ゴキブログ一覧
2010 .1.28
Nocticola uenoi uenoi Asahina長翅
寒い東京で少しずつ増えているホラアナゴキブリ.
たまに見ると,長翅がいる.
まだ,短翅の♂は確認していない.
あまりに小さすぎて,生きた個体を捕まえる勇気が出ない.
私が使っているカメラはRICOH Caplio R7.
これ以上鮮明な写真が撮れない.
さすがホラアナゴキブリ.
2010 .1.27
ヒメマルゴキブリ♀
先日,ヒメマルゴキブリTrichoblatta pygmaea (Karny)のケージメンテをした際,
捨てようとしたケースの中に沢山の♀個体が集合していたのでとりあえず一時避難させて時の写真.
とてもゴキブリの集団とは思えないですね.
丸まった姿はタマヤスデのようです.
本種は飼育(繁殖)は難しそうですが,マルゴキブリなどに比べると,
全然簡単な種であると思えてきました.
特に大型である訳でなく,一般的には小型の種ではありますが,
形態や,雌の行動(しぐさ)は観察するだけでも面白い面を見ることが出来ます.
2010 .1.27
ヒメマルゴキブリ♀
先日,ヒメマルゴキブリTrichoblatta pygmaea (Karny)のケージメンテをした際,
捨てようとしたケースの中に沢山の♀個体が集合していたのでとりあえず一時避難させて時の写真.
とてもゴキブリの集団とは思えないですね.
丸まった姿はタマヤスデのようです.
本種は飼育(繁殖)は難しそうですが,マルゴキブリなどに比べると,
全然簡単な種であると思えてきました.
特に大型である訳でなく,一般的には小型の種ではありますが,
形態や,雌の行動(しぐさ)は観察するだけでも面白い面を見ることが出来ます.
2010 .1.26
小春日和のクロゴキブリ
先週の暖かかった日の午後.
いつもの屋上で洗い物をしようとすると,クロゴキブリを発見.
どこに潜んでいたのだろう.
日が傾きかけているが,まだ暖かい.
死んでいるかと思ったが,手に登ってくる力がある.
でも,動きは緩慢でクワガタほどのスピードも無い.
この位の動きであれば,ペットとして飼育する人も増えたかもしれない.
いた場所に戻してあげた.
この角度から見ると,スポーツカーのような低い重心に,
まっすぐ伸びたアンテナ.
棘の付いたプロテクターをまとった脚.
クワガタより格好が良いと思うのだが.
2010 .1.25
キスジゴキブリ 卵鞘
奈良県で採集されたキスジゴキブリ 卵鞘.
これも,オオモリゴキブリと同時期に産卵されたが,孵化せず今日に至った.
すでに孵化の見込みなく,標本とすることにした.
残念である.
本種の卵鞘は厚みが無く,薄っぺらい.
2010 .1.22
マダラゴキブリ羽化
昨年8月に生まれた幼虫が最近成虫になり始めている.
成虫まで約半年要した.
羽化直後の♀.
脱皮殻はあまり食べないようである.
2010 .1.21
オガサワラゴキブリ寄生アブ
昨年,年末に頂いた西表島採集のオガサワラゴキブリより,またまたアブが出てきた.
蓋に止まっている状態.
綺麗な虫である.
背面より.
腹面より.
蛹.
マットの上に転がっていた.
恐らく宿主より幼虫の状態で地表に近いところに這い出し,蛹化したのだろう.
ヤエヤママダラから出てきた種とよく似ている.
これがヤエヤママダラより得られたアブ.
卵胎生のゴキブリ寄生するのだろうか.
まだまだゴキブリに関しては,面白い事が未発見のまま残っていそうだ.
2010 .1.20
ブラベルス コロセウス Blaberus colosseus (Illiger, 1801)
ゴキブリの標本を整理している時に気が付いた.
この上の2体.
2005年にフスカとして飼育していた種だとラベルにあった.
現在の情報や,Blaberus属を色々見てきた現在の認識によると,
この標本はBlaberus colloseusではないかと唖然となった.
インボイスのいい加減さが分かる.
これがBlaberus colloseus.雑味の無いクリアーな形態だと勝手に考えている.
まだ記載論文は見つけていない,というか探す予定も今のところ無いが,形態的特長は,
1.前胸背の黒班は後方に向かって末広がりでなく,Blaberus giganteus の様に狭まる.
2.翔翅に出る黒班は薄いか消失する.
3.体長は様々あるようだが,大きくても頭頂から腹端までが60mm内外.
本ブログの過去のコロセウスは,その当時の情報や,購入先からの情報を元にしたもので,いずれは訂正を考えているが,今の時点ではまた違う情報もあることも考えられる為,正確な情報が得られた時に訂正いたします.
2010 .1.19
Archiblatta hoevenii ペア
ジャイアントローチのペア揃っての写真.
昨年末に,♀成虫かと思っていた個体は,どうも終齢幼虫であったようで,
脱皮殻と共に巨大な赤黒い♀がいた.
腹部だけを比較しても,雌雄の大きさの違いがわかる.
やはり♂の方が早く成虫になる.
結局ペアが揃うまで,産卵されてから8ヶ月近くを要した.
さあ,F2は取れるであろうか?
結果は春頃になるであろう.
2010 .1.18
オオモリゴキブリ 卵鞘
Symploce gigas gigas Asahina
2009年5月から9月に産卵された卵鞘を,孵化するのではないかと今まで大事に保管していたが,いくらなんでも半年もたって孵化はありえないと考え標本とした.
雌雄揃っていたので,繁殖できるかと思っていたが残念である.
本種の卵鞘は,くの字に曲がる傾向にあるのだろうか?
3個全て曲がっている.
卵数は中央が約40.
右が約30.
2010 .1.15
Polyphaga aegyptica 復活
エジプト砂漠ローチPolyphaga aegyptica が復活した.
張り付くダニにやられ,卵鞘を残し壊滅したのが去年の3月.
やっと成虫が出るにいたった.
まだ♂だけであるが,上手く復活できた.
今回成虫になった個体たちは,去年4月に孵化した仔であろう.
卵鞘が産み落とされてからの期間を考慮すると,約1年を要する事になる.
集合させてみた.
死んだ真似が上手なPolyphaga aegyptica.
動かないから写真は撮りやすい.
2010 .1.14
Archiblatta hoevenii ♂ 寿命
F1個体の中で最初に成虫になった♂が死亡した.
翅はぼろぼろなので,展翅する事にする.
記録を見るとこの個体の寿命は35日.
たぶん本来の寿命ではないと思うが,同じような♂のみが長翅のDeropeltis属も♂は意外と短命を経験しているので,短いのか弱いのかどちらかであろう.
翅を開くと第一腹節に分泌線の毛叢が目に付く.
拡大.
後方より.
見慣れた薄型のゴキブリ腹部と比べ,厚く丸みを帯び,改めて特殊なゴキブリだと思う.
2010 .1.14
Archiblatta hoevenii ♂ 寿命
F1個体の中で最初に成虫になった♂が死亡した.
翅はぼろぼろなので,展翅する事にする.
記録を見るとこの個体の寿命は35日.
たぶん本来の寿命ではないと思うが,同じような♂のみが長翅のDeropeltis属も♂は意外と短命を経験しているので,短いのか弱いのかどちらかであろう.
翅を開くと第一腹節に分泌線の毛叢が目に付く.
拡大.
後方より.
見慣れた薄型のゴキブリ腹部と比べ,厚く丸みを帯び,改めて特殊なゴキブリだと思う.
2010 .1.13
ツチゴキブリ Margattea kumamotonis kumamotonis (Shiraki)
チャバネゴキブリ科 Family Blattellidae
ツチゴキブリ属 Genus Margattea Shelford
Margattea kumamotonis kumamotonis (Shiraki)
体長10mm未満.
日本にはこの他に
Margattea kumamotonis shirakii (Princis) ヒメツチゴキブリ
Margattea satsumana (Asahina) サツマツチゴキブリ
Margattea ogatai (Asahina) ヤエヤマツチゴキブリ
の3種1亜種が生息している.
朝比奈正二郎著「日本産ゴキブリ類」には「体翅淡灰褐色の平凡なゴキブリ」とある.
しかし,前胸背の模様や,腹部腹面の茶褐色の帯は,ミナミヒラタゴキブリに比べ色彩豊かで,また,なかなか見つからないので平凡と言うイメージは私には無い.
前胸背アップ.
腹面.
サツマツチゴキブリは腹面全体が薄茶色している.
この個体群(関東産)は九州の私の見たものより色が濃い.
後方より.
飼育は採集数が少ない事もあってか,あまり上手く行かない.
2010 .1.12
龍ヶ崎のタマヤスデ
昨日,今日と会議の為,龍ヶ崎の研修センターに行っていた.
夜飲んでいると,虫好きの倉田君が近くで採ったとタマヤスデを持ってきた.
こんな所にいるとは思っていなかったので,早速いたという場所に案内してもらう.
昨晩は非常に冷え込んでいたと思うが,酒を飲んでいる為か寒くない.
あたりは真っ暗であるが何とか採集場所にたどり着いた.
がやはり直径数ミリの大きさの生き物を見つけるのは老眼の私はキツイ.
仕方ないので材ごと採取し,持って帰って電灯の下で探すことにした.
持ってきた材.
矢印の所に1匹いるが判るだろうか.
こんな寒そうなところで越冬しているとは思わなかった.
拡大.
会社に持って帰り,2008年夏に千葉で採集した個体と比較してみたが,大きさが違うので良く分からない.
恐らく,同種であろう.
皆仲良く繁殖してください.
1匹はダンゴ虫が混ざっています.
2010 .1.8
マダゴキ類のダニ駆除 3
結果です.
洗う前.
首元にはダニの糞のような茶色い付着物が見える.
後.
透き通るような白い首筋となった.
もう1個体.
前.
後.
この脚と付け根の綺麗な事.
本種は背面は黒色で硬い外骨格を持っているが,腹面はこのように白く柔らかい皮膚を持っている.
さて,この作業,昨年末に実施し,本日まで1匹も脱落する事無く生きています.
駆除率に関しては,昨年洗った100匹近い個体の中より5匹抜き出し,調べたところ1個体に1匹ダニが付いていました.
即刻水洗行きとなりましたが,粘着綿棒なんかに比べたら時間もかからず,高い駆除率だと思います.
時間をかけて丁寧に洗えば100%の駆除も出来そうです.
ただし,この方法はあくまでダニを落とすのが目的で,ゴキブリの気持ちは何も考えていない方法なので,実行する時は自分の責任の下,ゴキブリと相談して洗ってやってください.
水温,水の質により悪影響が出ることも十分に考えられます.
2010 .1.7
マダゴキ類のダニ駆除 2
このダニは,付着の仕方がPolyphaga aegypticaの顔面に付着したものとは全く違い,吸着力が無く徘徊しているので洗ってみた.
道具は100円均一で購入した絵筆(6)とか書いてある毛の柔らかめのもの.
まずはElliptorhina chopardi .
結構簡単にダニが落ちる.
次にGromphadorhina oblongonota
洗い方は前・中・後脚の裏側に水を当てながら筆で付け根をさらうように.
次に各節の合わさり目.
咽元・頭部頭頂と前胸背の隙間に筆でくすぐるように入念にブラッシング.
結構簡単に落ちます.
ちなみにここで使用している水道水は,東京台東区で供給されているもので,たぶん普通に塩素等は入っていると思います.
水温は8℃前後.
結構冷たいです.
冷たさがいいのか,最初は大暴れしますがすぐ動きが鈍くなり,洗い易くなります.
2010 .1.6
マダゴキ類のダニ駆除 1
年末に気になり始めたこのダニ.
結構気になっており,あの後も何とかしようと考えていた.
触るとこのように手に付着するのはどうにも我慢できない.
と言う訳で,粘着綿棒で捕獲駆除を試みた.
良く付くが,ダニが大きく綿棒に付けた後に脱走する奴がいる.
一通り取った後に実体顕微鏡でチェック.
そして新しい容器に移し替える.
これではいつまでたっても終わらない!
特に,Gromphadorhina oblongonotaは大きい上に,恐らく100匹以上いるだろう.
次の方法は明日.
2010 .1.5
Macropanesthia rhinoceros ユーカリ
餌は,ユーカリの枯葉を,ジッパーつきのビニール袋に詰め込み,
加湿して嫌気的に腐葉土を作るように保存.
目的は雑虫を殺す事.
ビニール越しに生き物が見えなくなったら,上記写真のように乾燥保存.
与える前に再度通気できる袋に加湿して保存している.
2010 .1.4
Macropanesthia rhinoceros 雌雄
今日は朝から実験(愛玩?)動物達の年越し状況の確認をしました.
研究内容によっては,途中出てきてデータ取りしたものもありますが,ほとんどの種は約1週間のお休み.
皆元気に新年を迎えたようです.
さて,ヨロイモグラゴキブリ Macropanesthia rhinoceros の雌雄です.
去年生まれた幼虫達は順調に成長しているようでしたが,何匹いるのか?
マットに例の徘徊性ダニが目立ってきたので,半年振りに床換えを行った.
幼虫は生後約半年で3cm内外まで成長していた.
確認できたのは7匹.
飼育下で多いのか少ないのか?
はじめてなので判断できない.
性比は約50%.
しかし,♀成虫が死んだので,次なる繁殖はこの幼虫が成虫になる6~7年後ぐらいだろうか.
幼虫の雌雄.
こちらが♂.
腹面腹端部に小さな節があるのが♂.
♀はそれが無い.
2010 .1.1
Blattellidae spec.
明けましておめでとうございます.
モーリシャスに生息する種.
2009 .12.25
ゴキTOY 他
某製薬メーカーが企画した衛生害虫駆除商材の中のゴキブリとネズミ.
今年,読者の方より教えていただき購入したもの.
ローチトラップから脱走するゴキブリ.
逃げる方向で出てきては商品の広告にはならないと思うのだが・・.
そう真剣に考察する事もないのかな.
赤いリボンがチャーミングである.
♀なのであろう.
こちらもトラップから脱出するように顔を出すネズミ.
他にもいくつかの商品物がある.
教えてもらわないと全く気づかない,見過ごしてしまう.
最後にワッペン.
牙がはえさわやかな顔をしている.
これも,しばらくは店頭にあったが,いつの間にかなくなっていた.
売れたのか,売れないから店頭から外したか?
少し気になるが,店員に聞く気もおきなかった.
今年のブログも今日で終了.
皆様良いお年をお迎えください.
これより,ネズミゴキブリ達の年越しの準備です.
2009 .12.24
WALL-WALKING COCKROACH
壁を登るゴキブリだそうだ.
パッケージは開けていないので詳細は分からないが,なかなか面白そうである.
2種色違いのラインナップで,種としてはワモンゴキブリかチャバネゴキブリであろう.
触覚は細く長く不快感を与える良い出来である.
チャバネ?バージョン.
ワモン?にしては翅の黒斑がかわいい.
裏説明文.
MADE IN CHINA
のHONG KONG TOY .
1個1,050円でした.
開封用のを翌週買いに行ったら売り切れていた.
2009 .12.22
ホラアナゴキブリ 長翅性別
頭部拡大.
腹端部
赤い矢印は交尾器.
と言う事で♂が正解.
はじめから分かっていた方もいらしたかと思いますが.
2009 .12.21
ホラアナゴキブリ 長翅
ケージを一回り大きな小プラケにしてから個体数がかなり多くなった.
そしたらやはりいました.
長翅.
今度こそ性別を確認するべくプラ管に移動させた.
しかし,忙しく一晩放置したら死亡していた.
結構乾燥には弱い.
横より.
翅と腹部のバランスは Archiblatta hoevenii の♂や,
Deropeltis erythrocephala の♂に近い.
ただ大きさが1/10以下である.
背面.
腹面.
雌雄分かりますか?
正解は明日.
2009 .12.18
ドバイ採集爬虫類に外部寄生したダニ
ドバイに生息しているトカゲの外部寄生しているダニ.
四肢の付け根や鱗の間に寄生しているのは赤い粒がダニだと認識していた.
しかし,目の下の赤く見えるのはトカゲ本来の発色だと思い綺麗なワンポイントだと思っていた.
しかし,ちょっと変だと思い,拡大するとダニであった.
嫌な場所に寄生している.
これに似たダニはニホンヤモリにも寄生している.
しかし,拡大すると違う事は分かった.
日本のダニより体は丸みを帯び,脚が短い.
この錨のような触肢?で抜けるのを防いでいるのだろう.
脚の先にも昆虫の爪のようなハッキリした大きさのものが付いており,この爪でしがみつき,先程の触肢で固定し,血を吸うのだろう.
2009 .12.17
Deropeltis erythrocephala
約5ヶ月で成虫となった.
♀の体長35mm内外.
♂の体長(翅端まで)50mm弱.
Deropeltis erythrocephalaはArchiblatta hoeveniiのように,♀は無翅で♂はマントのような長い翅を持つ.
同属のようにも見えるが全く違うようだ.
♀は非常に長い卵鞘を産む.
自分の体長ほどある.
これほど長い卵鞘であれば40近い幼虫が孵化し,殖えやすいと思うのだが,
Deropeltis属は皆苦戦していると聞く.
何が要因であろう.
現に私も中齢以上で入手した個体(成虫含む)たちは全て滅びた.
私の知り合いも同様だった
2009 .12.16
Princisia vanwaerebeki “big “卵鞘
私の所では,本種はマダゴキの中でも殖え難い種に入る.
マダゴキの多くは,1ペア飼育しているとなかなか産まない.
しかし,多頭飼育すると当然普通に増えだす.
しかし,本種は殖えない.
産んでも10匹程度?
やっと卵のうを出している姿を見ることか出来た.
♀は♂に比べ小柄な個体ばかりなので,まだ幼虫だと認識していた個体達は実は成虫であったようだ.
体外に出ていて確認できる卵の数は約45卵.
自然界ではその位生まれてくるのであろう.
果たしてこの卵は生まれるであろうか?
2009 .12.15
マダガスカルゴキブリ類に寄生するダニ その3
大きさ以外の違いは鋏角の形.
大きいダニの鋏角.
小さいダニの鋏角.
これは写真では分かり難い.
腹肛板の形.
腹肛板はダニの腹面下方にある肛門の周りの少し色が付いている三角形の部分.
大きいダニ.
真中に口のような楕円部がありその左右に毛が一本ずつ.
その周りにおたふくのような形が腹肛板.
小さいダニ.
こちらの方が分かりやすくギターを引く時のピックの形をしている.
恐らく両種とも同属だと思うが同定はまだ出来ていない.
駆除に関しては少し考えてみようと思う.
2009 .12.14
マダガスカルゴキブリ類に寄生するダニ その2
沢山寄生しているのは分かった.
では,ゴキブリ1匹に何匹寄生しているか?
気になったので調べてみた.
と言っても各1個体だけだが.
方法は70%エタノールを洗瓶にて吹きかけ洗い流す.
面白いようにダニがはがれて落ちてくる.
結果は
Elliptorhina chopardi (Lefeuvre) には73匹
Gromphadorhina oblongonota には39匹
結構寄生している.
ここで気が付いたのだが,本種のような小型マダゴキに付いているダニと,
Gromphadorhina oblongonotaのような大型種に付いているダニと大きさが違う.
右の大きい2匹はGromphadorhina oblongonota.
左の小さい2匹はElliptorhina chopardi (Lefeuvre)
どれもMAXの個体の比較である.
それぞれの拡大.
大きいダニ背面.
腹面.
小さいダニ背面.
同じく腹面.