オオゴキブリ科Panesthiidae
2025 .10.21
オオゴキブリ科2種の床替え2
Cleaning of breeding containers for two species of the Panesthiinae’ 2
オオゴキブリです.

昨年の7月に採集された幼虫から初めての床替え.
上段の朽木はすでに撤去済.

木の中に幼虫いました.

木に潜っている物はそのまま保管して再利用します.

出てきた虫体.
こちらもうまく繁殖していました.

♂.

♀.

新しいケージの底に新しい加水した朽木を入れ,その合間に古い虫体が潜っている剤を散りばめます.

横.

マットを9分目まで詰めて虫体放飼.
両種とも幼虫が成虫になり始めると中プラケでは足りなくなるので今後は定期的に観察して対応しないとまた気が付いたら2匹だけ.
とかになると思います.
2008 .9.22
オオゴキブリ科Panesthiidae(ヤエヤマオオゴキブリ)のマット交換
ヤエヤマオオゴキブリはタイワンクチキゴキブリよりもひどい事になっていた.
マットを掘っていくと次から次と死骸が出てくる.

ざっと集めてこんな状態.
中にはまだ生きているのでは?というような死骸もあった.

左がタイワンクチキゴキブリ,右がヤエヤマオオゴキブリ.
ヤエヤマオオゴキブリ幼虫の大きな特徴は中胸背に赤い斑が入るところ.
海外のオオゴキブリの中には,この赤色斑が4つあったり,大きいい斑が1つであったり,様々な色彩があるようだ.
しかし,成虫になると皆漆黒色になって見た目の変化はあまり無いようだ.
こうしてみると,非常に興味深い昆虫ではあるが,ただ飼育するだけであれば,
あまり張り合いのない種である.
2008 .9.17
オオゴキブリ科Panesthiidaeのマット交換
朽木内に穿入して生活をするオオゴキブリ科のゴキブリは,生活の大半を材中に潜ってすごしている.
その生活や形態は,害虫として嫌われるゴキブリとは少し違い,
屋外の森や林の林床で人目に触れくことなくひっそりと生活している.
日本国内にはオオゴキブリ属が2種,
クチキゴキブリ属が3種生息している.

これはオオゴキブリ♂成虫.
クロいが全体艶が無く,翅も硬い皮状で,
まだこれは翅があるが,羽化後いつしか翅はボロボロになり短くなってしまう.

これは翅がだいぶ無くなって来たヤエヤマオオゴキブリ.
理由は雌雄で齧りあうとか様々言われているが良く判っておらず,
今後の研究が待たれる.

こちらはタイワンクチキゴキブリ成虫.
翅が最初から短い.





















































