ゴキブログ一覧
2017 .6.30
チャバネゴキブリの床換え
Cleaning of the breeding container of Blattella germanica
ワモンゴキブリに比べ,チャバネはサイクルが短い.
何とかもう少し間隔を空けれないかいろいろやったが,先日ワモンゴキブリの床換えを久しぶりに行って気が付いた.
チャバネは無理だ.
数が圧倒的に違う.
というわけで,これはこうゆうものとして,1ヶ月サイクルで実施すると決めたほうがすっきりする.
2017 .6.29
ムカデの楽しみ方
How to enjoy the centipede
今日もこんな感じ.
食べるかと思いバナナとニンジン(これはたまたまあったから)を入れた.
日中はシェルターに隠れ,入り口から隙間をのぞくのが日課になりつつある.
皆さん,ムカデをどのように楽しんでいるのでしょうか?
ゴキブリは,まずひとつは繁殖.
国内種はいずれ研究材料.
など,いろいろ考えられますが,ムカデは1匹で購入して,雌雄がわからない事から繁殖は運任せ.
ハンドリングは究極とするとやはり「でかさ」の追求でしょうか.
2017 .6.28
ドブネズミまた出産
Brown rat gave birth to another pups
別の捕獲個体がまた産みました.
ちょっと増えすぎ.
この前の仔達はこんなになりました.
早く親から離さないとケージがネズミだらけです.
2017 .6.27
ワモンゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding container of Periplaneta americana
私にとって,ワモンゴキブリは好きなゴキブリのTop10に入る種である.
研究材料からするとTop3に入る.
なので,現在10系統以上飼育している.
そのうちのひとつの床換え.
体が大きいのと,害虫としての特徴である雑食性により,ダンボールシェルターも簡単に穴が開く.
シェルターが汚いので綺麗になったように見えないのは仕方ない.
寿命が長く,脱皮殻も食べる種なので,意外とケージは汚れない.
チャバネなどは1ヶ月サイクルだが,ワモンは半年間水と餌の追加だけで十分なことがある.
2017 .6.26
ヤモリ救出
Rescue of gecko
ゴキブリ誘引屋外実験で捕獲された.
いつもの飼育棟階段室.
先週末,大きなヤモリが壁についていたので,いつか写真撮ろうと思っていたが,こんな形での撮影となってしまった.
幸いな事に捕獲されたばかりで痩せていない.
小麦粉をふりかける.
少しずつ,ゆっくりはがす.
急激に行うと骨が折れるので注意が必要.
終了.
どうしても指はバラバラになってしまうようだ.
しかし,この指はしばらくすると元通りになるので心配無用.
ついでに,寄生しているダニも駆除する.
爬虫類にはこの赤いダニよく付いているようです.
ドバイで捕獲したトカゲにも赤いダニがたくさん付いていました.
頭胴長約60cm.
雌?かな.
しばらくオガトカケースで様子を見る.
2017 .6.23
Periplaneta banksi大プラケに交換
Exchange for large caged Periplaneta banksi cases
すぐにこの状態となる.
網を挟み始めてから脱走はなくなったが,紙はこの状態.
体型が大きいことと動きが活発なため,本種飼育は物理的な脱走防止策が必要だと思う.
ケージのサイズアップとともに,ネットも新調した.
ネットはトリカルネットを使っているが,この大きさはあまり売ってなく,切り売りで購入した.
ムカデの飼育などもこれを挟んでおくと脱出防止になる.
移し変え終わり.
2017 .6.22
ホラアナゴキブリの寿命
Lifespan of the Nocticola uenoi uenoi
2017年1月22日よりシャーレZooで飼育していた♀.
本日,死亡確認しました.
半年近く生きたことになる.
チャバネゴキブリの雌の寿命が5ヶ月といわれているので,同程度かそれより長いのには驚いた.
この状態からすると,2~3日前に死亡したと思われます.
もう少し早めに気が付けば完品で回収できたのですが,すでに線虫やダニが侵入している.
いつも思うが,この寄生者はどこから来るのだろうか?
回収できた卵鞘.
1月に産卵して以降確認できていなかった.
これはいつ産んだものかわからないが比較的綺麗に残っている.
卵数は4.
2017 .6.21
ドブネズミ13日齢
Brown rats 13 days old
こんなに大きくなりました.
ドブネズミもこうして見ると可愛いものです.
2017 .6.20
フタホシモリゴキブリ飛翔
Flight of Sigmella schenklingi
蓋を開けたら飛びました.
現地では飛ぶと聞いたことありましたが,モリチャバネのように普通に飛びました.
幼虫.
成虫.
2017 .6.19
寄生蜂?
Parasitoid wasps ?
いつものクロゴキが発生している部屋の入り口天井.
普段ゴキブリ以外いない場所にかわいい虫がいる.
形態から寄生蜂のようだが,クロゴキ卵鞘に寄生するゴキブリコバチより大きい.
こんなゴキブリしかいない場所にわざわざいるならゴキブリ目当てとしか考えられない.
ワモン卵鞘持ちと同居させたが,まったく興味がない様子.
図鑑で調べるとアカアシブトコバチに似ている.
そういえば,この通路の外で,ニクバエの捕獲をしたので,その際発生した可能性アリ.
納得.
2017 .6.16
フタテンコバネゴキブリ復活
Lobopterella dimidiatipes revival
滅ぶものあれば復活もあり.
幼虫が出はじめている.
乾燥した場所に産卵されたものは凹んで孵化しそうにない.
一方,ミズゴケに産み落としている卵鞘は,膨らんで健康そう.
果たして,ミズゴケに産むから健康そうなのか,ミズゴケに産むのが健康卵だけなのか.
2017 .6.15
ヒメチャバネゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding container of Blattella lituricollis
飼育を始めて8年が経過し,安定したと思っていたが個体数が少ない.
よく見ると床換えも最近していなかった.
ダンボールシェルターも古くなっているので,ばらして幼虫を探してうつす.
よく見ると,1齢幼虫が発生していた.
大概,幼虫がいなくなって終わるので,まだ大丈夫そうだ.
種だけで見れば,ヒメチャバネゴキブリは普通に採れるが,採集場所によっては,2度と入手できない場所もあり,だからどうしたと言われない様な何かを見つけたいと思う.
2017 .6.14
ドブネズミ幼獣
Brown rats’ cubs
野外捕獲個体出産
やっとまともな写真撮れました.
6個体.
ドブにしては少ないので,もう少し産まれたのかも知れませんが・・・.
今日で,6日齢.
産んで2日程度は,ちょっとした刺激で食ってしまう.
しかも,こんな小さなケージではなおさら.
この子達はすでに里親が決まり,乳離れを待つばかり.
2017 .6.13
Black out 購入品
Black out purchased item
いまさらですが,日曜日に半年振りに行ってきました.
やっとスズキゴキブリ入手.
人気だったようで,すぐに売り切れたそうです.
先に行ってくれたS藤さんに買っといてもらいました.
昨年春に入院した際,水を切らし壊滅させた苦い思い出があり,何とか繁殖させたい種です.
ケースも最上級なレイアウトをしましたが,卵パックに卵鞘がついているところを見ると,このブリーダーはこんなレイアウトしていないのでしょう.
このパックは,適度に湿りおそらく増えてくるとお互いの出す水分で繁殖(孵化)がしやすくなると思われます.
それともう一品.
禁断の外国産オオムカデ.
3,000円だったので思わず買ってしまいました.
雌雄わからなかったのですが,S藤さんと協議の結果,一番「太い」個体を選定.
S藤さんいろいろありがとうございました.
帰って,生殖肢を確認しましたがよくわかりませんでした.
最後に,ゴキブリマニアの方々にもお会いでき楽しかったです.
2017 .6.12
脱皮完了
Snake‘s molting is successful
昨日無事脱皮.
今回は,鱗一枚も残さず綺麗にむけていました.
2017 .6.9
ワモンゴキブリの変異個体
Mutant in Periplaneta americana
2012年にも同じ系統から,前胸背板の黒化タイプ固定を試みた記録があるが,何かの原因で処分してしまった.
理由は全く記憶に無いため,再度挑戦する.
黒くてメスで完品を探していると,眼が白濁している個体発見.
よくわからないが,ついでにこいつも隔離する.
この系統,変な個体が良く出る.
2017 .6.8
昆虫スナック
Insect snacks
麻布大学のTら先生からタイの土産をもらいました.
原料はタイ語で書いてあるので詳細はわかりませんが,パッケージの写真からコオロギと鱗翅目の蛹だとわかります.
中身.
両方ともに,油で揚げてあるので食感はサクサク.
川エビの唐揚げのように中身がある感じはしない.
まあ,蛹など中身を感じるのもなんか想像しがたいが.
味に関しては,コオロギは普通のサクサクスナック系と同等.
普通に食べられるが,蛹は独特の後味が残る.
おそらく,通は蛹を好むのかもしれない.
しかし,素人の私はコオロギで十分だ.
日本にも蜂の仔など昆虫食文化はがあるが,佃煮や瓶詰めが多く,高額で買う気にならない.
こういった手軽なお菓子があると土産としても買ってみようかと思うのだが.
2017 .6.7
シマヘビの糞
Elaphe quadrivirgata feces
ボールパイソンと同様,容器内にする糞.
何でわざわざこんな場所に.
何か不満でもあるのか.
2017 .6.6
クロゴキブリ成虫初見
First seeing of the adult Periplaneta fuliginosa
ネズミ飼育室にて♂成虫発見.
室外に設置しているトラップにはまだ捕まらない.
2017 .6.5
脱皮間近
Snake molting is near
先々週急に餌食いが良くなったかと思ったら,先週パタリと食いが止まった.
やはり脱皮だった.
今週中には脱皮しそうだ.
2017 .6.2
Paranauphoeta basalis
Paranauphoeta basalis
手狭になったため,中プラケに移設.
ついでに野菜があるのでリンゴとニンジンとキャベツを投入.
今のところ,変な癖は無い様だが,累代が進むと突然崩れるので今後は2ケージに分けた方が良いかもしれない.
2017 .6.1
単為生殖ワモンゴキブリF9卵鞘
Parthenogenetic Periplaneta americana F9 ootheca
ついに誕生,孵化するか?
ちょっと色が薄いのが心配.
2017 .5.30
ハカラメ満開
Kalanchoe pinnata in full bloom
ついに満開です.
綺麗ですね.
昨年は,ここまで咲かずに枯れました.
今年の冬はいくぶん暖かかったのでしょうか.
よく考えると,東京内の地植え(鉢植え)で越冬できるなら,そのうちハカラメ畑ができるのではないでしょうか.
ネットで検索するとあまりヒットしないのが不思議です.
2017 .5.29
5月末のカベアナタカラダニ
Last may of Balaustium murorum
今年もヤマトシロアリの幼虫を捕獲し損ねました.
タイミングが悪く,影すら見る事ができませんでした.
いるのはタカラダニ.
何か食べているのか,静止する時間が長い個体がちらほら見受けられ,撮影しやすかったです.
今年はいつ頃消えていくでしょうか.
忘れなければ見守っていきたいと思います.
2017 .5.26
マダゴキのダニ駆除今度こそ完了
The extermination of the tick which was parasitic on Gromphadorhina oblongonota is completed this time
昨年の8月に諸齢幼虫だけ隔離したダニ除去作業.
今日に至るまで,数回寄生チェックをしてきた.
その間に1回だけダニを発見し,だめかと思ったが昨日確認し,発生は見られなかった.
このケージは完了したと見てよさそうだ.
掃除をして完了.
約1年かかったが,継続は力なり.
次は,例の手に登る小型のダニの根絶宣言を予定している.
2017 .5.25
モリチャバネゴキブリ成虫と幼虫
Blattella nipponica adult and larvae
ちょうど仲良く並んで収まりました.
これは,横須賀産.
先日の隠岐産は結局,全滅してました.
幼虫も脱皮せず,幼虫のまま全て死亡.
もちろん成虫も.
まるで,時限装置が作動したかのような死に方です.
原因は不明.
でも,たまに起こります.
2017 .5.24
キンバエの羽化
Emergence of flies
アノールのえさ用に購入したサシが羽化始めました.
羽化する時,頭部にある額嚢を膨らませ,蛹から脱出するそうです.
この瞬間は,ホント見ていて飽きない.
笑ってしまいます.
昆虫って面白いです.
2017 .5.23
Hemithyrsocera histrioとキャベツ・リンゴ
Cockroaches, cabbage and apples
キャベツは食べない.
と思ったが,状況見ていると一応寄って来て食べている.
リンゴ.
集まり方からすると,リンゴに人気があるようだ.
2017 .5.22
ワモンゴキブリホワイトアイの衰退
Decline of white eye of the Periplaneta americana
最近またこの手の話題が多くなってきた.
手抜きをしているつもりは全くない.
原因は卵鞘が全く孵化しない.
愛情?
でも,よくよく考えたら,やばくならなければ,ほとんど気にしていないのだから愛などではないだろう.
でも,何とかしたいと思うので,単為生殖で実績のある個別飼育して卵鞘が出れば手厚い管理による孵化を目指したいと思う.
こうして分けて見ると,雌が7個体しか残っていない事が判明.
どうなることやら.
2017 .5.19
シャーレZooメンテ
Maintenance of breeding cases of petri dishes
Hypercompsa sp.
やっと孵化しました.
1月に産下され約3ヵ月半.
ただし,複数卵鞘があったので,目安として見てもらったほうが良いと思いますが.
ホラアナハ1個生んでそれ以降産まない.
でも,まだ生きている.1/22に産卵したので,成虫になったのは遅くても1月初旬.
幼虫期から考えると,半年は生きるようだ.
この大きさでそんなに寿命があるとは予想しませんでした.
しかし,産卵が1個で止まったのは原因がわからない.
いずれにせよ,容器が汚くなったので,新しいシャーレと交換しました.
各右が新しいシャーレ.