ゴキブログ

2012 .5.30

ワモンゴキブリ前胸背のバリエーション

カテゴリー:ワモンゴキブリ

The variation of the pattern of Pronotum of Periplaneta americana
waedsdkor-ef.jpg
全てワモンゴキブリである.
朝比奈(1997)にも,「前胸背の黄色輪状紋は変化著しく」とあり,この写真でもその違いがお分かり頂けると思う.
上段は輪状紋はオレンジ系,下段は白に近い色で,さらに大きな個体が出る系統と,小さな個体が多い系統も出来ている.
この違いは,採集場所ごとで現れており,いずれの飼育個体群も少数からの累代飼育であるため,場所での違いか,各個体群の親による違いか分からないが,何れにせよ面白い違いである.
ついでなんで車のような集合写真を.
waedsdkor-ef-2.jpg
waedsdkor-ef-1.jpg
なんか凄い.

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  1. きまぐれキリギリス より:

    こんにちは。ワモンゴキブリは5センチ近くになるみたいですね。自分の所には生息してないので生で一度もお目にかかりません。クロゴキブリも大きく見えますが実際は3センチぐらいしかないことを考えるとワモンの5センチはさぞかし迫力があるんだろうなあと思います。

  2. 小松 より:

    ワモンゴキブリの分布は北海道まで記録されています.
    主に,温室や温泉地ですがポイントが限られるので,かえって見つけやすいかもしれないです.
    1990年に行われたゴキブリコンテストに出品されたワモンが48ミリで世界チャンピオンになったそうです.
    ちなみにクロは39ミリ.
    たしかに,大きい個体は迫力が違います.

  3.