クロツヤゴキブリ
2026 .3.5
クロツヤゴキブリの卵鞘内卵数
Number of eggs in the ootheca of the Melanozosteria nitida

その1.
31卵あり,100%孵化してます.
これだけ見ると,幼虫が死亡するなんて想像できない孵化率です.

その2.こちらも31卵ありますが2個孵化せず.
ここで思わぬ来客者発見.
ツメダニ(ミナミツメダニ?)です.
明るいところが苦手なのか隠れてしまいました.
チリダニ類と比べて活発に動くので見ていても楽しいです.

その3.
28卵あり100%孵化.
残り2個は卵鞘割るときに綺麗にできなかったので写真割愛.
25と31卵でした.
孵化率各100%.
ここで「孵化率」についてややこしいので説明します.
今回5卵鞘を見ましたが,卵鞘の数から見ると5卵鞘中5卵鞘全てが孵化して100%.
1つの卵鞘から孵化して出てくる幼虫の孵化率(脱出率?)は100%,94%,100%,100%,100%で平均すると99%となります.
2026 .3.3
クロツヤゴキブリ
Melanozosteria nitida

1ケージ目.
卵鞘が孵化しないせいか若齢幼虫がいません.

新規が出ないので,死骸が増え虫体数は減るばかり.
また,以前このケージから採集し,殺菌した卵鞘も孵化しない.
やはりこの個体群は自然な状態ではないと思います.


こちらは2ケージ目.
少し成虫が多いです.

卵鞘も孵化していました.

こんな幼虫を野外で採集しても何のゴキブリだかさっぱりわかりませんね.

ただ,ケース内は相変わらず幼虫の死骸が散乱しているので床替えと同時にこちらのケージからも卵鞘を集めて殺菌しました.

床替え後.

集めた卵鞘.
線から左が未孵化,右が孵化済の空卵鞘.
空卵鞘は後から卵鞘内の卵数を数えたいと思います.
そして,左の未孵化卵鞘はゴミなどの付着物が少ない卵鞘を殺菌して再度保管しました.

なんとか健全コロニー造りたいです.
2025 .12.26
クロツヤゴキブリ卵鞘殺菌
Sterilization of Melanozosteria nitida oothecae


これはどう見てもおかしい.
まあ,飼育方法が悪いと言われればそれも当てはまるのだが,どうにも気になり年越さないうちにやりました.


まずは卵鞘の探索と採取.
どれもしなびた筋が入ったりぷりっぷりの卵鞘が少ない.

まずは加水したティッシュに乗せ卵鞘に付着している泥汚れをふやかします.

ふやかしたら,テーブルにぬらしたティッシュを敷きごしごし卵鞘が壊れない力加減で泥を落とします.

そして,適度に薄めたハイターに5秒ほど浸漬を3回程度行います.

終わった卵鞘.


ひとつひとつ通気口のあいた樹脂容器に入れ,それをさらに水を含ませたティッシュを入れた容器に入れ27℃前後で保管します.
本種の孵化期間が分からないのですが,2か月孵化しなければダメ卵鞘とする予定です.
さてさて皆さん.
今年ももうすぐ終わりです.
ゴキブログ,ゴキブログチャンネルを見て頂き有難うございました.
今年はどちらかというとネズミの研究に明け暮れた年でしたが,来年はゴキブリの新知見も沢山あるのでひとつひとつ発表していきたいと思います.
どうぞよろしくお願いします.
2025 .12.8
クロツヤゴキブリの飼育方法変更 2
Changes to the breeding method for the Melanozosteria nitida Part 2

前回飼育方法を替えた1ケージ.

炭カルも削れることなく,タッパーの床材に潜り込んでいる.
こちらの方が居心地よいのだろう.
と言う分けでもう1ケージも模様替えしました.

こちらは炭カル削れています.

段ボールシェルターもボロボロに食われています.

幼虫死骸も沢山.

復活して頂戴ね.
2025 .11.17
クロツヤゴキブリの飼育方法変更
Changes to the breeding method for the Melanozosteria nitida

1ケージ目.

ダンボールシェルターが原型が分からないほど食べられている.

2ケージ目.
こちらは種苗ポッドの方が美味しいのか,ダンボールは形をとどめている.


両ケージともに幼虫の死亡が発生している.
やはりどう考えてもおかしい.
折を見て卵鞘殺菌を計画したい.

とりあえず,1ケージだけ最初の飼育方法に戻したので差を見てみます.
2025 .10.23
クロツヤゴキブリ床替え後豹変
Melanozosteria nitida undergoes drastic change after Cleaning of breeding containers

床替えするまでは,炭カル突破の気配がなかったが,気が付いたら防虫紙に沢山張り付いていた.

床替えしてそう経っていないがこんな感じ.

水場で死亡している中齢幼虫.

ケージの底にはやはり幼虫死骸.

新しくしましたが,炭カル突破は仕方ないとして,幼虫死亡は気になります.
卵鞘が増えてきたら,卵鞘殺菌を検討します.
2025 .10.2
クロツヤゴキブリ初床替え
First cleaning of the Melanozosteria nitida breeding container
昨年夏に入手してから1年が経過しました.

おかげさまでわんさか増えています.



見ての通り本種の糞は粘性があり,壁面やシェルターにところかまわず出しまくるのでひどく汚れてしまいます.
この増え方から1ケージでよいと思ったのですが,ポツポツと幼虫の死亡が見られます.
多いと言う分けではなく,このようにわんさか増えるのですが万が一に備え2ケージ準備しました.


備えあれば憂いなし.
2025 .7.17
クロツヤゴキブリ♂
Adult Melanozosteria nitida

♂成虫が死亡しました.
まだ間もないので観察.
今年2月頃成虫が出ているので,成虫寿命としては5か月程でしょうか.

頭部顔面.
見事に真っ黒.

肛下板と後脚.
痛そうな尾突起です.

肛上板と尾肢.

前胸背板と翅.

背面全体.

寄り添う成虫.ペアでしょうか.

飼育しているゴキブリの中では,煮干しをよく食べる.
ヒメクロゴキブリと同じ感じ.
2025 .5.31
クロツヤゴキブリ幼虫
Nymphs of Melanozosteria nitida
孵化幼虫が増えて,2~3齢幼虫も出てきました.


水を散布すると出てきます.
これ以上大きく成長するとまた過密になりそうです.
過密飼育に耐えるのか,もう少し様子を見たいと思います.
それにしても刺激したときに出す臭気はすごいです.
なので,そっと扱ってます.
2025 .4.23
クロツヤゴキブリ孵化
Melanozosteria nitida hatching

飼育環境です.
セットしてまだ床替えはしていません.
産卵はじめていたのはご紹介しましたが,ついに孵化が確認できました.


10匹以上はいます.
とりあえずは卵鞘1個分程度かもしれません.

拡大.
大きさはクロゴキブリの1齢幼虫より少し大きい感じ.
雰囲気はEurycotis floridanaの幼虫に似ているように感じます.
ただ小さいくせに結構おしゃれ.
脚は全体淡褐色ですが,腿節基部や跗節の一部が黒色になり,将来の変化が楽しみです.
2025 .3.5
クロツヤゴキブリ産卵開始
Melanozosteria nitida began to lay eggs

♂成虫.

♀成虫.
まさにクロツヤですね.

とくれば卵鞘.
この細長い卵鞘は科が違うAnallacta methanoides に雰囲気が良く似ています.
あと本種の特徴として刺激したときに出す臭気.
こんなにすごいとは思わなかった.
Eurycotis floridanaによく似ています.
これがなければハンドリング楽しいですが結構きつい匂いです.
2025 .2.6
クロツヤゴキブリ
Melanozosteria nitida

やっとゴキブリらしくなってきました.

右♂,左♀.
多分成虫.
クロツヤというわりにはクロゴキブリの方が艶があると思います.
でも好きです.
本種が採集されたトカラの標本ラベル見ましたが,朝比奈博士が1965年に同定しています.
しかし,日本産ゴキブリ類には入れられていません.
謎です.
まあそれはそれでよし.

飼育はこんな感じ.





















































