ゴキブログ一覧
2018 .4.4
弱肉強食
Survival of the fittest
新人研修で研修所に行ってきました.
気温も上がり,シロアリ群飛のシーズンです.
そんなわけで,いかにもいそうな木片をひっくり返すと.
予想通りシロアリがいました.
ヤマトシロアリです.
しかも,ニンフが混ざっています.
とよく見ると,アリがニンフを引きずって持ち帰ろうとしています.
さすがに,シロアリも抵抗して一歩も引かず.
そこに,なぞのカメムシ出現.
しかし,ただの通りすがり.
講義が始まるので状態元に戻し撤収.
自然界は厳しい.
2018 .4.3
ネバダオオシロアリそろそろ床換え
Exchange the breeding cage of the Zootermopsis nevadensis soon
糞が下の方に大量にたまってきた.
翅アリも出すぎることだし,次回ケージの交換を予定することにする.
2018 .4.2
共食い
Cannibalism
その後,♀も来たので♂と同居させたが,食べられた.
良く考えればわかる事であった.
♂♀だから何となく容認していた.
今は♂のみ.
2018 .3.30
ヨロイモグラゴキブリ菌床その後
After the Mycelium block
齧って角が丸くなっています.
しかし,乾燥すると興味なさそう.
ユウカリは殆ど消滅.
やはり,ユウカリが優れている.
もう4月です.
桜もきれいに咲いています.
ゴキブリシーズン到来ですよ~.
2018 .3.29
Corydidarum magnifica 日光浴
Corydidarum magnifica sunbathing
日光浴をするというが,するのはこの1匹のみ.
2018 .3.28
リュウキュウクチキゴキブリ床換え後
After cleaning of the breeding case of the Salganea taiwanensis ryukyuanus
これがいつの間にか観察できなくなる.
最初だけだが飼育している実感がつかめる時.
2018 .3.27
2018年ハエトリグモ
Jumping spider 2018
痩せたアダンソンが机に遊びきた.
いつもなら,小型のゴキブリを与えるが,ここのところ忙しく,余裕がなかったので,トビムシ繁殖ケースに投入した.
トビムシは昆虫ではないが,食べるんですね.
せっかくなんでしばらく,この中に放置し様子を見る.
2018 .3.26
キスジゴキブリの床換え
Cleaning of the breeding case of the Symploce Striata striata
今のところ順調に飼育できている.
死骸がまったくない.
小プラケでは手狭になったので,中プラケにランクアップ.
F1発生が楽しみである.
2018 .3.23
コマダラゴキブリ羽化
Emergence of a Rhabdoblatta formosana
ヤエヤママダラゴキブリだと思ったら,コマダラゴキブリでした.
雌雄もそろっており,約4年ぶりのリベンジ.
F2に向け,今から作戦を練る.
こういったことが楽しいんだろうな.
2018 .3.22
Hemithyrsocera histrio 産卵
Spawning eggs of Hemithyrsocera histrio
祝.
やっと産卵が確認できた.
後は,本種が未交尾で産卵できるかどうか?
♂はいると思うので,孵化すると思うのだが.
ということで,たまたまWestvleterenを頂いたU田さんから今度はNeuhausを頂き,いつ飲もうか迷っていたWestvleterenを頂いた.
ビールは,地ビールのイメージがあったが,マイルドで甘みがあり苦味もある.
お世辞ではなく,「美味しい」味でした.
チョコレートもひとつひとつ小さい中に,いろんな具が入っており,大変美味でした.
2018 .3.20
単為生殖F9成虫
Adult of Parthenogenetic Periplaneta americana F9
孵化後約220日.
良い前胸背板です.
果たしていくつまでいくのやら.
2018 .3.19
コガネキヌカラカサタケ
Leucocoprinus birnbaumii
シロアリの飼育箱.
約一週間ぶりに様子を見ると見事なキノコが生えている.
調べると,「コガネキヌカラカサタケ」のようだ.
私の第一印象は「毒キノコ」なので,食うことは考えたことなかったが,今回調べると「毒キノコ」の記事は見当たらない.
逆に,「うまい」とまである.
食って見るべきか.
未知なるキノコと,ゴキブリのどちらが食べて(加熱します)安全か考えると,ゴキブリのほうが安心して食べれそうだ.
2018 .3.16
小笠原書き忘れ
Things I forgot to write
父島で見ることができるハカラメ(セイロンベンケイソウ)類は何種類あるでしょうか?
私は,2種だと思っていましたが,ビジターセンターで聞いたところ3種あるとのこと.
早速教わった場所に行ったら,簡単に見つかりました.
こちら.
茎の先端の葉に新芽が並んでいます.
ネットで調べると「シコロベンケイソウ」に似ています.
こちらは父島のどこにでも生えている種.
「セイロンベンケイソウ」
そしてもうひとつがこちら.
葉が長く,新芽は出すが沢山は出さない種.
二見港のそばの岩肌でのみ見ることができます(本当はまだあると思いますが私はここしか知らない).
で,過去のこの場所の写真を探して拡大したらビックリ.
上記2種のほかに,「キンチョウ」という細い葉の種も写っている.
この場所に行けば4種のハカラメsp. が見れることがわかりました.
もうひとつ.
この穴はなんだろうと考えていました.
人工的に開いた穴にしては,穴の中に蝋状の物質が付着している.
もしかしてと思い,クマバチの生態を見ると,どうもそれに近い.
今の私的な結論から行くと,オガサワラクマバチの営巣痕ではないかと思う.
いまだに驚きあふれる小笠原諸島です.
2018 .3.15
船中
On the ship
小笠原は片道24時間を必要としますが,いつも長いと感じたことはない.
遠ざかる小笠原諸島を眺めたり.
PC持ってくると仕事がはかどる.
外に出ると鳥や夕日が見れる.
今回は最後のひとかけらまで見ることができました.
2018 .3.14
父島最終日
Chichijima last day
小笠原のゴキブリはほとんど捕ってしまったので,写真もとる機会が減ってしまっている.
和名に小笠原とついているので,これ抜きには帰れない.
この写真からもわかるように,明るい場所は嫌いなのだが,頭を隠すととりあえずホッとするのか,動きを止める.
幼虫も同じ.
やっと活発になってきたグリーンアノール.
2018 .3.12
3月の父島
Chichijima in March
父島です.
NPOの研修ほかで来ています.
航海中船もさほど揺れず,島の天気も上々です.
気温は朝夕が幾分寒いです.
見かける動物も真夏に比べると少ないですね.
最近,注目しているのがプラナリア.
石をひっくり返すと見つかります.
ヒモムシ.
プラナリアではないですがナメクジ.
アシヒダナメクジ.
ひとつの石の裏に,ひしめいていました.
2018 .3.8
Polyphaga aegyptica
Polyphaga aegyptica
私の手元にあるアルメニア産 Polyphaga sp. はどうもアルメニアで採集された本種だったようです.
sp. というのはどうも気持ち悪く,これですっきりとしました.
で,これが良く増えちょうど孵化の終盤のようなので,床換えしました.
木片を入れたのですが,湿度を保つのに良いのかも知れません.
幼虫も多様なサイズが混ざってきました.
卵鞘もまだ孵化しそうな物があったので分けて保管.
床換え後.
Corydiidae科は,飼育していても臭気はまったくなく,触っても変な液を出すこともなく,ゴキブリの中でももっともゴキブリらしくないグループだと思います.
2018 .3.7
インタック
intac
ネットオークションでたまたま見つけたので即買いした.
ローテルは有名だが,インタックはまったく知らなかった.
パッケージもなかなか良い感じ.
ネットで調べてもあまり情報がないが,ローテルと同時期に販売されていたようだ.
入り口の仕掛けはローテルとよく似ている.
ローテルは入り口が4方向.
インテックは2方向.
壁沿いに設置するのであれば,インテックのほうが捕れそうだが.
比較してみたいが,汚すのがもったいない.
裏面.
価格は当時で390円.
2018 .3.6
ネバダオオシロアリの幼虫
Nymphs of the Zootermopsis nevadensis
1/13日に飛んだ翅アリを詰め込んだカップたち.
この内の1カップで幼虫が発生していた.
約2ヶ月.
前回同様の飼育をしたときは,全てマットに潜ったが,今回は4カップ全て潜らずに地表を徘徊しており,数も日に日に少なくなっていたので,ダメだろうと思っていた.
2018 .3.5
ヤエヤマオオゴキブリ幼虫
Nymphs of the Panesthia angustipennis yayeyamensis
リュウキュウクチキゴキブリに続き約半年ぶりの生存確認.
ちゃんと生きているが.
いつかは役に立つ日が来ると信じている.
2018 .3.2
西表の幼虫
Nymph collected in Iriomote Island
ヤエヤママダラゴキブリとともに頂いた幼虫.
スズキゴキブリの幼虫かと思ったが,なんか違う.
腹端部をみれば見当はつくと思うが,1個体しかおらず,本土到着したばかりで痩せているように見えたのでそのまま飼育している.
飼育すればするほど,スズキとは動きが違う.
たえずピレスロイドにフラッシュアウトされた時のような動きをしている.
オオモリゴキブリの幼虫か?
今のうちに,写真撮っておこうと思うが,本当にジッとしていない.
2018 .3.1
マダラサソリに給水
Water supply to Isometrus maculatus
今日から3月.
年をとると季節の移り変わりが速いです.
いつもはシェルターの下に隠れていて,活動する姿を見ることは少ないが,水を散布してしばらくすると,突然シェルターの表面に出てきて走り回り始める.
静止している個体はなく,水を飲んでいるようにも見えない.
なんか,雨を喜んでいるように見える.
2018 .2.28
アマミモリゴキブリの幼虫
Nymphs of Episymploce amamiensis
フラッシュが写り込んでわかり難いがキスジとよく似ている.
これらが混生している場所では,見分けが難しそうだ.
2018 .2.27
ウシカメムシの啓蟄
Keichitsu (awakening of insects) of Alcimocoris japonensis
今年の啓蟄は3月6日.あと1週間ほど.
ぴたりと動く事はないはずなので,見逃さないようにと,毎日観察していたのですが,ついに昨日,日中動き始めました.
しかし,夕方はいつもの場所で就寝.
今日,会議室で打ち合わせをしていると,ついに飛んだり,壁をうろつき始めたため,窓を開け葉の上においてやると10分後にはいなくなっていました.
結局雌雄は確認できませんでしたが,無事旅立ってよかったと思います.
少し寂しいですが.
2018 .2.26
クロゴキブリ幼虫
Nymphs of Periplaneta fuliginosa
昨晩のこと.
動物飼育室の,いつもクロゴキが出る階段踊り場.
勢いあまって出てきたが,外気で体温下がり凍死寸前?
仰天し,緩やかに動いてはいるが,起き上がる力はなさそう.
何が初見だかわからなくなってきた.
吹くと起き上がったのでそのまま放置.
今朝見たら,いなくなっていたので,来た道を戻ったのだろうか?
2018 .2.23
キスジゴキブリ幼虫
Nymphs of Symploce Striata striata
まだ野外品かF1なので元気そのもの.
室内では気温の低い場所においているが,すでに成虫が出ている.
モリゴキブリ属の幼虫は各種よく似ていて,細部の形態を観察しないと同定は無理だろう.
これらは,終齢に近い幼虫.
2018 .2.22
西表島のお土産
Souvenir from Iriomote Island
同じ建物のK島君よりヤエヤママダラゴキブリの幼虫をもらった.
この時期でも沢山取れるようだ.
最近,マダラゴキブリ類の累代はことごとく失敗しているので,気合のセットを組んだ
(といっても基本は何も変わっていない).
2018 .2.21
シマヘビ脱皮
A Elaphe quadrivirgata shed off the skin for the 12th
前回1月10日.
今回は早かった.
綺麗にむけているが,どうして糞を水容器にするのだろう.
目.
容器を洗っている間,逃げ回るので,ポケットに入れたら相当居心地よかったのか,おとなしくなった.
もともと狭い所が好きなのだろうが,ちょっと驚き.
2018 .2.20
菌糸ブロック
Mycelium block
シロアリ飼育土壌に発生した黄色い菌糸と,ホラアナゴキブリ埋設木製シェルターに発生した濃緑カビ駆逐できるか試しに購入.
ついでに,ヨロイモグラにも与えてみる.
確か,昔食べた記憶があるのだが.
2018 .2.19
リュウキュウクチキゴキブリ
Salganea taiwanensis ryukyuanus
約半年ぶりのご対面.
活動していることはケージの横から見てわかっていたが,姿を見るのは床換えの時だけになっている.
今回も,朽木は半分残っている.
餌木追加の目的だけ考えるなら,1年に1回でもよさそうである.