トビイロゴキブリ
2022 .1.13
トビイロゴキブリの治療
Periplaneta brunnea tretment
いろいろやってますがどれも効果なし.
たまたま思い出したのが塩.
金魚などは昔,白点病やなんか症状が出ると塩を入れていたのを思い出し岩塩水を入れてみました.
左が塩水あり.
結果.
変化なし.
効果自体がどれくらいの期間で出るかわからないので,もしかしたら次の孵化幼虫から死亡しなくなる可能もあるが,そこまで待てない.
次考えます.
2021 .12.9
トビイロゴキブリの治療
Treatment of the Periplaneta brunnea
幼虫死亡が収まらない.
本種はそれでも維持できているが,クロゴキブリは全滅した系統も出ている.
どうにかしなければと考えているのだが.
化学的に菌類やウイルスを分離して行えば格好いいが,ゴキブリを治療しても喜ぶ人はほんの一握りいるかどうか.大半は真逆の反応だろう.
だから価値があると思うが今の環境では不可能なので手持ちの物を試すことから始めている.
その一つ.
期限の切れた某抗生物質製剤.
約一か月後.
左が薬あり,右無し.
通常飼育では,右水ガーゼが青くなるのだが左はならなかった.
何かしらの変化は起きているのだろう.
左の薬あり.
右:なし.
死亡数が減るということはなく,逆に増えてしまった.
これは,誤差の範囲だと思うが,この方法はボツ.
次考えます.
2021 .5.13
クラッシュの経過2
Status of the crashed Periplaneta spp. 2
トビイロゴキブリ1個目.
ほとんどが成虫となり,それなりの数もいる.
トビイロ2個目.
こちらも成虫がそれなり.
このパターンは毎回のことですが,いつか急激にいなくなりそうなので何とかしないといけないのだが.
万が一でも,本種は何名か飼育している人を知っているので,無理言えばもらえると思うがこの個体群は自己採集群なので何とか立て直したいものだ.
こちらは五島列島のクロゴキブリ.
白眼より幼虫数は多いが,やはり危機的状況.
これは,成虫が出たら標本を最低数確保しないとマジでヤバイ.
ケースの掃除したが,生きているが脚を動かすのがやっとの個体が複数いる.
ホント,ヤバイ.
2021 .1.19
トビイロゴキブリがいつもより少ない
The number of the Periplaneta brunnea nymphs is less than usual
ケージ1個目
2個目
死亡幼虫の数が多い.
死にかけた個体や死骸を整理するといつになくスカスカ.
これはもしかするともしかするかも.
2020 .7.14
トビイロゴキブリ
Periplaneta brunnea
続いてこちらも,相変わらずの状態.
シェルターが古くなっているので交換した.
一応卵鞘はこのようにまともな状態の物も見られるので良いのだが.
このように終齢幼虫で瀕死になっている個体もおり,もやもやした状態.
とりあえず,古いシェルターから生きていそうな卵鞘を剥し作り直した.
みんな,あたらいいシェルターを嫌って反対に集合しているのが面白い.
2020 .3.23
トビイロゴキブリ
Periplaneta brunnea
普通に累代出来ているが,幼齢で死亡する個体も未だ存在する.
左中央に写っている新鮮な大型の幼虫はまだ生きているが,仰天して起き上がる力もない.
最近思うのは,寄生虫かな?と.
2016年に採集した際,肉眼でも見える寄生虫が腹部や排泄した液体に蠢いているのを観察して記憶がある.
Periplanetaに寄生する蟯虫でネズミに感染する虫もいるらしいので,その辺も含めて老後の課題に取っておく.
2019 .8.13
トビイロゴキブリ
Periplaneta brunnea
♂成虫.
ちょうど成虫が出る時期.
成虫が出れば初齢幼虫も.
熱帯原産の種でありながら,齢数が混ざり合わない.
2019 .5.28
トビイロゴキブリ
Periplaneta brunnea
相変わらず堆積する脱皮殻.
しかし,本種の場合,これがたまらないとうまく成長していない状況なので仕方なし.
2018 .9.21
次はトビイロゴキブリ
Next is Periplaneta brunnea
毎度のことだが,幼虫が死にます.
さみしげ・・・.
累代は出来ているが,イエゴキと同様理由を知りたい.
2018 .9.13
トビイロゴキブリの謎
The mystery of the Periplaneta brunnea
幼虫の時期になると出てくるこの死亡.
調べてもいないのですか“ナゾ”.
イエゴキブリと違い,全体数は激減することなく,一部がこうなるだけ.
最終的には適当な数の成虫が得られ累代は維持できている.
生理的な減少なのか,他の生物による影響なのか?
とりあえず,床換え完了.
2018 .5.23
トビイロゴキブリ幼虫
Nymph of Periplaneta brunnea
艶があり,コントラストがはっきりしないゴキブリの写真は,見た目のように鮮明に写りにくい.
フラッシュを焚くとそれが写りこむ.
焚かないとぼける.
2017 .9.20
トビイロゴキブリの異変
Accident of the Periplaneta brunnea
また幼虫の死亡多発.
Periplaneta御三家
ワモンゴキブリ
クロゴキブリ
トビイロゴキブリ
の中で,もっとも弱いイメージがある.
2013 .8.26
トビイロゴキブリの卵鞘貼り付け
Attachment of Ootheca of Periplaneta Burunnea.
産下直後の卵鞘を大事に容器に貼り付けをする雌.
卵鞘の色が心なしか薄いようだが,これはれっきとした両性生殖卵鞘.
無事孵化する事でしょう.
2012 .6.12
トビイロさらにその後
Of the Periplaneta brunnea next; afterwards.
さらに8匹死亡.
恐ろしすぎます.
残り2匹.
中齢幼虫でシェルターに潜っているので雌雄の確認はしていない.
ペアでなければOUT.
2012 .6.8
トビイロその後の経過
Of the Periplaneta burunnea afterwards.
昨日,13匹残っていたが,今日は8匹死んで残り5匹.
幼虫で死んでいくのを見るのはつらいですね.
まして,残り5匹となると絶望的です.
唯一雌成虫が卵鞘を生んでくれることを期待したい.
ついでにケースも中から小に.
負けるなPeriplaneta burunnea.
2011 .2.3
トビイロゴキブリ 短卵鞘
以前,ワモンゴキブリとトビイロゴキブリは,外見が似ているので,卵鞘を探せば同定できる.様なことを書いた気がするが,現在個別飼育している個体がワモンに良く似た短い卵鞘を産んでいる.
一番上に位置する,色の濃い卵鞘がワモン.
その下2個のカムフラージュされたようになっているのがトビイロの短い卵鞘.
短い卵鞘を産む率は低そうだが,必ずしもこの特徴では見分けが付かない事になる.
深いですね.
知らない世界がたくさんあります.
2011 .1.20
トビイロゴキブリ交尾
トビイロゴキブリ交尾.
トビイロゴキブリ自体がそう多くないので,そうそう見る機会が無い.
ワモンと変わりないともいえるが.
これは雄の翅が上にきている.
横より.
色んな角度から写真を撮ろうといじっていたら,
雌の翅が上に来ている.
交尾にあたり,翅の位置はどちらでも良いのであろう.
明日より1週間出張します.
ブログの更新は出来ると思いますが,その他の作業は止まります.
2011 .1.17
白い卵鞘
トビイロゴキブリの未交尾♀の卵鞘.
ワモンゴキブリなども,未交尾だとこのような色素の抜けたような卵鞘を生む事がある.
結末は卵食されるのだが,正常に産下されたとしても,孵化はしない.
2008 .1.22
卵鞘カムフラージュに要する時間
トビイロゴキブリが卵鞘を産下した後,容器底面に貼り付け作業をしていた.
たまたま研究をサポートしてくれているS女史が観察していてくれ,所要時間を計れた.
要した時間は約90分.
意外と時間がかかるものだと感心した.
材料は口から分泌される液と,水場に使用している水苔をミックスした物のようだ.
また,この作業を終えると親は水飲み場に行き,しばらくの間水を飲んでいたらしい.
確かに,ゴキブリの体長の1/3近くもあるような卵鞘の,
周りを覆うほどの分泌物を出すのはかなりの水分を必要とするのだろう.
2007 .10.16
トビイロ初齢幼虫
ダンボール紙の隙間から触角をだし様子をうかがう初齢幼虫.
初齢幼虫が増えてくると,無数の触角がダンボール断片からゆらゆら動き,幻想的な世界を演出する.
写真を撮ろうと光を向けると,みんなケツを向ける.やはり光は嫌いな様だ.
1齢幼虫
クロゴキブリ,コワモンゴキブリ,ウルシゴキブリ,トビイロゴキブリの1齢幼虫はよく似ているが,トビイロは少し色が淡く,私見ではあるがチャオビゴキブリ初齢幼虫になんとなく似ている様な気がする.
2007 .10.15
トビイロゴキブリ
トビイロゴキブリPeriplaneta brunnea Burmeisterはワモンゴキブリやコワモンゴキブリと並ぶ熱帯性大型ゴキブリである.この三種は前胸背板に紋形が認められる点で似ており,日本では熱帯御三家のような存在であるが,私は情けない事にW個体を一度も採集した事がない.また,社内でも見たという報告を聞かない.ワモンとは極めてよく似ており,ワモンと見間違えている為報告が少ないとも考えられているが,はたして真相は.飼育過程では3種とも同じセットで同じように増えている様なので,侵入すればワモンの様に繁殖すると思うのだが.
成虫.
終齢幼虫.