Arenivaga tonkawa
2025 .7.8
Arenivaga tonkawa♀
Female of Arenivaga tonkawa
ちょうど今しがた息絶えたような♀.
腹面.
寿命は3か月程度でしょうか.
このグループの砂漠系にしては短いと思います.
卵鞘の数も何十も産むようではなさそうです.
小プラケで飼育するより,プリンカップが適しているような感じがします.
2025 .7.3
Arenivaga tonkawa孵化
Arenivaga tonkawa oothecae hatching.
別管理している卵鞘が孵化しました.
卵鞘が小さいだけに幼虫も小さい.
4月末に産卵確認して今なので卵期間は約2か月といったところでしょうか.
やはり,他のゴキブリ比べ長いですね.
と思って成虫が入っている容器を見るとこちらも幼虫発見.
多分採卵直後に産んだ卵鞘でしょう.
別管理しなくても孵化することが分かったので,別管理止めて合流.
思うに,卵鞘だけの管理だと乾燥が進み過ぎますが,他の虫体がいるとそれらが排出する水分でわずかな湿度が保たれ卵鞘には適しているように思います.
よかったよかった.
2025 .6.17
Arenivaga tonkawa産卵
Egg laying of Arenivaga tonkawa Female
♂は非常に短命だが,♀はまだまだ元気のようで産卵を継続している.
しかし,♂の短命は交尾時期が合わなく恐れがあるので少数での累代開始は辛そう.
今回は雌雄成虫が同時期に出現したので交尾は多分出来ていると思うが,運かよかったかもしれません.
もしくは,雌雄幼虫の期間が同じであればそんな心配はないですがどうなんでしょう.
2025 .6.6
Arenivaga tonkawa 卵鞘
Oothecae of Arenivaga tonkawa
♂の寿命はかなり短いようです.
2~3週間?
気が付くと死亡して翅だけに.
その死骸に例(喰いつく)のダニらしきものがいたので,卵鞘別管理ついでに卵鞘拾いました.
これだけ産んでました.
小さいので探すのが大変です.
状態は良さそうに見えます.
ダニがいるマットはレンジでチン.
残っている親や幼虫.
♀成虫と幼虫の見分けが良くわかりませんね.
♂の終齢幼虫です.
雌終齢幼虫か♀成虫.
卵鞘はいつものように別管理します.
確か孵化まで3カ月程度だったと記憶しています.
長いですね.
2025 .4.28
Arenivaga tonkawa
Arenivaga tonkawa
メキシコに生息するムカシゴキブリ科のゴキブリ.
Arenivaga属には全部で48種が記載されています.
多いグループですが,この中の40種はHopkins(2014)により一気に記載されています.
いかに未記載のゴキブリが世界に多いかわかります.
さて,本種.
幼虫で入手し大きさが今一つ,つかめていなかったのですが成虫になりやっとわかりました.
♂
♀と幼虫(多分終齢)
意外と小さい.
卵鞘もルリゴキブリほどではないが小さい.
乾燥に弱そう.