ゴキブログ一覧
2008 .3.28
ホタルゴキブリ 幼虫
初齢幼虫は全身黒褐色で特別特徴のある色彩はしていない.
少し成長すると腹部背面に白いラインが入る.
終齢に近くなると体色は,明るい茶色となり,黒斑が明瞭となる.
違う種見えるが同一種である.
本当に本種は臭いが無く,虫体も臭わず扱いやすい.
2008 .3.27
ホタルゴキブリ 成虫
Schultesia lampyridiformis Roth
成虫体長♂15㎜内外,♀20㎜内外.
分布:South America
雌雄同型であるが,体長が違う為判りやすい.
チャバネゴキブリと似たような大きさである.
これは♀.
この様な写真だと屋外稀少種に見えるが,
卵胎生で増え,繁殖力はチャバネゴキブリをしのぐ勢いである.
飼育もチャバネゴキブリと全く同様の使用で,どんどん増える.
しかし,大きな違いは臭いがない事である.
これはペットローチとしては重要な特徴である.
しかし,チャバネと同じという事は,厨房に侵入したら同じように増える可能性がある.
こちらはおそらく両方とも♂.
2008 .3.26
カベアナタカラダニ その2
このダニは未だに生態がハッキリと判っておらず,
事前に発生を予防する事が難しい.
一般的によく出現するのは,ビルの屋上,テラス,屋外のプールサイド,ブロック塀,ベンチ等の日当たりの良い場所に多い.
採集された個体を調べると,未だ雄は発見されておらず,
雌のみの単為生殖とも考えられている.
成長すると1㎜ほどになり,動きが素早く目に付くため嫌われる.
しかし,実害は殆ど報告されておらず,衣類などに付着している個体を知らずにつぶしたりすると,赤くシミが出来程度である.
参考文献:原色ペストコントロール図説Ⅴ,P52
2008 .3.25
カベアナタカラダニ その1
ダニ目
タカラダニ科
Balaustium murorum(Hermann)
カベアナタカラダニ
5月初旬より屋外のコンクリート構造物表面に多く出没する赤いダニ.
昨日,子供と家のまわりを散歩していると,
「そう言えばこの辺にいつもいるよね」てな訳で探してみると・・・いました.
子供連れの良いところは,往来の激しい場所でコンクリート壁を接写していても,
それほど怪しまれないところです.
拡大してもよく判らない.
大きさはまだ針の先程度で,よく見ないと判らない大きさと動きです.
これから約1ヶ月ほどすると,1㎜ほどに成長し,不快生物へと変身します.
2008 .3.24
ウスヒラタゴキブリ
チャバネゴキブリ科 Family Blattellidae
ウスヒラタゴキブリ属 Genus Onychostylus Bolivar
ウスヒラタゴキブリ Onychostyus pallidiolus pallidiolus(Shiraki)
ここで少し学名について.
ある本によるとBalta pallidiola pallidiia(Shiraki,1906)
となっており,現在確認中である為,
とりあえず朝比奈著「日本産ゴキブリ類」に従った.
本種はウスヒラタゴキブリ属の中では比較的広い分布をし,
千葉県や埼玉県でも発見されている.
しかし,私は関東圏では見た事が無く,今年こそは捕獲しようと思っている.
亜種として小笠原にオガサワラウスヒラタゴキブリがいるが,
これもなかなか捕獲に至っていない.
この標本は九州に出張したときに,幼虫で捕獲した個体である.
形態的に似ているミナミヒラタゴキブリと比較してみた.
本種の方が一回り大きく,生きていると,
前胸背板に黒点が2コあるので見分けが付く.
2008 .3.21
ヒメマルゴキブリ♂
昨年8月に生まれたヒメマルゴキブリの子供が成虫となった.
♀は成虫と終齢幼虫の形態が確認し難いが,
♂はこのように翅が生えるから判りやすい.
♂体長11㎜内外.
やはりゴキブリはこの様に細長い形態が見ていて落ち着く.
はたして何匹いるだろうか,殖えはじめてからの管理が難しそうである.
同じような写真で申し訳ない.
翅は艶がなく,屋外でも目立ち難いと思われる.
動きも意外とすばやくこんなのが樹皮下などに隠れたら,
捕まえるのは大変そうである.
2008 .3.21
ヒメマルゴキブリ♂
昨年8月に生まれたヒメマルゴキブリの子供が成虫となった.
♀は成虫と終齢幼虫の形態が確認し難いが,
♂はこのように翅が生えるから判りやすい.
♂体長11㎜内外.
やはりゴキブリはこの様に細長い形態が見ていて落ち着く.
はたして何匹いるだろうか,殖えはじめてからの管理が難しそうである.
同じような写真で申し訳ない.
翅は艶がなく,屋外でも目立ち難いと思われる.
動きも意外とすばやくこんなのが樹皮下などに隠れたら,
捕まえるのは大変そうである.
2008 .3.19
アメリカカンザイシロアリ
シロアリ目 ISOPTERA
レイビシロアリ科 Kalotermitidae
Incisitermes minor HAGEN
現在関東地方にを含め全国的に話題となっているシロアリ.
2年ほど前に10匹ほど頂いた個体をクヌギの乾材に入れ,
飼育していたつもりであったが,あまりにも変化がない為,その木を切ってみた.
2年かけてこんな状態では死滅したと思ったが,
穴の中にシロアリの腹部のような物が一瞬確認出来た気がした.
どうも生きているようだ.
こちらがこの材に入れたシロアリたち.
このシロアリは現在,関東では神奈川や東京などの一部の地区に,
かなりの確率で生息していると聞く.
これが糞の拡大.
顆粒状の砂のような糞を天井等から降らすのが発見のポイントととなる.
2008 .3.18
ブラーミニメクラヘビ
メクラヘビ科Typhlopidae
Ramphotyphlops braminus (Daudin, 1803)
本種は全世界の熱帯に分布する爬虫類.
ヘビである.
太さは3㎜内外,
日本での分布は,南西諸島,小笠原など,九州にも分布を広げている.
私は小笠原で1度捕まえた事があるが,探してもなかなか見つからない.
ジメットした地表の石をどけるといるらしいが・・・.
また目撃者の話では木を登る事もあると聞いた事がある.
本種は外来種で,ゴキブリ同様植栽の土壌に付着して分布を広げている.
体長は成長しても20㎝ほど.見た目はミミズそっくりで,
土を掘っていて見かけてもミミズと思い特に気づかない可能性がある.
その為,思わぬ場所に生息している可能性がある.
餌はシロアリなどの土中の微小昆虫らしく,
ヤマトシロアリの飼育ケージに入れたら,シロアリの蟻道のあたりにいるので,
食べているのであろう.
生き餌を使い,しかも殆どを土中に生息している為,
わざわざ飼育して楽しむ種では無さそうであるが,
ゴキブリをペットとするよりまともと言われそうである.
2008 .3.17
ジャイアントウッドローチ 雌雄
雌雄の見分け方.
大型のゴキブリなので,非常にわかりやすい.
腹部先端の腹板が♂に比べて幅があると♀.
こちらが雄.
見かけ上の腹節の数が♂♀比較して多い方が♂になる.
2008 .3.14
ジャイアントウッドローチ 標本
標本にする際,翅を広げるとこの様になる.
ゴキブリではなく,別の昆虫に見えなくもない.
展翅した標本の右下はBlaberus discoidalis Serville
昔はBlaberus discoidalis Servilleも大きなゴキブリだと思ったが,
上には上がいる.
アマゾンにはさらに巨大な種がいるらしく,
標本で見た事があるが,生きたのを触ってみたい.
2008 .3.13
ジャイアントウッドローチ幼虫
成虫が成虫なだけに幼虫も巨大である.
これは終齢幼虫.
ゴキブリには見えない.
このぐらいになると,掴んで暴れられると脚の棘が手に痛い.
2008 .3.12
ジャイアントウッドローチ成虫
ジャイアントウッドローチ
Familiy Blaberidae
Subfamily Blaberinae
Genus Archimandrita
Archimandrita tesselata (Rehn)
国外産ゴキブリとしては大型の種.
上は雌の成熟個体.
迫力である.このへんになると12~15gほどの体重になる.
体長70㎜前後になり,幅もある事から,ブラベラス属の大型種より大きく見える.
日本にはArchimandrita属ではもう一種Archimandrita marmorataが入っている.
これは新成虫.
大型の昆虫ではあるが,繁殖力は旺盛でスペースと餌さえ確保出来れば,
どんどん増える.
しかし,甲虫類と違い餌と水を入れておけば気が付くと成虫になっている.
2008 .3.11
巨大マダゴキ
ドワーフヒッシングローチの大きさ比較で.
最近Princisia vanwaerebeki “big “として入手した種.
約70㎜ある.
本種も「シューシュー」音を出す.
♂であるが,薄くて幅があり,動きはゆったりとしている.
2008 .3.10
ドワーフヒッシングコックローチ
ドワーフヒッシングコックローチ
学名 Elliptorhina chopardi (Lefeuvre)
英名 Dwarf Mdagascar hissing roach
直訳すると「シューと音を出す小型のマダゴキ」となるだろうか,
色も一般的なマダゴキより明るく,なにより小さい.
♂である,前胸背にマダゴキの特徴である2隆起が現れる.
体長は40㎜程度.
脂ぎっておらず,大きさ,色見ていてかわいいと思う.
♀である.すでに腹部に仔を身ごもっている.
こうなると少し長くなり,50㎜ほど.
一般的に言われるマダゴキとは属が違うが,マダガスカルに分布しているらしい.
それにしても皆「シュー」音を出すのは面白い.
2008 .3.7
家ネズミの参考書
昨日,東京でねずみ駆除協議会の研究会が行われた.
様々な家ネズミ研究の専門家,行政の方々においで頂き,
今問題になっている日本のクマネズミ問題について討議する,
おそらく日本で最先端の研究会だと思う.
そこで,議題はいろいろあったが,嬉しかったのは,
日本の家ネズミ研究の大家,
矢部辰男先生の執筆した本が出版されたとの事で,
早々本をサイン付きで手に入れた.
矢部先生は,家ネズミ問題について,非常に真剣に研究されており,
また,非常に気さくな博士で,私もついつい年の差を超えていろいろ気軽に相談させて頂いている.
そのサインである.
まだ読んではいないので,内容のコメントは後日にするとして,
皆さん読んで見てはどうでしょう.
2008 .3.6
啓蟄とハエトリグモ
今日は暦の上で「啓蟄」と言われているようで,
私的にこの言葉は心ときめく響きがあります.
しかし,特別この日を境に生物たちが多くなるわけでもないのだが,
朝の気温も気のせいか温かく,
郊外に行けば昆虫類が活動しているような気にさせてくれる.
そこで昨日の続きとなるのだが,室内に持ち込まれた土壌は,
室温により一足先に冬眠からさめる.
ヒメアリのタッパーの中もコバエやらハエトリグモやらが顔を出し始めた.
ハエトリグモはクモ目,ハエトリグモ科のクモ類の一般的な呼び名で,
都市部にも普通に生息しおり,アシダカグモのように巣をつくらず,
徘徊しながら餌となる昆虫類を捕食する.
いわゆる益虫である.
私の家にもたまに顔を出し,虫嫌いの家族の中でも結構人気者になる.
触っても咬む事もせず(咬めないのかも),
もう少し大きければ愛玩用ペットとして流行したかも知れない.
これがどうもコバエ類を捕食しているらしく,
コバエが出てきてもいつ間にかいなくなっている.
コバエ類は一度発生すると,マットを総交換しなければならず,
非常に面倒くさい.
初期のうちに駆除出来れば非常に楽である.
さて,結果やいかに.
写真のハエトリグモ種名が保育社原色日本クモ類図鑑ではわからなかった.
わかる人がいれば,教えて頂きたくよろしくお願いします.
2008 .3.5
ヒメアリとコバエ
ヒメアリ(monomorium intrudens)は本州以南に生息する小さなアリである.
希に家屋内に侵入して来るが,殆ど問題にはならない種.
近い仲間でイエヒメアリは家屋内専門の小型の蟻で,室内の至る所に営巣し,
食卓の上や密閉していない食品に群れて集り,大問題となる.
近年特にビル内で発生し,難防除種として問い合わせが多くなっている.
ゴキブリに関係ないようだが,実は関係がありまして,
ゴキ採集の際,土ごと採集してきた土に大量に紛れ込んでいたのでいた.
もったいないので,いずれ時間のあるときにしっかり同定&標本作製&写真撮影するつもりでタッパーに入れ放置しておいた.
大概こんな土にはコバエ類(大体チビクロキノコバエが多い)が発生する.
土中にはこの手の幼虫がわんさか生息しているのだ.
放っておくと脱出して様々な土用品(観葉植物等)にうつり問題となる.
カブトムシマットに発生するのもこの種が多い.
2008 .3.4
マダガスカルゴキブリ産仔 3
しばらくすると,産んだ卵を口元の小顎肢でまさぐりはじめた.
この時点で歩き始めている個体は8匹,
孵化していない卵を食べ始めた.
しかし,よく見ていると孵化しそうにない未発達の卵や,
明らかに死んでいる卵を選んで食べている様だ.
卵が出す振動か臭いで生死がわかる様だ.
それから数時間後,結局この時孵化しそうだった卵食を免れた卵も,
薄い卵膜から抜け出す事ができず死んでしまった.
最終的に幼虫として活動をはじめる事ができた個体は9匹のみ.
少し手助けすれば脱出出来そうな個体もあるのに駄目であった.
おそらく野生ではもっと確率が高いと思われるが,
飼育下ではうまくいかない事が多いのだろう.
2008 .3.3
マダガスカルゴキブリ産仔 2
生まれたての1齢幼虫.
1齢なのに10㎜以上ある.チャバネゴキブリの終齢に近い大きさである.
体内にある全ての卵を産み落とした後に茶色のジェル状の物質を出し始めた.
糞かと思ったが,白い幼虫たちがそれを食べにやってくる.
腸内細菌でも含まれているのであろうか.
材食性のFamiry Panesthiidaeは腸管内のバクテリアが消化に重要な役割をしているらしいが,本種はどうであろう.
2008 .2.29
マダガスカルゴキブリ産仔 1
マダガスカルゴキブリとして流通している種はいくつかある様で,
海外のサイトや洋書,国内の本などを総合して判断すると,
さっぱり訳がわからなくなってしまうので,
とりあえず本種は「フルーツゴキブリ」or「ヒッシングコックローチ」としておきたい.
ペットローチとして,餌として最も流通している種である.
これの水容器を交換しようとケージを見ると,
お腹がはち切れんばかりの♀がいたので,産むかと思い別容器に移しておいた.
すると少し目を離したすきに産み始めたのであわてて写真に納めた.
産み始めたところを後方より.
プリンカップの外より移した為,ピントがぼけてしまったが,
これはこれで良かったかも知れない.
薄い膜のような卵殻に包まれ産み落とされると中から白い1齢幼虫が出てくる.
カマキリと同じである.
しかし,生み始めの卵は発達が未熟な卵もあるようで,
茶色かったり,小さかったりしてどう見ても中から幼虫が出てくる様には見えない卵もある.
はたして何匹無事産まれるであろうか?
2008 .2.28
マルゴキブリ 経過
ケースの掃除ついでに数を確認した.
親成虫1匹.
久しぶりの対面である.
仔19匹3~4齢ほどの大きさだろうか.
やはり産仔は最初の1回だけで,その後はなっかったと思われる.
雌は貯精しないのか,それとも間隔が長いだけなのであろうか.
同じマルゴキブリ属のヒメマルゴキブリはすでに複数回産仔しているのに.
生まれたては一緒であったが,今は親と仔は別々に生活をしている.
2008 .2.27
イエゴキブリの衰退 卵鞘集合
卵鞘を並べてみた,
右の列の卵鞘は,半分ぐらいの長さしかない.
トルキスタンゴキブリBlatta (Shelfordella) lateralis (Walker)も変な飼育をしていると,
まん丸の卵鞘などを産む事があるが,
イエゴキもその様な傾向があるとは思わなかった.
約130個拾い集めた内,孵化しているのは1個であった.
この卵鞘もケージ底面に放置産卵されていた物であるが,
孵化する卵鞘はどんな環境でも孵化する様である.
2008 .2.26
イエゴキブリの衰退 新しい誕生
成虫は本当に少なくなった.
最盛期の1/100以下に減ったしまったのではないだろうか.
凹んだ卵鞘は孵化しないであろう.
そかし,いくつかの卵鞘は孵化しはじめた様で,
1齢幼虫が少し確認できるようになってきた.
数えても2,30匹ぐらいだろうか.
イエゴキブリが害虫として栄える事が出来なかった理由は,
どうもこのへんにありそうだ.
2008 .2.25
「近未来×予測テレビ ジキル&ハイド」にでました.
昨日,テレビ朝日で放送された「近未来×予測テレビ ジキル&ハイド」に,
クマネズミとツーショットで出演しました.
クビの後にいる黒いのがクマネズミです.
カーテン上部に潜んでいるクマネズミを,
あらかじめ床に敷いた粘着シート上に誘導しようとしていたら,
左腕から首筋に移動してきた瞬間です.
普通ここで逃げられると,さすがスーパーラットとなったのですが,
何とか捕獲完了.
会社でも高く評価?されたと勝手に思っております.
この番組全国放送であったようで,
ありがたい事に弘前の怪人・床屋のS氏と様々な方から電話や,メールを頂きました.
この場を借りて御礼申し上げます.
下はネズミが通行している箇所を説明しているところ.
クマネズミは臆病ではあるのですが,
一度安全を確認すると同じ所を何度も通るので,
ラットサインと呼ばれる汚れの獣道がハッキリ残ります.
2008 .2.22
イエゴキブリの衰退 卵鞘編1
そんな状態でも一応生きているので,雌は卵鞘を沢山産んだ.
しかし,多くは食べられたり,
大きさが小さかったり,しぼんでいたり.
そして殆どが物影に付着されることなく,
プラケースの底面に転がして産下されている.
転がし産下された卵鞘は良い状態の物が少ない.
話は変わりますが,はずかしいのであまり宣伝はしたくなかったのですが,所の目がテンの時約束しましたので,お知らせ致します.
2月24日(日)「近未来予測,テレビジキルとハイド」にネズミ関連で少しでます.
どの様に写っているか判りませんが,興味のある方は笑ってやって下さい.
2008 .2.21
イエゴキブリの衰退 成虫編
数ヶ月前までシェルターから溢れるほど順調に増えていたイエゴキが,
成虫になると同時に,死に始めた.
これが去年の夏の状態.
この時は,イエゴキブリはワモンゴキブリの様に密集してどんどん増える害虫型のゴキブリだと思っていた.
それから約半年.
寿命で死んでいるのではない.
触角がちぎれ,脚はちぎれまともに歩けない個体が続出.
一見6本の足が有る様でも,ふ節がなく,
ダンボールのシェルターさえ登るのに支障が出る.
結局写真の様に仰向けとなり,もがく個体ばかりとなってきた.
最初は失敗したが,2度目のチャレンジで大成功と思っていたが,
とんでもない事態となってきた.
2008 .2.20
ゴキブリ書籍3のサイン
新宿高島屋で「医果同源」を開発し,
様々なアドバイスを頂いている,弘前大の怪人が出展をしてると情報を得,
たまたま四ッ谷に仕事があるので,足を伸ばし,
陣中見舞いに行こうと思ったら,本人より神田のオリンパスショウルームにて
「海野和男昆虫写真展」が今日まで開催しており,
今なら本人もいると情報を得たので,新宿はスルーし,神田へ急いだ.
そこで約半年ぶりにお会いする事が出来,
念願であったこの本にサインを頂く事が出来た.
さらに日付の右にゴキブリの絵まで描いて頂いた.
おそらく,海野先生昆虫の絵を多数描いていると思うが,
ゴキブリの絵はそんなに多くないと思う.
2008 .2.19
チャオビゴキブリ 卵鞘
♀しかいなかった為,当然繁殖は考えていなかったが,卵鞘を付けた.
文献には卵鞘までは付けるが孵化しないと書かれており,
それでもあきらめきれず,しばらく保管していたが,
やはり孵化はしなかった.
残念.
2008 .2.18
チャオビゴキブリ 成虫
これは♀成虫.
本種はオスは翅が腹端を越え,メスに比べ細身である.
全くの雌雄異形と言う事はなく,比べると違うが比べなければ同一種に見える.
アメリカではチャバネゴキブリ同様家屋内の一般的な害虫として定着しており,
PCOの駆除対象として扱われていると聞く.