼虫

カテゴリー:ウスヒラタゴキブリ,

Newly hatched nymphs of the Megamareta pallidiola pallidiola


餌交換などメンテしていたら見つけました.
まだ色づいていない孵化したばかりの1齢幼虫.

拡大.
腹部に緑の部分が見えます.
卵由来の物でしょうか.
このサイズでも触角を動かし何かを感じようとしているようです.
可愛いですね.

詳細はこちら

2025 .9.4

クロゴキブリ出現

カテゴリー:クロゴキブリ,

A Smoky brown cockroach appeared.


龍ケ崎の事務所では初記録.
最近N代君ともう少し上の地域のゴキブリ調査しているのですが,そのあたりでは普通に見るのですがこの敷地内は初.

物陰に隠れようとしたので方向転換.

ブレる.

仕方なく捕獲.
クロゴキの顔ってお世辞にも可愛いとは言えないような.
でも良く見ると可愛いか.

♀.
飼育しようと思ったのですが,久しぶりのクロゴキで気合が入りすぎ,おなかが出てしまったのでこの仔にはかわいそうだが記念すべき龍ケ崎1号標本になってもらいました.

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2025 .9.3

モンキーポッド挿し木完敗

カテゴリー:植物,

Monkeypod Cuttings: complete defeat

8月中旬に,自作発根剤で最後の自力発根を目指しましたが完敗です.

挿して半月もしないうちから茎の色が変わり始めました.

現在.

抜いてみましたが当然根などなし.
発根剤買うか・・・.
でも,次挿し木できる時期は枝が伸びる10月過ぎになりそう.
挿し木時期ではない気がする.
最後の手段 取り木 するか.

でもう1つプルメリアも7月に挿していました.

こちらは,先端に生長点のある2本が茎にしわが入り抜くと腐っていたので処分.
現在,手前1本は芽が成長してきたので多分OK.
奥のもう一本もはじめは芽が出ないのでダメかと思っていましたが,最近小さな芽が出てきました.
多分いけそう.

詳細はこちら