ネズミ
2024 .9.20
クマネズミ
Rattus rattus
可愛い姿なのだがなつかない.
不思議なクマネズミ.
2024 .2.2
クマネズミ
Rattus rattus
沢山のケージの中で,この個体だけいつもこうしてこちらを見ています.
昨年紹介した仔です.
何か見えるのでしょうか?
マウスの視力は人の1/50といわれており色も多くは識別できないとされています.
近寄っても逃げないのでそっとタッチ.
「なんだ!」みたいな感じ.
見えてはいないのかもしれない.
でも毎日会っているのだから臭いぐらいは分かるだろうに.
2023 .10.27
クマネズミ
Rattus rattus
この仔はどこでも見つめてきます.
近寄っても.
何を思っているのでしょうね.
2023 .9.27
仲良しクマネズミ
Friendly Rattus rattus
父島産のクマネズミペアです.
この個体は♂.
1匹しか見えませんが,この後ろに♀がいます.
分かり易い茶♂,黒♀.
私が近づくと,このように♀が♂の後ろに隠れ,♂が私の方をジッと見つめてきます.
都心のクマネズミは,ペアで入れてもあまりこういった行動はとらず,ケンカばかりしています.
これなら繁殖はうまくいきそうです.
2023 .7.31
花火にクマネズミも驚いた
Fireworks startled black rats
先週土曜日は,4年ぶりの隅田花火大会が開催されました.
雲一つない好天となり,花火とスカイツリーと月の3点揃った花火大会となりました.
とはいえ,花火より害虫なので部屋にこもって仕事していたのですが,音が凄いのでクマネズミを見るとやっぱり驚いて耳を立てている個体がいました.
この仔らは,コロナ以降に産まれた個体です.
初めての花火音体験となったようです.
びっくりしたでしょうね(笑).
もう少ししたら秋です.
2023 .5.23
沖縄土産
Okinawa souvenir
沖縄滞在中のN村さんよりゴキブリとともに送られてきました.
左がケナガネズミ.
方言ではヤマアジなどと呼ばれるようです.
右がオキナワトゲネズミ.
方言はアジ.
両種ともに天然記念物に指定されており,絶滅が心配されています.
クマネズミも山から下りてこなければ保護対象になっていたかもしれません.
2023 .2.9
夜のクマネズミ
Roof rat at night
入った直後.
穴から様子をうかがっています.
しばらくすると1匹の雄が様子を身に出てきます.
同じ個体.
お楽しみください.
2022 .12.6
立った糞
Vertical rat droppings
昨日から行われていた学会が今日無事終了しました.
関係者の皆様お疲れさまでした.
有意義な発表が多く,また,久しぶりの対面開催は良かったです.
最後にいろいろ話させていただいた皆様,今後もよろしくお願いします.
来年は神奈川県で開催です.
ゴキブリネタも多く,害虫に興味を持っている方はこれから入会して来年お会いしましょう.
さて,帰社してネズミの床敷きを交換していたのですが面白い物を発見.
一つだけおかしな方を向いた糞.
ネズミの糞は無数に見ていますがこんなのは記憶ない.
まあ,現象的には糞が縦方向から落下して,新聞紙のザラ面と糞の水分が接着剤の役を果たして吸着し釣り合っただけですが.
なんか不思議.
主はこちらのクマネズミです.
2022 .10.27
クマネズミ達
Black rats
増えてきたので大部屋へ引っ越しと合わせて,大掃除をしました.
まだ警戒して本領発揮してませんが,いろんな個体がいます.
自由気ままです.
2021 .12.23
上野のドブネズミ
Brown rat seen at Ueno district
所用で夜に御徒町から上野へ向けて移動しているときのこと.
ヒトより小さい動物が視界に入りました.
まだ人が普通に歩いている時間です.
この時は珍しくスーツだったのでカメラをカバンから出している間に逃げはしないかと気が気でなかったが撮れました.
3匹以上いたのですが,近寄ると当たり前ですが逃げますね(笑).
後30分ほど粘ればもう少し良い写真が撮れるかと思うのですが,師走の夜はこの程度がちょうど良いかと.
2021 .10.5
クマネズミ
Black rat
人にも個性があるように,ネズミにも個性がある.
だるまさんネズミもそうだったが,この個体も部屋に入ると大概このポーズでこちらを見ている.
鼻を撫でてもおとなしくしており,だんだん目をつぶる.
気持ちが良いのかよくわからないが,こうして触らせてくれるのはかわいいですね.
でも,普通は齧られるので良い子はマネしないでね.
2021 .9.22
クマネズミにタコの実
Tried feeding Pandanus boninensis Nuts to a Black rat.
美味しいタコの実.
クマネズミに与えてみました.
与えたのはビルで捕獲された系統と父島採集系統.
こちらはビル系統.
翌日.
やはり,食べないですね.
父島系統.
なくなっています.
シェルター内を調べると,中心部だけが残っていました.
美味しい実はこの中にあるのですが,これはハズレのようですね.
外皮も甘そーな匂いがするので糖分とかあり美味しいのでしょう.
一時期,高齢化?により減ってしまいましたが,新しい個体を入れ復活してきました.
でも,まだまだ時間かかりそうです.
2021 .9.8
クマネズミ幼獣の死因
Cause of death of black Rats
粘着から剥がしたクマネズミが死亡しました.
幼獣です.
幼獣の生存率は成獣に比べると高く,剥がしてから1か月以内に死亡した例は近年で記憶がないほど.
何か原因があると思い解剖しました.
まず,殺鼠剤の影響でないことは,出血が全く見られないことから予想できます.
また,その他の毒物の可能性も,回収してから1週間以上経過しているので考えられません.
どうやら腸管に粘着が付着した毛が詰まってしまったようです.
中を開けてみると案の定ベトベトした毛が大量に出てきました.
採集後の療養中は,抜けてくる毛を強制的に取り除いたりするのですが,今回はしませんでした.
愛情が足りないと起きてしまうようです.
反省しています.
2021 .8.31
クマネズミ別バージョン
Rattus rattus different version
またすごい顔をしている仔がいる.
これも門歯が格子にハマって出れないようだ.
なんで急にこんなことが起こり始めたのか?
今まで数年以上このケージを使っているが,起きたことは一度もない.
今年に入って急にだ.
一つ考えられるのは,この個体を入れて前のも小笠原野生個体だということ.
都会の個体に比べ,情熱的で反発力が強いのかもしれない.
ちなみに,こいつのハマりは重症ではなく,鼻先を指で押したらするりと抜けた.
まったくもう.
2021 .8.12
だるまさんが転んだクマネズミの続報
A continuation of Mr. Daruma fell down’s Black rat
毎日この部屋に入るのだが,何か違う?
位置がおかしい.
逃げない.
というか,動けないでいるようだ.
歯がクリップの隙間に入り抜けないようだ.
○○~と思うも,これは一大事.
大事な前歯がなくなれば死活問題だ.
ドライバーで抉るも簡単には外れない.
2~3分ほどかけて,歯がな折れないように慎重に・・何とか外れた.
なんかヨレテいますね.
昨日昼間は気が付かなかったので,夜からだとして24時間は経過している.
何はともあれ,救出できてよかった.
ホッ.
2021 .8.2
だるまさんが転んだ
Mr. Daruma fell down
実験室のクマネズミ.
部屋に入ると手前の2匹がいつもこちらを向きます.
何とか近くで撮影したいのですが,急に近づくと逃げそうなので,そっと,そっと.
少し近づいてはパシャリ.
パシャリ,消えた.
右の仔は最後まで逃げませんでした.
何を思っているのでしょうか.
2021 .7.27
ク・マ・ネ・ズ・ミ!?
Ku ・ Ma ・ Ne ・ Zu ・ Mi ! ?
Hさんが今朝撮影したネズミ.
クマネズミに見えるのですが,果たてで下水を行動しているのか?
しかし,どう見てもクマネズミ.
しかも幼獣のようです.
それはさておき,動けないでいたそうです.
濡れているところを見ると,この状態で台風を迎えたようです.
心が痛みます.
明日どうなっているか確認をお願いしました.
明日に続く?
2021 .6.23
クマネズミの門歯
Incisor of a Rattus rattus
1歳半のクマネズミが死亡していた.
たくさんケージがあるので,すべて観察できていないが,2年を超えた個体は寿命が近づいているのでこまめに様子は見るようにしていた.
しかし,2歳未満は普通は死なないので全く気が付かななかった.
いつものように死因の推測と内部寄生虫を見るために解剖しようとして死因が想像ついた.
上顎の門歯がない.
上顎に食い込んでいる.
いつなくなったのか?
これでは餌が食べられない.
体重も99gしかないので餓死の可能性大.
ドブネズミの下顎門歯は臭2.8㎜伸びるとされている.
それから逆算すると普通は歯ぐきから5㎜程度なので,この個体15㎜程度とすると,10÷2.8=約4日前?
む~.
かわいそうだが早く気が付いても歯を移植はできず,とりあえず歯を短くして紛餌などを与えてどうなったかであろう.
野外で拾う頭骨もこういった歯の個体はそれほど珍しくなく,自然界の生活の方がもっと過酷なのかもしれない.
2021 .5.19
クマネズミ幼獣続き
Continued from last time
だいぶ綺麗になりました.
毛が無いと寒そうですね.
思いっきり丸くなって寝ています.
そっと蓋を取りましたが,気が付かれたようです.
薄目を開けてますね.
起きました.
もう少しで毛が生えてきます.
がんばれ~.
2021 .5.10
クマネズミの幼獣
Black rat cub
粘着から剥がしたばかりの仔ネズミ.
睡眠中.
ケースを開けても熟睡.
成獣だと1枚目の写真の段階で目を開けるが,この仔は起きない.
粘着に捕まり,一夜明けて今度は剥がされ,小麦粉まぶされクタクタなのだろう.
この睡眠が消耗した体力を回復させるのに重要なのだろう.
剥がした後の生存率は,圧倒的に幼獣の方が高く,成獣では1割程度しか回復しない.
ちなみに,かわいく見えますが,素手で触れば間違いなくかまれ血だらけになります.
ペットとして飼うのはやめましょう.
2021 .4.26
ねずみネクタイ
Neckties with rat pattern
誕生日プレゼントに娘たちからもらいました.
私も外歩いているとき駅の露店で探しますが,見つからないです.
さすが.
どれも間違いなくねずみ.
うれしいうれしい.
2020 .11.12
雑事11
Little things 11
相変わらず恐ろしい形相になる脱皮まじかの白眼アオダイショウ.
手元飼育をしている白帯が多いTherea olegrandjeani♂のギョッとした大股開き.
これを見た瞬間,何事が起きたかと正直驚いた.
こんなに足が長かった?!
そして,この前救出したクマネズミ.
あの,血の涙を流していたネズミたち.
2匹とも回復し,毛は抜けているがこれから1ヶ月ほどかけて普通の状態に戻っていきます.
そして,イエシロアリは冬が来たのを察知してか,暴れることなく静かな状態を保っています.
2020 .11.2
クマネズミその後
Subsequent condition of the black rat
1匹目.
出血もなくなり,粘着の付着が少なかったので,普通の状態に近づきつつあります.
2匹目.
まだ,少し出血しているかもしれませんが,目からの出血はなくなりました.
動きも俊敏になって逃げようとするまでに回復しています.
体の毛も抜けはじめ1ヶ月もすれば見た目も綺麗になると思います.
とりあえず一安心.
2020 .10.12
中毒ネズミの救護
Rescue of the addicted black rat
昨日,いつものように粘着シートから救出したクマネズミ幼獣だったが,今朝見ると出血していた,
ワルファリン中毒に間違いなさそうなので,ビタミンKを探したが手直になし.
仕方なく,抹茶を混ぜた流動食をつくり食べさせた.
翌朝,出血がかなり減っている.
これで持ちこたえると思ったが,この日の午後なくなった.
騒ぐことなく,静かに.
以前助かったドブネズミは+納豆も与え,確か駕籠で捕まり,さらに成獣だったと記憶している.
また,その時はワルファリンだったが,今回はジフェチアロールのはず.
切ないですね.
合掌.
2020 .9.25
クマネズミの死因
Causes of Death in Black Rats
飼育していたクマネズミが死亡した.
年齢は2歳と少し.
寿命といえば言えなくはない歳だが,飼育個体としては短い.
解剖してみると,胃に黒い大きな異物がある.
最初は腫瘍かと思ったがコロコロしている.
15mm近くあり硬い.
中央で切ってみて判明.
これが死因になるかはわからないがとにかく見事な毛玉です.
病名では「毛球症」になるのかな.
ネコを飼育している人は結構見るらしいが,それはネコは吐く事が出来るから.
ネズミ科の動物は嘔吐できないので,糞として出すしかない.
しかし,クマネズミはかなりの数解剖しているが,毛玉は初めて見た.
日々勉強ですね.
2020 .9.3
ドブラット幼獣
The cubs of doburat
昨年から交配しているドブネズミの幼獣.
生後約1ヶ月です.
手がヒトっぽいです.
その隣の.
ドブの外見でハンドリングできるまでになっています.
寝返り打ってピース.
見ているとごそごそ動くので何か夢でも見ているのかもしれないですね.
2020 .3.18
ねずみネクタイ
Tie of the rat
誕生日に家族からもらいました.
デビューはねずみ駆除協議会研究会を予定していたのですが,コロナの影響で延期.
大変残念.
デザイナーは全く考えていないと思いますが,耳が大きく尾が長いことから私の好きなクマネズミとします.
◎.
2020 .1.7
裸クマネズミ
Hairless Rattus rattus
先月に粘着から剥がしたネズミ.
ここまでくればもう安心.
2020 .1.1
2020年 新年
Happy New Year 2020
2019 .9.4
ネズミ灰皿
Rat ashtray
隣の部署の大掃除で出てきたそうで,いらないからともらいました.
ドングリがあしらわれているのでリスかと思いましたが明らかに可愛系ではなく,リアルネズミ.
ドングリと似合う野鼠といえばアカネズミやヒメネズミ.
しかし,大きさを考えるとクマネズミかなと思われます.
久しぶりのネズミグッズに感激です.
T義さんありがとうございました.
2019 .8.21
ドブネズミに餌 2
Feeding a Brown rat
朝部屋に入るとこうして待ち構えている.
こんな感じで受け取り奥に行ってゆっくり味わう.
最初の頃は注意しないと指ごと齧り取られそうであったが,最近は優しく持っていくようになった.
2019 .8.16
父島のハツカネズミ
Mus musculus of Chichijima island
なんかサルみたいだと思いませんか?
夜仕事明けで結構歳を感じている本日.
2019 .6.27
クマネズミ団地
Housing for black rats
小笠原父島の個体群.
夜に飼育室に近寄ると,「なんだなんだ」「誰だ?」とこちらを注目してくれる.
この子達は,小笠原の大自然で育ったおかげでスーパーラットにもならず,人もそれほど恐れない.
本州もこうのような純粋なネズミだけなら防除は簡単だ.
しかし,防除を困難にした犯人は,実は人であることを忘れてはならない.
2019 .5.22
ネズブログ?
Nezu Blog?
昔に比べてゴキブリネタが減った気がしている.
このままでは名前変更せよといわれそうだが,またネズミ ネタ.
父島個体群.
最近は出番があまりないので少し増えすぎ.
クマネズミは警戒心が強いといわれるが,クマネズミはこのように好奇心が旺盛.
私が近寄ると「何だ!誰だ?」とすぐに見に出てくる.
都会の系統は,かなり遅れて反応がある.
2019 .5.20
ドブネズミとクマネズミの警戒心
Cautiousness of Brown rat and Black rat
今まで私の手からひまわりを取らなかった個体だった.
が,隣の個体に与えていたら,見つめてくるので差し出すと,手から取るようになった.
ほしい時は,このように両手を合わせて見つめてくる.
渡すと,さっとくわえて奥まで後ずさりし食べる.
なんともかわいいですね.
で,その下のクマネズミもその様子を「ジッ」と見ているので与えてみたら,意外と受け取った.
しかし,受け取り方はドブネズミのサッ と取って離れるのではなく,ゆっくりくわえて,しばらくその場所でこちらを見つめてなかなか食べようとしない.
人が離れるとゆっくり食べ始める.
これはこれで面白い違いである.
2019 .5.1
レスキューネズミその後
After the rescued black rats
あまりにも長い休みと,おめでたい日なので更新.
先日の粘着まみれクマネズミが育児を続けています.
ここまでくれば一安心.
とはいえ,ケージが汚れても床換え等したらまだ危ないかもしれません.
4匹生まれていました.
見た目100g前後の♀ですが立派です.
2019 .4.25
粘着より救出したクマネズミの出産
Birth of a rescued Black rat
救出してから6日後に出産.
親はまだポリブデンが付着してヌメヌメしている.
仔が付着しそうである.
何匹生んだかは刺激できないのでわからないが,3~5匹程度.
こういった状況で出産することはたまにあるのだが,殆どは育児放棄に後にいなくなる.
果たしてこの先どうなるか.
しばらくして,続きが出なければ消滅したと思ってください.
2019 .4.16
NB系♀×ドブネズミ♂の仔
The cubs of NB strain × Rattus norvegicus
NB系は,実験動物のラットで全身の毛色が黒色になる系統.
ドブは皆さんがよく見る灰色で腹部が白い外見.
どんな姿になるか楽しみである.
2019 .4.4
手からヒマワリ
Take food from hand
この関係はいまだ健在.
この横に同年齢のドブネズミがいるのだが,そいつは食べない.
2019 .2.15
DOUBLE TROUBLE
DOUBLE TROUBLE
ベルギー土産をいただいた.
Fortnum & Masonのチョコレート.
日本にも店舗はあるようだが商品の中には見当たらない.
たぶん,ネズミの絵のお菓子を買う人はいないのでしょう.
買ってきてくれたU田さん,害虫が大嫌いなのですが,毎回私に合わせてGやNを探してきてくれる.
今回も,有名なチョコレート店らしいのだが,食べてしまうと無くなるし,食べないと味がわからないし.
悩ましいところ.
しばらく眺めた後いただこうと思う.
2018 .12.11
ドブネズミの餌付け
Feeding of the Norway rat
ドブネズミのペアです.
人がそばを通ると,「なんかくれ~」とばかりに見つめてくる.
容姿はクマネズミがかわいいと思うが,しぐさはドブが可愛い.
ヒマワリを与えると,手からとりにくる.
ここまで慣れるのに数分.
クマネズミではまず有り得ない.
ただし,野生のドブネズミはレプトスピラや鼠咬症などの感染症を保菌している可能性が高いので,真似はしないようにお願いします.
2018 .11.22
ドブネズミとクマネズミ
Black rat and Brown rat
ドブネズミ
クマネズミ
相違点は僅かだが,鼠相はドブネズミが悪く見える.
2018 .11.1
秋のおすそ分け
Share of the autumn
先週,公園で拾ってきたドングリ.
小笠原のハツカネズミにお土産.
父島では見たことないだろう.
喜ぶかと思ったがそっぽ向かれた.
2018 .10.4
クマネズミたち
Roof rats
都内のコロニーは,この写真のように巣に入れなくなる個体が出る.
一方,小笠原のコロニーはみんな仲がよい.
といった,傾向が見られる.
2018 .8.31
ドブネズミ幼獣ペア
Pups rat’pr.
野外品をもらった.
今はかわいいが,後1ヶ月もすると手がつけられなくなる予感.
2018 .8.22
昼寝
Nap
この寝顔と姿勢.
見ていて飽きない.
2018 .7.20
ネズミうちわ
A paper fan of a mouse
昨日,横浜市で講演をした際にもらいました.
横浜市保健所で制作したものだそうです.
可愛いネズミの絵ですが,裏は防除の方法が書かれています.
クマネズミは可愛いですが,防除は必要ですからね.
我々PCOもクマネズミのおかげで商売ができています.
クマネズミ,ありがと.
2018 .6.26
父島出港
Departure from Chichijima
本日出港.
ところが.タラップを外す作業で機械が故障し外せなくなるトラブル発生.
しばらくすると,大型のフォークリフトが来て持ち上げて外していきました.
一応,定時出港とのことでしたが,時計を見ると3分遅れ.
前回も,1名乗り遅れ,出港が送れたことがあります.
そのときは,遅れた人が人気者だったのか,島の気質か,盛大な拍手で迎えられ,なごやかに出港しました.
見送られた人たちが投げた花束.
皆見送りの人たちを写真とっていましたが,この落とす花も小笠原の青い海に映えるいい被写体です.
今回出会えたgoodな生き物.
小笠原諸島で久しぶり?,最大に近いオオムカデ
抱卵中のオオムカデ.
先ほどのムカデのそばで発見.
これも結構なサイズでしたが,そっと元の状態に戻しました.
住宅床を這っていた小さなゴキブリ.
たぶんミナミヒラタゴキブリの幼虫だと思うが,なぜ入ってきたのかは不明.
ブラーミニメクラヘビ.
久しぶりに見ました.
しかし,スルー.
飼育難易度高すぎ.
そしてクマネズミ.
毎回良く捕れます.
2018 .6.11
ドブネズミ幼獣
Pups rat
先週末,出かけようとしたら歩道に幼獣が散乱していた.
ドブネズミの子供だ.
前にも同じ場所で同じサイズのドブネズミを見たことがある.
ブログをたどると2011年08月16日.
1匹は生きていたので,回収も考えたが,アポの時間が迫っていたため放置した.
約4時間後,戻って見てみたが,すでに皆消えていた.
ネコかカラスか人が処分したか.
自然は厳しいですね.
2017 .11.28
クマネズミ幼獣のその後
Of the roof rat calf afterwards
小笠原渡島前.
少し痩せ過ぎですが,元気にしています.
しかし,残念なことに渡島中に,死亡してしましました.
動物の飼育は難しいですね.
2017 .11.24
11月の父島
Chichijima in November
父島に来ています.
今回はニューギニアヤリガタリクウズムシの仕事です.
こいつです.
ヒアリと同じく,世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれている.
食性は肉食でカタツムリ類やミミズなどを捕食します.
小笠原諸島には,貴重な陸生のカタツムリが多く生息しています.
現在は,父島にのみ分布していますが,こんな生物が他の島に侵入したら大変なことになりるでしょう.
それと,これも大きな問題となっているクマネズミ.
都会と違いすぐワナに入ります.
今回は新記録.
カゴを設置して約5分で捕獲.
この個体.
それでも,根絶には大変な労力が費やされています.
2017 .11.17
クマネズミ幼獣飼育
Cub breeding
育児放棄された幼獣.
体重は13g.
目は保護した直後に開いたので,12日齢あたりだろう.
果たして大人まで成長するか?
ミルクは飲むので,このままハンドリングしながら育てば,手乗りになるかな.
2017 .11.7
クマネズミはがし
Rescuing a black rat
はがし4日後.
はがし18日後.
状態が酷くなっているように見えるが,ここまで毛が抜ければ後は生えて終わり.
かわいいしぐさに見えるが,素手でつかんだら間違いなく血だらけになる.
人間との戦いに生き抜いてきた殺鼠剤抵抗性を獲得している系統個体.
2017 .10.30
NY土産
New York souvenir
最終日の土曜は道路が歩行者天国となり,露天が出ていた.
ネズミグッズ.
どれも安い!
害虫系としては他にもサソリがあった.
これも,どちらかというと害虫系に見えてしまうほど出来の良いマグネット.
恐ろしい出来栄えである.
2017 .10.6
クマネズミ御一行
Rattus rattus group
撮影のため広い場所へ移動.
初めての場所は皆おびえて隠れようとする.
ドブネズミはこの様にはならないですね.
カメラ構えると向かって来ます.
大変恐怖です.
2017 .10.5
ブリュッセル土産
Brussels souvenir
ペット用のネズミのおもちゃ,と,ホチキス.
このホチキス,マガジン(マックスHP引用)が門歯のように見え,相性ぴったりといったところ.
実用品なのだがどうしても開封できない.
2017 .8.31
クマネズミ受難
Passion of the Rattus rattus
わかるだろうか?
2匹とも尾の先が細くなく途中で切断されたようになっている.
この個体は尾付け根背部が怪我をしている.
狭い環境(とはいえ2×2m程ある)で集団飼育していると,弱い雄がこうなる.
自然界では,こうなる前に群れから離れ新しい住処を見るける旅に出ると思われる.
2017 .7.24
ドブネズミの引っ掻き傷
Scratches by Norway rat
実験中に突如暴れだしやられました.
噛まれた事は何度かありますが,引っかかれたのはあまり記憶にない.
意外と鋭い爪をしているものだと驚きました.
もちろんこの後すぐに消毒しております.
素手で触るのはやめましょう.
2017 .7.3
ブリュッセルの土産
Souvenir of Brussels
知人からいただきました.
台所などで使う,しつこい汚れ落としスポンジ.
使うのもったいないです.
パンから使う予定.
ねずみは使わない.
その後飲みに行き,あっという間に帰国されました.
お礼に,毛の生えた動くねずみをプレゼントしようと思いましたが,断られました.
2017 .6.28
ドブネズミまた出産
Brown rat gave birth to another pups
別の捕獲個体がまた産みました.
ちょっと増えすぎ.
この前の仔達はこんなになりました.
早く親から離さないとケージがネズミだらけです.
2017 .6.21
ドブネズミ13日齢
Brown rats 13 days old
こんなに大きくなりました.
ドブネズミもこうして見ると可愛いものです.
2017 .6.14
ドブネズミ幼獣
Brown rats’ cubs
野外捕獲個体出産
やっとまともな写真撮れました.
6個体.
ドブにしては少ないので,もう少し産まれたのかも知れませんが・・・.
今日で,6日齢.
産んで2日程度は,ちょっとした刺激で食ってしまう.
しかも,こんな小さなケージではなおさら.
この子達はすでに里親が決まり,乳離れを待つばかり.
2016 .12.28
追い詰められたクマネズミ
Roof rat in the wall
ビルのネズミ調査で見つけたクマネズミ.
昼間から走り回っていたので,追っかけたらこうなった.
会社帰って写真を見たら「あら可愛い」.
今回は,駆除前の調査であったので,深追いはしなかった.
数分後にこの場所を探したが,すでにいなくなっていた.
とりあえず,今年は年越し出来るだろう.
さて,今年も後わずかとなりました.
本ブログを見ていただけている皆様はどのような年でしたでしょう?
新しいゴキブリを入手して,Happyな年だった方.
管理が出来なく滅ぼしUnluckyだった方.
私は両方でしたが,それはそれで経験値として積み重ね,新たな楽しみを見つけたいと思います.
皆様,
可愛いいゴキブリと共に,良いお年をお迎えください.
2016 .12.2
ドブネズミ生存
Norway rat are alive.
1週間前に殺鼠剤まみれで捕獲されたドブネズミだが,納豆の効果があったのかまだ生きている.
食べてくれないと思った納豆も,2度ほど与えたが完食.
その後,抹茶にもビタミンKが多く含まれることから,別の事務所よりもらって来て,粉餌に混ぜて与えました.
事務所到着翌日は,納豆は食べていたようだが,具合悪そうにしており,突いてもあまり動くことなく,うずくまっていた.
1週間経過して,噛み付こうとする元気が出たのでもう大丈夫でしょう.
2016 .11.25
解毒
Detoxification
納豆.
私の夜食である.
本日,夜遅く,現場で捕獲されたドブネズミをもらった.
しかし,この現場は殺鼠剤を使用しており,過去に同じ現場で捕獲された2匹のドブネズミは,2~3日の内に死亡している.
これもダメだろうと思ったが,クマリン系殺鼠剤の解毒には,ビタミンKを投与する.
毎度同じ事をしていても進歩がない.
どうせ死ぬのなら,夜食の納豆と,たまたま冷蔵庫にあったサラダ油をダメもとで与えることとした.
だが,はたして納豆やサラダ油のようなべたつく物を食べるだろうか?
2016 .11.14
ネズミネクタイ
Mouse patterned necktie
昨日のペストロジー学会でS生さんより頂きました.
ありがとうございました.
次回のネズミ駆除協議会に締めて行きたいと思います.
2016 .9.8
小笠原初日
The first day of Ogasawara Islands
翌日は台風圏外となりよい天気となりました.
昨日は早々にデッキへ出ることが禁止されたのですが,今日は雨と波に洗われ綺麗なデッキになってます.
日中は仕事でしたのでお見せできるのはこんな写真.
クマネズミの干物.
夜は,大神山公園へ散歩.
定番のワモンゴキブリ.
コワモンゴキブリ幼虫.
樹上で目が合ったクマネズミ.
今回一緒に来た若集は,目と勘が鋭いようで,クマネズミの良い写真が撮れました.
この一連の写真はこれから様々な場所で使えそうです.
2016 .8.26
注目
Attention
この前のとは別の子供たち.
興味津々.
2016 .8.18
祝!クマネズミ出産
Celebration! Roof rat gave birth
都内で捕獲したクマネズミがようやく出産.
バリバリのクマリン系殺鼠剤抵抗性個体.
クマネズミは,少しの刺激でも育児放棄をするため観察も容易ではない.
現在は3日経過しているので,超デリケートではないが,まだまだ安心できません.
確認できた仔の数は3匹.
野外では6匹ほど産むが,人が管理し,狭いケージなどのストレスのためか,最後まで成長するのはこの程度が多い.
2016 .6.24
ネズミの睡眠
Sleep of the rat
ラットは昼でも夜でも,私が近寄っても,いつも目を閉じて熟睡している.
しかし,クマネズミは,中々目を閉じているところを見せてくれない.
遠目で見て,寝ているので「ソッ」と近寄っても,すぐに目を開ける.
これも,もう少しという所で目を開けてしまった.
何とか撮れたと思ったが,
すぐにこの状態.
警戒心の強さが良く分かる.
2016 .6.22
NB
Non-agouti brown
ラットのNB.
一般的なラットのように大型にならず,色もブラウン単色.
性格もおとなしく,この種は可愛いと思う.
親は,何をされてもお構いなし.
初めて繁殖させたが,4匹しか生まなかった.
しかし,雌雄は揃ったので次世代にはつなげそうだ.
2016 .5.31
マウス
Mice
数えたら36匹いた.
1雄2雌なので,2雌が同時に産んだのだろう.
にしてもすごい数.
何かハエの幼虫に見えました.
2016 .5.18
クマネズミ
Rattus rattus
小型ケージで飼育している個体は,毎日観察している.
昼は寝ている個体が多いが,起きる個体もいる.
また目が合った.
本当に目をそらさない.
私が何か悪意のある行動をしたら,すぐに逃げる体勢をとっている.
そんなことはしないので,結局根負けして私が目をそらす事になるのだが.
2016 .5.6
野鼠
Field rodent
入間で捕獲された野鼠.
まだ幼獣で,ビンに入れられて輸送されたので,少しやつれている?
むくんでいて,幼獣だとヒメネズミに見えるが,尾の長さからハツカネズミと思われる.
野外のハツカは繁殖できていないので,追加を期待したいのだが,捕ろうと思うとそう簡単に行かない.
2016 .3.23
ねずみ駆除協議会
Japanese Association of Commensal Rodent Control.
KKRホテルにて,ね協研究会が開催されました.
開会の挨拶をする谷川委員長.
私も,今回は発表者として話しをしました.
内容は,殺鼠剤を使った場合,ネズミはどこで死ぬのかを,調べた内容です.
行政含め,100名以上の方が参加していただき,大盛況に終わりました.
都市のネズミ問題は,ビルから高齢者住宅にシフトしています.
関係者一丸となって取り組まないと解決しない問題です.
ね協としても,その中心となれるよう,活動しなければいけないでしょう.
そして,先日娘からもらったネズミタイピンのデビュ~.
2016 .3.10
カナダ経由シアトル土産
Souvenirs of Seattle
娘の土産.
こんなに沢山.
うれしいです.
左はゴムのネズミ.
クマネズミだと思うが,日本のものに比べ目の出来が良い.
ゴキブリは,裏に吸盤があり,このように貼る事が出来る.
分離できるので,パッケージを壊さずに外す事が出来ていい.
どれも日本では買えないだろう.
ネズミのタイピン.
今月,ねずみ駆除協議会の研究会が開催され,私も壇上に立つ予定なので,このタイピンをして行きたいと思う.
有難う!
2016 .3.1
クマネズミの睡眠
Sleep of the roof rat
可愛い寝顔である.
が,ラベルのテープが邪魔.
ゆっくりと剥がすといい感じ.
あっ起きた.
あああ....
2016 .2.17
BN
BN
ビデオの撮影でドブネズミ役を演じてもらいました.
はじめてみる下界に遁走するかと警戒しましたが,何のことはないラットでした.
しかし,中々の演技力だと思います.
おっと.
逃げたフリ.
2016 .2.15
脱毛ネズミのその後
The hair less roof rat afterwards
粘着シートからの生還の道は長い.
約半月後.
約一月後.
こちらは,後は毛が生えてくるのを待つだけ.
雌だったので,妊娠していれば一気に子供が取れたのだが,その様子はなかった.
2016 .2.3
ネズミ剝がし
Tear off a rat
久しぶりに再開した.
粘着シートに捕獲されるクマネズミは生後1ヶ月以内の幼獣が圧倒的に多い.
この個体もそう.
剥がして1週間ほどでこのように毛が抜けてくる.
ポリブデンの絡まった毛を指で除去しているところ.
この時期,この姿は寒そうである.
2015 .12.28
飼育動物の年末
The end of the year of the breeding animal
飼育室の一番温度の低い場所で管理しているヒメクロゴキブリ.
低いといっても17℃程度はあるためか成虫がまだいる.
クマネズミたち.
この2匹は仲のよいペア.
左♂.右♀.
面白いもので,クマネズミは臆病な割には,このように近寄ってきて観察を始めます.
いつでも逃げられるという,自信の現れでしょう.
さて,本年も今日で更新は終了します.
あっという間の2015年でした.
1年間ありがとうございました.
また来年もよろしくお願いします.
最後に,私事ですが,この歳にて学位を取得することが出来ました.
これもひとえに皆様の励ましやご教示あったからこそだと思います.
皆様,ありがとうございました.
今後も,ご指導よろしくお願いします.
よいお年をお迎えください.
2015 .12.17
ネズミ 2種
Two kinds of Rats.
娘からもらいました.
ネズミグッズを見つけると,いつも買ってきてくれます.
うれしいですね.
左はドブかな.
右は大きさはハツカネズミですが,外見ではドブ?白いからラット?
目の大きさと尻尾の長さからはクマ?
メーカーよく見ると,先日S木さんからもらったハエ袋と同じ.
仲良く収まってもらいましたが,違和感ありませんね.
2015 .12.9
目が合った
Eye matched
クマネズミです.
「元気かな」と覗いたら目が合い硬直した.
飼い慣らされたラットやマウス,ハムスターではこういった仕草は見られない.
と思う.
彼らには無い,知能?表情?がクマネズミにはある.
かわいい.
2015 .9.1
クマネズミの「グー」
Rock of Roof rat.
クマネズミが活動せずに,うずくまっている時の手(前足)
アップ.
ちなみにクマネズミの手の指は見かけ上は4本.
2015 .8.10
クマネズミの壮絶排除
Fierce struggle of the roof rat.
繁殖を開始しない雄2,雌1の大型飼育ケージに,現状打破の為,雄1を入れたのだが,3時間後に見に行ったら死亡していた.
攻撃される場所は下半身に集中する.
新参者が受けいれられる確立は低い.
2015 .7.30
クマネズミ幼獣ケージの床換え
Cleaning of the breeding cage of the puppy roof rat.
生後50日のクマネズミ.
まだピンセットで移動が出来る.
2015 .6.26
クマネズミケージ内育児
The pup that a roof rat takes care of its baby in a cage
生後17日.
目が開いて,可愛さ全開.
しかし,この親は殺鼠剤抵抗性系統.
当然,仔もその血が受け継がれているはず.
とわいえ,外見ではそんなことは全く分からない.
この頃からハンドリングすると,成獣になっても人を恐れない個体が出るが,動きのすばやさは天性の物なので,ケージから出して遊んでいても,何かに驚くとどこかにすっ飛んで行き,行方不明となる.
写真を撮っていると,親が心配顔でこちらを注視している.
これまた可愛い.
2015 .2.5
クマネズミ
Rattus rattus.
巣をのぞいたらいた.
2週齢程だろう.
目が開いたばかりだ.
2014 .12.16
忍び寄るクマネズミ
The black rat which steals near.
飼育棟外階段に再びクマネズミ参上.
眼と眼が合った.
しかし,手の届かない所にいると分かっている個体は,様子を伺うだけで,立ち去ろうとはしない.
何が危険で,どこなら安全かよく分かって行動している.
2014 .11.14
保護されたハツカネズミ幼獣
Protected mouse cubs
現場から届いた衰弱したハツカネズミの幼獣2匹.
都内では,ハツカネズミの生息はほとんど確認されておらず,この個体は物に紛れて持ち込まれたと考えられます.
眼は落ち窪み.毛が逆立ち,1匹は餌を自力で摂る力が無い状態であった.
現在やっと自力で餌を摂れるまで回復した.
可愛いですね.
雌雄を確認したらちょうどペアだったので繁殖させて実験に使う予定.
殺す実験ではありません.念のため.
2014 .10.3
石鹸齧り
Soap which suffered the damage of the rat
現場でもあまり見る事がなかったが,自分の所でやられた.
しばらく使ってなかった流しにクマネズミが侵入し,当然食い物は置いてないので古典的な石鹸被害を起こした.
周りを一周まんべんなく齧っている.
素晴らしい!
2014 .7.25
粘着はがしクマネズミ出産
It gives birth the black rat captured by the adhesion trap and immediately after removing.
剥した時,外観で妊娠していると思われた.
触診でも胎児が幾つか確認できるほどの状態であった.
少しでも安定してから生まれると良いと思っていたが,思うようには行かない.
出産最中.
その後,1日は保育しているのを確認したが,消えた.
2014 .7.9
クマネズミ小笠原系統久しぶりの出産
The delivery of a black rat Ogasawara strain long time
ビルなどでは難防除といわれているクマネズミだが,人工的に繁殖させるのは結構大変.
この系統も,一度崩壊しかけたが,何とか6匹の仔を得ることが出来た.
この後も,気は抜けないが,何とかなるだろう.
2014 .7.1
事務所に出没したクマネズミ
The black rat which haunted the office.
この建物にもクマネズミがやって来ました.
駆除会社の建屋に侵入するとは大した度胸.
それに免じて,また,幼獣であることも鑑み,釈放した.
次に来たら研究材料としてやろう.
2014 .6.26
ドブネズミ幼獣
Pap of a brown rat.
現場で採集されたドブネズミの幼獣.
生後3~6日と思われる.
都内のビルに生息するイエネズミは,そのほとんどがクマネズミと思われる.
私が知る限り,ビル内でドブネズミが生息しているのは,手を振れば消えるくらいしかない.
殺鼠剤を良く食べ,罠にも良く捕獲されるドブネズミは,人の捕獲圧が加わる場所には生き残っていけないのであろう.
現在良く見かけるのは,屋外の土がある場所くらいでは無いだろうか..
2014 .6.5
ドブネズミのプラグ
Vaginal plug of Rattus norvegicus
交尾が完了した際に,雄が他の雄の交尾を阻止する為に出す膣栓.
交配を始めたケージの床を観察していると,落ちている.
これがあれば,普通は焼く20日後に出産する.
稀に食べてしまうので,交尾確認の方法としては確実ではないが,目安になる.
2014 .4.23
ドブネズミのヒゲと牙
The mustache and fang of a brown rat.
実験中のひとコマ.
こうして見ると,ヒゲが想像より長く太く沢山生えているのがわかる.
これで,劣る視力のカバーをしているといわれる.
可愛い顔をしているが,ドブはクマに比べか無知からが強いので,油断するとすぐ血だらけとなる.
ご注意あれ.
2014 .4.17
クマネズミ発生
The black rat appeared.
貯穀害虫を採集しようと,ヒマワリを置いておいたらクマネズミが食いに来た.
ここは4階の屋根裏.
こんな場所の食糧を探知するのだからクマネズミが,ビル内に住み着くのもよく理解できる.
典型的なクマネズミの糞.
この大きさは成獣であろう.
周りをよく調べたら,別のグループが放置してあった,ドックフードも穴を開けられ,からになっている.
しばらく,餌付けをし,捕獲を試みることとする.
2014 .4.8
ハツカネズミの代理飼育
Substitute breeding of a mouse.
野生種の親が育児放棄した仔を育てるパンダマウス.
たまたま,自分の仔を産んだ時だったので上手く行った.
全部で10匹.
雌親は,毛がパサパサにやつれて見える.
ご苦労様.
2013 .12.25
ドブネズミ変身中
A brown rat is the midst of transformation.
粘着シートから剥して10日後の様子.
普段は獰猛なドブネズミだが,1匹でジッとうずくまっている姿を見ると,何とも可愛そうだ.
毛が無くなり,寒いのだろうか?
つついて刺激しても,心なしか反応が少ない.
もう少しすると,産毛が生えてくるのだが.
今が一番辛い時期だろう.
2013 .12.3
ドブネズミの体毛の再生
Reproduction of the body hair of a brown rat.
粘着シートから剥してちょうど2週間.
ポリブデンでくしゃくしゃになった体毛は全て抜け落ち,爽やかな体毛が生え始めている.
あと1週間もすると,綺麗な身体になることだろう.
2013 .11.19
パンダマウス
Mus musclus mollosinus
一般的なハツカネズミに比べ,ふた回りほど小さい種.
江戸時代からペットとして飼われていたが,いつの間にか滅んでしまった.
しかし,昭和に入り,遺伝研の森脇博士がヨーロッパに旅行した際,夜店で売られているのを日本に持ち帰り,現在のパンダマウスが固定されたと言われている.
ハツカネズミはみな同じだと思っていたが,この種を見てから考えが変わりました.
2013 .10.28
手乗りクマネズミ永眠
The hand riding black rat died.
昨年12月の元気だった頃の写真.
520日齢頃.
先週,金曜日夜の状態.
すでに走り回る元気もなく,手の中でぐったりしている.
先週土曜,22時45分.
それまで,静かに呼吸をしていたが,突然前肢を動かし,後肢を伸ばすような仕草をしたのが最後,動かなくなった.
少し泣けた.
2013 .10.25
クマネズミの咬みあわせ
Engage of the tooth of a black rat is bad.
まだ100gいかない幼獣が,衰弱していたので,良く見ると歯が咬み合っていない.
こうなるのは,年老いた個体に多いのだが.
若い個体では,はじめて見た.
口を開けようとしたが,歯が肉に食い込んでいるのか開ける事は出来なかった.
頭骨にして状態を確認する予定.
2013 .10.23
秋の深まりと手乗りクマネズミ
Deepening and the hand riding black rat of autumn
昨日のクマネズミ.
今日もまだよたよた動き回っているが,どう見ても後1週間といったところか.
元気なうちに,スキンシップを沢山記録した.
可愛いですね.
2013 .10.21
年老いたクマネズミと活発なクロゴキブリ
The old black rat and active Periplaneta fuliginosa.
今日の体重101g.
健康な時は,125g前後であったが,ここ一ヶ月で急に体重が減ってしまった.
生後2年と100日.
長生きしたほうだと思うが,少し寂しい.
と思いきや,扉の外にはまだクロゴキが元気に徘徊している.
どうも雌のようだ.
2013 .10.7
長い付き合いのクマネズミA
The black rat A of long association.
最近,体重も減り,歩き方もヨタヨタしてきてしまった.
元気な頃は,こうして,腕でおとなしく写真を撮らせてもらえなかった.
写真も撮り易くなったので,これから少しの間,仲良し写真を撮り貯めておこうと思う.
2013 .9.27
ドブネズミ24日齢
24 days old of Brown rat.
離乳直前で雌親が死亡し,生命力の強い2匹が生き残った.
性別は1:1.
このペアを元手に,繁殖させ実験を再開する予定.
いずれにせよ,可愛い.
2013 .9.17
クマネズミAなんとなく元気なし,心配.
The black rat of hand riding is depressed.
It is anxious.
生後803日.
唯一,人間に慣れ,素手で触っても,お互いの痛みを理解してくれているかのような行動をする♀成獣.
最近体重が減ってきている.
血尿も出ており,少し心配している.
2013 .9.10
ドブネズミの発育経過
Growth progress of a brown rat.
8月28日に生まれたてのドブネズミの子供.
毛は生えていない.
約11匹確認できる.
生後6日後.
うっすら毛が生え始めている.
生後8日後
全身毛が生え,ピンクから鼠色になってきている.
生後13日後.
今日の様子.
走り出しそうなまで成長した.
ドブネズミは,この時期多少いじっても,育児放棄等しないが,クマネズミは簡単にはいかない事が多い.
2013 .9.5
クマネズミの身体能力
Physical strength of a black rat.
クマネズミの殺鼠剤抵抗性個体たち.
1ヶ月殺鼠剤のみを食べさせても,全く動じない者たちである.
2013 .7.25
クマネズミ社会の1つの出来事
One occurrence of black rat society.
クマネズミを飼育していると,たまに群れから追われる個体を見かける.
そのきっかけが,何にあるのか分かっていないが,追われる対象は雄が多いと思っていた.
しかし,今回は雌雄各1匹が確認できた.
♂.
追われて起きる症状は,この尾.
齧られて短くなったり曲がったりしている.
♀.
むごいですね.
拡大の写真も撮りましたが,酷過ぎて使いませんでした.
この後どうなったかは,ご想像に任せます.
2013 .7.23
ドブネズミ
Rattus norvegicus.
ドブネズミも,こうして「じっ」としていると可愛.
ラットの原形だけあって,飼育していると人間の手から餌を食べるようになる.
そういった面から見ると,クマネズミよりも飼育し易いのかもしれない.
しかし,ドブネズミはクマネズミに比べ,寄生虫や感染症を保有している可能性が高く,素人が扱えるほど安全ではない.
ご注意下さい.
2013 .7.8
ドブ?クマ?
A brown rat or a black rat
外部寄生虫を採取した後の状態.
どちらが何ネズミかわかりますか?
答えはこちら.
↓↓↓↓↓
↓↓↓↓↓
↓↓↓↓↓
↓↓↓↓↓
両方ともドブネズミ.
どちらも,同じ場所で採集された個体ですが,上はクマネズミに見えます.
しかし,形態的特長はドブネズミ.
2013 .7.5
老衰クマネズミ
A natural death of a black rat.
生後830日.
♀.
MAX体重は120gほどになったが,死亡時は75gまで痩せていた.
2013 .6.17
ネズミ剥がし
Rescue of a black rat.
実験で使うクマネズミを採集してきました.
都内で捕獲された,殺鼠剤抵抗性個体と考えられる個体群から.
粘着についた状態.
毛が抜けている個体は,過去に粘着から逃れた名残だと思われる.
剥がす時はこんな感じ.
幼獣とはいえ,噛み付いてくる.
その後に小麦粉まぶしにして,ポリブデンを無効化する.
感覚は,てんぷらに衣をつけている感じ.
その後は,玉になるので除去したり,水を飲ませたり.
大変面倒な作業だが,この粉まみれは,大概の外部寄生虫を落とすようで,毛が生えかえると,イエダニも落ちている.
こう書くと簡単のようですが,実は大変な作業です.
くれぐれも,良識のある方は真似しないで下さい.
これは,駆除に役立てる為の特殊な作業です.
咬まれます.
2013 .5.16
ネズミの天敵
The natural enemy of a rat.
大型のムカデやクモの餌にネズミの幼獣を与えるが,これを見て,ムカデを放逐して駆除の可能性を考えた.
ビル内で,ゴキブリ等の餌がなければ積極的に捕食するかもしれない.
あくまで考えただけです.
ネズミがムカデを好んで食べるかは検証してません.
食べない想定です.
2013 .5.13
ドブネズミの侵入場所
The invasion place of a brown rat(Rattus norvegicus).
ウィキペディアでドブネズミを検索したら,別称としてシチロウネズミ(七郎鼠),ミゾネズミ(溝鼠),ハトバネズミ(波止場鼠),チャイロネズミ(茶色鼠)があることを知った.
知らなかった.
さて,ドブネズミの家屋内侵入場所としては,排水口がしばしば問題となる.
風呂場の排水から顔を出したり,便器から逆流したり.
今回は決定的な証拠写真を某T営業所の所長より頂いた.
東京では事例的に,あることはあるが,あまり聞かず,なおさら写真などほとんど見たことない.
やらせではありません.
2013 .5.7
ねずみたち
Rats.
G.W.いかがでしたか?
私はほとんど外出せず論文書いとりました.
歳とると,時間ばかりが過ぎて,一向にはかどらないですね.
で,お土産として娘からもらったねずみ達.
ぬいぐるみはスカイツリー発.
良く観察すると,耳は目まで届き,尾は頭胴より長い.
まるでクマネズミ説明モデルのような出来.
しおりは,以前紹介した物の完成品.
良いG.W.でした.
2013 .4.25
アルビノドブネズミ
Albino of a brown rat.
仙台発.
ドブネズミのアルビノ雌である.
ドブネズミのアルビノは,クマネズミと違い比較的良く発見される.
もともと,実験動物のラットは,ドブネズミのアルビノを固定した物であり,ラットの観点から見ると,本個体が珍しいかと言うとそうでもない.
しかし,野生では多くなく,生きた個体を見たのは,錦糸町で発見された個体に次ぎ2度目.
PCO歴20数年で2度なので,やはり珍品といえるだろう.
実はこの個体の後,同所で捕獲されたアルビノ雄も届いた.
聞いたところでは,この採集場所では数個体白いネズミが確認されているらしい.
そういえば,アルビノクマネズミを捕獲した場所も,複数の白いネズミが確認されている.
続く.
2013 .4.8
アルビノクマネズミ大小
Size of Albino’s black rat.
親子ではないが,親子のようだ.
2013 .3.26
久しぶりの白クマネズミ出産
The albino of the roof rat was born after a long absence.
クマネズミは,ドブネズミやハツカネズミと違い,近交系やクローズドコロニーはできないらしい可能性が高いようだ.
とすると,このコロニーも近いうちに崩壊する可能性がある.
そんな状況の中,この一匹は励みになる.
成長する事を祈らないではいられない.
2013 .3.15
地下鉄のネズミ
The rat seen by subway.
久しぶりに地下鉄でネズミを見た.
拡大.
幼獣が2匹ほどじゃれ合う感じで排水口の中を覗いているようでした.
地下鉄の線路で見かける種は何でしょうか.
クマネズミ,ドブネズミどちらの説もあるようですが.
地下鉄につながるビルを建てると,クマネズミが出ることが多いです.
であれば,クマなんでしょうが,この写真はドブのようですね.
今度は成獣の写真を狙います.
2013 .2.18
The picture of a rat and a cockroach.
娘に書いてもらいました.
私は絵のセンスも無いので,こういったデザインは苦手です.
で,第一弾.
ネズミ.
これは結構気に入っているので,このまま使う予定.
第二弾.
ゴキブリ.
これもこれで良いが,触角が短すぎるので手を加えようと思います.
何れにせよ,気に入っています.
2013 .1.28
ネズミの栓抜き made in Myanmar
The cap opener with which the rat purchased in Myanmar was carved.
社長からミャンマー土産をもらいました.
ネズミ付き栓抜きです.
うれしいですね.
またネズミコレクションが増えました.
木の棒にボルトを刺しただけであるが,ここに引っ掛けて栓を抜く仕組み.
さて問題.
今回もらった動物の種類は,ネズミ1,ウサギ2,リス1の3種4本.
これは正面から見た図ですが,ネズミはどれでしょう.
正解は下↓.
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
左端の栓抜きが正解.
当たっても何もありません.
あしからず.
2012 .12.19
半透明のクマネズミ
A translucent black rat.
例の片足を失った個体だが,まだまだ元気いっぱい.
生後27ヶ月.
体重120g.
どうした事か,今日は透き通っている.
後ろの金網が見えている.
腰の手拭上で遊ぶ図.
もう透けてはいない.
遅くなりましたが,昨日開かれたAQUARIUM BUSに少し顔を出しました.
アクアホリックのA岡さん,ヴァンケット動物病院M原さん,BRIGADOONのB東さん,久しぶりに話が出来て楽しかったです.
神田のときもそうだったのですが,このほか,何人かお会いした事なき有名な方もニアミスしていたようで,またどこかで機会があれば誰かにご紹介願おうかと思います.
私,インセクトフェア以外はこういったイベント行った事はなく,多ジャンルの生き物がいて,あきませんでしたが,時間が無く早々に引き上げねばなりませんでした.
次回は,時間をかけて見物したいと考えています.
皆様今後ともよろしくお願いします.
2012 .8.17
肩のりクマネズミ その後
The situation of the after that of a shoulder riding roof rat.
生後間もない時期に,事故で後脚の片方を失った仔です.
今日で生後400日齢.
人の存在を気にしない「慣れた」個体です.
しかし,以前,別の部屋で写真を撮ろうとして,移動させた際,急に駆け出して取り押さえたら思いっきり噛まれ大流血.
やはり,クマネズミは,慣れた環境で自由に振舞うのであって,初めて入る空間には相当神経質になるようです.
この性格もあり,トラップには捕まらない困った動物になっている訳です.
2012 .8.14
指
The finger of a roof rat.
群れからはじかれた個体 かな?
普通はシェルター内に雌雄仲良く重なっているが,たまに1匹金網にぶら下がる様に張り付いている.
そのときの前足手の甲.
金網越しに握手すると,嫌がってか逃げていく.
当り前か・・・.
2012 .7.10
仲良しクマネズミ 2
Good friend roof rat 2.
クマネズミも地球に生きる生物のひとつ.
2012 .6.7
クマネズミの能力「噛む」
Capability which a black rat bites.
これはアルミの針金であるが,やわらかく曲げやすいので,ネズミのケージのちょっとした開口部の留めに使っていた.
ところが,こんな状態に.
クマネズミはアルミであれば穴を開けることは知られている.
しかし,木やプラスチックのように日常的に見られる事は無い.
と思っていたが,この通り.
お見事.
2012 .5.11
イエダニの大きさ
Size of Ornithonyssus bacoti.
クマネズミの外部寄生虫をしらべていたら,巨大なイエダニ発見.
血を吸って丸々としている.
矢印二つがイエダニ大と小.
1mm超えている.
以前の飼育室はこのイエダニが大発生していて,こんなのがごろごろ.
作業すると,手に登ってくる虫体が目視で確認でき,パンツゴム下,など下半身をよく刺されました.
現在は根絶し,快適な飼育室になってます.
2012 .5.1
都内のドブネズミ
A brown rat in the city of Tokyo.
鳥対策GのI井部長より頂き.
都内某公園内で日中に活動していたらしい.
顔つきはクマネズミのようだが,耳や周りの糞を見るとやはりドブのようだ.
ドブということで水浴.
本当に水に入る写真は始めてだ.
水浴の目的は,流れてくる何かを狙っていたとのこと.
2012 .4.9
ジネズミ
Crocidura dsinezumi.
哺乳綱
トガリネズミ目
トガリネズミ科に分類される.
ネズミと付いているが,クマネズミなどはネズミ目に属し,モグラに近い.
茨城の現場にて,O木所長が拾ったものを譲っていただいた.
既に死亡していた個体.
良く見ると,腹部に傷があり,少し腹が膨らんでいた.
目が小さい.
かわいい顔をしていますね.
2012 .4.2
クマネズミ 頭骨に見る門歯異常
The abnormalities of a incisor seen to skull.
先日の門歯異常を書いていて思い出した.
数年前に,新宿の雑居ビル内飲食店舗天井裏で見つけた頭骨.
こちらから見ると,象の牙のように見える.
4本のうち,1本でも噛み合わせが狂うと,とんでもない複雑な伸び方となる例.
こうなるまで生きていたというのもスゴイ.
2012 .3.26
門歯の異常
The abnormalities of a incisor.
下顎の門歯が1本無いと思ったら,上顎の門歯も可笑しな伸び方をしている.
元気そうなので,しばらく様子を見る.
2012 .2.28
2011/9/13のその後
After that of the black rat on September 13, 2011
毎日2~3分外に出して自由に走らせている.
手で触って,掴む,握るをしても咬む事はない.
甘咬みは少しあるが.
動きが少しは遅くなるかと思ったが,普通のクマネズミと素早さは変わらない.
しかし,私からは逃げることなく,合図をすると出てくる.
可愛いが,動きは素早く,ケーブルを齧る能力は野生と同じであると思われ,事務室で放す気にはなれない.
2012 .2.27
仲良し
Husband and wife of a black rat?
雌雄は確認していないが,ペアだと思う.
雄同士も有かもしれないが・ ・ ・ ・ .
驚いて1匹逃げた.
2012 .2.10
ネズミ
Roof Rat.
ゲテモノ好きの父にと作ってくれた.
ありがたや.
しかし,さすがにゴキブリは無理のようだ.
2012 .2.1
アルビノクマネズミ5兄弟
Albino roof rat 5 brothers.
壮観.
何度この血が滅ぶ覚悟をしただろう.
まだ,不確定要素は沢山あるが,とりあえずここまで増えてきた.
たぶん左から♀,♂,♂,♀,不明.
2011 .12.13
耳がないクマネズミ
Roof rat without an ear.
集団飼育をしていると,喧嘩は耐えないが,流血沙汰は殆んど起こらない.
小さなケージではなおさら起き難いのだが,このケージ内の3匹中2匹が耳介を失っている.
その被害鼠.
写真を撮ろうとするとレンズにより過ぎ.
小笠原の個体群は人懐こい個体が多い.
都会でこんな個体がいれば,直ちに罠にかかり淘汰されてしまうだろう.
右の個体のみ耳が正常.
恐らくこいつに齧られたのではないかと想像するが,もしかしたら互いにかみ合いをして,こいつだけ逃げるのが上手いだけかもしれない.
2011 .11.29
クマネズミ0日齢
0 days age of the Rattus rattus
生まれて24時間以内のクマネズミ.
体重は5g内外.
小さい個体だと4gに満たない個体もいる.
頭胴長は50mm内外.
当然体毛は生えておらず,眼も開いていない.
ここから約半月で眼が開き,動き回るようになる.
クマネズミとドブネズミの形態的違いとして,クマネズミは頭胴長より尾長の方が長いと言われるが,幼獣は頭胴の方が長い.
2011 .11.14
アルビノクマネズミ餌付け
Feeding of the albino roof rat
このクマネズミ.一頭だけ群れから外され,死にかけていた.
救出してから2週間.
実験の間だけ外に出して遊ばせているのだが,私から離れようとしない.
指を甘咬みする図.
ひまわりを与えると手の上で食べるまでになった.
ペットネズミでは普通でも,クマネズミではこれは凄い事です.
2011 .10.11
クマネズミ交尾
夜中に実験をしていたら どたばたと始まりました.
まず,1匹の雌(白)の後を複数の雄が付いて大運動会.
2,3周して雌が立ち止まったところを1匹の雄が後ろから交尾を仕掛けます.
瞬間的に交尾はおわり.
これを何度も繰り返す.
雌は白いので分かるが,雄がいつも同じ個体なのか,目を凝らして見ていたのだが,良く分からない.
ハツカネズミの交尾は良く観察さるが,クマネズミの交尾は初めて見た.
2011 .9.28
今日の三色
三色.
白,黒,茶.
こちらは2色.
白,黒.
2011 .9.13
頑張れクマネズミ
生まれた時から右足が無く,尾も付け根から無かった個体.
10日はもたないと思っていたが,今では兄弟の仲でも大きめのお姉さんとなった.
今までの幼獣からすると,怪我を負った特に雌個体は,気が荒いのだが,この個体は咬む事もせず,ハムスターのようなオットリさがある.
2011 .8.16
早朝見つけたドブネズミ
会社建屋前の路上に仔ネズミ発見.
逃げないので近づいて撮影.
様子が少しおかしいので,捕まえてみるとイエダニが強烈についていた.
軍手をしていて良かった.
その後,どうしたかはご想像に任せます.
2011 .8.11
クマネズミ乱心
野生動物の子育ては難しい.
ムカデの産卵などは特に気を使う.
ネズミも同じ.
たまたま,飼育設備のメンテ中に開けてしまった生まれたて幼獣.
やばいかなと思ったが,
翌日,やはりダメだった.
他のペットネズミの繁殖はした事がないので良く分からないが,クマネズミはこういった刺激に弱い親が多い.
2011 .8.4
クマネズミ子供
見た目は普通の可愛い幼獣.
動きも他の個体に比べ遅く,性格もおっとりしている感じ.
この個体は,生まれた時に親にやられたのか,生まれながらか分からないが,尾と左後脚が欠損していた.
ここまで成長しないだろうと思っていたが,元気に育っている.
体重は兄弟の仲で最も軽いが,頑張って成長して欲しい.
ピンボケなのは,ネズミの体色にカメラが付いていけずこうなってしまった.
本日のエントリーで何と1,000回目となりました.
1,000回目がゴキネタでないのは特に意味はありませんが.
ここまで出来たのも皆さんの応援と,沢山のゴキブリ他の協力があったからだと思います.
これからもどうぞよろしくお願いいたします.
2011 .8.2
クマネズミの喧嘩
狭い容器内で集団飼育をしていると発生することが多い.
それは,親,兄弟関係ない.
雌雄で見ると♂が良くやられるようだ.
そして攻撃する箇所も大体同じ.
尾の付け根.
後肢.
今回は頭部も.
治療は赤チン(死語?).
治療をしても隔離しないと,すぐにやられるため,隔離も同時に行なう必要がある.
ちなみにこの怪我は,一晩でやられた.
2011 .7.29
インドデリー近郊生物まとめ
今回の出張で見たゴキブリは2匹.
チャバネ幼虫1匹.
ワモンゴキブリ♀成虫1匹.
恐らく,害虫種は普通にいると思うが,野外種は全く発見できなかった.
草刈の腐葉土下とかも探したが,直翅類が少しいただけ.
インドで昆虫を探すなら,もっと南の方が良いのだろう.
最後に,街のインド雑貨の店で見つけたネズミの置物.
最初カエルかと思ったが,目が飛び出た風のネズミであった.
600ルピー.
ゴキブリは捕れなかったが,これで少し満足できた.
ここインドには4種の家ネズミがいるそうである.
ネズミはスーパーの中を店員に蹴られて逃げ回っているクマネズミっぽい種を1度だけ目撃した.
インドシリーズは今日でおしまい.
2011 .6.13
アルビノ
ピンク2匹がアルビノ.
生後約7日.
このぐらいでも体毛の色違いがわかる.
2011 .6.8
肩乗りクマネズミ
最近コンスタントに生まれ始めたアルビノクマネズミ.
クマネズミの性格も千差万別.
この仔の様に,人を恐れない性格もあり,野外では即粘着シートの餌食になってしまい,この性格は受け継がれないであろう.
可愛いですね.
当然イエダニも根絶してあるので,糞尿の汚さはあるかも知れませんが,綺麗です.
(私の汚い皮膚はこの際勘弁してください).
2011 .4.28
クマネズミ三色
クロ2,茶1,白1.
まるで遺伝実験の見本のような毛色.
詳しくは調べていないが,聞いた話によるとクマネズミはクロ毛が遺伝的に優性らしい.
小笠原で採集した個体群は2~3割でクロが出るし,東京・上野を中心としたエリアで捕獲されるクマネズミも,クロを多く目撃する.
そのうちクロ毛しか捕れないビルも出てくるかもしれない.
2011 .4.25
クマネズミ綱渡り
逆さ渡りを特意とする個体がいる.
ネズミも性格がはっきり分かれていて面白い.
意外と素早く移動でき,写真を撮ろうとするとどこかに行ってしまうのが常であったが,こいつは撮らしてくれた.
止まってポーズもとってくれる.
脚元を見ると,良くあんな掴み方で,ぶら下がって移動できる物だと思う.
人懐こいのかと突いたらとたんに逃げた.
2011 .4.22
赤目のネズミ
皆様,やっと対策完了しました.
本日よりコメント等,できる様になりました.
引き続きよろしくお願いします.
いつ頃,どこで売られていたか全く分からない.
昔から某営業所においてあった物を貰った.
と言うか,引越しのドサクサに紛れ,頂戴した.
手元に来た時は,マジックで落書きされ,悲惨な状況であった.
エタノールやシンナーを駆使し,少し綺麗になった.
頭胴長190mm.
尾長300mm.
クマネズミ的体形だが,尾が異常に長い.
眼が赤い.
しかし,アルビノではなかろう.
咽の辺りに1mm程度の穴が開いており,腹部を強く押すとそこから「ビー」と音を出す.
2011 .4.7
クマネズミ体重測定
生後半月の幼獣.
まだ眼が開いたばかりで動きも活発でない.
あと2,3日もすればこんなにおとなしく計量器に乗っていない.
粘着シートに捕獲され始めるのもちょうどその頃.
2011 .3.29
ネズミの手ぬぐい
机を整理していたら出てきた.
薬剤メーカーのバイエルは,毎年の干支を手ぬぐいにデザインして年賀で配っている.
これは鼠年の手ぬぐい.
鼠関係なので大事に保管していたもの.
絵からするとクマネズミのようだ.
私がどのネズミかというと,多分酒を飲んでいるかたわれでしょう.
2011 .3.8
手乗りクマネズミ
クマネズミは,ラットやマウスと違い,実験動物として固定できていない.
なぜ出来ないかと云うと,生まれ持った臆病さからくる逃走技術にある.
少し驚かすと,子供の頃より毎日ハンドリングした個体も,脱兎のごとくいなくなる.
また,狭所での繁殖が難しい事.
たまにハムスターを飼育する様な狭いケージで交尾・産仔までする個体もいるが,人の気配を感じると,食ってしまったり,育児放棄したりする.
また,今となってラットやマウスで事足りている事もあると思う.
そんな中,まれに,触られても動じない個体が存在する.
体重は100g越えており,立派な成獣.
しかも,ハンドリング等の慣らしは全くしていない.
名前こそ付けていないが,おとなしい.だからかわいい.
他の同腹の個体は,手で持とう物なら当然噛み付いてくる.
手の上では居心地悪そうにして入るが,こんな感じ.
首を掴んでも無抵抗.されるがまま.
どんな状態かと言うと,こんな感じ.
これを固定していけば,たぶんラットのようにおとなしい個体ができると思われる.
2011 .2.1
都会のネズミ事情
都市部で多く見かけるのはクマネズミ.
その為,クマネズミは生きたサンプルを必要とするときは簡単に手に入る.
意外と欲しいと思ったときに,なかなか入手できないのかこのドブネズミ.
ドブネズミの捕獲はカゴ罠で比較的簡単に捕まえる事が出来る.
しかも,殺鼠剤を使用すると良く食べるのでクマネズミに比べると駆除は優しい.
その為,ドブネズミを飼育する事はほとんど無かった.
今回,実験の為飼育を始めたが,クマネズミに比較すると,想像以上に良く増える.
親子.
白が♂.
ドブネズミのアルビノは皆さんよく知っている「ラット」と呼ばれる白鼠.
この白は野外で採集した天然アルビノ.
ドブネズミも,親子は仲がよい.
一つ問題は,クマネズミに比べ臭いはキツイ.
2011 .1.24
仔を思う母クマネズミ
クマネズミの繁殖は難しい.
ドブネズミのように,狭いケージの中では中々繁殖をしない.
そんな中,この夫婦はケージの中で3回目の出産をした.
今回は6匹生まれ,4匹残った.
生後3週齢の子供.
すでに目が開き,走り回るが母の懐が居心地良いようだ.
しかし,腹下に収まっていない.
腕を伸ばし,仔をかばう様にこちらを警戒している.
2010 .12.20
クマネズミの仲良いペア
クマネズミの繁殖は難しい.
基本的には広いケージで行なう.
これは,狭いケージでも繁殖する数少ないペア.
いかにも仲が良さそうである.
相性が合わないと,雄はとんでもない目にあう.
2010 .12.16
粘着クマネズミ
約10日ほど前に粘着シートにて捕獲したクマネズミ.
飼育する為,粘着シートよりはがしたのち現在の状況.
ネズミの体表(毛等)に付着したポリブデン(粘着剤)は,毛ごとはがれこのような毛の無い状態に一時的になります.
人間の髪の毛ではこうはならず,伸びて切るまで付いているでしょう.
同じ毛のようなイメージでしたが,長さが決まっている体毛と,伸び続ける髪の毛とはメカニズムが違うようです.
これで,半月もしないうちに小奇麗な出で立ちとなります.
この間に,体表中のイエダニ類の駆除をフェノトリン等のパウダーで行なっておきます.
ちなみに,この個体は生後1ヶ月以内の幼獣です.
2010 .12.13
白鼠の子供
クマネズミのアルビノ系統が,絶滅の危機に瀕していた.
全然繁殖しない.
私の家よりも良い環境を与えているのに.
残ったのは白♀,茶♂各1匹.
そこで,繁殖しやすい小笠原系の♂に白♀をかけた.
結果,やっと生まれました.
とりあえず黒と茶ですが,この仔達に繋ぎます.
2010 .10.21
五百羅漢のネズミ
昨日,M浦先生の案内で,埼玉県川越市にある喜多院に行ってきました.
神社仏閣には全く興味はないのですが,「ネズミを抱いた石像がある」との言葉に誘引され見てきました.
これが正規の入り口.
しかし,入場料を徴収するため土産物屋の中に入り口はある.
中には無数(たぶん500体あると思う)の阿羅漢が並んでいる.
奥に移っている人がM浦先生.
ちなみに五百羅漢とは,釈迦没後,その教えを広めるために集まった阿羅漢の事だそうです.ついでに阿羅漢とは,修行を積んで悟りに達した人たちの称号だそうです.
他にも16や18といった羅漢もあり,五百羅漢は全国に20箇所以上存在するようです.
苦手な歴史でも,たまに接すると良く頭に入る.
これがネズミを抱いた阿羅漢.
穏やかな表情をしている.
悟りを開いた高僧はネズミにも咬まれないのであろう.
ネズミの種は良く分からないが,ドブネズミなのだろうか.
別の角度から,やはりドブでしょうか.
どこの阿羅漢もネズミを抱いた像があるなら全国行って見たい気もします.
M浦先生忙しい中ご案内いただき有難うございました.
2010 .10.6
ドブネズミ幼獣
普段実験に使用するネズミはクマネズミがほとんど.
ドブネズミは使用しないため,飼育はしていない.
しかし,必要となったため捕獲しようとしたのだが都内はクマネズミばかり.
意外と入手に苦労する種なのである.
そこで,いろいろ手を回し捕獲したのだが子供ばかり.
生後2週間ほどだろうか.
仕方ないので飼育することに.
子供とはいえドブネズミだけあり盛んに咬もうと向かってくる.
大したものだ.
可愛いのだが,臭いはクマネズミより臭う.
ゴキブローチの元になったゴキブリですが,クロゴキブリでした.
マニアな皆さんの事ですから,気が付いていた事と思いますが.
2010 .9.17
ネズミトゲダニとヒメトゲダニ
ネズミ類の外部に寄生しているダニ2種.
大きい方がネズミトゲダニ Laelaps echidninus.
小さい方がヒメトゲダニ Laelaps nuttalli.
ネズミトゲダニは体長1mm内外(♀成虫)とダニとしては大きく,肉眼でも動いているのが見ることが出来る.
ヒメトゲダニも0.6mm内外と比較的大きい.
2種の成虫をこの様に並べて比較すれば一目瞭然だが,1匹しかない場合は腹面の生殖腹板と肛板の形態が分かりやすい.
若虫はややこしいのでこの場ではパス.
2010 .2.18
ファニーマウス
ねずみグッズをもらった.
有り難い事です.
この種は私も以前購入していたのですが,時と共に体毛が変化しているようです.
右が数年前に私が購入したもの.
中央が昨年,某営業所の所長より頂いたもの.
そして左が最近,本社の人より頂きました.
3個揃えるまで,バージョン違いが発生しているとは思いもよらなかった.
これから目が放せないグッズとなりそうだ.
2010 .2.5
シロクマネズミ
白くても Rattus rattus (Linnaeus, 1758)
都内で捕獲した累代個体.
完全なアルビノで,毛の色は雪のように白く,目はルビーのように輝く.
2009 .11.30
クマネズミの黒化個体
小笠原父島産のクマネズミ群より体毛が黒くなる個体が出現した.
この黒化個体は東京上野界隈が起源と聞いた事があるが,
現在は中央区で多く見かける.
小笠原産のクマネズミの体毛色は,現地では茶色しかもライトブラウン系の個体が多く,
黒色は見たことがなかった.
同じく父島産の茶色との比較.
色は違っても喧嘩する事はない.
2009 .9.8
クマネズミ幼獣
クマネズミは子育てしているところを,こうして覗くと,育児放棄する事がある.
ここまで育っていると安心だが,毛の生えていない生後3日ほどの時は,
翌日いなくなったり(他の場所に移していない事もある)する.
この仔達は開眼する直前.
3匹ずつ別々のシェルターに別れていた.
合計6兄弟である.
まあ可愛い!!
2009 .7.14
クマネズミいろいろ
前回の幼獣であるが,余りにも逃げないので悪戯して見た.
指を近づけると興味を持ったのか追って来る.
そんな事をしていたら肩に載って来る仔まで現れた.
全く人間に近寄らない警戒心の強い個体もいるが,
このように警戒心の無い(好奇心の強い?)個体もいる.
ふと足元を見ると,この状態.
ここは飼育施設内だから良いが,
駆除が行われている建築物内であれば,真っ先に捕獲されるネズミたちであろう.
こうして,都会の野生クマネズミは臆病な警戒心の強い個体だけが残り,
我々,PCOを苦しめる個体群が繁栄するのだと考える.
2009 .7.13
クマネズミのグルーミング
体重100g未満(目測)の♂幼獣.
全然逃げないのでしばらく観察していた.
さかんにグルーミング(毛づくろい)をしている.
今では余り使わなくなったが,粉状の殺鼠剤がある.
これは,ネズミの良く通る経路に散粉し使用する.
ネズミは狭い穴や細い通路などを,鬚や体を接しさせながら移動する.
その際に体(鬚・足の裏や体毛等)に,この殺鼠剤を付着させる訳である.
そして,このようなグルーミングにより殺鼠剤を体内に取り込ませて効果を発揮する.
2009 .6.26
壷にはまったクマネズミ
飼育頭数の増えたケージには,
給水に陶器で出来た給水瓶を追加して使っているが,
たまに,その中に仔ネズミが入る.
通常はすぐに出られるのだが,この仔は出られなくなったようだ.
いない様だが,
いた!
自力では出ることが出来ないようなので,出やすいようにと傾けてみた.
かなり頑張っていたが,自力では結局出ることが出来ず.
この後,手で引っ張って出してあげた.
頑張って生きろ!
2009 .6.16
小笠原より クマネズミ
3日間トラップをかけて合計5匹捕獲した.
小笠原のクマネズミは今まで捕獲された個体は,
明るい茶色が多かったが,今回黒っぽい個体も混ざっていた.
左から♀,♂,♀.
2009 .5.28
クマネズミ子供
そんな訳で,クマネズミ飼育ケージ内にイエダニが大発生した為,駆除を行った.
その時に出て来た子供クマネズミ.
成獣は素手で触ると突如噛んで来るので手袋をするが,
幼獣は多分大丈夫ということで手袋はしない.
スキンシップをとるのもクマネズミの生態を知る上で重要である.と思う.
では,定期的にイエダニ駆除を行っていてなぜ発生するのか?
昔は写真の様に粘着シートに捕獲されたクマネズミを,
粘着シートからはぎ取り,体に付いた粘着(ポリブデン)を落とす為,
小麦粉や粉末飼料をふりかけ,静養飼育を行った.
すると,ポリブデンが付いた箇所はいったん毛が全て抜け,
禿げた状態になり,綺麗な毛が生えてくると元の外見に再生する.
たとえばこんな感じ.
そのような状態ではさすがにイエダニも駆除されるらしく,
飼育ケージ内のイエダニ発生はあまり無かった.
しかし,現在は箱罠にて捕獲する個体が多くなり,
野外に生息していた状態のまま持ち込むため,
体に付着したイエダニも同時に施設内に持ち込み大発生してしまった.
2009 .2.23
クマネズミ子供
今,都市で問題となっているクマネズミ.
その性格は非常に臆病で警戒心が強い.
その為,人間が仕掛けた罠や毒餌になかなか引っ掛かってくれない.
従って,ドブネズミに比べ駆除し難いと言われている.
そんなクマネズミであるが,子供はどこの世界も同じで,好奇心旺盛.
「人間て何だろう」と比較的こんな私とも少し遊んでくれる.
しかし,不安なんだろう.
隠れ場所を探しているのか,肩から首,腕をうろうろしている.
このぐらいだと無理に掴まない限り咬まれた事は無い.
2009 .2.20
クマネズミの赤ちゃん
昨日から横浜にてペストコントロールフォーラムが開催され,
めずらしく終日勉強していた.
下の写真は会場の模様.
都市鳥,ナンキンムシ,ヒトジラミ,ネズミから,人畜感染症といった,
私が大好きな生き物の話題を中心に,
だからこそ注意をしなければいけない疾病の話題など,
大変有意義な1日であった.
終わり次第会社に戻り,雑用の中の一こま.
このぐらいの大きさのクマネズミは本当にかわいい.
ホッとする一瞬である.
2008 .12.27
クマネズミも年越し
今年はネズミ年であった事から,
クマネズミ達も新年早々テレビで紹介された.
その内容はクマネズミの特殊能力であったり,
我々人間に与える危害であったり.
しかし,どちらかというと危害ばかりがクローズアップされすぎ,
これが干支の主役の扱い?と思わせる内容もありました.
こんなにかわいいのに.
しかし,良くも悪くも注目をあびる事が出来た年でした.
そのクマネズミ達も無事年を越す事が出来そうです.
新年は2本ほど,ネズミ以外で協力した番組が放送される予定です.
どこかで私か,当社で飼育している昆虫等を目にする事があるかもしれません.
それでは皆様良いお年をお迎えください.
2008 .11.25
イエネズミ2種の頭骨の違い
年を取ると一年が「あっ」という間に過ぎ去っていきます.
気づけばいつの間にかゴキブリのシーズンは終わり,かなり寒くなってきました.
寒くなると毎年問い合わせが増えるのがネズミの侵入である.
そこで,ネズミ関連を一つ.
現場に行ったり,飼育していると死骸を発見する事は良くあることである.
死んで間もない個体は,外見でネズミの種が判るが,
時間のたった個体は,その場では判断し難いものもある.
今回,夏に腐敗させて昆虫類に食べさせた骨を整理した.
いくつも手がけたが,最終的に残ったのは4つとなってしまった.
その内の2つ左がドブネズミ,右がクマネズミ.
ご存知のように,頭骨は動物の脳を保護する重要な役割を果たしている.
この頭骨の形態は,種類により違いがあり,分類する指標となる.
ドブネズミとクマネズミの頭骨の違い.
頭頂骨の左右の側頭稜はよく発達し,この形で判別がし易い.
ドブネズミは左右の側頭稜は平行しているが,クマネズミは外側に膨らむ.
2008 .10.10
クマネズミの異常門歯
数ヶ月前に,都内で捕獲したクマネズミの中に,調子の悪そうな個体がいたので調べてみると,門歯がおかしな伸び方をしている事に気づいた,
下の門歯の間が広がっている個体はよく見るが,
本個体は上顎の門歯が斜めに伸び始めたため外側の歯が磨耗せず,伸びてしまったようだ.
クマネズミの門歯は1日に0.4㎜伸びるとされる.
すると,この伸び方は伸びていない方との長さの違いから考えると,1ヶ月ほど前に何かのトラブルで顎がゆがみこのような状態になったのではないかと考えられる.
頭部を中心に首などにも外傷があり,調子の悪いのは仲間から攻撃にあった傷が直接的な原因ではないかと考えられる.
2008 .9.25
残暑の中のお茶目なクマネズミ
クマネズミの飼育室は,ビル内の環境に近づけている為,
室温は一年を通して25℃~28℃を維持するようにしている.
しかし,様々な作業をすると夏場は臭い・痒い等,結構きつい状況になる.
そんな中クマネズミの意外な一面を見る事が出来るのは楽しい事である.
両手で針金を持ち,片足を上げたままのこの姿勢でこちらを伺っていた.
恐らく本人は,たまたまこの様なポーズのまま静止していただけだろうが.
しかし,何とも可愛らしいと思う.
はたして,ビル内でもこの様な仕草を見せているのであろうか?
2008 .8.4
鼠の置物
なかなか良いものがあった.
2008 .8.1
鼠塚
昨日,ねずみ駆除協議会 総会が行われた.
場所は東京 広尾.
今年は子年ゆえ,普段PCO業務に深く関わっているねずみの供養を目的とし,
ここ祥雲寺で開催された.
ここには,明治32年にペストが流行した際,
予防のために殺された,鼠の霊を供養して建てられた動物慰霊碑がある.
石碑には鼠塚と書かれている.
供養の前に住職の説明があり,裏にはこう記されているそうである.
数知れぬ 鼠もさぞや
うかぶらむ この石塚の
重き恵みに
興味のある方は,日比谷線広尾駅からすぐの距離にあるので,
行かれてはどうでしょう.
なんとなく肩の重みがとれたような.
2008 .5.14
小笠原の生き物 クマネズミの餌
小笠原諸島はタコノキが非常に多く,
この実がクマネズミの重要な食料となっている.
路上に落ちていたタコノキの実.
見事にクマネズミの歯型が付いており,
当然中の種子が食べられて入っていない.
この実,そんなに好きなら中はどうなっているか確かめたく,
取り出そうとしたことがある.
しかし,種子を保護している実の部分があまりにも硬く,
その時手許にあった工具(カッター・ニッパーごときでは全く歯が立たない)
では取り出せなかった記憶がある.
それを齧ってしまうのだから,その噛む能力は対したものである.
その近くで,茂みに眼をやるとなんとクマネズミが!
2008 .5.7
小笠原の生き物 クマネズミ捕獲
離島では,クマネズミ駆除研究事業が進められている,
毎回小笠原に来るごとに,「今回こそは持って帰りたい」と願い,トラップを仕掛ける.
しかし,毎回,めんどくさくなりやめてしまうのだが・・・.
今回は気合いを入れいつものごとくカゴを数台持ち込みセットした.
内地では数台では殆ど捕まえらないのであるが,
成果は6台仕掛け一晩に2匹捕獲.
性別は雌雄各1匹.
都会では,屋外の自然光の下で見る機会が無い為か,家ネズミというよりも,
野ネズミといった風貌である.
ちなみに,この写真のカゴ内に入っている松葉のような物は,
モクマオウという種類の外来植物の葉っぱで,
オーストラリアのヨロイモグラ生息地域では餌にされていると聞き,
採ってきて今与えているが,食べているかは??
2008 .2.25
「近未来×予測テレビ ジキル&ハイド」にでました.
昨日,テレビ朝日で放送された「近未来×予測テレビ ジキル&ハイド」に,
クマネズミとツーショットで出演しました.
クビの後にいる黒いのがクマネズミです.
カーテン上部に潜んでいるクマネズミを,
あらかじめ床に敷いた粘着シート上に誘導しようとしていたら,
左腕から首筋に移動してきた瞬間です.
普通ここで逃げられると,さすがスーパーラットとなったのですが,
何とか捕獲完了.
会社でも高く評価?されたと勝手に思っております.
この番組全国放送であったようで,
ありがたい事に弘前の怪人・床屋のS氏と様々な方から電話や,メールを頂きました.
この場を借りて御礼申し上げます.
下はネズミが通行している箇所を説明しているところ.
クマネズミは臆病ではあるのですが,
一度安全を確認すると同じ所を何度も通るので,
ラットサインと呼ばれる汚れの獣道がハッキリ残ります.
2008 .1.9
ネズミの置物
正月,実家に帰った際床の間を何気なく眺めていると・・・
ネズミがいました.
古い置物です.
親父が昔,骨董店で購入した物です.
ある事は知っていましたが,よく見るとかわいい出来である.
しかも,ネズミを生業としている今となっては,貴重??なコレクションとなる.
頭からシッポの先まで約5㎝.
耳の大きさからクマネズミかと勝手に想像している.
2008 .1.8
「所さんの目がテン」に出演
先週日曜日朝7:00からの「所さんの目がテン」に少しだけ私とクマネズミが出演しました.
今年の干支にちなんで「ネズミの秘密」と題して,
今問題となっているクマネズミに関係するスーパー能力の取材に協力しました.
オープニングで当社のネズミの剥製.
続いて私の頭と手.
顔も出たのですが,はずかしいのでNG.
クマネズミくんには結構辛い仕打ちだったのですが,
嫌がらずに撮影協力してくれました.
ヒゲを使えなくすると,本当に途方に暮れた様子が見られ,
面白い実験をさせてもらいました.
2008 .1.7
ネズミグッズ
ネズミグッズについて.
ネクタイである.
何がすごいかというと,絵柄にネズミが登場している.
このネズミネクタイ,なかなか売っていない,というか普通の店にはない.
私もさがしてやっと1本見つけた.
宝物である.
ゴキブリのネクタイも見たことがない.
探しているが,無い.
これに関してはおそらく存在していないと思う.
2008 .1.4
ネズミのおもちゃ
明けましておめでとうございます.
皆さまのゴキブリ達は無事年を越したでしょうか?
私どものゴキブリ達は年を越したようです.
さて,今年は子年.ネズミです.
会社でも研究のためクマネズミ,ドブネズミ等を飼育しています.
このネズミ達も私共の貴重な財産となっております.
そこでクマネズミ達の華麗な新年の姿をとおもったのですが,
正月ですからソフトにおもちゃで.
ゴキブリに続きネズミのおもちゃも意外と少ない.
とはいえ,ミッキーやトムとジェリーなど,ネズミをキャラクター化した物は多数あるので,
それは除きリアルな物を対象とします.
後列手前の二品は以前知人がインドネシアに行ったとき,
おみやげで貰ったスライムみたいな手触りのおもちゃ.
いまだにすごい臭いの油がしみ出てくる.
一番奥はトイザらスで買った物,社内で人気があり再度探したが,
いまだに見つからない.
こうゆう変な物は必要なときに探しても見つからない.
従って,ゴキブリ同様見つけたら,ソク買うようにしている.
これは先日アメリカに行った社員から貰ったおみやげ.
おもちゃではなく,ネズミの形をしたお菓子(グミ).
非常にすばらしい.こんな物日本では絶対つくらない.
しかし,これが売れるとはさすがアメリカ.
ペットローチはもともとドイツやアメリカが最初と聞いた事があり,
いずれはこのセンスが日本でも受けいられる日が来るのかも知れない.
2007 .11.15
都会育ちのハツカネズ
都内の営業所より,珍しい物が捕獲できたと持ってきてくれた.
銀座,丸の内界隈ではお目にかかれない,かわいいネズミ.
ハツカネズミMus musculusである.
本種は汎世界的に分布し,日本国内でもほぼ全域に生息している.
都市部では港湾地帯に多く,ドブネズミ,クマネズミと同一地域に生息する事もある.
英名 House Mouse
頭胴長60㎜程度の非常にかわいいネズミだと思う.
しかし,動きは非常に俊敏で,小さな隙間から脱出するため,ペットとして飼うには,勇気が必要であろう.
この子は残念ながら雄なので,子孫は残せないが,研究の為しばらく飼育しようと思う.
2007 .10.11
クマネズミ剥製
エネズミ類の剥製を作ってもらった.目的は研修と展示用.ナマのネズミをお客に見て貰うのはなかなか難しい.これがあると持っていく事も出来るし,見ながら説明もし易い.新入社員等の研修にも利用を考えている.
上がクマネズミ,下がドブネズミ.
クマネズミの方が,耳が大きくスリムな感じ.ドブは耳が目立たず,大きい.
2007 .10.4
ペットとしてのクマネズミ
日夜衛生害虫等を駆除しているわけだが,クマネズミの巣の撤去等を行うと,そこで出会ってしまうのがこれである.
子供は何でもかわいいものである.
そこで,クマネズミは人に馴れるか?何回か飼育してみたりするのだが.
目が開き行動が活発になると,掴んでも噛んだりはしないのであるが,
少しの刺激でも驚きどこか彼方に飛んでいってしまう.
従って,ハムスターの様にケージの外に出してハンドリングなどは不可能である.
注:野生のクマネズミは鼠咬症やレプトスピラ等の怖い病気を保菌している場合があり,一般の人は飼育などしない方が良いでしょう.
2007 .10.3
クマネズミ達
今更生態だの駆除方法だのは,他にも沢山あるのでそちらに任せるとして,
当社で飼育しているクマネズミ達である.
皆兄弟である.クマネズミの特徴として愛らしいまん丸の眼.
ドブネズミの様に意味もなく喧嘩を売る事はせず,こんなに近づいても逃げない.
もう一つの特徴として,大きな耳.折りたたむと眼を隠すほどである.
ドブネズミはもっと小さい.
クマネズミ全形.
雌である.
最近までパソコンのデスクトップに鎮座していた子である.
2007 .10.2
ネズミ情報 その2
外部からの侵入口はまだまだあります.
これは雨戸を収納する戸袋の引き出し口.
ラットサイン(足跡)が白く付いている.
この中は外壁が無い事が多く,ネズミの他にもコウモリが生息していたりする.
また,クロゴキブリの潜み場所や,家屋内侵入箇所になったりする.
建物の下部だけでなく,電線や庭木の枝を伝い屋根などの上部に辿り着き,屋根の隙間などから侵入している事もある.
いずれにせよ,ネズミが侵入しても,直ちに手を打てば意外と簡単に出ていく事もあります.
2007 .10.1
ネズミ情報 その1
「ねずみ情報」と言う出版物があるのをご存じだろうか.
ねずみ駆除協議会で出版しているのだが,弊社も会員として所属している.
それと本文は直接は関係ないので,カタカナの「ネズミ情報」とした.
今年も早いものですでに10月となりました.
関東ではそろそろ野外でゴキブリを見なくなる時期ではないでしょうか.
代わりに寒くなると,
毎年の事ですがクマネズミの家屋侵入が多くなってくる季節となります.
侵入しやすい場所として床下通気口の破損穴.
この写真は床下から見た図であるが意外と隙間があるのが判ると思う.
今年,エアコンやその他配管の工事をした記憶のある方は,工事箇所の周りに穴がないか確認し,穴があれば早急に塞ぐ事をお勧めします.
室外の風呂釜と接続している配管周り.
こうなると意外と気が付かない.
これらの箇所は,家のまわりを一周すれば簡単に確認できます.
2007 .8.1
マウスとクマネズミ子供
ネズミ駆除は,侵入対策,粘着シート・捕獲箱による捕獲や,巣の撤去等の複合的な作業により行われる.
すると巣を暴いたときに生後間もない幼獣が良く捕獲される.
クマネズミ飼育ケージ内で,子育てをしているケージがあるときはそちらに入れるのだが,今回良い状況のクマネズミ夫婦がいなかった為,たまたまハツカネズミが子供を育てていたので,そのケージに入れてみた.
白い中に茶色が2匹仲良くお乳を飲んでいる.
ネコが子犬を育てる等,科が違っても育てるぐらいだから,大して珍しくもないのであろうが,この様な状態を間近に見るとやはり感動してしまう.