モモタマナとクロゴキ
剪定済みのモモタマナ.
床に置いて目を放した隙にクロゴキが水を飲みに出てきたようだ.
この写真どこかで見たと思ったら,ポプラ社から出ている,海野和男/写真の「ゴキブリ」の表紙の写真に良く似ている.
クロゴキと言えど背景は自然が似合う.
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剪定済みのモモタマナ.
床に置いて目を放した隙にクロゴキが水を飲みに出てきたようだ.
この写真どこかで見たと思ったら,ポプラ社から出ている,海野和男/写真の「ゴキブリ」の表紙の写真に良く似ている.
クロゴキと言えど背景は自然が似合う.
標本はケースに入れたが,何を食われるか分からないので,トラップを被害のあった現場を中心に20個ほど設置した.
被害箇所近辺 1.
被害箇所近辺 2.
数日後,「被害箇所近辺 1.」でクロゴキブリ♂成虫捕獲.
こいつが犯人だろうか?
少し離れたトラップには卵鞘のみが産み落とされていた.
どうやって産んだのか?
まだ♀成虫がいる事だけはハッキリしている.
他にも,離れた場所で幼虫が捕まった.
結構いるのだろう.
鳥の調査で千葉県某所に夕方出かけていた.
鳥を見るのはどうしても空になるので,首が疲れる.
最近歳のせいか妙に肩がこる.
薄暗くなり,橋の欄干を見るとクロゴキがいる.
疲れも少しだけ消え,上手い具合に撮ろうと思うが.
こんな所でしょう.
フラッシュ無し.
そういえば先程この写真を撮影したカメラが壊れました.
修理も過去に5回ほど行い,もう限界でしょう.
新しいカメラを購入します.
新しいカメラで撮ると,飛翔も上手く撮影できるかもしれません.
夜仕事をしていると,事務所内を大きな蛾が飛んでいるのに気付いた.
最近ヤガ科に関して調査をしていたので,捕ろうと思ったらクロゴキであった.
クロゴキが飛ぶのは,クロゴキ大発生室内で殺虫剤を散布した時にはよく見たが,自然飛翔は始めてみた.

あわてて写真を撮ったが良く分からない.
写真の真中に薄い影が移っているがこれではダメだ.
しつこく追いかけ「飛べ飛べ」と追い立てるが,飛んだ時にカメラを構えたのでは遅すぎる.
姿は捕らえたが・・.
飛び立つ瞬間.
腕が悪いと思うが,カメラのせいにもしたくなる.
結構頻繁に見るようになってきた.
流し台近くで雌雄が徘徊.
前回使ったエアゾールを散布.
やはり逃げられた.
2匹いたが,雌は逃げられ雄のみ冷凍.
クロゴキは対象として大きすぎる.
夜,テラスに出ると,沢山いることに気づいた.
管理されていないゴキブリは少し困る.
抜本的な駆除を考えなければならないが,それはこの次として,とりあえずこの個体だけでも.
このフロアーは害虫類を飼育しているため殺虫剤は使えない.
と言う訳で,前から使ってみたかった殺虫成分の入っていないエアゾールを試す.
エアゾールの勢いで虫体が吹き飛ぶが動きをそぐ事は出来るようだ.
引っくり返っているうちに集中散布.
凍っている.
蘇生するかと思ったが,翌日もそこにひっくり返っていた.
壁にかけてあるガンを見るともなしに見ると,黒い見慣れたものがついている.
前回使ったのが約2ヶ月前だから,使用直後にこの部屋に♀が出没し,産卵したのだろう.
しかも,孵化している.
この前の天井の卵鞘といい,どうにかしなければ.
ネズミの調査に行ったのだが,地下に降りた際ついでにゴキブリ探索.
地下といえばワモンゴキブリが優先種だか.
ワモンでは無さそう.
成虫は見当たらず,中齢幼虫ばかり.
クロゴキブリに似ているが,終齢近い幼虫はワモンも特徴がはっきり出るが,中齢は外見だけでは分かり難い個体も多い.
そこで,その周りを探してみると,卵鞘発見.
これを見れば,一目瞭然.
クロゴキブリとわかる.
一応卵鞘はお持ち帰り.
孵化するだろうか?
この春,私の部署が引越ししました.
荷物の整理もやっとひと段落し私の机の上の天井を見上げると見慣れたものが.
ムム.
どう見ても卵鞘である.
脚立を持ってきて間近で確認すると,やはり間違いない.
孵化後のクロゴキブリの卵鞘.
ここから生まれた虫たちはどこで暮らしているやら.
今のところ,逃亡犯を捕獲するトラップにはクロゴキは捕まっていない.
もしかしたら相当古い卵鞘なのかも知れない.
プラケ壁面にて落ち着き無く足場を確かめている個体がいた.
節と節の間が広がり,今にも脱皮(羽化)が始まりそうである.
これは久しぶりに脱皮写真が取れると思い見ていたが,なかなか足場が決まらず,横向いたり忙しない.
少し目を放していると.
落ちていた.
また頑張って同じ場所に登っている.
何とか足場が決まったようだ.
脱皮開始.
と思ったらやはり落ちていた.
しかも仰向けで・・・.
しばらくそのままジッとしていたが,起き上がり翅を伸ばし始めた.
何とか上手く言ったようだ.
始まりから終りまで約2時間.
拍手.
先週の暖かかった日の午後.
いつもの屋上で洗い物をしようとすると,クロゴキブリを発見.
どこに潜んでいたのだろう.
日が傾きかけているが,まだ暖かい.
死んでいるかと思ったが,手に登ってくる力がある.
でも,動きは緩慢でクワガタほどのスピードも無い.
この位の動きであれば,ペットとして飼育する人も増えたかもしれない.
いた場所に戻してあげた.
この角度から見ると,スポーツカーのような低い重心に,
まっすぐ伸びたアンテナ.
棘の付いたプロテクターをまとった脚.
クワガタより格好が良いと思うのだが.
今年もまた,クロゴキ成虫を街角で見かけるようになった.
毎年のことであるが,夏の終わりを感じ少し寂しくなる.
いつもの実験室の屋上で這いながら★となった個体を発見.
まだ生きているようだ.
横から.
斜め前から.
後ろから.
腹端が薄いので♂と判る.
最後,上から.
いつもの屋外飼育室.
最近コップトラップや,コオロギ生け捕りトラップにクロゴキブリが殆ど入らない.
冬場の卵鞘撤去や,コップトラップの地道な駆除が功を奏したかと油断していたら,
あまり使わない扉の下に成虫が集合していた.
等間隔に整列している.
車間距離ならぬ,ゴキブリ間距離は触角の先端が他個体に触れる距離に近い.
飼育環境下ではこんな事はあり得ない.
拡大.
左から♀,♂,♀,♀でしょうか.
今年の新成虫たちであろう.
写真をとっていたら,この後,皆思い思いの方向へ逃げていきました.
この中の1♀がこの夏に生むと考えられる卵鞘数は少なく見て20個.
その1卵鞘より平均25匹の幼虫が孵化すると,
なんと1♀より500匹の幼虫が生まれる計算になります.
やはりゴキブリの駆除は本腰を入れないといつまでたっても終わりがなさそうです.
去年の年始はネズミ年と言うこともあり,ネズミと共にTVに出演させていただいた.
今年の干支は業務とはあまり関係なく(牛と関わるのは難しい),
代わりにと言っては何ですが,日本の国民的嫌われ者.
私が手塩に育てたクロゴキブリがドラマに出演した.
番組は日本TV 「リセット」第一話.
蓋を開けた食事から出てくるところ.
それが逃げ込むシーン.
この後どう現場を収めたか興味がある.
飼育室に行った際,階段にクロゴキブリが死んでいるのを見つけた.
先週来たときには無かったのだが.
と言う事は最近までじっと寒さに耐えて生きていたのであろう.
性別は♀.
大概はこのように引っくり返って死んでいる.
なぜかはこれを見れば判ると思うが,長い脚が体の中心線に向かって伸びながら硬直する為,安定する背面を下に向けてしまうからでる.
しかし,ごく稀に突っ伏して死んでいる個体もある.
数は少ないが毎年,1個体か2個体見かける.
コップトラップであるが,
前回ご紹介したときはクロゴキブリ捕獲で設置していたのだが,
その後の卵鞘回収や継続的な捕獲により,その生息数は激減した.
その為,最近はコオロギ捕獲用となっていたのだが,
また,首を突っ込んだ個体を発見した.
何を思い首を突っ込むのだろう.
今は内側にバターなどは塗っていないので,
ゴキブリ類は比較的簡単に脱出できるのだが.
今度は外さずに1週間放置しておいたが,脱出は不可能のようだ.
いつもの飼育室を掃除した際,クロゴキブリ卵鞘を拾い集めた.
約2年間分の孵化もしくは寄生された中身の無い卵鞘である.
(生きている卵鞘は別に保存し寄生蜂の出現を待っている)
上と下で別れているのは,上がカモフラージュ無し.
下があり.
右と左は,右が正常孵化,左は寄生.
総数145個のうち,無事孵化は117個.
寄生は28個.
約20%が寄生されていた事になる.
中には脱出口が2箇所ある卵鞘も僅かにあった.
ちなみに117個の卵鞘から孵化した幼虫は1卵鞘26匹孵化として,
なんと3,000匹以上.
どおりで沢山いるはずである.
ちなみに,ここで育った成虫が今度TV出演する予定である.
(カットされなければの話だが・・)
クロゴキブリ駆除の一環として,コップトラップを置いているのだが,
いろんな実験に使用した廃資材を使う為,このコップは横に穴が開いている.
今までこんな事は無かったが,1匹不自然な場所でもがいている幼虫を発見.
コップを持ち上げて見ても,もがくだけで逃げない.
よく見ると切れ込みに首を突っ込み,身動きできなくなっている.
正面より.
なんとも・・・・情けない.
引き抜いてやると,傷も付かずに抜けてきたので,
今年採集のクロゴキブリケージに入れることとした.
卵鞘の写真を取りつつ,駆除として卵鞘を撤去した.
すると窓に群れる小さな虫を発見.
ゴキブリコバチTetrastichus hagenowii (Ratzeburg)である.
本種は産み落とされた卵鞘に産卵し,約1ヶ月ほどで30前後の新たなハチが卵鞘横に穴を開けて脱出する.
寄生され,ゴキブリではなくハチが脱出した後の卵鞘.
小さな穴が横に開く.
稀に2つあいている卵鞘もある.

背面から拡大.

大きさは2㎜内外と非常に小さく,屋内だから発見しやすいが,
野外であれば発見は難しいだろう.
ここの部屋では,カムフラージュされている卵鞘より,
何も処理されていない卵鞘の方が多かった.
コンビに袋に貼り付けられた例.
プラスチック製の工具ケースに産み落とされた卵鞘.
なんと直射日光の当たる西側の窓の桟にも産んであるのを発見.
しかも,孵化している.
飼育室の一つで実験がひと段落したので,片付けをした.
ここは昆虫や爬虫類を扱っているので,殺虫剤は使用できない.
そのため,クロゴキブリ等が大発生してしまっている.
過去にコップトラップなど使った部屋である.
クロゴキブリは卵鞘を産み落とすときは,近くの素材を使用して,
カムフラージュを行う事が知られている.
天井のボードに産み落とされた卵鞘.
3連結である.
判り難いが,この卵鞘はコーキングボンドを使用している.
これはいろいろミックスされている.
近くにハエトリがいるが,クロゴキ幼虫を餌としてこのクモも増えている.
我々PCO(ペストコントロール技術者)の仕事は,
日夜,都市に生息・繁殖する衛生動物のコントロールにあるわけだが,
仕事も汚れる内容のものが多い.
当然ネズミの生息域に侵入して作業をすれば,イエダニと戯れる事も良くある.
そんなわけで,作業服をすぐに洗えるよう,営業所には必ず洗濯場がある.
私もネズミ飼育室で仕事をした作業服は,イエダニが付く為洗濯している.
先日,いつもの様に洗濯が終り,干そうと洗濯物を取り出していると,
槽の中に,クロゴキブリ成虫が横たわっているのを発見.
哀れクロゴキブリは洗剤でスッカリ油分を落とされ,
いつものなまめかしい艶は無くなり,
風呂上りのさっぱりした清潔感のある外観となっていた.
腹端部の形状より♂であることがわかる.
臭いも嗅いでみたが,少しクロゴキ臭はするが,殆んど気にならない.
これなら「ゴキブリだもん」のクロゴキかき揚げにしても,
おいしく食べられそうであった.
飼育施設内は一年中加温しているため,クロゴキブリが繁殖している.
最近,あまりにも増えすぎたので,掃除機による駆除を行っているが,
助けてくれる生き物もいる.
クロゴキブリ初齢幼虫を捕獲したハエトリグモ.

拡大.
自分と同じ大きさのゴキブリをくわえている.
アダンソンハエトリ♀でしょうか.
結構ハエトリも最近増えつつあるような気がする.
東京でアシダカグモが捕れれば,放飼しようと考えているが未だ見たことが無い.
従って,クロゴキ成虫は野放し状態であ
クロゴキブリの駆除に関しては,前回ご説明した様に,発生(生息)環境がまちまちな為,こうすれば良いと言う決まった方法はない.
自分の所の発生(生息)環境を調べ,生息している箇所を無くしながら生息数を減らすようにする.
生息箇所を無くす方法の例として,家のまわりの整理整頓,餌になりやすい物を置かない様にする等を行い,必要があれば殺虫剤の使用も検討する.

生息数を減らす方法は,ゴキブリトラップが様々な種類が出ているので,誘引剤付きを選び,出没する箇所に多めに設置する.トラップを使った捕獲法は,チャバネゴキブリの様に何千,何万と生息する種は根絶までトラップで捕獲するのは不可能だが,クロゴキブリの様に,侵入初期の頃は早々増えないので,ローチトラップでも根絶は可能と思う.
その他,ホウ酸団子や各種ゴキブリ毒餌等も真面目に設置すれば効果はある.
見なくなってきたからと言って,止めるのではなくしばらく継続して行うと良い結果が出る.
本種が生息している環境は,屋外では共用ゴミ置き場周辺のコンクリート割れ目,建物周りに放棄してある粗大ゴミ,残材の隙間や内部などが多く,他にも庭木等樹木の樹皮下など昼間暗く,じめっとしている場所である.
本種を街中で目視による探索をしていると,間違いなく怪しまれる為,ビンの内側にバター等を塗ってクッキーなどを入れておくと,ポイントが良ければ翌日捕れる.
自動販売機が置かれている近辺も缶用ゴミ箱と自販機の熱で意外と捕れる.
建築物内での主な生息場所は,マンションの場合一番多いのがゴミ置き場,ベランダに置いてある様々な荷物(特に植木鉢の裏等)のかげ,ベランダの雨水を流す配水管内部,建物外周の植え込み内部等々結構近くに潜んでいる.
一般住宅の場合は,床下から繋がっている箇所(台所・洗面所排水周り,押入,壁内に潜んでいると鴨居など)に潜み室内に飛び出して来る.
ゴキブリの問い合わせで多いのは,「茶色のゴキブリがいるが何の種か?」である.飲食店厨房内にいる茶色いゴキブリはチャバネゴキブリが多い.一方,住宅内にいる茶色いゴキブリはクロゴキブリ幼虫の事が多い.しかし,たまに住宅内でもチャバネゴキブリが生息していることもあるため,その情報だけではハッキリと判断できない.
下がクロゴキブリ幼虫である.
チャバネである.

周りにいるゴキブリの同定をしてみてはどうだろうか.
左が♀,右が♂.
背面から見た雌の特徴として,全体的に大きく腹端部が前翅端を越えて露出して見える.♂は翅端の内側で終わる.ゴキブリの世界も雄より雌の方が貫禄がある.
前胸背板は幅広く大きい.
ワモンゴキブリ同様腹面より見ると分かり易い.
左が♀,右が♂
生命を宿している立派な腹部である.
この写真はPeriplaneta属♂成虫似たもの3兄弟である.わかるだろうか?
左からクロゴキブリ,ウルシゴキブリ,ヤマトゴキブリである.
こうしてみると,ヤマトゴキブリよりウルシゴキブリの方がクロゴキブリに似ているのがわかる.
しかし,上記3種が混生している地域は確認されていなく,混生している確率はクロとヤマトの組み合わせが殆どと思われる.従って見間違える可能性があるのは,クロとヤマトが一番事例としては多い.
簡単に違いを述べると,色つやはクロゴキブリの方が茶が強く,脂ぎっており,ウルシゴキブリは漆黒色をしている.ヤマトゴキブリはちょうどその中間と言ったところ.
前胸背板は,ウルシゴキブリが最も大きく形もずんぐりして真っ黒である.クロゴキブリも大きく幅があり,ヤマトゴキブリは小さくゴツゴツした表面とを持っている.
クロゴキブリは黒いイメージがあるが幼虫は茶色で,成虫も前胸背は黒に見えるが,翅は茶色である.
英名を Smoky-brown cockroach とする事から,外国の人から見ると黒には見えないのであろう.しかし,1齢幼虫は黒色に白いバンドが入る事から,間違っているとも言えないが,一般の人が1齢幼虫を見てクロゴキブリとわかる人は,あまりいないと思われる.

さらに,幼虫を見ても「クロゴキブリの幼虫だ」と判断できる人も余りいないと思われる.
私のところにも,異物混入の昆虫が同定として送られてくるが,ゴキブリなどは幼虫でもパーツでも結構何なのかわかるのだが,それが鱗翅目などの幼虫であった場合,時間ばかりかかって,種までたどり着けない事が多々ある.
夏も終わりが近くなり,アブラゼミの鳴き声もどことなく弱々しく聞こえるちょうど今頃.都会では一つの害虫が目に付く様になる.
クロゴキブリ成虫である.
毎年夏の猛暑から朝晩が過ごしやすくなる時季,毎朝の通勤途中路上でやたらと本種の死骸を見る様になる.
この写真も会社近くで今日見つけた物である.ちなみに♂であった.
クロゴキブリの屋外での越冬は,成虫で行われる事は少なく,冬を迎える前の寿命の尽きた成虫がこの頃より死に始めると考えられる.
この写真はクロゴキブリが繁殖している室内の巣になっている箇所内部である.
老齢幼虫と成虫(卵鞘付き)が確認できる.