キスジゴキブリ
2020 .9.28
小さな幼虫
Little nymphs
週末,M君からゴキブリを貰った.
本当は,もっと暑い時期の予定であったが,コロナで中々会えず今になった.
で,暑ければもっと採れたらしいのだが,残念ながら2匹.
狙いはキスジゴキブリなのだがはたして.
1匹目.
モリチャバネっぽい.
2匹目.
これは,キスジっぽい.
3齢にもなればわかると思うが,しばらく様子を見るしかない.
今回は,冬の採り方を伝授したので探してくれるそうだ.
この仲間を捕まえて来年繁殖できるように頑張ってね.
2019 .7.26
2種消滅
Two species disappear
キスジゴキブリ.
2017年夏に幼虫からはじめ昨年は成虫になりF1が取れた.
その幼虫が早春より羽化が始まり,卵鞘が孵化せず全滅.
サツマツチゴキブリ.
同じく2017年冬に幼虫と成虫で採集して2018年は幼虫が出るがその幼虫が取れずに全滅.
同じことを繰り返している自分が情けない.
今年も再チャレンジする予定だが,解決策はない.
2019 .4.24
キスジゴキブリ羽化
Emergence of the Symploce Striata striata
一斉に羽化を開始.
これの卵鞘が勝負ですね.
2019 .3.1
キスジゴキブリの越冬
Overwintering of the Symploce Striata striata
早いもので3月になりました.
来週は啓蟄.
様々な生き物の活動が開始されます.
昨年採集した野外種は,室内でも室温が一番低い場所においてあります.
本種もその一員.
中を確認すると,やはり昨年より数が減って言いました.
集合していたのはポットの中.
みな終齢に近い幼虫でした.
良い感じですね.
春の繁殖に向け,きれいに清掃しました.
2018 .3.26
キスジゴキブリの床換え
Cleaning of the breeding case of the Symploce Striata striata
今のところ順調に飼育できている.
死骸がまったくない.
小プラケでは手狭になったので,中プラケにランクアップ.
F1発生が楽しみである.
2018 .2.23
キスジゴキブリ幼虫
Nymphs of Symploce Striata striata
まだ野外品かF1なので元気そのもの.
室内では気温の低い場所においているが,すでに成虫が出ている.
モリゴキブリ属の幼虫は各種よく似ていて,細部の形態を観察しないと同定は無理だろう.
これらは,終齢に近い幼虫.
2017 .9.12
キスジゴキブリ若齢幼虫
Young instar of the Symploce striata striata
8月末にM君の自宅庭にて採れたてのモリチャバネ+キスジゴキブリを頂いた.
聞いたところでは,キスジの成虫がめっきり減り,モリチャバネ一色になってきているとのこと.
頂いたケースを見ても,モリチャバネ幼虫ばかり.
飼育室に持って帰り,しばらく眺めているとモリチャと違う幼虫がいることに気がついた.
左がキスジゴキブリ,右がモリチャバネゴキブリ若齢幼虫.
これでキスジ累代飼育の道が少し開けた.
2017 .7.20
キスジゴキブリとモリチャバネゴキブリ
Symploce Striata striata & Blattella nipponica
M君からもらいました.
庭にいっぱいいるそうです.
なんとすばらしいご自宅でしょう.
私が小笠原に行っていたので,しばらくキープしてもらっていたのですが,モリチャは元気ですが,キスジは半数ほど死亡していました.
この辺が,Blattella属と違いSymploceの難しいところだと思います.
2016 .5.24
キスジゴキブリ羽化
Emergence of a Symploce striata striata
昨年幼虫にて採集された個体群.
気が付けばほとんど羽化して卵鞘まで産んでいた.
こちらは新成虫.
2016 .3.9
キスジゴキブリ羽化
Emergence of Symploce striata Striata
キチャバネ同様,本種も室内でも寒い下段に置いていたが,羽化していた.
前胸背板の黄色いラインが綺麗です.
♂.
まだ,他は幼虫で沢山いるので,繁殖はできると思う.
関東で採取した個体は,冬寒くしたほうが調子良さそうだ.
そういえば,先週末は啓蟄だったんですね.
さあ,これからゴキブリシーズンがまた始まります.
2015 .6.3
横須賀のキスジゴキブリ
The Symploce striata Striata which was collected in Yokosuka
♂成虫.
栗色の綺麗なゴキブリです.
K田君が採って来てくれました.
一度行きたいと思っていたのですが,先を越されました.
幼虫.
大中小の幼虫が混ざっています.
越冬形態は鹿児島では幼虫しか見られませんでした.
こちらも同様だと思われます.
2010 .1.25
キスジゴキブリ 卵鞘
奈良県で採集されたキスジゴキブリ 卵鞘.
これも,オオモリゴキブリと同時期に産卵されたが,孵化せず今日に至った.
すでに孵化の見込みなく,標本とすることにした.
残念である.
本種の卵鞘は厚みが無く,薄っぺらい.
2007 .7.5
森の住人 キスジゴキブリ
今年の冬に鹿児島へ仕事で行った際,山に入り土中より掘り当てたのが本種の幼虫であった.同時にツチゴキブリ属の一種(未同定)他数種捕獲した.
採集時期が冬だったため動きも鈍く,夏であればおそらく捕獲出来なかったと思う.
キスジゴキブリ(Symploce Striata striata (Shiraki))
飼育はまだ成功していない.成虫は卵鞘は付けたものの,孵化せず.短命に終わった.現在同時期に捕獲した幼虫が頼みの綱である.