Eublaberus sp.
2025 .4.22
Eupolyphaga sp.
Eupolyphaga sp.
Eupolyphaga sinensis(シナゴキブリ)は雄が発生して両性生殖する種ですが,今回購入した種は♂が発生せず卵鞘を産んでます.
このことで,何人かのブリーダーに聞いたのですが,現在流通している種は♂は少ない?出ない?
とのことでした.
ということは単為生殖していることになります.
こちらは昔飼育していたEupolyphaga sinensis♀の写真です.
これは今の♀個体.
1方向からの写真だけなので,正確さにかけますが,sp.は前胸背板前縁が尖っていますが,E. sinensisは尖り感がないです.
また,全体茶色の毛が少ないように見えます.
このグループで単為生殖している種といえばPolyphaga saussureiとP.obscura が知られていますがそれとは明らかに違います.
今回卵鞘を回収したので孵化するか?
何が出るか観察したいと思います.
孵化するとすれば7~8月頃.
雌雄が確認しやすくなるのは中齢以降なので年末頃でしょうか.
お楽しみに.
2014 .12.5
Eublaberus sp. Pantanal のヤシガラ
Coconut husk mat of Eublaberus sp. Pantanal.
ヤシガラを床材として使用している種は,マットが糞や,死骸で満たされない限りあまり交換しないのだが,本種を含めた一部の種は,ヤシガラがこのように粉状になり,いかにも朽ちた状態になる.
ただ,床換えは虫体が大きいので,初齢幼虫も篩いで選分けられ楽である.
終わり.
こうして見ると,床換えの時にしか姿を見ないゴキブリだとあらためて思う.
2013 .2.22
Eublaberus sp.渇き
Eublaberus sp
水が切れていた.
数秒後には,こんな状態になっている.
水の臭いがわかるのでしょうか.
2011 .7.8
Eublaberus sp.
ペットローチとして流通しているEublaberus属の一種.
パンタナルに生息している種らしく,同定出来ていないだけか,本当にsp.なのかは不明.
本属は8種類ほど記載されているだけである.
有名な種は
Eublaberus prosticus.
Eublaberus distantii.
海外のサイトを見ると,もう一種“Ivory”なるものがいるようだが,地名だかは不明.
前胸背は黒班が結合し,ブラベラスのような大きな班となっている.
幼虫も前2種と若干異なり,黄班はなく,単色傾向にある.
全体色と艶は良く似ている.
これも丈夫で良く殖えそうな感じである.