2025 .9.26
徘徊性のダニ駆除について思うこと
Thoughts on Eliminating Micro-Wandering Mites
この徘徊性のダニの駆除ですが,ゴキブログチャンネルでもお伝えしましたが,マダガスカルゴキブリ類と同居している徘徊性の大型(1mm以上)のダニは,どうも虫体には無害.
マダゴキにとっては存在していた方が良い.
では,今回駆除対象にしているこのダニはどうかというと,本種も徘徊するだけで虫体には何ら影響はないようである.
事実,Eucorydia linglongは,上のような状態にもかかわらず大繁殖してくれている.
よく見ていると,ダニは虫体には目もくれずひたすら走り回っているだけ.
しかし,下の映像のように高い場所に登る習性?があるのか,知らないでいると速やかに登り,気が付かず別のケージを触ると次から次へと生息域を広げていく.
ゴキブリの繁栄をとるか,人の快適さをとるか.
なので現在,ルリゴキブリが今までにないほど劣勢になってしまったところに,たまたまこのダニが入ったので放置しているが,なんとなくだが滅びずに繋いでいる.
このダニはいなくても,虫体の勢いと飼育環境がマッチしていれば不要なんだろうが,飼育環境が問題あるときはこのダニが問題を除去してくれているような気がする.
皆さんはどちらを取りますか?
こちらでは,Eucorydia linglongのダニ大繁殖区と,排除区のふたつを作りどうなるか様子を見てみたいと思います.
乞うご期待.
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