ゴキブログ

2008 .5.22

サツマゴキブリ 産仔

カテゴリー:サツマゴキブリ

3月25日に卵を排出している個体を見つけた.
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卵鞘は産み捨てられるものと違い卵殻が薄く,中の卵が良く確認出来る.
数えてみると片側で19まで数える事が出来る.
そして,昨日.
別容器に移して管理していたら,幼虫がいるのに気づいた.
卵鞘収納より約45日後である.
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幼虫の数は40匹.
チャバネゴキブリの卵鞘からほぼ同数の幼虫が出てくる事から,
野ゴキとは言え,増えるわけである.

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  1. 鹿児島県産 より:

    質問なのですが、この卵鞘を一度出す行為の意味はわかりますか?

  2. 小松 より:

    こんにちは.
    これは卵胎生のゴキブリは全て行います.
    卵鞘を作る器官と,保育する袋が別にあるため,一旦卵鞘を体外に出さないと,保育嚢に収納できません.生み出すときは縦で排出し,収納する時は横にして体内に取り込みます.チャバネゴキブリは孵化まで卵鞘を腹端に保持していることは有名ですが,チャバネ個生み出すときは縦で,保持は横向きとなっています.
    これは,卵胎生に移行する中間形とも言われています.

  3. 鹿児島県産 より:

    そうか、だから解剖のときに時期が早いときは袋につつまれて卵鞘がでてこなくて、最近解剖した時にはツルンと卵鞘がでてきたんですね。最近の方が卵鞘が白みがかってたのは成熟しかけていたからなんでしょう。貴重な話ありがとうございます。そういえば観察してたら卵鞘が横になってました。四時間くらいかかったんで何のためにやってるのかなー?とわかりませんでした。あと、臓器のなかにやたらと変なのがいたんですが、多分片方は腺虫なんですが、片方はコケシのような形のものが大量でした。なんだかわかりませんか?

  4. 小松 より:

    鹿児島県産さん,こんにちは.
    ゴキブリの卵胎生の仕組みは興味深いことが多いです.見ていて飽きないですね.
    体内の寄生虫類は,クロゴキブリなどは腸管内に線虫などが報告されていますし,野外採集品を飼育していると.たまに出てきたりしてますね.
    肉眼で確認できるこけし状のものは,発育途中の卵などはそのように見えることがありますが,生きているとなると記憶にありません.
    顕微鏡で拡大すると原虫のようなゾウリムシみたいな生物が見つかることはあります.

  5. 鹿児島県産 より:

    こんにちは。またまた質問があるのですが、、、
    最近サツマゴキブリのメスの卵鞘の状態を調べるために解剖していたら、つるんとまとまっている卵とバラバラになっている卵をもっているものがありました。
    どうやら、まとまっている卵は若虫の眼なども出来ていて、生まれる前だと思うのですが、バラバラの卵は特になにもできていません。
    これは、ゴキブリの卵ははじめはバラバラにお腹の中に持っていて、それをまとめるために一回卵鞘を外に出すという行動をして袋詰めをしてから引っ込める際に保育嚢に移すという行動をしているという解釈は正しいのでしょうか?
    そういう基礎的な文献がなくてわからないのですが、もしもわかっていたら教えてください。

  6. 小松 より:

    こんばんは.
    ■ゴキブリの卵ははじめはバラバラにお腹の中に持っていて、それをまとめるために一回卵鞘を外に出すという行動をして袋詰めをしてから引っ込める際に保育嚢に移すという行動をしているという解釈は正しいのでしょうか?
    卵胎生の産卵段階は,私も詳しく知りません.
    しかし,通常は,産卵管から出てくるときは並んで出てくるはずです.解剖して確認した場所が,輸卵管内であればバラバラになっています.整然と並んでいれば保育嚢の中だと思います.
    しかし,保育嚢内でも死卵になった場合はバラバラになり短時間で排出されるはずです.
    なお,このことに関しては,文献等を確認していないので,正しいかはわかりません.

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