« キチャバネゴキブリ   |   メイン   |   クロゴキブリ »

2008年11月07日

キョウトゴキブリ床換え

床換えである.
本種はチャバネゴキブリのようにサイクルが短くないので頻繁には交換しないが,
排泄物にはアンモニア臭のような特殊な臭いがあり,今回写真を撮ったついでに,
交換した.

%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E5%BA%8A%E6%8F%9B%E3%81%88.JPG

する前.
特別なセットで飼育しているわけではない.

%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E5%BA%8A%E6%8F%9B%E3%81%88%20%281%29.JPG

ケースの下に堆積した排泄物.
他種に比べて白っぽくなる.

%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E5%BA%8A%E6%8F%9B%E3%81%88%20%282%29.JPG

さらさらしているので,これだけ捨てる手抜きも出来ないではないが,
衛生状態を考慮すると,たとえゴキブリでも清潔にして悪い事は無いと思う.

%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E5%BA%8A%E6%8F%9B%E3%81%88%20%283%29.JPG

これは,新しく準備したケースに,古いケースに取り残されたゴキを移しているところ.
ここで溜まった糞や,死骸を除去する.

%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E5%BA%8A%E6%8F%9B%E3%81%88%20%284%29.JPG

そして,完成.
綺麗.

2008年11月06日

キョウトゴキブリ雌雄腹端部

fukutann.JPG

♂の腹端部腹面.
細身の腹節がつながり,肛下板で少し張り出し,尾肢,尾突起を具える.

fukutann%20%281%29.JPG

♀の腹部腹端部腹面.
幅が広く尾突起は無い.
第8腹節は円くなり,他の大型の種の雌雄の違いのように,見分けは付けやすい.

私が本種を野外で最初に見たのは,もう20年ほど前.
関東のある工場のマンホール蓋を開けたら,小ぶりのヤマトゴキブリがいると駆除をしていた.
今から思うとあれがキョウトゴキブリであり,採集しておけば良かったと,後悔している.

2008年11月05日

キョウトゴキブリ卵鞘

1rannsyou.JPG

健康そうな卵鞘の大きさは7mm内外.

1rannsyou%20%281%29.JPG

しかし,他の大型のゴキブリの卵鞘に比べて大きさにむらがある.
飼育方法が悪いのか,自然界でもこうなのか.
過去のキョウトゴキブリに関する研究では,
卵鞘を生み付ける際にカムフラージュするとされている.
今回床換えを実施した際,結構な数の放置卵鞘を見つけた.
変な部位から曲がっていたり,極端に短かったり.
孵化せずに潰れていたり.
イエゴキブリの卵鞘を思い出す.

2008年11月04日

キョウトゴキブリ産卵

卵鞘を付けている♀.
今まさに産んでいる真っ最中である.

RIMG0030.JPG

腹部の方はまだ白い.

こちらは産み始めてだいぶ時間が経過した状態.

%E5%8D%B5%E9%9E%98.jpg

先ほどは卵鞘が縦になり隆起線が上部にあったが,こちらは横になっている.
後はどこかに生みつけるだけである.
チャバネゴキブリはこの状態で孵化直前まで保護する.

%E7%B8%A6%E7%94%A3%E3%81%BF.jpg

縦産み拡大.

%E6%A8%AA%E7%94%A3%E3%81%BF.jpg

横状態.
もうすぐ産み落とされる.

2008年10月31日

キョウトゴキブリ幼虫

初齢幼虫.

syorei.JPG

特徴のない小さな幼虫である.
初齢幼虫は,水場のミズゴケ内に潜伏していることが多い.

syorei%20%281%29.JPG

2齢幼虫.
やはりミズゴケ内にいる.
しかし,初齢幼虫全てが水場にいるわけでなく,
ダンボールシェルターにいる個体も沢山いる.

kyoutto%E7%B5%82%E9%BD%A2.JPG

終齢に近い幼虫.

2008年10月30日

キョウトゴキブリ

Family Blattellidae チャバネゴキブリ科
Subfamily Blattellinae チャバネゴキブリ亜科
Genus Asiablatta Asahina キョウトゴキブリ属
Asiablatta Kyotensis (Asahina) キョウトゴキブリ

体長 ♂ 14.5㎜~18.0㎜
 ♀ 16.0㎜~18.0㎜

日本産チャバネゴキブリ科の中では大型の種.
分布は朝比奈正二郎著「日本産ゴキブリ類」によると以下の通り.
京都市上京区烏丸下長者町1962,新潟県粟島1961,福岡,石川県小木1974,神奈川県川崎市味の素工場1974,京都市岡崎公園内市立動物園1972,滋賀県栗東町農業協同組合醤油工場1972,名古屋市1983.
近年,大阪や川崎の飲食店で希に発見されている.
本種は京都府レッドデータブックに登録されており,
ゴキブリの中では珍しい立場の種である.

%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E2%99%82.JPG

♂.
最近写真の取り方を教わりました.
自分ではだいぶましになったと思っております.

%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E2%99%80.JPG

♀.

%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%9A%E3%82%A2.JPG

ペア.
前胸背板を含めて体側が薄茶色に透けて見え,
全体の雰囲気として,熱帯産というより「和」の感じがする.

Copyright©2007 CIC Inc All Right Reserved.