オキナワチャバネゴキブリ
2025 .12.18
オキナワチャバネの異変
Breeding Abnormalities in the Blattella asahinai
「入手しにくい種は2ケージ」の家訓のもと2ケージ作っていてホント良かった.


こちらメインケージですが,一見壊滅状態.
そこまでなんで気が付かないのか?
もあるのですがそれほど放置はしていないつもり.
要するに急速に劣勢になった.

しかし,よく見ると若齢幼虫がちらほら.
幼虫がいれば復活の可能性は十分あるが,何か問題がなければこうはならない.

こちらが予備の小プラケ.

分かりにくいが,成虫もおり各齢の幼虫が混在している.
ヒメチャバネゴキブリ,モリチャバネゴキブリ,モリゴキブリモドキが私の経験からこのようなことが起きる.
チャバネゴキブリはまだ経験ないが可能性は十分あると思う.
皆さん気をつけましょう.
2024 .2.28
オキナワチャバネゴキブリ飛翔
Blattella asahinai flying
ゴキブリが飛ぶ姿は,写真で見せるのは困難だったが,動画なら簡単だった.

床替え前.
床替え直前.
これだけ飛ぶのでサッサとやらないと飛ぶ飛ぶ.

終了.
2020 .4.26
標本の整理
Organize specimen
若いころに比べると,標本作りが面倒になってきた.
とはいえ,重要な種や変わったものが手に入ると少しずつ作ってはいる.
乾燥スペースが広くないので,乾燥が終わるととりあえず的に小型の紙製箱に移している.
ドイツ箱に移したいが,やろうと思ったとき雨だったりしてタイミングがず~となかった.
しかし,紙製箱は隙間がスカスカなのでいつ虫が入ってもおかしくない.



本当は冬が良いのだろうが,梅雨に入る今のうちにと思い,重い腰を上げ標本の整理をした.
ゴキブリ以外にも,ハエ類,ハチ類,ゲジ,ヤスデなどいろいろ.
久しぶりに眺めていると,!?.

これはオキナワチャバネゴキブリだろ!
が見つかった.
当時はまだ若かった.
まあ,毎日ゴキブリを見ていれば,だれでもそうなるのだろうが.
時間を作り,もう一度同定しなおしたいと思う.
2008 .9.30
オキナワチャバネゴキブリ 肛下板
もう一つの外見的な判り易い?相違点.
♂腹面腹端部の肛下板の形状,
これはオキナワチャバネゴキブリ.

こちらがヒメチャバネゴキブリ.

両種の違いは他にも体長,複眼間の黒条紋の太さの違いや,
複眼間の距離,触角の長さなどあるが,
検体数が少ないと,ちょっと手が出せない箇所である.
と思って肛下板を比較したが,これも数見ないと???のところが多い.
殖えたらもう一度比較したいと思う.
2008 .9.29
オキナワチャバネゴキブリ 前胸背
チャバネゴキブリ科 Family Blattellidae
チャバネゴキブリ亜科 Subfamily Blattellinae
チャバネゴキブリ属 Genus Blattella Caudell
オキナワチャバネゴキブリ Blattella asahinai mizukubo

最近,やっと少しずつ私のゴキブリ趣味が浸透してきたのか,
あちこちに旅行に行った人から,ゴキブリのお土産をもらう事が多くなってきた.
今回も,沖縄に旅行に行った虫キチ社員よりお土産で頂いた.
ありがたい事である.
お礼に何でも好きなゴキブリあげるよとと言うのであるが,
ほしいという人はそんなに多くない.
ついでに野外のゴキ写真を撮ってきてくれたので,そちらも今後紹介したい.
本種は何とペアで捕獲してきてもらった.
ヒメチャバネゴキブリに非常に良く似ている.
「日本産ゴキブリ類」により同定すると,確かにそのようである.
まず,前胸背.こちらはヒメチャバネゴキブリ.

「黒条紋の後端はやや尖って内方を向いて終わり,両側縁の輪郭はよりスムースで,かつ黒紋の前端もやや内側を向いて少し尖って終る.」
両側縁の輪郭が,よりスムースかどうかはこの個体だけではよく判らない.
こちらがオキナワチャバネゴキブリ.

「前胸背の1対の太い黒条はそれぞれ後方部で太くなっており,両側の縁の輪郭は凸凹の多い不規則な線をなす.また黒条の前端は細まって終る.」
という事である.





















































