« 2007年08月 | メイン | 2007年10月 »

2007年09月28日

ワモンゴキブリ卵鞘貼り付け

ワモンゴキブリが卵鞘を口にくわえ,うろうろしている個体を見つけたので観察した.
%E3%83%AF%E3%83%A2%E3%83%B3%E8%B2%BC%E3%82%8A%E4%BB%98%E3%81%91.JPG
よく言われるトコの物に貼り付けようとしているところだと思われたが,気に入ったところが見つからないのか,私の視線が気になるのかいっこうに貼り付けない.
%E3%83%AF%E3%83%A2%E3%83%B3%E8%B2%BC%E3%82%8A%E4%BB%98%E3%81%91%20%281%29.JPG
口からの分泌物を付けているところ.
ようやくどこかに,と思ったがやはりうろうろ.
%E3%83%AF%E3%83%A2%E3%83%B3%E8%B2%BC%E3%82%8A%E4%BB%98%E3%81%91%20%282%29.JPG

最終的に餌の上に放棄したというか,貼り付けたというか・・・・.
翌日,確認したら食べられて卵鞘下側面だけ残っていた・・・・・.

2007年09月27日

炭カルの欠点

炭酸カルシウムをゴキブリ登攀防止に良いといったが,一応重大?な欠点もある.
1.高密度で飼育している場合や,垂直面を登りたがる種の場合,こまめに見ていないと写真の様に炭カルがすれて無くなり,すごい事となる.
%E7%82%AD%E3%82%AB%E3%83%AB%E6%AC%A0%E7%82%B9.JPG
写真正面のケージ内面に塗った炭カルが全て落ちており,そこより天井面に這い上がってしまった.
2.ケージ内が炭カルにより白くなり,見た目が汚くなる.
%E7%82%AD%E3%82%AB%E3%83%AB%E6%AC%A0%E7%82%B9%20%281%29.JPG
それでもやはり油系の物より良いと思う.

2007年09月26日

沖縄の生き物 その2

帰る当日,時間調整で首里城に立ち寄った.
ここでもフタテンコバネ幼虫がいた.何処にでもいる.
目に付いたのは花に来ていたスズメガの1種.
クロホウジャク??ガ類は素人なので間違っていたらごめんなさい.
%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%9B%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AF%EF%BC%9F.JPG
今のデジカメは私の様な素人でも手軽に,この様な写真が簡単に撮れてしまう.

2007年09月25日

沖縄のその他の生き物 その1

○座○のトイレ内は結構色んな昆虫がいた.
入口ベンチに張り付いていた,アシヒダナメクジ.
%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%92%E3%83%80.JPG
伸びた長さは10㎝近くあった様な.
しかし,トイレでこれの写真を撮るのはみんな見ているので,結構辛いものがある.
あと,男子用小便器に小さなカマキリがいた.これも写真を撮ろうと思ったが,たぶん使えないと思いやめた.
%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%B4%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%A9.JPG
帰り際,駐車場奥の茂みにオオゴマダラが群れで飛び交っているのを発見.
私,幼少の頃はチョウ小僧であったので,感動して茂みの中まで入って,しばらく見とれていた.気が付くとものすごい蚊の大群に囲まれていて,写真を撮るだけとって退散した.

2007年09月21日

沖縄ゴキブリ採集 その4

沖縄で採集したゴキブリ達続き.
フタテンコバネを採集したところにいたリュウキュウモリゴキブリ成虫♀.
%E6%B2%96%E7%94%A3%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%82%A6.JPG
各産地を持っているが,やはり自分で見つけると嬉しい.
すでに卵鞘を1ヶ産み落とした.
同じところに,ミナミヒラタらしき幼虫も目撃したのだが,捕獲できなかった.

2007年09月20日

沖縄ゴキブリ採集 その3

沖縄で採集したゴキブリ達その次である.
昼食を取りに入ったお店の駐車場横の側溝のゴミをどけたらいた.
最初はいるはずのないマダラ幼虫でもいたら奇跡と思ったが,まさかオガサワラゴキブリ幼虫が水中にいるとは思わなかった.
%E6%8E%92%E6%B0%B4%E5%B0%8F%E7%AC%A0%E5%8E%9F.JPG
写真中央にプカと浮いている.飼育しているときは,超乾燥状態で普通に増えるが,結構水も好きなのかも知れない.

ヒメチャバネ幼虫
%E6%B2%96%E7%94%A3%E3%83%92%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%A3.JPG
この種は何処にでもいた.
新しく埋め立てられた宅地のちょっとした枯れ草溜まり.ゴミの下など.
しかし,夏は動きが素早く捕獲はコツがわからないと辛いかもしてない.
しかも観光スタイルでごそごそしたので,蚊に吸血されまくった.

2007年09月19日

沖縄ゴキブリ採集 その2

沖縄で採集したゴキブリ達である.
フタテンコバネゴキブリ(と思われる)幼虫.
%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%8D.JPG
写真中央に1匹写っているがおわかり頂けるだろうか.
採集しているとき,一見クロゴキブリ1齢幼虫に見えたが,よく見ると全然違う.

○座○トイレ壁面に付着していた卵鞘.
%E4%B8%87%E5%BA%A7%E6%AF%9B%E5%8D%B5%E9%9E%98.JPG
はたして孵化してくれるだろうか?
ゴキブリやカマキリの卵(卵鞘)は1個発見すればそれだけで数ペア確保できる効率の良い昆虫です.皆さんも探してみてはいかがでしょう.

2007年09月18日

沖縄ゴキブリ採集 その1

先週沖縄に所用の為行ってきた.
沖縄と言えば日本産ゴキブリの約半数近くが生息するあこがれの地.
行く前から夢は広がるが実際採取出来る時間が余り無い.盛口満著「わっ、ゴキブリだ!」によるところの最新情報では,沖縄には26種生息しているらしい.
本を読みながらポイントのイメージを作り,地図と合わせて時間を有効に使う様に行程を組んだ.
結果は?
2日のうち1日は全日大雨,しかし,2日目は天気予報では雨だったのだが何とか晴れ.
総採集時間1時間.
捕獲実績
1.フタテンコバネゴキブリ幼虫(初めて見たので確信はないが) 
2.ヒメチャバネゴキブリ幼虫(オキナワチャバネではないと思うが)
3.リュウキュウモリゴキブリ♀成虫 2頭
4.オガサワラゴキブリ 1頭(沖縄産は以前とったので写真のみ)
5.クロゴキブリ幼虫と思う(未同定)
6.ウスヒラタゴキブリと期待する卵鞘 1ヶ
さすが沖縄,1時間でこんなに捕れる.関東では絶対無理な種数である.
採集した環境は下の様な場所です.
%E6%8E%A1%E9%9B%86%E5%9C%B0%E5%A4%96%E8%A6%8B.JPG
もっと近寄ると
%E6%8E%A1%E9%9B%86%E5%9C%B0.JPG
クロゴキ幼虫はスーパーの駐車場内.
ウスヒラタらしい卵鞘は有名な景勝地○座○のトイレ壁面に付着していた.孵化するか・・・.
楽しみである.

2007年09月14日

クロゴキブリの駆除

クロゴキブリの駆除に関しては,前回ご説明した様に,発生(生息)環境がまちまちな為,こうすれば良いと言う決まった方法はない.
自分の所の発生(生息)環境を調べ,生息している箇所を無くしながら生息数を減らすようにする.
生息箇所を無くす方法の例として,家のまわりの整理整頓,餌になりやすい物を置かない様にする等を行い,必要があれば殺虫剤の使用も検討する.
%E3%82%8D%E3%83%BC%E3%81%A1%E3%81%A8%E5%90%84%E7%A8%AE%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.jpg
生息数を減らす方法は,ゴキブリトラップが様々な種類が出ているので,誘引剤付きを選び,出没する箇所に多めに設置する.トラップを使った捕獲法は,チャバネゴキブリの様に何千,何万と生息する種は根絶までトラップで捕獲するのは不可能だが,クロゴキブリの様に,侵入初期の頃は早々増えないので,ローチトラップでも根絶は可能と思う.
その他,ホウ酸団子や各種ゴキブリ毒餌等も真面目に設置すれば効果はある.
見なくなってきたからと言って,止めるのではなくしばらく継続して行うと良い結果が出る.

2007年09月13日

クロゴキブリ生息場所

本種が生息している環境は,屋外では共用ゴミ置き場周辺のコンクリート割れ目,建物周りに放棄してある粗大ゴミ,残材の隙間や内部などが多く,他にも庭木等樹木の樹皮下など昼間暗く,じめっとしている場所である.
本種を街中で目視による探索をしていると,間違いなく怪しまれる為,ビンの内側にバター等を塗ってクッキーなどを入れておくと,ポイントが良ければ翌日捕れる.
%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%A8%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97.JPG
自動販売機が置かれている近辺も缶用ゴミ箱と自販機の熱で意外と捕れる.
%E8%87%AA%E8%B2%A9%E6%A9%9F%EF%BC%92.JPG
建築物内での主な生息場所は,マンションの場合一番多いのがゴミ置き場,ベランダに置いてある様々な荷物(特に植木鉢の裏等)のかげ,ベランダの雨水を流す配水管内部,建物外周の植え込み内部等々結構近くに潜んでいる.

一般住宅の場合は,床下から繋がっている箇所(台所・洗面所排水周り,押入,壁内に潜んでいると鴨居など)に潜み室内に飛び出して来る.

2007年09月12日

クロゴキブリ飼育方法

本種の飼育もゴキブリの中では簡単である.しかし,ワモンゴキブリなどの休眠しない熱帯産は1年もしないうちに色々なステージが一ケージ内に混生する様になるが,本種は加温して飼育しても休眠による成長が滞る時期があり,長く室内で飼育していると全ステージが揃うそうだが,私の手元にいる個体群は,春先は成虫がいなくなる.滅びるわけではないため,良いのだが,一年を通して成虫をストックする事はまだ難しい.
しかし,クロゴキブリ飼育の良いところは,言い換えればワモン・コワモン・トビイロ・イエ(スズキはまだ飼育した事がない)などの熱帯性のゴキブリに比べ成長に時間がかかる為,ゴキブリ飼育にはつきものの淘汰をする回数が少ない点である.

%E3%82%AF%E3%83%AD%E9%A3%BC%E8%82%B2.JPG
シェルターは成虫が入れる為,幅10㎜以上あった方がよい.
床替えは3,4ヶ月に1回やれば十分である.

2007年09月11日

クロゴキブリ幼虫

ゴキブリの問い合わせで多いのは,「茶色のゴキブリがいるが何の種か?」である.飲食店厨房内にいる茶色いゴキブリはチャバネゴキブリが多い.一方,住宅内にいる茶色いゴキブリはクロゴキブリ幼虫の事が多い.しかし,たまに住宅内でもチャバネゴキブリが生息していることもあるため,その情報だけではハッキリと判断できない.
下がクロゴキブリ幼虫である.
kuroro%20%281%29.JPG
チャバネである.
%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%90%E3%83%8D%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E3%80%80Blattella%20germanica%E3%80%80%28Linne%29%E3%80%80%EF%BC%91.jpg
周りにいるゴキブリの同定をしてみてはどうだろうか.

2007年09月10日

クロゴキブリ雌雄

%E3%82%AF%E3%83%AD%E8%83%8C%E9%9D%A2.JPG
左が♀,右が♂.
背面から見た雌の特徴として,全体的に大きく腹端部が前翅端を越えて露出して見える.♂は翅端の内側で終わる.ゴキブリの世界も雄より雌の方が貫禄がある.
前胸背板は幅広く大きい.
ワモンゴキブリ同様腹面より見ると分かり易い.
%E3%82%AF%E3%83%AD%E8%85%B9%E9%9D%A2.JPG
左が♀,右が♂
生命を宿している立派な腹部である.

2007年09月07日

クロゴキブリに似ているゴキブリ

この写真はPeriplaneta属♂成虫似たもの3兄弟である.わかるだろうか?
%E9%BB%92%E7%B3%BB%EF%BC%93%E5%85%84%E5%BC%9F.JPG
左からクロゴキブリ,ウルシゴキブリ,ヤマトゴキブリである.
こうしてみると,ヤマトゴキブリよりウルシゴキブリの方がクロゴキブリに似ているのがわかる.
しかし,上記3種が混生している地域は確認されていなく,混生している確率はクロとヤマトの組み合わせが殆どと思われる.従って見間違える可能性があるのは,クロとヤマトが一番事例としては多い.

簡単に違いを述べると,色つやはクロゴキブリの方が茶が強く,脂ぎっており,ウルシゴキブリは漆黒色をしている.ヤマトゴキブリはちょうどその中間と言ったところ.
前胸背板は,ウルシゴキブリが最も大きく形もずんぐりして真っ黒である.クロゴキブリも大きく幅があり,ヤマトゴキブリは小さくゴツゴツした表面とを持っている.

2007年09月06日

クロゴキブリは黒い?

クロゴキブリは黒いイメージがあるが幼虫は茶色で,成虫も前胸背は黒に見えるが,翅は茶色である.
%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%81%E3%83%A3.JPG
英名を Smoky-brown cockroach とする事から,外国の人から見ると黒には見えないのであろう.しかし,1齢幼虫は黒色に白いバンドが入る事から,間違っているとも言えないが,一般の人が1齢幼虫を見てクロゴキブリとわかる人は,あまりいないと思われる.
%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E3%80%80Periplneta%20fuliginosa%20%28Serville%29%E5%B9%BC%E8%99%AB%EF%BC%92.jpg
さらに,幼虫を見ても「クロゴキブリの幼虫だ」と判断できる人も余りいないと思われる.

私のところにも,異物混入の昆虫が同定として送られてくるが,ゴキブリなどは幼虫でもパーツでも結構何なのかわかるのだが,それが鱗翅目などの幼虫であった場合,時間ばかりかかって,種までたどり着けない事が多々ある.

2007年09月05日

秋のクロゴキブリPeriplaneta fuliginosa(Serville)

夏も終わりが近くなり,アブラゼミの鳴き声もどことなく弱々しく聞こえるちょうど今頃.都会では一つの害虫が目に付く様になる.
クロゴキブリ成虫である.
毎年夏の猛暑から朝晩が過ごしやすくなる時季,毎朝の通勤途中路上でやたらと本種の死骸を見る様になる.
%E3%82%AF%E3%83%AD.JPG
この写真も会社近くで今日見つけた物である.ちなみに♂であった.
クロゴキブリの屋外での越冬は,成虫で行われる事は少なく,冬を迎える前の寿命の尽きた成虫がこの頃より死に始めると考えられる.
%E3%82%AF%E3%83%AD%20%282%29.JPG
この写真はクロゴキブリが繁殖している室内の巣になっている箇所内部である.
老齢幼虫と成虫(卵鞘付き)が確認できる.

2007年09月04日

私のベストセラー

少し前に発売になった本である.カバーには
“寄生虫に恋してしまったドクター世界を往く” とある.
%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96.JPG
内容は,寄生虫を求めて地の果てまで取りに行く,寄生虫を愛するが故の仰天話.
また,寄生虫がまん延する地域での研究秘話等,読み出したら最後まで一気に読める.
あまり好かれない生き物を愛する者同士,非常に感動した本である.
是非,皆さんにも読んでいただきたい.
貴方の知らない世界がここにあります.

書籍名 : パラサイト・ラブ
著者  : 内田明彦
出版社 : メディカグローブ

2007年09月03日

ヒメマルゴキブリTrichoblatta pygmaea(Karny) 産仔

ヒメマルゴキブリ子連れである.
%E3%83%92%E3%83%A1%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E7%94%A3%E4%BB%94.JPG
本種は初齢幼虫を保護する行動をとる事が観察されているが,確かに一箇所で群れていた.生まれた数や性別はまだ確認していない.
以前,飼育したとき産仔までは行ったのであるが,結局滅ぼした事があり,今回はワイルド♀を入手,万全の体制でセットしていたのだが,昨日ついに子供を連れているのを発見.
生態等を解明したい.

Copyright©2007 CIC Inc All Right Reserved.