ゴキブログ一覧
2024 .3.21
シロアリケージのキチャバネゴキブリ
Centrocolumna japonica in termite breeding containers
大きな変化がありました.
給水容器に成虫死骸.
翅が伸び切っていませんが雄成虫です.
これが最後かと思い,思い切って木材を移動させました.
少なくとも成虫4匹発見.
1年以上かけて羽化してます.
諦めていましたが,最後まで飼育します.
2024 .3.19
単為発生ワモンゴキブリF15続々羽化
Pparthenogenetic Periplaneta americana F15 hatching one after another
15代目です.
成虫が発生する一方まだ孵化している段階のF15もいます.
さらに孵化する前の卵鞘もいます.
ここまで日が離れると,どこかで切らないといけないですが,孵化率が悪いのでどうしても予備的に残すことになります.
2024 .3.18
Therea regularis♀死亡
Female Therea regularis death
4匹残ったうちの雌成虫が死亡しました.
マットの上でもひっくり返って死亡するんですね.
後は雄成虫1.
雄幼虫1.
雌幼虫1.
卵鞘は2個回収しました.
良い形です.
雌は鮮度も良かったので標本にしました.
飼育していると,いつでもできると思いまともな標本が無いこと多いです.
2024 .3.15
春の到来
The coming of spring
本社近くの緑地帯に今年もつくしが出てきました.
龍ヶ崎はというと.
つくしはまだ.
色が茶色ですから都会に比べると寒いことが分かりますね.
しかし,虫たちは動き出しているようで寒い北面の壁に張り付いていました.
見たことある幼虫ですが,ヨトウガかな?
室内にも初めてのハエトリ.
しかし,浅草で見慣れたアダンソンではなくミスジハエトリのようです.
どの程度環境の変化があるのか今後楽しみです.
2024 .3.14
Eurycotis floridana
Eurycotis floridana
アメリカではたまに家屋内に浸入することで害虫扱いされています.
翅は小さいけど巨大で黒光するのでクロゴキブリより目立つでしょうね.
ただし動きはクロゴキブリより遅いので捕獲は容易かと思います.
ハンドリングもしやすいですが,以前餌を切らしたとき,手に登ってきて皮膚齧られました.
痛かったです.
恐ろしや.
掃除終わり.
2024 .3.13
Polyphaga saussutei 幼虫
Polyphaga saussutei nymphs
普段はヤシガラの下に潜っていますが,水をかけると見る見る這い出してきます.
野生でもそうなんでしょうか.
そうであれば採集は楽ですね.
2024 .3.12
植物
Plants
啓蟄も過ぎ春近し.
室内で栽培していても,冬は成長遅かったです.
しかし,このところ新芽が日々成長しているのが分かるようになりました.
プルメリア.
赤い花と聞いていましたが白でした.
コーヒー.
だいぶ大きくなりました.
葉は枯れるとゴキブリのシェルターになります.
ランタナ.
実験に使用します.
ドラセナ.
幸福の木です.
あまり利用価値ないのですが,副名のせいか処分できず応接ブースに置いています.,
オオタニワタリ.
シダ植物好きです.
むかし,アノールの産卵実験に使いましたね.
ココア.
母島では本格的な栽培がおこなわれ,収穫されています.
モモタマナ.
良いお歳になってきていると思います.
植え替えしていないので成長スピード遅いです.
シェルターや餌ですね.
最後.
蒔いて約半年.
まだ発芽しない樹.
出たら紹介します.
2024 .3.11
龍ヶ崎の動物
Animals inhabiting Ryugasaki
鳥の死骸を発見以降,センサーカメラを仕掛けてみました.
いるいる.
ビックリ.
まずはこちら.
タヌキ.ではなくアライグマ.
2頭いつも一緒に行動しているのでペアでしょう.
5月くらいになると子供も見れるかもしれません.
ノウサギ.
ウサギなんて子供の頃スキーに行ってリフト載っているときに見て以来.
驚きというか感動します.
そして多分イタチ.
すごいね.
1週間で3種類見つかりました.
一体何を食べているのでしょうか?
もうしばらくカメラ設置して,珍しい物いたら紹介します.
こちらは多分タヌキ.
ノネコ.
2024 .3.8
Eucorydia forceps 2匹
Two Eucorydia forceps emergence
やっと2成虫となりました.
一つ目.
二つ目.
同じに見える.
変に触ると何が起きるかわからないのではなれて観察してます.
まだ幼虫は数匹いると思うので何とかつないでもらいたいものです.
2024 .3.7
スズキゴキブリ分散飼育
Periplaneta suzukii breeding cage expansion
何気ない静かな様子ですが.
やはりWF1は普通に増えていきます.
♀成虫3匹で幼虫が大量に産まれました.
さすがに産卵は厳しいでしょうがまだ生きています.
こちらは10年以上つぎ足しで作っている秘伝の土.
これを産卵床と雑餌として使います.
移すのはこれくらい.
本当は各ケージ多くて5匹程度が良さそうだが,アカズミゴキブリも多くなっており,場所がない.
2ケージ目完成.
これでしばらく様子見でしょうか.
2024 .3.6
トビイロゴキブリ
Periplaneta brunnea
床替えしました.
こちらは空ケースですが,見てのとおり死骸は成虫だけ.
殺菌消毒してからは幼虫死が全くなくなりました.
イエゴキの孵化率低下もこれで解決できるかも.
今の幼虫が産卵はじめたらやってみようと思います.
2024 .3.5
イエゴキブリ
Neostylopyga rhombifolia
イエゴキブリがどうも苦手.
プラケに入っている連中も,何とか幼虫が出て息をつないでいるが心もとない.
こちらにも,集めた卵鞘から孵化した幼虫が20匹程度いるので良いのだが,ワモンゴキブリのように安泰ではない状態です.
小さいのでシェルターに入っており姿がなかなか見れないが,この触角が元気な証拠.
横から見るとこうなっているのだが,触角を外に出し,周りの不審者や食べ物の近寄りを探っています.
便利な触角です.
2024 .3.4
啓蟄前日
day before the “awakening of insects”
だいぶ日差しが強くなってきましたね.
明日は啓蟄.
ここは敷地が広いので,探せばいろいろな生物がいそうです.
まずはつくしでしょうか.
と思ったのですが鳥の羽でした.
何者かに食べられています.
鳥は分からないので,当社の鳥先生に聞くとヒヨドリではないかとのことでした.
では,何者がこれを食べたのか?
ネコなど見たことないですし,流行りのアライグマ・ハクビシン?
今度センサーカメラ仕掛けてみます.
2024 .3.1
KGB縮む
KGB shrink
気が付いたら少し水苔が乾いていた.
慌てて水を撒き生きているか確認してホッ.
それにしてもずいぶんと縮んでしまった.
餌のカタツムリはまだ残っており,食欲もなさそう.
ここに来て丸1年経過し,昨年は3月に産卵したが,この大きさでは無理そうだ.
いずれにせよ,産卵時期が終わるまでにもう少し大きくしないとね.
2024 .2.29
オオクロゴキブリ
Periplaneta banksi
一生懸命やっているのだが,どこかで躓く.
ほとんど成虫のみ.
少し卵鞘が孵化してきているのでまだ少し余裕だが,中間の大きさの幼虫が気が付くといなくなる.
イエゴキブリの衰退時と似ていますね.
卵鞘は沢山あるのですが孵化しない.
他にはアカズミゴキブリやArchiblatta hoeveniiなどもそれですね.
ただ,この種に関しては問題なく累代している人もいるようなので私の問題かもしれませんが.
2024 .2.28
オキナワチャバネゴキブリ飛翔
Blattella asahinai flying
ゴキブリが飛ぶ姿は,写真で見せるのは困難だったが,動画なら簡単だった.
床替え前.
床替え直前.
これだけ飛ぶのでサッサとやらないと飛ぶ飛ぶ.
終了.
2024 .2.27
ケースの欠損
Cracked container
ヒメクロゴキブリケースの様子.
汚いなくなったなーと眺めていて気が付いた.
外に出ている.
この欠けたケースは前からあったが防虫シートを挟んでいれば問題なかったはず.
しかし,よく考えるとそれはワモンなど大型の種に使っていたから問題がなくて,ヒメクロだから問題になったと思われる.
なんでも大事に使うのは良いことだが,それとこれは別問題ですね.
反省ついでに床替えしました.
2024 .2.26
マデーラタワー無くなる
Madera Tower will be lost
約一か月前のタワー(赤矢印).
現状.
密度が高くなると壊されますね.
あれだけ大きな体ですから仕方なし.
少数飼育すれば作れると思うが,毎日の観察と取り上げのタイミングが難しそう.
2024 .2.22
木チップ効果
Effects of wood chips
Princisia vanwaerebekiです(水容器は除いてあります).
昨年末の床替えの時に,若齢幼虫の死亡が目立ったのでこの木チップを投入しました.
若齢幼虫もチップの下で動き回っています.
シェルター内にも奥が見えないほど入っています.
昔はもっぱらヤシガラでしたが,マダゴキ系にはこのくらい大きめのチップが良いかもしれません.
2024 .2.21
トウヨウゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Blatta orientalis
9月より水と餌しか補充していませんでした.
海外では結構身近なゴキブリのようですが,日本では本当に報告がないです.
跗節の滑り止めが小さいので,約半年たっても炭カルは削れません.
それもあり,床替え間隔が伸びる傾向にあります.
トルキスタンゴキブリも同じです.
2024 .2.20
アメリカザリガニ脱皮
Red swamp crayfish molted.
脱皮しました.
上から.すぐ殻を食べるかと思いましたが直後でしょうか,まだ残っています.
今まで少しくすんだ赤だったのですが,マッカカとなりました.
実は私,アメリカザリガニは野外で一度も捕ったことなかったです.
長野は寒く,今は分かりませんが子供の頃はいませんでした.
憧れの生き物なんです.
それが今では特定外来生物に指定されてしまいました.
確かに,本種が池などに入るとヘドロ池に変貌させるほど立ち悪いですね.
と言う分けで,脱皮など興味津々.
早速取り上げ観察.
見事に抜けるもんですね.
組み合わせるともう一匹いるかのような状態.
裏.
まあ,ゴキブリもあの長い触角をスーっと抜くので同じなんでしょうが...
脱皮って素晴らしいですね.
本種は飼育しても良いですが,逃がすのはダメですよ.
寿命は5年程度らしいので,一度飼育はじめたら最後まで飼育しましょう.
それと,ペアで飼育したくなりますが,増え方ハンパないのでペア買いはやめましょう.
2024 .2.19
飼育資材
Breeding Materials
落ち葉が手近な保管容器から無くなったので,ストック容器から移した.
いろんな素材をストックしているが,これは枯葉容器.
ヤシ系の葉が忘れ去られて入っていた.
これらは,水容器とシェルターとの橋渡しや,ウスヒラタは結構好むようです.
それと,葉と違い丸まらないのでゴミを落ちしやすいところが良いです.
短く切って,手近保管容器に収納します.
この大ストック箱は,野外からとってきた葉を入れ,完全乾燥させつつ雑虫処理も目的としています.
2024 .2.16
アカズミゴキブリ卵鞘
Oothecae of Periplaneta kijimuna
採卵から40日以上経過したので生息を確認した.
どの卵鞘も中は空洞っぽく,結局このケースの中の卵鞘は1個も孵化しなかったようだ.
なんとなく,今までの経験から予測していたが,これだけあって(100個以上はあると思う)1個も孵化しないのはやるせない.
気を取り直してこのマット,ワラジも発生して栄養価たっぷりなので一旦レンチン殺虫して別の飼育に利用する.
この土が良いと私は思っている.
2024 .2.15
ワモンゴキブリの素潜り
Diving time of the Periplaneta americana
単為発生F15が成虫になりました.
№1.個体です.
いつものように単独飼育にするため新容器に移したら,水容器にダイブ.
ワモンは雑排水槽にもいるので水はお手の物なのか,潜った切り出てこない.
そのうち出るだろうとみていたが5分,10分経ってもほとんど動かずこの状態.
ゴキブリは口で呼吸しないから腹部出てれば窒息しないと思ったが少し心配になる.
一応,プルプル動いているので呼吸はしていると思うが.
で,ビデオ撮影して結末を記録に収めた.
31分.
さすがに,水から上がった瞬間よろめいていますね(笑).
その後しばらく放心状態でした.
F15 一番乗りの個体なので本当心配しました.
ギネス申請できそう.
2024 .2.14
ヤエヤママダラゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Rhabdoblatta yayeyamana
やっと着手しました.
イモ洗い状態.
野外ではありえない密度です.
触角が短くなった幼虫も結構います.
ただこれを触れ合わない状態にするには,ケースを数十個作る必要があり,現実的には無理.
そこで10匹程度選抜して中プラケにて低密度飼育.
♂.
♀.
腹端部見て雌が多くなる程度に抜き出しました.
ただ頭では理解していても,たくさん見ると怪しそうなのがいくつも出てきます.
もっと修業しないといけないですね.
残りは綺麗にした容器に戻すことにしました.
移し終わり.
幼虫は300匹近くいました.
こちらは密度変わらず.
ごめんなさい.
移し終えた容器の状況です.
幼虫が数匹ですが死亡しています.
まだ数匹ですが,ひどくなると数樹匹とでます.
また,齢数が進むともっと出ます.
何度も失敗して将来が予測できるので,今回はそうならない工夫を折々に入れてみたいと考えてます.
2024 .2.13
Therea petiveriana
Therea petiveriana oothecae
最後に残った大きなペアのうち,雌が死亡しました.
沢山卵鞘を残したと思い探しましたが...
残念~.
この感じだと,未交尾?
希望は捨てず,保管しました.
数カ月管理になりますね.
2024 .2.9
トコジラミの潜み場所
Hiding Places for Bed Bugs
昨日,今日と千葉でペストコントロールフォーラムが開催され,関東という事もあり久しぶりに参加しました.
学会とは違い研究発表は多くありませんが,新しい話題がいくつもあり大変勉強になりました.
で,夜は懇親会も盛り上がり,新たな研究の話や,人脈が作れました.
遅くなるのでホテルも予約しておきました.
さて,宿泊といえば最近はトコジラミ.
私も講習会などで,持ち帰らないように「こうしましょう」みたいな話をします.
そこで,今回泊まった部屋を参考に写真を撮ってきました.
まずは,部屋の四隅の血糞確認.
ヘッドボードの壁側.
掛け時計の裏側.
壁周りに貼られた装飾木材の貼付け際.
カーテンの上部折縫い皴や壁紙.
みんな異常無し.
翌朝も異常無し.
私の体は,トコジラミに対して感作されてますが,翌朝も異常無し.
大体泊まるのはこのホテルですが,まだ一度もお目にかかったことはありません.
一応念のため.
2024 .2.8
ボールパイソン脱皮
Python regius sheds its skin
水にばかりはいっているので,脱皮かと思っていたら目が白濁してました.
先日のアオダイショウみたいにビデオで撮影しようと思っていたのですが,あっさり脱皮終わってました.
今回は,昨年11月に脱皮しているので期間がかなり短かったです.
20匹ネズミ食べているので,沢山食べると早まるのでしょうか.
皮のむけ残りが背中に少しありましたが手でむいてすぐ取れました.
体重は2.6㎏.
前回2.5㎏.
前々回2.6㎏.
現状維持といったところでしょう.
脱皮後は,水には入らなくなっていました.
2024 .2.7
Blaberus giganteus
Blaberus giganteus
累代飼育を始めて15年目になりました.
入手した当時は,まだ国内に流通していない時期で国内では貴重な種でした.
まだそこそこの大きさをしていますが,高密度では小さくなっていきそうです.
その為に,本種だけのシェルターを入れていたのですが,あまり機能していない様子.
そこで支柱を入れて翅が伸びやすく,また,立体で潜めるようにしました.
大きい種は大きくなってほしいですね.
2024 .2.6
仲良しTherea regularis
Therea regularis of lovebirds
小プラケ内の唯一の1ペア.
仲良さそう.
雄がちょこんと言った感じ.
ケース越しなので状況が良く見えない.
蓋開けたら照れたのか離れた.