ゴキブログ

2007 .9.10

クロゴキブリ雌雄

カテゴリー:クロゴキブリ

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左が♀,右が♂.
背面から見た雌の特徴として,全体的に大きく腹端部が前翅端を越えて露出して見える.♂は翅端の内側で終わる.ゴキブリの世界も雄より雌の方が貫禄がある.
前胸背板は幅広く大きい.
ワモンゴキブリ同様腹面より見ると分かり易い.
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左が♀,右が♂
生命を宿している立派な腹部である.

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  1. Escherichia coli より:

    僕もゴキブリ飼ってます。 
    僕はまだ家採集だけなのでクロゴキブリしかまだ飼っていないのですが、いずれ海外のゴキブリも飼ってみたいと思います。

  2. 小松 より:

    Escherichia coli さん こんにちは.
    なかなかしびれるnameですね.
    国内のゴキブリは現在52種と言われています.
    家採集のゴキブリからスタートできるのでしたら,少し屋外を探すと外国種に負けないすばらしいゴキブリが見つかるかもしれません.
    是非探してみてください.
    これからもよろしくお願いします.

  3. Escherichia coli より:

    お返事ありがとうございます。 僕は、去年ぐらいから、山で朽木を見るたびにオオゴキブリを探しているのですが、見つかるのはいつも甲虫類の幼虫ばかりで・・・・。ちなみにいつも見つけて探す朽木はクヌギなどなのですが、これといった木の種類はありますでしょうか?

  4. 小松 より:

    Escherichia coli さん こんばんは.
    オオゴキブリに限らず,モリチャバネ・ヤマトゴキブリなども生息密度の低い場所では,なかなか見つかりません.
    こればかりはどこが多いとか中々わからないと思います.
    そのエリアの自然に詳しい人の(自然史博物館等)情報を入手していくと,意外な種が生息している事があると思います.
    私も知らない土地にゴキ採集に行く時は,様々な情報を事前にインターネットや書籍により入手し,出かけます.

  5. Escherichia coli より:

    こんばんは、 ゴキブリ飼育の事なんですが、僕は基本ダンボールを上からかぶせて常時暗闇の状態で飼育しているのですが、そのせいか、変態が遅くなっているように思います。というより成長がストップしたように思えます。栄養不足の可能性もあるのですが・・・・。
    昆虫類において成長と光に何か関係はあるのでしょうか?

  6. 小松 より:

    Escherichia coli さん今晩は.
    ワモンゴキブリなどの熱帯種は,餌と温度をかければ,マンホールのような1年中暗闇でもどんどん成長します.
    一方,北方種のクロゴキブリは,幼虫が加齢する過程で,越冬を利用し翌春の齢合わせを行ないます.
    従って,餌や温度を与えても,成長がストップする時期が来ます.
    その引き金になるのは光よりも低温環境だったと思います.
    しかし,通年を通して,加温した状態で飼育すると,そのメリハリがなくなってくるようです.
    それほど気にする事は無いと思います.

  7. Escherichia coli より:

    こんばんは、 オオゴキブリについてですが、オオゴキブリは家族生活をしているらしいのですが、卵胎生によって生まれた幼虫にはどれくらいで木のセルロースを分解できる微生物(細菌?)が消化管に寄生するのでしょうか? 木のセルロースを分解することが出来るまでは、幼虫同士共食いしたり、親を襲うってことはあるのでしょうか?

  8. 小松 より:

    こんばんは.
    オオゴキブリは,様々な方面の研究者が生態等を研究しています.
    その中にセルロース分解の論文もいくつかありましたが,いますぐに出てきません.
    しかし,確か生まれ出た直後に親の腸内由来の糞状物質を食べるはずです.
    その時に微生物が仔の体内に入るシステムになっていたと思います.
    幼虫同士の共食いや生きている親を仔が襲う事は無いと思います.
    死亡した親を食べるのはいくつもの種で確認しています.

  9. Escherichia coli より:

    こんばんは セルロース分解について腸内共生生物の分解のほかに酵素セルラーゼがあるみたいで・・・。
    あと、無翅ゴキブリについてですが、行動範囲が飛べない分限られていると思うのですが、それが原因でザトウムシみたいに地理的分化が進んでいると思うのですが、現在の無翅ゴキブリはかつては翅があったのでしょうか?

  10. 小松 より:

    Escherichia coli さん こんにちは.
    腸内微生物は苦手です(笑).
    Escherichia coli さんの方が間違いなく詳しいです.
    無翅(短翅)に限らず,立派な翅があっても飛べない種が殆どです.
    この傾向は害虫種に多いように思えます.
    日本国内の例ですと,野外種は,少しは飛べますが山や川があると移動には苦労するでしょう.
    モリチャバネなど飛びますが,各地の個体を見ると,形態的に地理的分化が進んでいそうにも思えます.
    外国には無翅(短翅)類は沢山の種がいると思われます.
    それらは,ちゃんと調べれば沢山の種が見つかるのではないでしょうか.
    ゴキブリの翅は現在退化方向に向かっているといわれています.
    現に蝶などの翅は翅脈の個体変異がないそうですが,ゴキブリは種によりますが3匹見たら全部違う事もあります.
    大昔はゴキブリも大空をトンボのように飛んでいたのではないでしょうか.

  11. Escherichia coli より:

    こんにちは 僕も大腸菌の名を使ってますが、実際は、腸内微生物の事をあまり知りません。 
    あと、ヨロイモグラゴキブリとかを見ていたら、不完全変態昆虫というよりむしろトビムシやシミといった無変態昆虫の方に属するようにも思えます。

  12. 小松 より:

    こんばんは.
    確かに形態は全く変わらないように見えますね.
    最近分類を齧り始めたのですが,ゴキブリの分類も様々なアプローチがあり,奥が深いです.

  13. Escherichia coli より:

    こんばんは 
    僕も分類が好きで生物の分類表ずっとを見ていても飽きないぐらいです。 
    かつてはシロアリも等翅目として分類されていたみたいなんですが、最近はゴキブリ目に含められるようになったみたいなんですが、その理由はやっぱりDNAの塩基配列とかが決め手となったのでしょうか?

  14. 小松 より:

    こんばんは.
    理由までは私も理解していませんでした.
    一応系統解析の結果となっているので,DNAあたりの研究と思いますが,今度論文を入手して,読んで見ます.(時間かかりそうですが)

  15. ゴキブリ より:

    ゴキブリペットにします

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