ゴキブログ

2009 .7.30

トルキスタンゴキブリ

カテゴリー:トルキスタンゴキブリ

トルキスタンゴキブリ Blatta(Shelfordella)lateralis別名 チュウトウゴキブリ
ペット業界では「レッドローチ」として爬虫類の餌に利用され,流通している.
私もオガサワラトカゲの飼育に大変重宝している.
成虫形態は,雌雄異形で♂は薄茶色の体色をしている.
%E5%9B%B3%EF%BC%92.jpg
本種に近似種のBlatta(Shelfordella)gussakovskiiという種もおり,
違いは,前翅基部に黄白色の条紋が無いなどで見分けが付く.らしい.
♀は濃茶色で短翅.
%E5%9B%B3%EF%BC%91.jpg
本種は,古くは1981年に初めて国内で生息が確認されて以来,
現在でも国内で害虫として定着している.
%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3-8.jpg
幼虫は雌雄同形態.
頭胸背面は明茶色.腹部は黒に近い濃茶色のツートンで見分けやすい.
過去に幼虫の同定依頼を受けた事もあり,
国内での分布拡大の恐れがあると思われる.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です