ゴキブログ

2010 .12.9

オガサワラゴキブリ属の床換えグッズ 他

カテゴリー:オガサワラゴキブリ

オガサワラゴキブリ属の飼育はマットを使用している.
マット(ヤシガラ・腐葉土等)は,ゴキブリ自体の餌にもなり,身を隠す役にもたっていると思う.
飼育自体はそれほど難しくない為,順調に飼育できればマットが劣化してくる.
マット交換の際,マットと初齢幼虫を分けるのが結構大変(不可能).
そこで,幼虫の体形等を考慮し,篩を使ってみたら,上手くいった.
sinnheiki.jpg
sinnheiki-11.jpg
篩は様々な規格があり,写真の目のサイズであれば,1齢幼虫も通すことなく細塵のみを分けることが出来た.
sinnheiki-7.jpg
幼虫は1匹も篩の目から落ちていない.
sinnheiki-9.jpg
ただし,ぼやぼやしていると篩の上から成虫が逃げるので素早く作業する.
一つ訂正と侘びです.
昨日,コメントの方で海外のサイトをご紹介しましたが,日本国外との昆虫類を含む動物の取引に関しては,日本の法律の中で様々な規制があります.
植物防疫法,外来生物法,ワシントン条約,家畜伝染病予防法(昆虫類は関係ない)
海外では,日本国内では違法になるものと,合法な物とが混在しています.
その辺りを十分に確認の上,しかるべき手続きに従って,法律に遵守し行なうようお願いします.
Hideziさん,いろいろありがとうございます.

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  1. きまぐれキリギリス より:

    ふるいにかけたら幼虫とマットをうまく分離できるのですね。
    ゴキブリは非常にすばしこいですね・・逃げるときに人の意表を突く逃げ方をしますし。3億年のDNAに外敵対策が刻み込まれてるのでしょうかね。

  2. 小松 より:

    こんにちは.
    今のところ,試したのはオガサワラゴキブリだけですが.
    あの逃げ方は腹立たしくなりますね.
    飛んで逃げるのは,飛んでいく先が予測できますが,本種手にくっついて葉なれないし,ワモンなどは走って逃げるときの動きは本当に苛立ちます.
    太古の昔から生き永らえて来れたのは,そういった本能を獲得したからかもしれないですね.

  3. きまぐれキリギリス より:

    そうですよね。死角にもぐり込んだりするあの動きは思考というよりは本能でしょうね。
    ちなみに、太古といえば生きた化石で知られるシーラカンスにはほとんど味がないそうです。なので捕食者を逃れて今まで生き延びれたという話もあるとか。ゴキブリはどうかはわかりませんが・・・。

  4. 小松 より:

    シーラカンスが無味とは知りませんでした.
    それが生き残れた理由というのも新鮮です.
    ゴキブリが生き残れたのは,不完全変態の雑食性が大きいと思います.
    あらゆる昆虫の中で,もっとも飼育しやすいグループではないでしょうか.

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