ゴキブログ一覧
2016 .2.18
おがさわら丸
Ogasawara Maru
小笠原に向かっています.
おが丸もこの夏に引退し,新造船にバトンタッチします.
次回乗るときは,24時間で到着する予定です.
今まで撮ったことのなかった場所も記念に撮りました.
トイレ.
近年はウォシュレットになり,快適になりました.
ただ,座面の高さが若干高い.
海外からの観光客用ではないかと思うのだが,確認したことはない.
室内.
煙突.
食堂.
補修を重ねた外灯.
味があります.
2016 .2.17
BN
BN
ビデオの撮影でドブネズミ役を演じてもらいました.
はじめてみる下界に遁走するかと警戒しましたが,何のことはないラットでした.
しかし,中々の演技力だと思います.
おっと.
逃げたフリ.
2016 .2.16
スズキゴキブリの終齢幼虫
Last instar larva of the Periplaneta suzukii
腹端に尾突起があるので♂ですね.
こちら不明.
幼虫の特徴として,体色は全体が明るい茶色をしており,腹短部が濃茶褐色となる.
スズキゴキブリが生息する地域で,間違えやすいのがキチャバネゴキブリの幼虫.
こちらは,体色が黄色となり,腹端部の濃い色は発現しない.
2016 .2.15
脱毛ネズミのその後
The hair less roof rat afterwards
粘着シートからの生還の道は長い.
約半月後.
約一月後.
こちらは,後は毛が生えてくるのを待つだけ.
雌だったので,妊娠していれば一気に子供が取れたのだが,その様子はなかった.
2016 .2.12
ウルシゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding case of the Periplaneta japanna
野外種にしては丈夫で飼い易い.
しかし,大型で熱帯種なので成長が早い.
成虫寿命も短い気がする.
そのため,あっという間に死骸の山.
また,過去の苦い経験で,イエゴキブリで起きた幼虫死亡多発状態が本種でも確認され,一度死滅したことがあった.
そのため,数のコントロールと,清掃はワモンなどに比べると気を使っている.
元気個体の引越し.
完成.
漆黒の幼虫.
2016 .2.10
Eurycotis opaca 復調
Recovery of the Eurycotis opaca
最後の1ペアから何とか幼虫が出て成長してきました.
どうやらこれがEurycotis opaca のようです.
2016 .2.9
Elliptorhina davidi不調
Bad condition of the Elliptorhina davidi
他のマダガスカル産ゴキブリは,全て順調に増えているが,本種だけは低数維持.
いろいろやってはいる様子.
産んでいないかといえばそうではなく,このように幼虫もいる.
皆さんのトコではいかがでしょう.
2016 .2.8
都市有害生物管理学会
The 37th Society of Urban Pest Management, Japan meeting
先週末,慶應義塾大学にて年次大会が開催され参加してきた.
あいにく写真を撮り忘れたので,私の発表したネッタイトコジラミの話でも.
巷で問題になっているトコジラミは,いまや珍しい生き物ではなくなっている.
それに近い種で,形態が良く似たネッタイトコジラミCimex hemipterusという種がいる.
写真左.
右2個体はトコジラミ.
この種は,熱帯地方に多く見られ,日本国内では南西諸島に生息するとされている.
しかし,日本におけるネッタイトコジラミの記録はほとんど存在しない.
そこで,沖縄県で捕獲されたトコジラミを調べたら,ネッタイトコジラミが含まれていた.
見分ける違いは前胸背板の形態.
これはネッタイトコジラミだが,前胸背板の側縁が広がりがない.
それに比べ,このトコジラミは,薄く広がっている.
それと,側縁の立毛がネッタイは立っているが,トコは寝ているのが特徴.
2016 .2.8
都市有害生物管理学会
The 37th Society of Urban Pest Management, Japan meeting
先週末,慶應義塾大学にて年次大会が開催され参加してきた.
あいにく写真を撮り忘れたので,私の発表したネッタイトコジラミの話でも.
巷で問題になっているトコジラミは,いまや珍しい生き物ではなくなっている.
それに近い種で,形態が良く似たネッタイトコジラミCimex hemipterusという種がいる.
写真左.
右2個体はトコジラミ.
この種は,熱帯地方に多く見られ,日本国内では南西諸島に生息するとされている.
しかし,日本におけるネッタイトコジラミの記録はほとんど存在しない.
そこで,沖縄県で捕獲されたトコジラミを調べたら,ネッタイトコジラミが含まれていた.
見分ける違いは前胸背板の形態.
これはネッタイトコジラミだが,前胸背板の側縁が広がりがない.
それに比べ,このトコジラミは,薄く広がっている.
それと,側縁の立毛がネッタイは立っているが,トコは寝ているのが特徴.
2016 .2.5
フタテンコバネゴキブリ
Lobopterella dimidiatipes
二点小羽とは良くつけたもので,形態を良く表している.
シェルターの隙間に積もっていた卵鞘.
現在はこのように野外種とは思えない仕様で飼育しているためか,シェルター内に干乾びた卵鞘がびっしり詰っている.
2016 .2.4
ネバダオオシロアリ床換え3
Cleaning of the breeding case of a Zootermopsis nevadensis 2
約2年ぶりに床換えをした.
2年も経てば材も食べられてボロボロになっていると思ったが,垂木などは芯が残っており,表面から削りながら食べているような状態.
最もよく食べられていたのはクワガタ産卵木の広葉樹.
これは中がスカスカになっていた.
ケースの底は糞の山となっており,その中に営巣していることはなかった.
新しい材を入れ終了.
しばらくはざわつくだろうが,そのうち落ち着くだろう.
残念ながら女王は発見できなかった.
2016 .2.3
ネズミ剝がし
Tear off a rat
久しぶりに再開した.
粘着シートに捕獲されるクマネズミは生後1ヶ月以内の幼獣が圧倒的に多い.
この個体もそう.
剥がして1週間ほどでこのように毛が抜けてくる.
ポリブデンの絡まった毛を指で除去しているところ.
この時期,この姿は寒そうである.
2016 .2.2
Cosmozosteria sp.
Cosmozosteria sp.
だいぶ前に関東某所にて捕獲されたゴキブリ.
当時は,何者なのか全くわからなかったが,やっと少しわかってきた.
このグループは,オーストラリアに生息する.
大型で,翅のない綺麗なグループである.
2016 .2.1
クロゴキブリの白色眼突然変異体
White-Eyed Mutant in Periplaneta fuliginosa
奈良県でE藤君が捕獲した白色眼雌成虫1個体より得られたF2.
2014年12月4日のブログで紹介したが,その孫に当たる.
約1年チョイでここまできた.
まだ,1齢幼虫なので肉眼では確認できなかったが,撮影後引き伸ばすと複眼が白っぽい.
3個体写っているが,右と上の個体は左に比べ白いことが確認できる.
これからまた白色眼を選抜して繁殖させどうなるか.
楽しみは続く.
2016 .1.29
マダラゴキブリのケース分け
Increase of the breeding cases of the Rhabdoblatta guttigera
おかげさまで大増殖.
しかし,WF1.
このあとの世代が増えない事は良くわかっている.
そこで,二つに分ける.
真ん中に元ケースを置き,両脇の2ヶに分ける.
中は,水浴タッパー必須.
水に浸かっている個体は,枝ごと移動.
1齢幼虫もすべて拾う.
すべて移し終えて必要な器具を設置.
最後,落ち葉を入れて完成.
2016 .1.28
桜木町の路上採集ワモン幼虫ペア羽化
Larva 1pair of the Periplaneta americana collected on a street of Sakuragicho emerged
昨年,11月に採集された幼虫が羽化した.
これもK田君の採集個体.
ちゃんと雌雄1個体ずつ捕まえてくれる.
路上に落ちているワモン幼虫の雌雄くらいなら,彼は至極簡単に見分けられる
♂.
少し前に羽化.
バランスが取れた綺麗な個体.
触覚の伸びも申し分ない.
♀.
こちらはまだ真っ白.
体格がよく,立派な♀.
さあ,沢山卵鞘を産んでね.
2016 .1.27
オガサワラゴキブリ並んで飲水
Pycnoscelus indicus which line up and drink water
水を切らしていた.
給水し,例の橋を渡すと早速飲みに来ていたが,見事に整列した.
はじめて見た.
アフリカなどの野生動物の飲水を思い出した.
飲みに集まっているのは皆♂.
2016 .1.26
給水容器への橋渡し
Building to a water cup
Paratemnopteryx collonianaです.
本属は,ほとんどがオーストラリアに産しています.
オーストラリアの生き虫が国外に出るのは珍しいですが,本種はニュージーランドにもいる様なので,こうして外に出ているのでしょう.
水容器の話ですが,私が使っているものは高さがあります.
小型幼虫が上りにくいことに気が付き,現在このような橋を入れております.
結構評判良く,入れるとすぐにわたり始めます.
2016 .1.25
1月のハエトリ
The Jumping spider which appeared in January
たぶんアダンソン
この寒い時期に活動していた.
事務所内も,若干のネズミやゴキブリが飼育されているため,加温しているが,餌はいないと思う.
逃げなければ,また餌をあげようと思ったが,元気に机の奥へ消えていった.
2016 .1.22
TOYBLATTODEA
TOYBLATTODEA
集めてみました.
こうして見ると,グループごとに分類できそうな気がしてきた.
これだけなら検索表も簡単に出来そうだ.
こちらの写真.
全部のゴキは集合出来てないので,近々すべて集合させて,分類してみようかと思う.
ちなみに,おもちゃはラテン語でCrepundia と言うそうで,するとCREPUNDIABLATTODEA が適正のようですが,少し考えます.
2016 .1.21
トイレ虫
Toilet Bug
腹面に吸盤がついており,トイレの便器につけて驚かす.
確かに,開けてこいつが出てきたら驚くだろう.
背面より.
このタイプは過去に見たことがあるので,探してみると磁石で貼り付ける物と良く似ている.
しかし,前胸背板の紋が無いので明らかに新種(違う型)だ.
その他にも,触角の長さ,体形等様々な箇所が違っている.
腹面.
頼りなさそうな吸盤がついているが,貼り付けて見ると,結構強力.
これはいい.
ちなみに,こちらも娘にもらいました.
どこで買ったか聞き忘れました.
2016 .1.20
ヨツモンマメゾウムシの床換え
Cleaning of the breeding case of the Callosobruchus maculatus.
タイミングを逃すとこんな状態になる.
生き残っている虫体も30いない.
生き虫だけ移す.
こうして,被害にあった小豆と新鮮なものを比べると,いかに重要な害虫であるか良くわかる.
これだけいれば十分累代できる.
2016 .1.19
マダラゴキブリのF1幼虫
Larvae of the Rhabdoblatta guttigera
F1幼虫は本当に丈夫ですね.
これがF2になると,こうならなくなる.
餌が問題なんでしょうが,難しいですね.
2016 .1.18
Elliptorhina davidi 胸部変形
Chest deformation of the Elliptorhina davidi
胸部がずれるのは始めて見た.
翅が生えない種だからこれまでだが,翅が生える種だったらどうなっていただろう.
2016 .1.15
Rhabdoblatta sp. 最後の1ペア
One pair of the last of the Rhabdoblatta sp.
タイ産の♂.
本種,たぶんマダラゴキブリ属.
この1ペア残すのみ.
タイミングよく,両方とも成虫になったから良かった.
本種も乾燥等の管理不手際で,こんな状態.
国外の本属は丈夫ですが,やばい状況に変わりない.
2016 .1.14
シナゴキブリもダニ発生
To a breeding case of the Eupolyphaga sinensis, a mite occurred.
まだまだダニの発生が見つかります.
今度は,シナゴキブリ.
不幸か幸いか,前回の繁殖で失敗し,全滅を覚悟していたが,何とか生き残った.
この数だと卵鞘が2個ほど孵化したのだろう.
数が少ないと拾うのも簡単.
さらに,卵鞘が孵化していないので,初令幼虫もいない.
今の段階が拾うにはもってこい.
で,床敷き全交換実施.
ちょうど,産卵している個体もいるので,卵鞘も全数チェック.
まず,10cm程の高さから机の上に落とし,詰まった音のするものだけ除く.
その次に,顕微鏡かで生きているか確認.
本当の生死はわからないが,ダメなものはこのように接合線が壊れている.
バラスとこのようにダニがいる.
写真に写っているのは,今回の徘徊性ダニではなく,たまに大発生して体表に付着するタイプだと思うが,除けるものは除く.
最近,ダニの再発が少なくなってきているが,冬は繁殖力が弱まっていると思うので,最終的な根絶宣言は,5月頃になりそうだ.
2016 .1.14
シナゴキブリもダニ発生
To a breeding case of the Eupolyphaga sinensis, a mite occurred.
まだまだダニの発生が見つかります.
今度は,シナゴキブリ.
不幸か幸いか,前回の繁殖で失敗し,全滅を覚悟していたが,何とか生き残った.
この数だと卵鞘が2個ほど孵化したのだろう.
数が少ないと拾うのも簡単.
さらに,卵鞘が孵化していないので,初令幼虫もいない.
今の段階が拾うにはもってこい.
で,床敷き全交換実施.
ちょうど,産卵している個体もいるので,卵鞘も全数チェック.
まず,10cm程の高さから机の上に落とし,詰まった音のするものだけ除く.
その次に,顕微鏡かで生きているか確認.
本当の生死はわからないが,ダメなものはこのように接合線が壊れている.
バラスとこのようにダニがいる.
写真に写っているのは,今回の徘徊性ダニではなく,たまに大発生して体表に付着するタイプだと思うが,除けるものは除く.
最近,ダニの再発が少なくなってきているが,冬は繁殖力が弱まっていると思うので,最終的な根絶宣言は,5月頃になりそうだ.
2016 .1.13
粘菌も活動開始
Activity start of a slime mold
こいつは別に活動始めなくても良いのだが,この色あまりにも綺麗すぎる.
でも,後を考え写真だけとって拭き取り.
すぐに出て来るのだが・・.
2016 .1.12
ムカデ動き出す
Activity start of the centipede
篭りから出たものの,活動しない.
室内は20℃を切らないはずだが,この程度では低いのかもしれない.
が,久しぶりに生きているのを確認.
餌もほとんど食べないから心配になるが,今のところ2匹とも生きている.
写真のサイズ,少し大きすぎたので少し戻します.
2016 .1.8
落ち葉の管理
Killing insects of fallen leaves
正月に採集してきた落ち葉の雑虫処理中.
大体1分くらいで熱々になる.
その後,通気口の開いた,ケースに入れ,室温の高い棚上で保存.
この量で,2年程度十分使える.
こちらが採集した山.
栗も落ちていたので,野鼠の餌様に採集.
久しぶりに山歩きをしましたが,楽しいですね.
こちらはトチの実.
子供の頃,秋になると拾ってきて,穴を開け,中をくりぬき,トチ笛を作り遊びました.
こんな事を懐かしむようになるとは.
少し歳をとりすぎたかな.
今回,写真を大きくしてみました.
問題なければ,今後このサイズに変えます.