ゴキブログ一覧
2013 .9.24
ウルシゴキブリ復活の兆しに翳り
It darkens in a sign of Periplaneta japanna revival.
幼虫はとれたが,状況はあまり改善されていないようだ.
フレッシュな死骸.
・・・・・・・.
ちなみに,ウルシゴキブリを翻訳機にかけると「Lacquer tree cockroach」となった.
逆引きするとちゃんと「ウルシゴキブリ」となる.
2013 .9.20
Archiblatta hoevenii ついに逝く
It dies to Archiblatta hoevenii.
ついに★となりました.
次は,F1に頑張ってもらわなければいけない.
2013 .9.19
ホリカワクシヒゲガガンボ
Ctenophora (Pselliophora) bifascipennis.
給湯室床に転がっていた.
摘むと,まだ身体は柔らかかったので,軽く展足したところ.
触角から♂なのが分かる.
ガガンボにしては,「綺麗」である.
最近は,虫類の「綺麗」を理解出来る人が少なくなった気がする.
害虫でも,綺麗な箇所は綺麗なのだが.
2013 .9.18
オナガシミ復活2
Revival of Ctenolepisma longicaudata.Part2.
今年,3月に復活したオナガシミ.
順調に成長,繁殖している.
乾燥を好む種は,湿度は苦手のようだ.
かといって,適度な霧吹きも必要.
成虫と共に,銀白色の幼虫(赤矢印)が美しい.
2013 .9.17
クマネズミAなんとなく元気なし,心配.
The black rat of hand riding is depressed.
It is anxious.
生後803日.
唯一,人間に慣れ,素手で触っても,お互いの痛みを理解してくれているかのような行動をする♀成獣.
最近体重が減ってきている.
血尿も出ており,少し心配している.
2013 .9.14
アダンソンハエトリ何食べてるの?
What is Hasarius adansoni eating?
飼育棟階段に,最近ハエトリが多く見られる.
普段,餌になるような物をあまり見かけた記憶がない.
しかし,クモが増えるには餌が必ずある.
撮った写真は,たまたま餌を食べている時だった..
何かくわえていると思ったが,写真を拡大して分かった.
タバコシバンムシ.
で,もう少し調べたら,階段に保管したZFからタバコシバンムシが発生していた.
納得.
2013 .9.12
ムカデの床と脱走防止
The breeding floor of a centipede, and the prevention from desertion.
過去に,無数のオオムカデ類を飼育してきたが,以下のセットが今の所一番良いように思える.
床:ミズゴケたっぷり.
給水器:陶器の水入れ.
ケース:コバシャ.
添加剤:トビムシ.
餌:ピンク,イエコ.(ゴキブリ類は反応弱し.これはオーナメンタルPoecilotheria regalisも同様).
コバシャでも,天窓はステンメッシュの網を入れないと,この容易登って逃走しようとする.
入れておいて良かったステンメッシュ.
2013 .9.11
Archiblatta hoevenii 終焉
The end of Archiblatta hoevenii.
昨年の11月に入手して以来,合計26個の卵鞘を生んでくれた.
後半の数個は,形もおかしくなり,孵化していないが,自然環境化では孵化していたかもしれない.
1卵鞘22の卵があったとすると,572匹の幼虫が孵化した事になる.
自然界では,600匹以上の幼虫が,1匹の雌より生まれた事になる.
しかし,現地では多くは見かけないらしいので,捕食者や病気などが数をコントロールしているのかもしれない.
この雌は,腹端部が変形してきており,これ以上の産卵は望めそうに無い.
ワモンゴキブリも,成虫になってから1年以上生きるが,産卵は1年以内に衰えてくる.
老後の時期を迎えているのだろう.
2013 .9.10
ドブネズミの発育経過
Growth progress of a brown rat.
8月28日に生まれたてのドブネズミの子供.
毛は生えていない.
約11匹確認できる.
生後6日後.
うっすら毛が生え始めている.
生後8日後
全身毛が生え,ピンクから鼠色になってきている.
生後13日後.
今日の様子.
走り出しそうなまで成長した.
ドブネズミは,この時期多少いじっても,育児放棄等しないが,クマネズミは簡単にはいかない事が多い.
2013 .9.9
タヌキモ
Lentibulariaceae
タヌキモの名前や,簡単な生態は知っていたが,今日まで興味の対象ではなかった.
食虫植物は元々好きで,子供の頃は,ハエトリソウ(Dionaea muscipula)や,サラセニア(Sarracenia)を,毎年育てていた.大人になっても,毎年秋の投売りで,一株100~300円で販売されているウツボカヅラ(Nepenthes alata)などを買い,育て楽しんでいたが,タヌキモは一般的には流通していない為,忘れかけていた.
ひょんなことから近くの水たまりに発生していたサンショウモ(Salvinia natans)を採集した際,その中に紛れているのを発見.
良くみると,変わった植物である.
皆さんも,意外と身近に生息しているかもしれません.
探してみてはいかがでしょう.
2013 .9.6
Therea regularis 卵鞘
Ootheca of Therea regularis.
やっと産み始めた.
卵鞘の外観は,他のTherea属と変わらない.
2013 .9.5
クマネズミの身体能力
Physical strength of a black rat.
クマネズミの殺鼠剤抵抗性個体たち.
1ヶ月殺鼠剤のみを食べさせても,全く動じない者たちである.
2013 .9.4
右曲がりの卵鞘
Ootheca of the Periplaneta americana curved on the right
昔,こんな感じの漫画があったのを思い出した.
は,さておき.
右曲である.
どんな物にも,例外,変異はある.
ワモンゴキブリの卵鞘だって,あるはずだ.
しかし,そんな物をいちいち観察している人間など世界的に見ても多く無いと考えている.
そんな訳で,これもあまり見ない画だと思うが,ゴキブリを貴重と考えない人にしてみると,全くありがたくないシーンだろう.
2013 .9.3
卓上トカゲの様子
Appearance of a desk lizard breeding case.
餌をゴキブリ初齢,
デザートに日光で,現在のところ丸々太っている.
色彩も綺麗だ.
2013 .9.2
アミメヒラタゴキブリという和名
The Japanese name called Onychostylus notulatus.
こうして良く見ると,アミメとは良く付けたものだと思う.
これは,卓上Zooの状態.
アミメヒラタは伊平野産.
奥に隠れているのは沖縄本島産ヒメマルゴキブリ.
現在,アミメは産卵し,孵化待ち.
ヒメマルゴキブリは気がついたら産仔していた.
2013 .8.30
オオムカデ ネズミ
早いもので,9月になります.
今日はしこたま暑かったが,これもまた懐かしく思える日がすぐそこに.
クロゴキの路上プチも多くなる頃だと思う.
Giantcentipede Rat
タイ産のオオムカデ.
A.H.さんより入手したが,でかくなりました.
ムカデの飼育法は,土を入れたり,いろいろしましたが,ミズゴケの,コバシャが今の所調子良い.
餌もこのぐらい大きくなると,ピンクは完食する勢いがある.
こうなると,S田さんのように腕に這わせたくなるが,どうしても踏みきれない.
2013 .8.29
Aeluropoda insignis ニンジン
Aeluropoda insignis & Carrot.
水を切らした後に,こういったものを与えると,食いつきが違う.
2013 .8.28
Pseudophoraspis nebulosa 卵鞘出し逃げ
Discharge action of Ootheca which the female of Pseudophoraspis nebulosa was captured and was seen on the occasion.
床換えをしようと雌をつかんだ瞬間,突然卵鞘が排出された.
たまたま機嫌が悪かったためなのか.
勿体無いと思いつつ,大して気にせず2匹目の雌をつかんだ瞬間続けてホロン.
卵胎生でこんなに簡単に保育嚢の卵鞘を出す種は初めてだ.
ちなみに,左の卵鞘は78卵.
右は76卵.
すべて孵化するとなると,結構な数が生まれてくることになる.
まあ,それに懲りて,雌は身体を掴まず,手のひらで包むように拘束し,移す事にする.
それ以降,こんな状態は発生しなかった.
この行動は,何を意味するのだろうか.
逃げ易くする為,身軽になろうとするのか.
ヘビなどは,逃げる時に食べた物を吐き出すと聞いた事があるが,ゴキブリが同じ様な目的で起こした行動だろうか.
2013 .8.27
Archiblatta hoevenii♂新成虫
The new imago of the male of Archiblatta hoevenii
右にけつを向けている個体のように,翅が伸びきらない個体が5割以上出る.
野生では,高い場所で単独で羽化するのだろう.
これは綺麗な伸び方をした個体.
2013 .8.27
Archiblatta hoevenii♂新成虫
The new imago of the male of Archiblatta hoevenii
右にけつを向けている個体のように,翅が伸びきらない個体が5割以上出る.
野生では,高い場所で単独で羽化するのだろう.
これは綺麗な伸び方をした個体.
2013 .8.26
トビイロゴキブリの卵鞘貼り付け
Attachment of Ootheca of Periplaneta Burunnea.
産下直後の卵鞘を大事に容器に貼り付けをする雌.
卵鞘の色が心なしか薄いようだが,これはれっきとした両性生殖卵鞘.
無事孵化する事でしょう.
2013 .8.23
ゴキクレーン
GOKI-Crane
ゴキブリを発見次第,追い詰め捕獲する恐怖のマシーン.
か,と思いましたが違いました.
そんな兵器が出来たら,我々PCOは死活問題でした.
実は,死んだゴキブリを,ゴキブリをつかむという行為無く,処理する物.
中には練習用ゴキブリまで入っており,鍛錬を積んだ後に本番を行うようになっている.
実際に昨日死亡していたクロゴキで実践.
すでに乾燥して,触角や脚が開いているので中々説明書通りに入らない.
何とか入るも触角が出ている.
そのまま続行.
・・・・・.
マニアは買っておくべきでしょう.
クレーン,ガンバレ!
2013 .8.22
秋の気配
The sign of autumn.
お盆を過ぎると,相変わらずの暑さではあるが,太陽の日差しやセミの声に秋の気配が感じられる.
室内でも,秋の気配が・・.
普段は,害虫道を疾走しているが,部屋の片隅で朽ち果てていた.
野外であれば,蟻などの昆虫類に2次利用されると思うが,室内にはそんな相手もいない.
これは雄であった.
この血を受け継いだ仔達がどこかに息を潜めているのだろう.
来年の幼虫,または,2年後に,成虫で再開できるのを楽しみにしています.
2013 .8.21
マダラサソリ ペア
The pair of Isometrus maculatus.
産仔後の親から離し飼育と,餌をSymploce pallens幼虫に変えてから,爆発的に増え始めました.
ポイントは,サソリのサイズにあった餌の選択と,多すぎるほどの給餌のようです.
餌さえ可分に与えていれば,親子の共食いも多くは発生しないようです.
親ペア.
まだまだ元気.
左♂,右♀.
2013 .8.20
ヒメチャバネゴキブリの飛翔
The flight of Blattella lituricollis.
床換え中に,飛んで逃げようとするのは,チャバネゴキブリ科の野外種に良く見られる行動.
今日は,あまりにも良く飛ぶので,何とか撮ろうと粘った結果.
透明ゴキブリになっただけであった.
2013 .8.19
木曽の昆虫
The insect of Kiso.
帰省した際,見かけた昆虫類.
木曽馬にまとわり付くシロアブ.
たてがみ内にいたアブを叩き落したらこちらはアカウシアブでした.
駐車場街灯下にいたカマドウマ.
家の洗面台脇にいたヤマトゴキブリ1齢幼虫.
最初,チャバネゴキブリの2齢かと思ったが,木曽の住宅内にチャバネがいる可能性は非常に低い.
何とか2匹確保したので,運がよければ2年後くらいに卵鞘が拝めるかもしれない.
2013 .8.15
イエゴキブリの正常卵鞘
Ootheca of the normal state of Neostylopyga rhombifolia
正常に戻った個体群が生んだ卵鞘.
一目でまともと分かる.
以前クラッシュした個体群の卵鞘.
一目瞭然.
ダメっぽい.
今日,一グループだめになった.
2013 .8.14
アズマヒキガエル
Bufo japonicus.
現場から回収されてきた個体.
上野界隈は本種が多く生息する場所があり,意外な場所でお目にかかることがある.
私は,カエルに関してはあまり興味がなくスルーしていた.
が,これは結構いけるかもしれない.
持った感じが水っぽくなく,動きも少ない.
手に持っても手が暖かいのかジッとしている.
餌食いも良い.
食うときの音も「ペタペタ」と面白い.
良く見ると顔も愛嬌がある.
大きい.
カエルが好きな人の気持ちが1mmほど分かった気がした夕方であった.
2013 .8.12
伊平野からのお土産
Iheiyajima souvenir
昨日のマダラゴキブリと同時に,タイワンクチキゴキブリを譲っていただいたが,土に混ざり,タマヤスデが見つかった.
土は,様々な生物の卵や幼体が混ざっているので,探してみると様々な発見がある.
(外来種の侵入にも重要な役割を果たしているので,管理は確実にしてくださいね).
2013 .8.9
クロゴキブリが台所で食べている物(1例)
The thing which Periplaneta fuliginosa is eating in kitchen (one example).
我々(私はワモンかもしれないが)が最も身近に感じているクロゴキブリ.
台所で見かける機会が多いが,目的は?
当然,食事である.
では,何を食べているか?
頭かくして尻隠さず.
こんな物も食べる.
見たところ,一般的な残渣は無いようだが,汚れのような「汚れ」ですか.
こんな微細な物も栄養にしてしまうゴキブリ.
駆除が難しい理由です.