ゴキブログ一覧
2023 .7.25
アオダイショウと一緒
With a Elaphe climacophora
脱皮しました.
向こうは思っていないかもしれませんが,友達です(笑).
今朝剥けたようで殻は柔らかく,綺麗な状態でした.
2023 .7.24
ヒメクロゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Sorineuchora nigra
前回いつ行ったか調べたが記録していなかった.
半年以上前だと思うが結構汚れてしまっている.
餌だまりの拡大.
リンゴは皮だけになり,煮干しも骨だけになっている.
この中をよく見ると,小さな幼虫が沢山隠れている.
シェルターであり,餌場でもあるようだ.
餌だまりは少しだけ整理しそのまま新しいケースの移設.
餌容器も綺麗なものはそのままとした.
2023 .7.21
飢えと渇き
Hunger and thirst
長い距離を移動してきた個体たち.
まずは水分補給.
比較的仲良く飲んでいます.
次は栄養補給.
こちらは取り合いになりました.
この固型飼料結構な重さあるのですが咥えて持ち上げています.
途中取り上げて重量量ると0.77gありました.
以前1.5gの体重のワモンが持ち上げた重量を計測したときは0.46gで自重の1/3の重さを持ち上げていたのですが,今回のこのウルシゴキブリの体重は1.46g.
すると自重の1/2の重さを口で持ち上げたことになりました.
すごい!
60㎏の人が30㎏を口で運べるか?
30㎏を調べると「電動アシスト自転車/ラッコ」とある.
電動アシスト自転車はかさばり,まあ口では咥えないだろうし,ラッコ?はさらに想像できないが逆に咬まれそうでいずれにせよ無理.
さすがゴキブリ.
2023 .7.20
殺菌トビイロゴキブリ
Sterilized Periplaneta brunnea
昨年8月に採卵し,殺菌した個体群ですが半数近くが成虫になりました.
幼虫の死亡はゼロ.
成虫が2個体死亡??してますが,一応解決として,古い個体群は淘汰しました.
時間がかかる作業ですが仕方ないですね.
2023 .7.19
ニュギニアヤリガタリクウズムシ孵化
Hatching of Platydemus manokwari
卵の孵化です.
映像ではすでに潰れていますが,少し前まで丸い状態でした.
長いので時間があるときに見てください.
映像は途中で切れていますが,最終的に6匹が孵化しました.
飼育は許可を得て行っています.
2023 .7.18
Decoralampra fulgencioi
Decoralampra fulgencioi
水はまだ入っていたが,ガーゼが劣化しガーゼ通り穴に隙間ができると虫体が入り込む.
今回も幼虫が入り込み,溺れているかと思ったが水浴中でした.
Epilamprinae亜科に含まれるだけあり,幼虫の水浴風景はどれもよく似ており腹端だけ出している.
気門は体の横に並んでおり,腹端部の気門だけ使っているのだろうか.
水容器の水苔内には複数の幼虫が潜り込んでいる.
2023 .7.13
Therea regularisが
Therea regularis……
採集した卵鞘がことごとくカビて孵化しなかった.
飼育容器で放置しすぎた感がある.
残っており虫体を集めると6匹のみ.
1匹は羽化失敗.
厚みがなくなった個体もおり,なんかどれもヤバそうな雰囲気.
改めて飼育環境を組みなおし,小プラケに移し,手元に置き復活を目指す.
入れている葉はコーヒーです.
2023 .7.13
「なないろ日和」出演 害虫編
“Nanairo Biyori” 2023 Pest Edition
左からマックンさん,私,藤原さん,長部アナ.
当たり前ですが,皆さん慣れており尊敬します.
プロの方達でした.
2023 .7.12
5階のクロゴキブリ
Periplaneta fuliginosa on 5th floor
2週間ほど前にこの階で見かけた個体だと思う.
その時はカメラもっていなかったので撮り逃がし,それ以降見ていなかった.
特に潰れた様子はないが,この時期に寿命は考えにくく,触角が切れているので何か物理的な外力が加わったのかもしれない.
2023 .7.11
ごめんなさいPrincisia vanwaerebekiでした
Princisia vanwaerebeki
久しぶりに大きな個体が出ました.
8㎝超えてます.
なんて暢気な場合ではなく,学名間違えていました.
こちらからコピペしている皆様,修正お願いします.
wの後にaが入り,そして,kの前のcが消えました.
P. vanwerebecki ➡ P. vanwaerebeki
このようにして,ゴキカブリがゴキブリになってしまったのです.
他の種も間違いあるかもしれないので見つけ次第修正します.
とりあえず,本種の本ブログ内は全て修正しました.
本当に申し訳ありません.
2023 .7.10
100均紙ポット
A 100-yen store’s paper pot
100均で見つけた紙ポット.
最近はこれだというものがなく,上の左のヤシガラ製苗ポットを使っていましたが,なんか繊維がけば立っていて今一つの感がありました.
ヤシガラ拡大.
紙ポット.
見た目は変わりませんね(笑).
しかし,触り心地は紙がソフトで私なら紙ポットに入ります.
さっそく使って結果を見てみます.
2023 .7.7
感染クロゴキブリ卵鞘孵化
Infected Periplaneta fuliginosa oothecae hatch
まずは殺菌していない卵鞘が孵化しました.
孵化まで46日.
少し長かったかなといったところ.
遅れていた殺菌卵鞘も1個孵化しましたが,最初に殺菌処理した卵鞘は孵化しません.
原因は分かりませんが,殺菌剤に暴露させる時間が長すぎたか濃度が高すぎた可能性があります.
殺菌済と未殺菌がそろったので,個別に飼育して結果を観察したいと思います.
2023 .7.6
Eucorydia forceps羽化
Eucorydia forceps emergence
やっと成虫ペアがそろったようです.
♂.
♀.
成長が遅いのか,なかなか増えてくれないです.
2023 .7.5
ニホンヤモリの住み家
Gecko hiding place
またいました.
雄なのでいつもの個体だと思います.
どこに潜んでいるのか日中探してみました.
外の壁面の結合部.
ここに隙間があるのはわかっていたのですが,穴の下に糞が落ちているのでここに潜んでいると思います.
コウモリもこんな場所に潜みますが糞に白い尿酸が付いているのでヤモリでしょう.
2023 .7.4
Blaberus craniiferやはり変
Blaberus craniifer’s condition is still strange.
成虫まで育っているのですが,また老齢幼虫で黒死する幼虫が発生してしまいました.
気味が悪いですね.
卵胎生だと卵鞘を殺菌できないし,打つ手を思いつきません.
死亡個体.
生きている個体.
とりあえず,死亡個体を排除して全て新設しましたが,他のBlaberus属やもしかするとBlaberinae亜科まで影響が出るかもしれないので,状況見てこのケースは処分を考えないとだめかもしれません.
この個体群は,おそらく日本に初めて入った時の系統だと思うのでどうにかしたいですが,悩ましいです.
2023 .7.3
ヤマトゴキブリ続々孵化
Periplaneta japonica hatch one after another
早いもので2023年も後半に突入しました.
本当に早い.
ボーっとしていたらあっという間に冬になりそう.
というわけでもなく,全然関係ないですが.
殺菌ヤマトゴキブリ卵鞘が続々孵化してます.
しかし,どれもスカッと全数孵化している卵鞘がない?
割って見るとなんとなく健全でない育ち方.
不調の原因はウイルスとかでなく別の問題のような気がします.
とはいえ,今回沢山の幼虫が取れたので,このグループで飼育し元親がどうなるか分けて観察したいと思います.
2023 .6.30
カシワマイマイ?の寄生蜂&寄生蠅
Parasitic wasps and flies on Lymantria Mathura
沖縄から届いたカシワマイマイの幼虫と蛹?
幼虫からはハエ幼虫が出てきたことはお伝えしました.
それも成虫となり,ついでに蛹からはハチが出てきました.
蛾の姿は見る事かないませんでした.
野外の鱗翅目幼虫の寄生率は高いですね.
で,こちらがハエ成虫.
ヤドリバエ科の一種だと思いますが種は分かりませんでした.
毛が長く,腐肉に誘引される種とは少し違います.
変わった形が多いので見るのは好きですが,種まで判定するのは私にはできないので,興味としては綺麗だな,珍しいなで終わってしまいます.
こちらがハチ,
寄生蜂も形が変わっており好きな昆虫ですがこれまた種は分かりません.
これらは昆虫の世界では普通に見られますが,同様に脊椎動物に寄生して内部を食い成長し,最後に宿主を殺して増殖する種がいたら恐ろしいです.
そう考えると,エイリアンって実在しても不思議ではないかなと思ってしまいます.
2023 .6.29
ワモンゴキブリの触角
Antennae of a Periplaneta americana
長い触角を絶えずふわふわ動かしながら,周りを見ているワモンですがこの個体は1本しかないですね.
数年このような単独飼育をしていますが,初めて見ました.
今まで通常通りの管理はしていたと思うのですが全然気が付きませんでした.
羽化の時に事故ったのかもしれません.
どうなっているか拡大したのですが分かるようでわからない.
どうやら柄節の先が欠損しているようです.
これだけ見事になくなっていると,やはり羽化の際に邪魔が入り丸ごと取れてしまったのかもしれません.
生活には支障はなさそうです.
2023 .6.28
ヒメチャバネゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Blattella lituricollis
昨年の10月に数匹採集した個体群ですがこんなになりました.
炭カルもかなり削られて突破寸前です.
これで約3ヵ月.
新しい容器.
まずは手で掴める物は先に移動.
その後,雪崩のような個体移しをして終わりです.
すごい数です.
2023 .6.27
トビイロゴキブリついに淘汰
Periplaneta brunnea culling
感染群はこんな状態になってしまいました.
相変わらず成虫でも短命で死亡します.
このまま放置してもおそらく卵鞘は少しは孵化して数は増えると思われます.
しかし,消毒群がこのように幼虫死亡が全くなくなり健全になったので感染群は淘汰しました.
これでトビイロの感染群は無くなりました.
後はクロが少し残っていますが近々なくなる予定です.
年内中には根絶宣言出せると思います.
2023 .6.26
アオダイショウの糞
Elaphe climacophora feces
続けてアオダイショウの糞.
あ~,汚い.
ここだけ少し難点ですね.
水の中にだけしてくれると良いのですが,そうもいかないようです.
でも臭いはすぐに掃除すればそれほどでもないですからOK.
ついでに体重を測りました.
容器が0.6㎏なので体重は600gほど.
体長はかわいそうなのでパス.
雌なのでこんな感じかと.
でも少し小柄ですかね.
以前飼育していた個体はこの倍ほどありました.
2019年に大人で捕獲されたので年齢は分かりませんがここにきて4年になりました.
2023 .6.23
ボールパイソン の糞
Python regius feces
水容器をひっくり返していました.
容器内水浸しです.
私のところでは,この行動は「糞をしたので気持ち悪いから新聞変えてくれ~」です.
その通りでした.
ここのところ一度に沢山は食べませんが,毎日1匹食べるようになりました.
運動しないと食欲もわかないでしょうからたまに運動させています.
ついでに体重も量りました.
2.8㎏.
1年前の計測では2.5㎏だったので少し増えています.
ところでボールパイソンの寿命ですが,10年という一応の目安があるようです.
実際にはネットで見ると20年以上は生きるようです.
この個体は2009年に幼蛇で回収されたので2009年生まれだと思います.
そうすると,今年で14歳.
一応平均数値は超えさせる事が出来ました.
まずは良かった.
2023 .6.22
殺菌したヤマトゴキブリ卵鞘2個目孵化
The second of the sterilized Periplaneta japonica ootheca hatched.
殺菌済み卵鞘の2個目が孵化しました.
前回は4匹で,どの卵鞘から孵化したかわかりませんでしたが,今回は10匹.
卵鞘内卵数で一般的に言われているのは12~16.
外観では12卵ですが,前回に続き少なめ.
やはり,何か普通ではないことが起こっているのかもしれません.
他の未孵化卵鞘はなんとなく期限切れているように見えます.
果たしてあとどれだけ孵化するか?
2023 .6.21
クマネズミの警戒心
Cautiousness of Black rat
約6ヵ月齢の♂クマネズミです.
この仕草が可愛い.
可愛いんですが,クマネズミの警戒心のすごさがこちら.
私がカメラ構えたとたん,この調子で動かなくなりました.
いつまでにらめっこが続くかわからないので切りましたが,10分,20分でもこの状態は続きます.
マウス,ラットはすぐに動き出します.
2023 .6.20
「なないろ日和」出演 ダニ編
Appeared in “Nanairo Biyori” Mite, 2023
今日はここ数年恒例になっている「なないろ日和」ダニ編で出演してきました.
タレントルームの看板です.
貰ってきました.
番組の内容は,恒例のことなので省略.
昨年は,ハマカーンのお二人とスタジオ記念撮影だったのですが,今回は浜谷さん,マックンさん,中原アナさん.
皆さん,ブログの写真使用を快く承諾いただきました.
笑顔が素晴らしい.
ほれちゃいますね.
私の普段の生活とは全く別の世界を経験する事が出来ました.
や~,楽しかったです.
2023 .6.19
アマミモリゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Episymploce amamiensis
飼育はじめて8年目ですがケージ汚くなっても弱気を全く見せない良い種です.
本種の炭カル消耗の特徴はこんな感じ.
おそらく,夜間ぶんぶん飛んで触れるのでこんなまばらな削れ方をするのだと思います.
樹皮シェルターは結構お気に入りのようで外も中も落ち着いた雰囲気です.
事後取るの忘れました.
綺麗になってます.
床替えで気を付けないといけないのは,蓋を開けておくと普通に飛び上がり逃走します.
気を付けましょう.
2023 .6.16
殺菌ヤマトゴキブリ孵化
Sterilized Periplaneta japonica ootheca Hatching
意外と早く孵化してました.
なんとなく痩せている.
もしかしたら日数経過しているかも.
数えたら4匹.
弱弱しい.
まだ孵化すると思うのだが,なんか心配.
こちらも今月中には大体はっきりするでしょう.
2023 .6.15
感染クロゴキブリ♀死亡
Infected Periplaneta fuliginosa ♀ died
意外と早かったです.
♂は羽化して1か月以内に大体死亡しました.
♀はもう少し頑張りましたが,卵鞘は5個しか生みませんでした.
殺菌処理が3個,無処理が1個.
この後孵化するか今月中には答えが出るでしょう.
2023 .6.14
窓外のニホンヤモリ
Gekko japonicus outside the window
2日に1回ほどは日没後にヤモリがいるか観察しているのだが,春先は続けて見れても夏になると見る機会が減ります.
そんなある日,三角の影.
やはり,中の誘虫灯に誘引されてこんな都会でも虫が来ているのを確認.
そして今日,久しぶりのヤモリ.
春の個体より一目瞭然でデカい.
4月.
そこで前回使った写真と比較したが比較するまでもなかった.
あの時の幼体がここまで大きくなることはないと思うので昨年の個体だと思います.
♂ですね.
4月の個体の父親かもしれません.
2023 .6.13
ゴキブリの個性
Characteristics of this Periplaneta furiginosa
このクロゴキブリ.
性格が他のクロゴキと違う.
最初は炭カル塗るときエタノール不足で弾いて塗れてないかと思ったが,毎回なのでやはり変.
他のクロゴキはこんなに激しく削らない.
さらに水ガーゼの引きずり.
これはワモンゴキブリの半数の系統で見られるが,近くのエサ入れまで引っ張って餌を水浸しにしてカビが出る.
というわけで,餌がカビるのが一番困るので,ワモンと同様間にシェルターかませて防止する.
ゴキブリにも個体群ごとに癖(個性)があるのです.