Gromphadorhina oblongonota 脱皮
前胸背中央より割れ始める.
前・中・後胸が出てくるまでは意外と早い.
もう一息.
しかし,この後全体が抜けるまで時間がかかる.
脱皮が始まって約30分後.
脱皮直後は真っ白だが何箇所か黒い箇所がある.
まずは良くご存知の複眼.
本種は他にも脛節の棘と爪.
そして,たぶん転節.
ちなみにこの個体は♀.
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前胸背中央より割れ始める.
前・中・後胸が出てくるまでは意外と早い.
もう一息.
しかし,この後全体が抜けるまで時間がかかる.
脱皮が始まって約30分後.
脱皮直後は真っ白だが何箇所か黒い箇所がある.
まずは良くご存知の複眼.
本種は他にも脛節の棘と爪.
そして,たぶん転節.
ちなみにこの個体は♀.
ゴキブリの実験材料に「かぼちゃ」をもらった.
余ったので,大型種のケージに入れて見た.
Archimandrita tesselata.
よく食べてくれる.
数時間後見ると,潜って食べている.
野外でも様々な果実を食べているのであろう.
大型種なだけにかぼちゃが良く似合う.
Blaberus giganteus .
Aeluropoda insignis.
Princisia vanwerebecki.
Gromphadorhina oblongonota.
どの種も,皮まで残さず無くなっていた.
家庭から出る生ゴミも少量であれば処理してくれそうだ.
ただし,一つ気になった事は,種によって糞が黄色くなり,人の糞の様相を呈することが分かった.
結果です.
洗う前.
首元にはダニの糞のような茶色い付着物が見える.
後.
透き通るような白い首筋となった.
もう1個体.
前.
後.
この脚と付け根の綺麗な事.
本種は背面は黒色で硬い外骨格を持っているが,腹面はこのように白く柔らかい皮膚を持っている.
さて,この作業,昨年末に実施し,本日まで1匹も脱落する事無く生きています.
駆除率に関しては,昨年洗った100匹近い個体の中より5匹抜き出し,調べたところ1個体に1匹ダニが付いていました.
即刻水洗行きとなりましたが,粘着綿棒なんかに比べたら時間もかからず,高い駆除率だと思います.
時間をかけて丁寧に洗えば100%の駆除も出来そうです.
ただし,この方法はあくまでダニを落とすのが目的で,ゴキブリの気持ちは何も考えていない方法なので,実行する時は自分の責任の下,ゴキブリと相談して洗ってやってください.
水温,水の質により悪影響が出ることも十分に考えられます.
このダニは,付着の仕方がPolyphaga aegypticaの顔面に付着したものとは全く違い,吸着力が無く徘徊しているので洗ってみた.
道具は100円均一で購入した絵筆(6)とか書いてある毛の柔らかめのもの.
まずはElliptorhina chopardi .
結構簡単にダニが落ちる.
次にGromphadorhina oblongonota
洗い方は前・中・後脚の裏側に水を当てながら筆で付け根をさらうように.
次に各節の合わさり目.
咽元・頭部頭頂と前胸背の隙間に筆でくすぐるように入念にブラッシング.
結構簡単に落ちます.
ちなみにここで使用している水道水は,東京台東区で供給されているもので,たぶん普通に塩素等は入っていると思います.
水温は8℃前後.
結構冷たいです.
冷たさがいいのか,最初は大暴れしますがすぐ動きが鈍くなり,洗い易くなります.
年末に気になり始めたこのダニ.
結構気になっており,あの後も何とかしようと考えていた.
触るとこのように手に付着するのはどうにも我慢できない.
と言う訳で,粘着綿棒で捕獲駆除を試みた.
良く付くが,ダニが大きく綿棒に付けた後に脱走する奴がいる.
一通り取った後に実体顕微鏡でチェック.
そして新しい容器に移し替える.
これではいつまでたっても終わらない!
特に,Gromphadorhina oblongonotaは大きい上に,恐らく100匹以上いるだろう.
次の方法は明日.
大きさ以外の違いは鋏角の形.
大きいダニの鋏角.
小さいダニの鋏角.
これは写真では分かり難い.
腹肛板の形.
腹肛板はダニの腹面下方にある肛門の周りの少し色が付いている三角形の部分.
大きいダニ.
真中に口のような楕円部がありその左右に毛が一本ずつ.
その周りにおたふくのような形が腹肛板.
小さいダニ.
こちらの方が分かりやすくギターを引く時のピックの形をしている.
恐らく両種とも同属だと思うが同定はまだ出来ていない.
駆除に関しては少し考えてみようと思う.
沢山寄生しているのは分かった.
では,ゴキブリ1匹に何匹寄生しているか?
気になったので調べてみた.
と言っても各1個体だけだが.
方法は70%エタノールを洗瓶にて吹きかけ洗い流す.
面白いようにダニがはがれて落ちてくる.
結果は
Elliptorhina chopardi (Lefeuvre) には73匹
Gromphadorhina oblongonota には39匹
結構寄生している.
ここで気が付いたのだが,本種のような小型マダゴキに付いているダニと,
Gromphadorhina oblongonotaのような大型種に付いているダニと大きさが違う.
右の大きい2匹はGromphadorhina oblongonota.
左の小さい2匹はElliptorhina chopardi (Lefeuvre)
どれもMAXの個体の比較である.
それぞれの拡大.
大きいダニ背面.
腹面.
小さいダニ背面.
同じく腹面.
Elliptorhina chopardi (Lefeuvre)
ドワーフヒッシングコックローチの水換えをしようとしたら,動く異物が目に止まった.
ダンボールのシェルターの上を徘徊しているダニ.
(この写真では見えない)
マダゴキ類を入手すると,結構普通に寄生しているのは気が付いていた.
しかし,宿主にはたいした影響は無さそうなので放置していたのだが・・.
少し気になってきた.
このダニは大きさが1mmほどあるので,ピンセットで潰すにはちょうど良い大きさだ.
また,粘着綿棒で捕まえるのも結構面白い.
このダニ潰しor 粘着綿棒捕獲,良い暇つぶしになるが,そんな事をやっている暇は全く無いのが現状.
実体顕微鏡で見てみると,「ゾッ」とする状態.
これはElliptorhina chopardi (Lefeuvre)の寄生状態.
こちらはGromphadorhina oblongonotaの寄生状態.
潰しがいのある付き方である.
以前 フルーツゴキブリ(Gromphadorhina portentosa)の出産を紹介した.
その際は,卵鞘を体外に放出した直後に仔が出てきたが,
今回 Gromphadorhina oblongonota は,明らかに腹端部の体内より一齢幼虫が出てきた.
ケース越しで判り難いが,卵鞘らしきものは見えない.
白い幼虫の下になにやら気になる動きをする中齢幼虫がいる.
よく見ると生まれたての幼虫を食べている.
おかしいと思い,ケース内の餌を見ると全く入っていなかった.
虫体が大きいので餌の消費が激しい.
ケース内より.
出産の行事は,発見してからあっという間に進行し,
終ったかと思った矢先,今度は出産した♀腹端より不透明なゼリー状の液体が噴出.
それに生まれ出たばかりの幼虫が群がり吸い取っている.
どうしてもケース内からは良く見えないが,幼虫以外に♂成虫も食べにきている.
成分としては,今後幼虫が生きて行くための必要成分が入っていると思うが,
成虫も食べにくるところを見ると,栄養価も高いのであろう.
見た目はミルクの様である.
一言に「マダガスカルゴキブリ」 といっても様々な種がいるようで,
国内にも10種類近くの「マダゴキ」が輸入されている.
本種もその一つ.
マダゴキの中でも大型になる種で,100mm超えもあるという.
重量,横幅もあり,つやのある体色が特徴.
また,前胸背の突起も巨大で,見た目のインパクトは大きい.
体長は,マダゴキの場合 伸びた状態と,縮んだ状態で結構差が出るので,
計測する時は,リラックス?させ「でれ」とした状態で撮ると大きく撮れる.