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2025 .9.10
Eucorydia linglongのダニ排除ケージ構築
Construction of a Mite-Free Breeding Container for Eucorydia linglong
ずーと忙しく,手を付けれませんでした.
しかし,放置すると他のケージにも侵入する可能性が高くなったので実行しました.
現在,Eucorydia linglongが元となり,Hemithyrsocera vittata,Panchlora nivea,ルリゴキブリ,Paranauphoeta basalis(以上発生が酷い順)が棚で隔離位置に並べてあります.
まずは,元凶となり最もダニが酷いEucorydia linglongから開始.
ダニの状況は2025.2.25のブログを参照ください.
準備です.
右端がダニ発生飼育容器.
ダニは炭カルも突破するのでガムテープで捕獲するため貼っているがこれでも突破する個体もいる.
真ん中はダニが群がる床材やシェルターを投入し殺虫するための熱湯(75℃).
左下は,スプーンで土付き虫体拾って,虫体だけをさらに拾うための容器.
左上はダニを除いたと思われる虫体を投入し,ヤシガラで洗浄する容器.
一番上の泡立った小プラケは,使っている給水カップをダニごと入れるために用意.
熱湯と同じ目的だが熱湯は瞬殺のうえ,いれたものが冷えればすぐに飼育容器に戻せるのでよい.
このマットにスプーンを入れ幼虫を拾う.
拾って幼虫だけ分けた状態.
この状態でも,虫体の隙間をダニがかなり歩いているので,粘着綿棒やガムテープ丸めた物で排除する.
それを少量のヤシガラ入れた容器に,ダニが入らないように幼虫だけ入れる.
そしてダニが落ちるようにガサゴソ振ってダニ落しする.
そこからもう一度綺麗なカップに幼虫を分ける.
分けた容器内をさらに目視でダニがいないか確認.
そしてやっとこの幼虫たちをあらかじめ用意した新ケージに投入.
新ケージ1個目.
2個目(餌まだ入れてない).
今日はこれで終わり.
これだけやっても過去の経験ではダニが再発することがある.
まだたくさん残っているが,一度やると慣れてくるのでこういった作業は根詰めて続けてやった方が良い.